2011年09月19日

言葉狩り

ちょっと遅きに失するが僕の選挙区の鉢呂経産大臣が就任間もなくクビになった。これっておかしいと思う。まるで言葉狩りだ。こんなことでクビになってたら政治家だれも本音を言わなくなってしまう。

日本の風土の偽善的いやらしさの表れだ。「死の街」って正鵠を射た表現だと思う。どうしてこれが問題発言なのかわからない。ほんとうに世の中バカが多過ぎて疲れる。

それから、もうひとつの「うつすぞ〜」の経緯は福島視察から帰った鉢呂にオフレコで記者たちが「その防災服、まだ洗ってないんですか!」と言ったら、鉢呂はちょっと悪ノリして、「うつすぞ〜」と言ってしまったらしい。

僕はこういうキャラって好きだ。少なくとも取り繕ったことしか言わない政治家よりも信用できる。巷では、やれ「大臣の重みを理解してない」とか、「福島の人たちのへの配慮に欠ける」とかの意見が多いが僕に言わせればそういうひとの方が偽善的だ。


原発といえば地元のバカサヨ新聞に、「原発の核廃棄物は半減期になるまで数万年、数十万年かかる。未来の人類に甚大な影響を及ぼす。地震が起きたらどうするのか?」とか書かれていた。数万年後はおろか千年後に人類なんて間違いなく滅びてるって(笑)

ちなみに、このバカサヨ新聞、JRの社長を殺したと言っていいほど感情剝き出しにJRを叩いていた。この新聞、旧国鉄清算事業団の闘争を全面的に支援してきたからだ。

話しちょっと横に逸れてしまった。人類の滅亡と云えば宇宙には文明をもった星って数え切れないほどあるはずだ。過去、現在さまざまな文明のレベルで。でも、文明というのは或る一定のレベルに達すると崩壊してしまうのが宿命だ。高度な文明が存在すれば尚更、滅亡も早い。

それに万が一、地震で放射能が漏れたとしても核廃棄物は地下300メートルぐらいの所に埋めるから人体にはそれほど影響ない。この「それほど」ってのも反対派に言わせれば「甚大」となるのだろう。


原発の放射線漏れよりも太陽からの紫外線や、細胞内で造られる活性酸素の方が癌を引き起こす可能性はるかに大きいらしい(科学誌「Newton」による)。また、原発に気とられて震災地の深刻さが霞んでしまったように思える。怪しいサヨクの連中がこれを機会に原発を政治利用しようとしてるのは明らかだ。

原発事故よりも今後の世界の人口爆発、干ばつ、発展途上国の生活向上による食糧問題の方がはるかに重大だ。 


ところで、久しぶりに「2ちゃんねる」を見にいった。原発、どんなふうに書かれてんのかと思って。ほんとうにネトウヨって相変わらずバカっていうか頭硬い。人間のクズみたいなのも多いし・・。 



Posted by ばか猫 at 16:51  |Comments(2)TrackBack(0) | 時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月20日

前記事の補足とか

例年のことですがお盆が過ぎ、すごしやすい季節になりました。短かった夏も終わり、少し淋しい気がします。暑い夏の夜のけだるさも好きだし・・。家内も「夏は一週間で終わってしまった・・」と嘆いてます。でも外での仕事の人たちはホッとしているでしょう。



☆ 家事とか食事について(補足)
前記事の『掃除は大嫌い』ってあるが台所廻りやトイレの掃除は嫌いじゃないです。家内からは「そんなにもしなくてもいいのに・・」といつも云われます。嫌いなのは部屋の掃除です。床の上の物が邪魔なせいだと思う。

それから「昼食なるべく食べないようにしている。ダイエットのため」 → 痩せているのにお腹だけ出ています。非常にカッコ悪い。お腹出てきたのは5〜6年前からです。一時、ウォーキングやってましたがバカらしくなってやめました。

ウォーキングと云っても猫ウオッチングも兼ねていました。でも北海道にはノラはほとんどいません。ノラは冬を越せないからです。札幌ではみんな家の中で飼ってます。でもウォーキングの道すがら数軒ですが庭先とか玄関先にいる猫と遊ぶのが楽しみでした。もちろん、滅多に遭えるわけではありませんが。傍目にはよっぽどの猫好きか、ちょっと頭のおかしい男に見えたでしょう。

それから、いかにもっていうジジィどものあの歩く姿は見苦しい(僕もジジィだが)。 特に、手を大きく振って歩くのはブザマだ。でも、どういうわけか最近、あのスタイルあまり見かけない。




☆ 近況(追記)
僕の部屋のテレビ、アナログ放送が終わっても地デジチューナーはつけなかった。まったくと言っていいほどテレビ見ないので。でも、なんとなくニュースを見たくなることある。で先日、地デジチューナーをつけました。BSも見れるタイプなので録画しておいた紀行番組などをときたま見ています。でも、BGMうるさい! 余計な演出だ。やめてほしい。

きのう見た「地球伝説:大航海:地球は楕円形であることを証明」とか「エコの作法:郡上八幡」は面白かった。


Posted by ばか猫 at 20:19  |Comments(5)TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月13日

近況(食事のこととか)

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カフェ・ドトール店内から




このところ、30度を超える夏日が続いてます。と言っても本州とは違い、夜には涼しい風が吹いてます。寒がりの家内はたいへん喜んでます。靴下&長袖はそのままですが・・。


普段、6時起床。コーヒーを飲みながら新聞を読む。6時半になったら息子を起こす(家内は10時ごろまで寝ている)。息子の朝ご飯をつくる(ほとんど毎日のように椎茸入りのベーコンエッグと紅茶。ときどき市販の赤飯)。7時半に息子を送り出す。

その後、台所廻りの清掃など諸々の家事。修理・修繕を含めてけっこうやることがある。洗濯はほとんどしない(やり方がいい加減と家内から非難されるので)。掃除は家内も僕も大嫌いなので床に埃が溜まってる。客は来ることないが来たらびっくりするだろう。


お昼頃、しばしば電車に乗り札幌駅まで行く。駅構内のドトールで200円のコーヒーを飲む。本などを読んだり、ボーとしている。店内、日中でも照明ぜんぶ点いている。明る過ぎる。



☆ このところ、カフェの中で散見したこと・・

・隣の席のゴルフ帽(ハゲ隠しのためだと思う)の60代か70代ぐらいのオッサン、ゴルフ雑誌みながら、老人にしばしば見られる口ピチャピチャを大きな音でやっていた。傲慢そうな顔つきだったのでガンをつけてやったら向こうもガンをつけてきた。

・ほぼ満席の店の入り口で並んでたら後ろから来たオバン2人組の一人が席に荷物を置いて座ってたら店員が、「順番に並んでるので・・」と丁寧に注意したらフクレて列に戻った。

・いかにもブラック会社の社員と思われる20代とおぼしきスーツ・ネクタイ男がやおら靴下を脱いで爪を切り始めた。いつまでたってもテーブルの上には注文品なし。その内、僕の方が先に店を出た。その後、どうなったのだろうか?




