2006年07月26日

ナウル沈没…

以前から読みたかった「アホウドリの糞でできた国 ナウル共和国物語」を本屋で立ち読み。えへへ。
すげぇ国…絶句…その内容は想像を遥かに超えておりました。

さんご礁の上に、アホウドリの糞が堆積してできたと言われる小さな島。その堆積層には、肥料の原料になる燐鉱石がたくさん。人口は1万人程度なので、燐鉱石を輸出することで、税金はナシ、病院や学校はタダ、国民は働かず、外国から来た労働者が働いている国だったそうな。
ところが、考えればすぐわかること(なはず?)だけど、燐鉱石はいつかは枯渇する資源。それも近い将来と知ったナウルの人たちは、慌てふためくわけです。でも、基本的に働くことを知らないので、秘密銀行を作って世界中のアヤシイお金を集めていたりしたわけですが、それもあの9.11のテロをきっかけにテロリストの温床とされて破綻。全国民を移住させる計画が持ち上がるなど、「日本沈没」ならぬ「ナウル沈没」かいexclamationって思ってたら、地球温暖化で本当に沈没しそうな島らしいです。その上、働かず、太ることが美徳とされる文化も手伝って、食べてばかりで太っていった人々は、糖尿病をはじめとする生活習慣病にかかり放題。国を動かすべき議会の人たちも、みな不健康だったりして。

ツッコミどころ満載の国だけど、よその国のことだと笑ってられないような。一時期日本の統治下にあったこともあるようだし、どこか他人事とは思えないのでした。

著者の古田靖さんのブログに詳しく載っているので、興味のある方はそちらへどうぞ。

この本のイラストを描いている寄藤文平さんも好きなんですけど、この話はまたいつか。

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