2008年12月29日
東京ダモイ
東京ダモイ鏑木 連[著]/講談社
自費出版を手がける出版社に勤める槙野の元に、抑留体験を綴った俳句集を出したいとの話が入った。条件は本を出すにあたり、「自費出版ではあるが売れているために重版したとの広告を出してほしい。」とのことだった。自費出版は売れなくとも作っただけで出版社は儲かるため是が非でもその話をまとめてこいと言う。
取り敢えずその日は原稿の半分をもらって来た。
中身は抑留の過酷な体験が綴られ、要所要所に俳句が納められている。その頃、舞鶴港で、ロシア女性の水死体が上がった。
捕虜収容所での殺人事件と現在の殺人事件がからむ。
平成18年 第52回江戸川乱歩賞受賞作
この記事へのトラックバックURL
http://blogs.dion.ne.jp/a2k_turedure/tb.cgi/7946453
※半角英数字のみのトラックバックは受信されません。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