話、元に戻ります・・

夕方、息子の夕食をつくる。麺類(ラーメン、そば、うどん)が多い。そうでない時はだいたいが焼き魚ご飯。僕と家内は自分の食べるものは自分で勝手につくる(3人バラバラ)

食事といえば家内、合理的というか無頓着だ。たとえば味噌汁。しばしばお椀ではなく茶碗や湯飲み茶わんで飲む。コーヒーはいつも湯のみ茶碗。刺身や蕎麦、醤油にどっぽりつけ、かき混ぜる。僕が「気持ち悪い」と言うと、「腹の中に入れば同じ!」と怒る。確かにそうだが・・。

息子が休みの日に家の裏でジンギスカンやることがある。焼肉屋へは車で行くのでビール飲めないが家でやると飲める。また、木や草がたくさん生えているので裏の家からは見えない。家内はけっして加わらない。肉を食べないので(生肉を見ると気持ち悪くなるという)

それから、うちではご飯を2種類炊く。僕用の芯のある硬い米と、息子用の普通の米。僕は食堂の米は絶対食べれない。入院した時はパンを食べていた(周りから白い目で見られた)。息子用が普通なのは将来のこと考えて。



☆ 僕のおよその食事パターン。
朝食・・トースト&コーヒー。これにベーコンエッグorゆで卵orソーセージ。それとトマトやきゅうりなど。

昼食・・なるべく食べないようにしている(ダイエットのため)。ときにバナナを食べることがある(家内にはサルみたいと言われる)

夕食・・麺類、または焼き魚ご飯。おかずは一品が基本。品数多いと気持ち悪くなる。作るの面倒なこともあるが・・。


Posted by ばか猫 at 17:06  |Comments(0)TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月19日

近況(気候のこととか)

このところ北海道もようやく夏らしい天候になってきました。とは言っても同じ北海道でも気温だいぶ違います。稚内・根室・釧路あたりは夏でも肌寒く、朝夕はストーブをつけている家も多いです。一方、旭川・札幌・函館あたりには短いですが夏日があります。でも、お盆を過ぎる頃には朝夕はめっきり冷え秋風が吹き始めます。ほんとうに夏の暑さは貴重です。


ところで夏の暑さが貴重な北海道には必要ないと思うのだがご近所、エアコンある家けっこうある。お隣も裏の家にもある。何を考えているのかよくわかりません。

夏にもかかわらず家内は相変わらず「寒い、寒い」の連発です。この時期になると「窓を閉める・開ける」でいつも喧嘩です。家内、昔から汗のかかない人間だった。爬虫類みたいなものだ。

家内、変わっているのはそれだけではない。まず外出が大嫌い。とうぜん旅行も大嫌い(非常に酔い易いということもあるが)。で、僕の旅行のアルバムもまったく見ようとはしない。人との共感性に欠けるようだ。まあ、これは僕も似たようなものだが。

それから服装。お洒落とはまったく無縁だ。衣服は寒さを防ぐものと割り切っている。ホームレスとまでは行かないがどうみても生活保護以下だろう。


話し変わって睡眠薬の離脱症状、ようやくこのところなくなった。非常に嬉しい。でも飲まないと朝まで眠れない。また、眠れたとしても必ず夜中に目が覚める。で、夜中しばしば起きている。でも人間、何十時間も寝なかったら否応なしに眠くなるって開き直ってます。





















Posted by ばか猫 at 18:46  |Comments(6)TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月16日

前記事について(訂正&疑問)

前記事の


訂正・・「原発の被害、20兆円ぐらい」→ 「震災全体」です。


疑問・・「野菜には農薬の成分と同じ化学物質が含まれている」
         ↓
     だとするとトマト、キュウリ、レタスとかはどうやって食べればいいんだろう?
    (自分で書いておいてなんですけど後で疑問に思いました)  
Posted by ばか猫 at 14:48  |Comments(4)TrackBack(0) | 時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月08日

原発こわい?

正直言って原発問題にはなんら関心ない。でも新聞・テレビで毎日、原発、原発ってウザイので書く。

いま原発賛成と言ったら間違いなく反感買いそうだ。なぜ賛成かと言うと、単に性格がひねくれていて天の邪鬼のせいだ。いろいろ知識があって言っているのではない。単なる感覚的なものだ。感覚でものを言うのは無知、無責任と咎められそうだがしょうがない。


賛否さまざまだが僕は冷静でない人の意見は無視することにしている。たとえばこんな人ですね(或るサイトより)
   ↓
<原発反対です。
電気が使えない? バッカじゃないの?
次の地震で原発がまた破壊されて、放射能汚染まみれになって
その影響で子供が生めなくなって、そいで電気が使えて何なのさ!
汚染された魚食って、水飲んで、
自分は被害と関係ないと思おうとしたって、そうは行かない!
放射能汚染された海水はもう、沖縄まで行ってんだよ!
原発推進って言うやつは、狂ってる!>
   ↑
この人はおせっかいだが基本的に善意の人だと思う。ただ、あまりにも感情に流されている。こういう人とはできれば付き合いたくない。でも人間何十年もやってると、こういう人にしばしば出くわす。自分は絶対正しいと思い込んでいる。こいう人にかかったら最後根負けしてしまう。


政府発表の放射性物質の安全基準値、たぶん実際の安全値の10倍、もしくは百倍ぐらいだと思う(この数値も感覚的なものだが)。原発、原発と騒いでいる人たちは一種の集団ヒステリーにかかってるかと思う。

この問題にかかわらずこういう人たちはほんとうに危険な存在だ。更にタチが悪いのは意図的に煽っている人たちだ(特にマスコミ)。ちなみにソクラテスは市民による投票で死刑。ヒットラーは市民による投票で台頭。

日本の原発は旧ソ連のチェリノブイリのように安全より効率を優先した造りとはまったく違う。それでも想定外の地震や津波がきたらどうしょうもない。なんたって千年に一度なのだから。ということは次回の巨大地震の前に日本は存在してないかもしれない。

原発、原発って騒ぐことによる損失はこの先も見越すとたぶん20兆円ぐらいにはなるらしい。巨額の無駄遣いだ。今回の福島の原発事故は実際にはほとんど被害はない。風評被害の方がはるかに大きい。僕は福島産のコメ、野菜、魚を毎日食べるのに何の躊躇いもない。

あと何年かしたら(何十年かもしれないが)「あの騒ぎはなんだった?」という時が来るような気がする。こんなこと書くと、「おまえはウヨクか?」といわれそうだが、けっして単純バカのウヨクではない(ちなみに天皇制には反対だ)。

原発については学者も二分されているようだ(同じ御用達でもサヨクの方が優勢だが)。ちなみに、あの太陽だってそれ自体原発と同じだ。常に核分裂していて核エネルギーを放出している。一種巨大な原発のようなものだ。地球に常に放射線(放射能)を浴びせ続けているし。

もちろん原発以外の風力、地熱、太陽光、潮力等による発電研究は今後いっそう重要になるだろう。問題はこれらの方法が現実的対価としてどれぐらい総量の割合を占めることができるかだ。それまでは原発止むなしだろう。

いま懸念されるのはあまりにも原発問題が優先し、肝心の地震(津波)の被災者の深刻度が薄れがちになっていることだ。

もし、原発が廃止されていくと企業の生産性は落ち込み、それと連動して我々の生活レベルも下げざるを得ない。しかしこれは案外、杞憂かもしれない。第二次大戦後の驚異的復興からみてのとおり日本人って打たれ強いのかもしれない。また「ほしがりません、勝つまでは」の精神もまだ根付いているのかもしれない。

札幌は震災前とそう変わらないが東京あたりは節電により煌々たる照明が減り、夜もだいぶ暗くなっているらしい。意外なことにそれが好評らしい。考える間もなく日本の都市の明るさは異常だ。特にデパート、スーパー、パチンコ店の照明、それと自販機、24時間営業のコンビニ。テレビも午後11時ぐらいで終わりにしてもらいたい。日本人には陰翳礼讃というすばらしい美的感覚があったはずだ。



話し逸れるが安全値の錯覚といえば農薬なんかもそうらしい。「らしい」というのは、この分野を専門にしている東大の或るえら〜い先生が言っている。この先生によれば、野菜(植物)は有害なバクテリアから身を守るため体内に農薬と同じ成分の化学物質をもっているとのことだ。

そしてこれは強力な発がん物質であり、残留農薬よりはるかに多量含んでいるという。ということは生野菜を食べる方が危険ということになる。「自然食品は安全」、「原発は危険」・・なんか相通じつるものがある。

健康と言えばよく新聞等の広告にある自然食品とか健康食品は意味ないと思う。あんなものを買う人はよっぽど無知かお金持ちだろう。

ちなみに癌の原因は1に遺伝(体質)、2に食品(タバコも含む)の食べ過ぎだ。食べ過ぎは癌の元となる体内の活性酸素を増やす。長生きしようと思ったらなるべく食べる量を減らすことだ。でも、いざ実行となるとなかなか難しい。僕もいやしいので、つい誘惑に負けてしまう。









Posted by ばか猫 at 18:06  |Comments(6)TrackBack(2) | 時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月18日

ボドルム、そして帰国

翌朝、十字軍のヨハネ騎士団が造ったボドルム城を見に行った。飛行機の時間が気になり1時間ほどしか見れなかった。想像以上に素晴らしかったので2時間ぐらいはゆっくりしたかった。城内には「沈没船博物館」とかいろいろ見たいものがあったし。

それから同じく市内にある古代ローマ劇場も見たかった(保存状態が非常に良く現在はコンサートなどの会場にも使われてるとのこと)。これもフェティエの案内所のせいだ。コス島に行かなければ良かったのかもしれない。後の祭りだ。

その後、宿に戻り、バスでボドルムの飛行場に早めに向かう(なにかアクシデントあって乗り遅れたらイスタンブルで乗り継ぎの成田行きに間に合わなくなってしまう)。

空港での搭乗チェック、車椅子の男性、かなり入念にボディチェックされていた。日本の国内線なら大目に見るかもしれない。安全な日本とは国情が違うからだろう。トルコはシリア、イラン、イラクと国境を接しており、また国内にはクルド問題も抱える。

イスタンブル行きの飛行機、1時間以上遅れやきもきした。イスタンブル着後、成田行きの飛行機に乗り換えた。機内に入って驚いた。乗客3〜4割ぐらいしかいなかった。震災関係あるのだろうか? そのうち、ほとんどの乗客、肘掛を上げ、マグロみたく寝ていた。もちろん僕もマグロ状態に。ほんとうに楽ちんだった。ファーストクラスみたいなものだ。

成田に着いてから千歳の行きの飛行機は羽田発(成田だと6時間ぐらい待ち時間あるので)。その間、東京の下町と言われる谷中近辺をうろついた。「動物には餌を与えないでください」と書かれた看板を見た(写真あります)。



その他、気づいたこと 

カッパドキアやイスタンブルのアジアサイドにも行きたかった。とにかく日数が足りなかった。トルコ、ホテル代安いのでそう負担にならないし。また行きたい。でも、これからは国内旅行にしようと思う。それなら家内も文句言わないだろう。何があってもすぐ家に戻れるから。

どこへ行っても震災のこと訊かれた(津波のこととも)。こんな時、旅行するなんて・・と思われたかもしれない。ちょっと後ろめたい気もした。

とにかく美人が多い(男はよく見てないのでわからない)。そのあたり歩いてる人でもハッとするようなひとがいる。特にスカーフと一体化されてる宗教っぽい服を着ている人に感銘を受けた。たぶん西洋人とアジア人とかアラブ人の混血のせいかと思う。

飛行機は最後の羽田発、千歳行きの夜間飛行が一番怖かった。雨と強風で機体がガタピシした。ドリンクサービスも取りやめになった。千歳に無事着陸しホッとした。

初めて海外対応の携帯を持っていった。非常に便利だ。国内とまったく同じで登録名からワンプッシュで繋がる。声もくっきり聞える。しかも東京時間とイスタンブル時間が自動的に表示される。先端技術には舌を巻く。

トルコ式トイレのウオッシュレット、なかなかいい。日本のウオッシュレットはこれを真似たものかもしれない。トルコ人ってきれい好きらしい。



ボドルムの町

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ライトアップされたボドルム城

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ボドルム城

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孔雀:城の中で飼われてます

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開いた

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歩いていたら突然、5〜6羽の鶏(チャボ?)と猫が飛び出してきました。猫は鶏たちに巻き込まれ危うく倒れそうになりました。その後すぐ鶏たちと猫はまたドドッと戻っていきました。その先には広い庭がありました。

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ホテルの庭。ここで朝食をとりました。

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東京の下町、谷中です。左側に「動物に餌をやらないで」と書かれています。その下で一匹の猫が寝ていました。

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2011年05月17日

ボドルム着、コス島へ

ボドルムの写真は次回にします

翌朝、観光案内所の女が言うように11時のバスで旅の最後の町ボドルムに向かった。ホテルには夕刻5時頃に着いた。ホテルは港の近くのペンションふう。夜8時ごろまで明るいので(トルコはサマータイム導入)さっそく港を見に行った。

フェティエよりもはるかに多いヨットの数に驚いた。漁船は少なかった。西洋人の観光客が多かった。港沿いの通りも観光客相手のレストランや土産物店がずら〜と並んでいて、店の呼び込みがウザイ。こういう通りは苦手だ。で、もっぱら脇道を歩いていたが、しばしば道に迷った。何度も地元の人に道を訊いた。みんなすごく親切だった。

翌朝、ギリシャのコス島に行った。トルコとギリシャは仲が悪いせいかパスポートや所持品の検査、空港同様にある。コス島まで高速船で30分程で着いた。

残念ながら天候は曇り(エーゲ海は晴れてないとサマになりません)。どういうわけかコス島に着いてほっとした。警戒心まったくなくなった。トルコも治安悪くないと思うのだが。コス島のマップもっていなかったので観光案内所に行ってもらってきた。案内所のおねえちゃんはすごく親切だった。フェティエの女とは大違い。

街中を観光客らしきひとたちが同じ型の自転車に乗っているのを何人も見た。きっとレンタサイクルと思い、案内所のおねえちゃんに訊いたらレンタサイクルの場所を教えてくれた。そこで自転車を借りた。店は自転車よりバイクの方が多かった。店のおにいちゃん、バイク狂いと思われ、盛んにHondaの何某は日本ではいくらするんだ?とか熱心に訊いてきた。僕はバイクの値段なんかよくわからないのだが、30万ぐらいと答えておいた。ユーロに換算してあげると渋い顔になった。いま思えばちょっと高すぎたか。

自転車はほんとうに楽だった。でも、ここで事故ったら明日のイスタンブル行きの飛行機に乗れなくなってしまうと思い慎重に乗った(その日の内に成田行きの飛行機に接続)。自転車で町の中を巡ったが華やかなのは港付近だけ。それ以外はどおってことない。

面白いことに港にあるトルコ支配時代(400年間に及ぶ)のモスクが市場になっていた。食べ物といえばトルコとギリシャ、似ているらしい。音楽も、旅人に親切なことも(イスタンブルの空港とフェティエの案内所の女は除くが)。

コス島で魚料理を食べようと思ったが値段トルコの2倍以上。で、僕の旅の必需品、「ホタテ貝柱の燻油漬」(北海道名産)を食べしのいだ。それにアイスクリームとかも食べたので空腹感はあまりなかった。

ギリシャとトルコの物価を比べると西洋の観光客、トルコへ行くのよくわかる。地中海沿岸はギリシャの島と雰囲気変わらないし。ギリシャ人にすれば面白くないだろう。もととはいえば遺跡なんかも俺たちが住んでいて造ったんじゃないかと(トルコは古代ギリシャ・ローマの遺跡の宝庫だ)。ギリシャ人の中にはアテネではなくイスタンブール(コンスタンチノーブル)こそ首都だと思っているひとがいるらしい。

帰りの船は午後4時頃発だが、万一乗り遅れたら大変なので早めに乗り場に行った。


コス島行きの高速船(ガラ空き)

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城壁沿いの道

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大人用は足が地面に届かず、婦人用を借りる

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古代音楽堂

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古代アゴラ

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どこか忘れました=「ローマの家」と呼ばれるローマ人の豪邸。床はモザイク画。

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古代アゴラ

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餌をねだった猫(持っていたチーズをあげました)

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場所は城壁

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犬、発見

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逃げる

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犬のじゃれあい(こう見ると犬も可愛いものです)。みんな非常におとなしいのは繋いでないせいかもしれません。

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Posted by ばか猫 at 11:17  |Comments(2)TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月14日

フェティエ

翌朝、バスで2時間ぐらいの次の目的地フェティエの町へ向かった。ホテルはカシュから前日電話で予約した。ガイドブックに載っていた港に面したホテルで部屋からは港も見える。やっぱり大型ホテルは当たり外れがない。朝食もバイキングで好きなもの食べれるし。

ホテル着後、まずは近くにある観光案内所に行き、旅の最後の地ボドルム行きのバス時刻を確認に行った。日本でネットで調べたらバスを途中で乗り換えて行くのが早朝から1時間毎ぐらいにあった。

だが案内所の態度の悪い女は、『そんなものない。直行便しかない。11時と16時発の2本だけだ』と言う。ネットで調べたのだが・・と言ってもラチがあかない。翌日、バスステーションで時刻表見たらこの女が言うことが間違っていることがわかった。意図的かもしれない。なぜかと言うと直行便はフェティエのバス会社が運行しているからだ。トルコ人って商売っ気あるのが多い。ついで言うならお金に対する執着心も強い。このせいでボドルムでの予定が狂ってしまった。

港に行って驚いたのはヨットの夥しい数だ。(それでも次に行くことになるボドルムほどでもないが)。もし、これがトルコ人の所有だとしたらトルコって相当の格差社会なのかもしれない。また、岩窟墓を見に行く途中、町のはずれまで家々を見ながら歩いたがこぎれいな家が多い。もしかしたら生活水準、トルコの他の町よりも高いのではと思った(たぶん違うとは思うが)。

港には公園もあり、確かに美しいのだが僕にはカシュのような漁港の方がずっと好きだ(漁船、見かけたが数が少ない)。ビーチとかボートツアーを目的としたら絶好の地かもしれない(ボートツアーは見どころ多いようだ)。

トルコに来てシシケバブ(羊の串焼き)を食べてないというのもなんだのでレストランで試しに食べてみた。メニューの写真とはまったく別物で大きな皿にサイコロぐらいの四角い肉が5〜6個。残りは大量の生野菜。入る店を間違えたようだ。



港:この写真では見えませんがヨットのマリーナがあります

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海に面した公園

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町全景

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町中にある遺跡

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岩窟墓:リキアの王たちの墓。岩をくり抜いて造ったものです。

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白い鳥のいるカフェ

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2011年05月13日

カシュ猫(追加)

カシュ猫、好評につき3枚追加します


3者会談

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猫舟:漁から帰ってきました

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2011年05月10日

カシュ

カシュは今回のトルコ旅行で一番気に入った町だ(オススメです)。2泊したが東洋人は一人も見なかった(今回の地中海沿いの旅で東洋人を見たのはフェティエの町でいかにも新婚と思われるカップル一組だけ)。町を歩いていると、『ジャポン、ジャポン』という声が周囲から聞こえてきた。これにはヘキヘキした。日本人って背が低く短足という観念を人々に植えつけてしまったかもしれない。

この町、もともとは人口6千人ほどの素朴な漁港だったとのこと。いまは港沿いに洒落たカフェやレストランが並んでいるがまったく違和感はない。町の人たちも観光地にありがちながさつさがまったくない。時間が静かにゆっくり流れていくような坂の町だ。特に夕刻は美しい。早朝、港を散歩すると潮の香が心地よい。

ホテルはガイドブックに載っていたのに電話したらいま改装中だと言う。で、近くでお薦めのホテルはないかと訊いたら紹介してくれた。ホテルの名前はホワイトハウスという。その名前を聴いて一瞬、『えぇ〜?』と不安がよぎった。

ペンションふうのプチホテルで今回の旅で一番気に入ったホテルだ。料金も3千5百円ぐらいで(トルコはイスタンブルを除き安い)造りもいい。開けた窓からは鳥のさえずりが聞こえ、まどろんだ。でも、どう考えてもホワイトハウスという名前に結び付かない。

町もホテルも気に入ったので2泊した。オーナーはルックスのいい40代ぐらいの男。奥さんは金髪で欧米人と思われた(トルコ人には金髪みたいなひともいるが)。話す英語もnativeと同じで、フロントに読みかけのスティーブンキングの小説があった。もしかしたら本物のホワイトハウスとなんか関係あるのかなと思ったが訊きそびれた。発つ前の日、彼から『Good byeは日本語でなんと言うんだ?』と訊かれた。翌朝、ホテルを発つとき、『サヨナラ』と言われた。

このホテルのテラスで朝食を食べていたら、通りがかりの中年の西洋人夫婦が、『Good morning』と声をかけてきたのには驚いた。あわてて、僕も、『Good morning』と答えたが。このあたりに来る欧米人(ほとんどヨーロッパからと思われる)はこの時季インテリっぽいひとが多いためか人種差別意識はまったくないように思われた(もちろんケースバイケースだろうが)。むしろトルコ人のほうがあるように思える(対東洋人&黒人)。

よくトルコ人は親日家が多いと言われるが、ちょっと疑問だ。確かに親切であることは間違いない。でも、いざとなったら、ちょっと怖そうなひともいそうだ。もちろん、どこの国でもあたりまえに、“いい人”と“わるい人”がいる。10日ばかりの滞在ではよくわからない。

この町では魚料理はそれほど高くなかったので2回食べた。鯛のグリルでうまかった。イスタンブルですっかり気に入ったマッシュルームを煮たのも食べたがトマト味でくどかった。トルコ人もギリシャ人同様、テラスなど屋外で食べるのが大好きだ。ふつうホテルの朝食もテラスだし。食べ物や音楽も似ている。それにトルコ人とギリシャ人ってそれほど見かけ変わらない。日本と朝鮮みたいな関係かもしれない。

ところでこの町でも夕食の頃、イスラムモスクからアザーンの声が聞えてくる。地中海沿岸の町は雰囲気、ギリシャの島と変わらないので異様というか場違いな感じがする。でも、彼らにとっては日本のお寺の鐘みたいなものなのかもしれない。

翌日、この町からバスで1時間半ほどの世界遺産のクサントスの遺跡に行った。紀元前7世紀あたりのリキア文明の遺跡と言われている。世界遺産なのに人はあまりいなかった。でも遺跡巡りは人が少ないほうが良い。それに気温も暑くなくて良かった。

この遺跡へ行く道路、いま思い出しても恐ろしかった。飛行機よりも恐ろしい乗り物があることがわかった。海沿いの絶壁の道路をバスが走るのだが、ガードレールは半分ぐらいの道則しか出来上がってない。ガードレールの付設工事していたが。1m、ハンドル切り損ねたら真っ逆さまだ。命が縮むとはまさしくこのことだ。

きっと今までに何件か事故があったに違いない。それまでさかんにケータイで話をしながら片手で運転していたバスの運ちゃんもさすがそこにさしかかるとケータイやめ、スピード落とした。ケータイといえばトルコの人みんな所を選ばず大声で話している。メールをしている人は一度も見たことない。



カシュの町

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古代リキアの墓(町中にあります)

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ヘレニズム時代の劇場(町はずれにあります)

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港(この港は漁船が多いです)

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カシュ猫

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猫水(泊ったホテルで飼っていた猫用。犬も飼っていたので共用かも)

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猫だけでは片手落ちなので犬も(ギリシャ犬同様、平気で通りの真ん中に寝てます)

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犬、見えるでしょうか? 泊ったホテルで飼っている犬です。ここは朝食用のテラスです。猫もよく椅子の上で眠っていました。

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ニワトリ(チャボ?)と猫。おどろいたことにニワトリと猫は友だち?でした。右端の方に猫います(小さくて見えないかも)。場所はキリスト教会跡です。

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古代リキア文明のクサントス遺跡。世界遺産にもなってます。でも小さめの遺跡です。

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遺跡猫:町まで数百メートルなのでそこから来たのかもしれません

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2011年05月07日

アンタルヤ

翌朝、イスタンブルから飛行機で地中海沿いの港町アンタルヤへ。ほんとうは飛行機乗りたくなかったがアンタルヤまでのバスは12時間ほどかかり深夜便(トルコは列車網は発達してなくてバスが主な交通機関)。深夜便は日本国内でも何度も乗ったことあるが疲れがひどく溜まるのでやむなく飛行機。

イスタンブルの空港では上へ行ったり下へ行ったり2回搭乗口が変わった。一切、表示がなかったので案内の生意気そうな女に確認したら、『あんた、英語がわからんの? 放送が入っでしょ』と言われた。日本の空港の案内嬢が観音様に思える。あまりにも不親切だ。

飛行機はアンタルヤの空港に着き、バスとタクシーで乗り継ぎ、予約していたホテルに到着。タクシーのジジィの運ちゃん、ホテルの経営者のこと、アルメニア人と言っていた。なんかとてもアルメニア人を嫌っているようだった。おまけにメーター見たら12リラだったので50リラ札を渡したら、30リラしか返さなかったので文句言ったら、英語は通じつ、わけのわからないことを言い初め、結局返してくれなかった。僕はジジィに優しいのでしょうがないなと思った。

アンタルヤはさすがイスタンブルと違い暖かかった。それでも例年に比べると気温低いとのことだった。泊まったホテルは「カレイチ」と呼ばれる旧市街にあるペンションふうのプチホテル。さっそくこの旧市街を散策する。トルコ風の木造部分の多い家が迷路のようになっていて趣あるが、それなりに観光化されているのが残念(ある程度は止むを得ないが)。

その後、旧市街の下にある旧港に行く。港も遊覧船が多く観光化が進んでいた。それでも海に突き出た桟橋は観光客のみならず地元の人たちも大勢遊びにきて思い思いにくつろいでいた。また、土曜のせいか勉強嫌いにみえる中高生がタバコを吸ったりナンパしていた。そのあたりイスラムの国とは思えなかった。

翌朝はアンタルヤの近くにあるアスペンドスの遺跡(大劇場が驚くほど保存状態が良く現在では音楽祭などに使われているそうだ)に行く予定だったが前日歩き疲れたせいか夕食後すぐ寝てしまい、夜中じゅう胃がもたれ気分悪かった。朝の気分も最悪だったので行く気がなくなった(僕は異常なほど胃腸が弱い)。いま思えばやっぱり行けばよかったと後悔している。で、しょうがないので次の目的地カシュにバスで向かった。カシュまで4時間強かかった。




カレイチ(旧市街)への入り口

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カレイチ(旧市街)迷路のようです

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城壁

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おじさんが釣りしてます


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2011年05月04日

イスタンブル

4月19日、千歳空港より成田へ。その日は成田に泊まり翌日正午12時のトルコ航空直行便にて発つ。機内は空いていた。5割にも満たないと思われた。やはり震災、関係あるのかなと思った。でもオジサン・オバサンのツアーは相変わらず盛況だ。まあ、僕もオジサンだけど。

夕刻6時頃、イスタンブルに到着。バスとタクシーを乗り継ぎホテルへ。このホテル?とんでもないボロ。部屋はまるで穴倉に入ったようで古色蒼然。カネを払ってまで何が悲しくてこんな宿へ・・。ドアだってすりガラス入りの古い民家のそれ。これで1泊55ユーロはひどすぎる(3泊した)。取り柄はロケーションが最高だってこと。ネットのホテル斡旋サイトの評価点が非常に高かったのでここにした。間違いなくいかさまかサクラだろ。

翌朝、さっそく市内見物。まず「地下宮殿」に行こうと思った。地図ではホテルの近くだがどうもそれらしきものがない。で、地図を見てたら若い男が話しかけてきて、『連れてってあげる』と言う。ついていったら或る家のところで、『お茶を飲まないか?』とか言う。そこで、これがかの有名な詐欺野郎かと思い、振り切った。でも、その後もず〜としつこく後をつけてきた。

翌日、出会った詐欺師はなかなかのイケメンで、『自分は芸術家で日本に招待されている。でも地震で2カ月遅れている』とか話しかけてきたがこれも振り切った。

地下宮殿を見て次にトプカピ宮殿そばにある国立博物館に行った。思っていたよりもすごかった。ギリシャ・ローマ時代のものも含めて石像とか石棺とか目を見張るものが数多くあった(アレキサンダー大王の石棺と謂われるものもあった)。次にとなりの古代東方博物館にも行ったがここも良かった。ギリシャ・ローマ以前の文明、メソポタミアやヒッタイト時代などの石像や文字板など興味深いものがたくさんあった。

その後。市電と地下鉄を乗り継ぎ、新市街に行った。大通りは歩行者天国になっていてヨーロッパの通りの雰囲気があった。スターバックスで一服したがコーヒーは日本と同じもののサンドイッチ類はかなり違い、まずくてほとんど食べれなかった。途中、「ガラタ塔」に登ろうとしたがすごい行列だった。エレベーターで頂上に登ると市街を360度見はらすことができた。

2日目はボスポラス海峡クルーズ。数百人乗れる船には満席に近いたくさん人が乗っていた。10時半出発で終点まで行くと帰りは終点で3時間ぐらい待たなければなならず帰着は午後4時頃になってしまう。で、終点の手前のヨーロッパ側の地点で降りた。降りた人は数人しかいなかった。降りた所はイスタンブル郊外の高級住宅街みたいな所。そこからドムルシという乗合ミニバンに乗り、地下鉄と市電を乗り継ぎ旧市街に帰ってきた。

このクルーズは非常に有名だがたいしたことなかった。それになんたって寒かった(イスタンブルは寒波だった)。夏の夕刻のクルーズがいいらしい。

その後、トプカピ宮殿に行ったが入るのに1時間以上も並んで待たされたあげく、まったくつまらなかった。時間の無駄だった。でも宮殿前の公園は非常に美しく心地良かった。

このトプカピ前の公園のベンチで休んでいたら教師に引率されたたくさんの小学生の集団が列を作っていた。列の後ろの何人かがケータイで遊んでいた。その内の何人かが、『チーノ、ジャポン』とか言いながらケータイで僕を撮ろうとしたので叱ってやった。小学生でもケータイを持つなんて日本とあまり変わらないと思った。また、同じく教師に引率された何校かの中学生も列をなしていた。みんな制服だった。後ろの列の勉強が嫌いそうな連中、男女ともふざけ合っていた。これも日本と変わらんなと思った。

その後、ブルーモスクやアヤソフィアがある広い公園を散歩したりした。中には入らなかったものの、この辺りは木々も多く異世界にいるようだった。

尚、イスタンブル、寒かったのはたまたま寒波とぶつかったためだ。もしかしたら札幌より寒いのではと思ったほどだ。

食事はホテル近くのロカンタと呼ばれる大衆食堂でもっぱらマッシュルームを塩味で煮たものを食べた。これは非常においしかった。値段は500円ぐらいか。他には超偏食(あっさりしたものしか食べれない)の僕が食べれそうなものはなかった。パンとチーズを買い、もっぱらホテルの部屋で食べていた。コーヒーは旅の必需品の湯沸かし器で作った。


イスタンブルの猫たち

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地下宮殿




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魚が泳いでいました



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トプカピ宮殿前の広場(公園)




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アレクサンダー大王の柩と謂われる石棺




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表情豊かな女性のレリーフが刻まれた石棺





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ヒッタイト・バビロニア時代の石像


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ガラタ塔から見た市街




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ボスポラス海峡クルーズで降りた船着き場



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船着き場付近で漁師さんたちが貝の殻を剥いていました





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泊ったホテル近くのカフェ



  
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2011年05月02日

トルコ旅行記

トルコに行ってきた。ほんとうは昨年行きたかったのだが息子の精神状態良くなかった(今もあまり思わしくないが)。成田での前泊を含めて12日間の旅程だ。15日間ぐらいはと思っていたのだが家内の猛反対に遭い妥協した(いざとなれば家内の身内、同じ札幌に住んでるので何かあった時は力になってもらえるだが)。

飛行機のチケットを買ったのは震災直前だ。たとえ直後であろうと予定どおり行ったと思うが。

厳密に言うとトルコは初めてではない。初めてギリシャに行った時、エーゲ海の島から船でトルコ沿岸部にあるエフェソスの遺跡を見に行ったことがある。エフェソスは広大なだけではなく保存状態もいい。それほど遺跡には関心のない僕でも感動したのを憶えている。

今回、行ってきたのはイスタンブール、そして地中海沿岸の港町アンタルヤ、カシュ、フェティエ、ボドルムです。

旅行記は次回記事から何回かに分けて始めたいと思います。尚、今回はデジカメ、失くしたりしませんでした(笑)


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2011年03月25日

地震と生命の関係


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Newton 「地球」   2011年2月刊行   

この本、大判だが薄い。値段も2,300円と高い。でも紙質も良く写真のような挿絵が多いからしょうがないかな。それに「Newton」シリーズはながめているだけでも楽しい。仕事をもっていた時は無造作に好きな本を買っていたが無職の今は恐る恐る買う。

この中に大地震・大津波について参考になるページがあったのでそれを引用要約し記事にしたい。

逆説的だが地震がなければ地球は凍りつき生命は破滅する。現在の地球は液体の水が存在できる温度に維持されている。これは気温を決める重大要素である二酸化炭素の濃度を自動的に調節しているからだ。

二酸化炭素は水(雨・海水)に溶けやすい。またすべての物質は気温が高くなると化学反応は活発になる。よって二酸化炭素も気温が高いと化学反応はより活発になる(大気中の多くの二酸化炭素は雨水となり、カルシウムと結合し炭酸カルシウムとして海底に沈殿する)。依って気温の高いところでは大気中の多くの二酸化炭素が減り気温は低くなる。

逆に地球の気温が低い所では二酸化炭素が融ける化学反応は鈍くなり二酸化炭素はあまり減らず気温はそれほど下がらない。更に火山活動によって地球の内部から二酸化炭素が放出され気温の低下を防ぐ。火山活動はプレートが動いているからこそ起こる。そしてプレートが動かなくなったら全地球は凍りついてしまう。そうすると地震は起きないのだが・・・。

このようにして地球上に於いて極端に熱い場所と極端に寒い場所に二分されることもない。よって生物は生存することができるのだ。


地震そのものに罪はない。どうしょうもないのである。もちろんいかなる地震にも対応できる備えをしなければならないとは思うが。でも物事には限界というものがある(財源を含めて)。神戸での直下型地震だって日本中どこで起こっても不思議でないし。百年先か千年先かはわからないが。





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2011年03月04日

灰色の虹


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貫井徳郎著    新潮社:2010年10月刊


貫井徳郎は好きなミステリー作家の一人だ。初期の作品の異常なまでの妖しさ、そして逆転の発想ともいうべき驚くべき謎解きという要素が薄れ、このところ社会派とも思われるような作品が多くなり、かなり不満に思っていた。以前にも書いたが僕はもともと社会派は苦手だ。残念ながらこの作品も、やはり社会派だが、けっこう面白かったので記事にしたいと思う。

テーマは冤罪。それに関わった刑事、弁護士、検事たちに次々復讐していく物語だ。復讐劇っていうのは読んでいて爽快な気分になる。と書くと、『お前はひねくれている』と言われそうだが案外、人間なんて心の底はドロドロした怨念みたいなものが流れているのかもしれない。

物語はこうだ。気の弱い会社員、江木雅史は平凡ながら、ささやかな幸せを噛みしめながら暮らしていた。そんな雅史の人生を狂わす出来事が起きた。

突然、、身の覚えのない殺人の罪を着せられてしまったのだ。雅史の髪を鷲掴みし、連日、長時間、自逆転の白を強要する刑事。雅史の無実の訴えを信じようとはしない、やる気のない弁護士。人を見下すような正義を振りかざす峻厳な検事。法廷で懸命に自白を撤回をするも刑事の誘導に乗せられたいい加減な‘目撃者’の証言により有罪の判決を下される。

雅史が獄中にいる間に江木家に次々と不幸が訪れる。父は会社にいられなくなり鬱病になり自殺。姉は婚約を破棄され、自暴自棄になり東京に出て、音信不通。全財産を裁判費用に使ってしまった母は、近所の住民の白い目に耐えきれずボロアパート住まい。結婚を約束していた由梨恵でさえ面会に来なくなった。しかし母だけは雅史の無罪を信じていた。この‘母の愛’というのにこの物語の伏線があるのだがネタバレになるのでやめておく。

そして、刑期を終えて出所した雅史は復讐の鬼となり、裁判に関わった刑事、弁護士、検事たちを次々に殺していく。最期には‘いい加減な目撃者’も標的にしようとする。しかし、読んでいて物足りなかったことは最も憎悪していた刑事をあっさり殺してしまったことだ。歩道に立っていた刑事の背中を押し、トラックに轢かせて殺すのだが。もっと、じわじわ恐怖を味あわせて殺してほしかった。

尚、この作品にはもう一人の主人公ともいうべき、この復讐の連続殺人事件の捜査にあたった一人の刑事のサイドストリーがある。彼は次第に『これは冤罪なのでは?』という疑惑に駆られていく。このあたりは、なかなか読ませる。しかし、最後まで真犯人を明かさずに物語を終えたことは、ちょっと不可解だ。

ところで、もし自分が身に覚えのないことで警察にしょっぴかれ、何日にも渡って長時間尋問されたら、あくまでも、『やってない』と言い続けることができるかどうか自信はない。苦しさに耐えられず、この際、『やった』と言っておき、検事の調書作成の時か裁判で否定しようという気持ちになるかもしれない。

それから、読み終えて、一番不満に思ったことは冤罪により復讐の鬼となった雅史を逮捕し、裁判にかける場面を是非ともつくってほしかったことだ。きっと読みごたえ倍増したであろう。その過程における警察、検察、判事、そして世論の反応をぜひとも描いてほしかった。






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2011年02月12日

雪かき





写真左から「ダンプ」と呼ばれる積もった雪を集める道具。雪は積もると重くなるのでけっこう力を要します。真中のは軽い雪に使用します。右のスコップを使って「ダンプ」で集めた雪を雪山の上に投げていきます。以上、どこの家にでもある3種の神器です。

写真左側の並びの家にはあまり雪、積もっていません。理由は下の記事に書いてます。



腰が痛い。昨年まではいい運動になると思っていたが今年は違う。降雪の量は例年とさほど変わらないが昨年までなかったことだ。たぶん歳のせいだと思う。

僕の家は南向きだがそれでも大変だ。雪かきすればそれでお終いというわけじゃない。放っておくと次に雪を投げる場所が高くなり過ぎ、雪投げできなくなる。で、高く積み重なった所は低くしなければならない。

北向きの家は大変だ。雪を捨てる場所がなく、見ていてかわいそうなくらいだった。「だった」というのは数年前までのこと。今は建設業者による除雪サービスが始まったので非常に楽になったと喜んでいる。一冬、3万円ぐらいの契約で除雪してくれる。今では近所のほとんどが契約している。

建設会社は冬は仕事なく、それでなくとも公共事業費も削られ大変だった。お互いの利害が一致した形だ。

でも僕の家はそのサービス、契約してない。無職なのでお金がもったいないし、時間もたっぷりあるからだ。

ちなみに無職になってからは、それまでガソリンスタンドで春と冬にタイヤ交換してもらっていたが自分でやるようになった。年に2回やるので7〜8千円かかる。昔はみんな自分で交換していたが、今はほとんど見かけない。

冬になると車の運転も大変だ。滑るからではない。住宅地の細い道から太い道路に出る時が非常に怖い。道の両側が雪山になっていて横切る車が見えないからだ。それもあり、北海道では車高の高いワゴンやRV車が普及している(僕の車はセダン)。




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2011年01月14日

音もなく少女は


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『音もなく少女は』ボストン・テラン著 田口俊樹=訳  文春文庫:2010年8月初版


以前にも書いたが僕はミステリー好きだが海外ものはあまり読まない。理由は、しばしば見られる廻りくどい翻訳調の文体に非常に抵抗があったこともある。まあ、あの文体は原文に忠実にというそれなりの理由があるのだろうが・・。

それで、「俺ならあんな訳し方は絶対しない」という不遜というか酔狂な思いから一時、翻訳やってみようと思ったことがある(小遣い稼ぎ程度だが)。

でも、よくよく調べてみたら、どうやら仕事をゲットするには、何よりもコネ(人脈等)がモノを言うらしい。要するに「1にコネ。2・3がなく4に日本語の豊かな表現能力」、そして語学力はどうでもいいらしい(もちろん、ある程度の語学力は必須だが)。

コネを作るには東京に住まわなければならないらしい。翻訳家で地方に住んでいる人は以前、東京で人脈を培った後のことだ。

尚、高度な日本語表現力を求められる文芸翻訳と違って翻訳出版の大勢を占める産業翻訳はただ原文に忠実に訳せばいいので簡単です(スピードが求められるので、これも或る程度の語学力は必要とは思うが)。


話、本題に入ります。物語の舞台は第二次世界大戦から間もない1950年代から70年代のニューヨークのブロンクス地区。差別と貧困と犯罪が連鎖するごみためのような街だ。イタリア系の貧しい女性クラリッサの話から始まる。同じくイタリア系移民の夫・ロメインはどうしようもない冷酷、陰湿な麻薬売人だ。少女・イヴはここで二人の娘として生まれる。イブは生まれながら耳が聞こえない。母・クラリッサは夫から日々、執拗・残忍な暴力を振るわれている。

クラリッサは夫・ロメインから逃れ、自由になろうとするが逆にロメインに殺され、汚水の中に埋められてしまう。

もう一人のワルの登場人物はヒスパニック系の同じく麻薬売人のロペス。この男もまた、ロメイン同様、気は小さいくせに、どうしょうもない陰険・陰湿な男だ。イブと心を通じ合える唯一のボーイフレンドのチャーリーを殺し屋を使って殺してしまう。

彼女たちを救おうとするのが不思議な縁で知り合ったアル中の女性、フラン。彼女はナチスが支配するドイツから逃れてきた。

彼女の過去もまた凄惨なものである。ナチス政権下で行われた断種法により強制的に手術されている。それも恐ろしく雑な手術で。彼女の場合は聾唖の恋人の子を身ごもっていたからだ。心と体に死ぬまで消えない傷を抱えている。

苦しみを神の救いに求めるクラリッサ。一方、宗教を唾棄すべきものと否定するフラン。彼女は弱い者を救うと信じられているキリスト教を否定する。むしろ宗教こそこの世の不条理を助長していると確信している。

ついで言うなら、僕も宗教というものに疑問をもっている。ちなみに自分が死んだら坊主は呼ぶなと遺言に書いてある。

なぜ、遺言かと言うと重度の飛行機恐怖症だからだ。飛行機に関する本は何冊も読み、その安全性は理解している。しかし人間は理性だけで左右されない。感覚的に受け付けないものはどうしょうもない。


話が逸れてしまった。この作品は読む人を選ばず、誰が読んでも面白いと思うのでオススメです。

尚、この本の表紙の壮丁はひどい。あまりにも安っぽい。同様、タイトルもひどい。大衆的なイメージとの出版社の戦略かと思うが・・。

訳者は以前、このブログでも紹介した「チャイルド44」、「グラーグ51」の訳者だ。悪くない。思うに近頃の翻訳者は以前ほどひどくはないと思う。それでも、時折、廻りくどい独特の翻訳調がしばし見受けられる。この訳者にも。



1月18日加筆修正・・ストーリについて大事なこと言うの忘れていました →「追い詰められたイブは最期に復讐に撃って出ます」




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2010年12月24日

看護婦さん、コワーイ!

このところ、記事書いてない。特に書くようなことないからだ。それに、しばらく書いてないと億劫になる。まあ、ブログってヒマ人がやるものっていう気もするし(もちろん、みんながそうとは思わないが)

今日の記事はクダラナイです。まあ、クダラナイ話の方がその人をよく表しているような場合もありますが・・。

話はこうです・・・先日、目の調子が悪くなったので、行きつけの近所の眼科に行ってきた。ちなみに僕の目はかなり欠陥がある。べつに目つきが悪いわけじゃないが。

40代後半に白内障の手術もしてるし、網膜剥離のなりかけで何度もレーザーで焼いている。医学の進歩した現代に生きていなけりゃメクラになっていただろう。医学の進歩には感謝してもしきれない。

ついで言うと家内の病の方も様々な療法を駆使したせいか、落ち着いてきたようだ。と言ってもバクダンを抱えているには変わらないが。

話、戻します。そこの眼科には初めてみる若い看護婦さんがいた。髪は真つ茶(正確には金髪に近いかな)で化粧も派手目だけど、まあまあの美人だ。それにスタイルもなかなか良い。

僕が中待ち会いに入れられた時、彼女、僕の目の前で患者さんの視力を測っていた。ず〜と僕に背を向けてだ。僕はなんとなく白い制服のきれいな体のラインをボーと見ていた。

決して変な気持からではない。そもそも年寄りなので、何かをするっていう気持ちはすっかり消えうせてる。世に云う「枯れた」って言うやつだ。まあ、きれいな人を見るのは好きだけどね。

その時、突然、彼女振り向き、恐ろしい形相で僕をカァーというかキィーと僕を睨みつけた。その目は怒りに燃えていた。どうして僕が見つめていること、わかったのか不思議だった。鏡とか、何か映るものなんかなかったし。ついで言うと若いイケメン男でも同じ対応だったろうか?

家に帰って、そのこと家内に言ったら、『女って他人の視線にすごく敏感らしいよ。わたしは、そういうのあまりないようだけどね』と言った。でも科学的に考えても絶対、不可解だ。動物的な‘カン’の名残みたいのがまだ人間の女性には残っているのかもしれない。ふと、「女は魔物」という言葉が頭を過った。

話、また戻ります。その時、眼科の先生、『一週間後にまた来てください』と言った。で、一週間後、ちょっと憂鬱な気分で行ったら、例の看護婦さん、案の定、僕を睨みつけた。

言い訳するみたいだけど僕は決していやらしい顔つき(目つき?)の人間ではない。それどころか誰が見ても虫も殺さぬ人畜無害のジジィの顔だ。

その内、またその眼科に行くことあると思う。その時、どんなふうに僕を見るかなぁ? 少しは忘れてくれればいいのだが。でも女って執念深いって云うし・・・。

やっぱり、クダラナイ話ですね(^_^;)



















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2010年11月15日

白夜に惑う夏


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アン・クリーブス作(創元推理文庫)



英国の現代ミステリー女性作家によるこの作品は2007年に翻訳刊行された『大鴉の啼く冬』」の続編にあたる作品だ。

このシリーズは4部作刊行の予定で『シェトランド四重奏」』と記される。『四重奏」』とはこの島の春・夏・秋、冬それぞれの季節を舞台とする物語を意味する。前作、『大鴉の啼く冬』が非常におもしろかったので続編が待ち遠しかった。

物語の舞台となるのはイギリスのスコットランドのはるか北に浮かぶシェトランド島のある港町。 夏、それも夜のない白夜の時期は島に住む人々はなぜか落ち着かなくなる。

そんななかで起きた悲劇をつづった本書は、英国推理作家協会最優秀長篇賞を受賞した前作『大鴉の啼く冬』と同様、現代英国ミステリの傑作と言うべき一冊だ。 


物語は始まる・・・「シェトランド島に夏がやってきた。人びとの心をかき乱す白夜の季節が。この島で生まれ育った有名な女性画家のパーティを兼ねた絵画展が行われる。これに参加した島の外から来たある男が道化師の仮面をつけた首吊り死体となって発見された」。

この島は一年中風が吹きすさみ、農作物が育たないので漁業と羊の放牧を営んでいる。著者はこの閉鎖的な島に住む人々の生き方や人間関係を細かに書き込んでいく。ミステリーを読んでいるという感じはあまりしない。

プライバシーなど存在しないかのような小さな島だが、実はそれぞれの人々が何らかの秘密を抱えている。島民はお互いに相手を詮索せず相手の領域を犯さないよう気を使いながら暮らしてきた。

長く厳しい鬱っとおしい冬とは打って変わって、夜のない夏の白夜の季節はだれもが頭が少しおかしくなるという。

尚、この物語の主人公である刑事は祖々父を遡ればかの有名なスペインの無敵艦隊の生き残りがこの島に流れ着いたという設定になっている。それ故、彼はその血を引き継いだのか他の住民とは違って南欧風の風貌をしている。髪の色も黒く。

また、翻訳もいい。海外小説はあまり読まない僕にも何の違和感も感じられない。 この作家の精神構造、日本人に近いものがあるかもしれない。

抑制のきいたタッチで物語は淡々と進むがまったく読んで飽きさせない。また、どこか物悲しいトーンが話全体に流れている。

若い頃の僕ならばミステリー小説では謎解きやトリックの方に関心があったが、歳を経るにつれ物語に重きを置くようになった。

尚、欲を言えば、この物語の主人公は刑事でない方がいいと思う。警察小説の雰囲気には馴染まないミステリーだからだ。でもこの刑事が警察官らしくないことは救いだ。

また、だれが犯人かは暗示程度にとどめてほしかった。どうもミステリー小説は最後には犯人がわかるというお決まりはもうそろそろやめにしてもらいたい。そういったミステリーもあっていいはずだ。それだと不満を覚える読者も多いだろうが。

尚、前作、『大鴉〜』の壮丁の絵は非常にいい。



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前作、『大鴉の啼く冬』も良かったが僕個人としては今回の作品の方が好きだ。尚、べつに前作から読む必要はない。この『四重奏』の3作目が翻訳刊行されるのが待ち遠しい。あとがきによれば次回の季節は春とのこと。

この本を読んだらどういうわけか日本のミステリーは読む気がしなくなった。ちなみに今、読んでいるのはスエーデンの女性ミステリー作家の「氷姫」。

これも非常におもしろい。どうも寒い国の女性ミステリー作家のが好みのようです。尚、タイトルの「氷姫」、これはちょっとひどい。どうにかならなかったものか・・。読み終わったら感想、書くかも。



この記事、後日、一部修正しました。







Posted by ばか猫 at 21:02  |Comments(5)TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする