2010年01月24日
ちびまる子ちゃん
.jpg)
1月21〜23日掲載分
以前の記事でも書いたが僕はマンガ、子供の頃からあまり読まなかった。子供らしくなかったと思う。でも、今は新聞掲載の「ちびまる子ちゃん」が大好きだ。ほんとうに面白い。テレビでやっていたのもけっこう面白かったが。
でもテレビのとは違い、新聞掲載のは大人向けに描いているようだ。時代設定もノスタルジックで登場人物もみんなユニークなキャラだ。尚、このマンガ、配信なので他の新聞でも掲載されていると思う。
この新聞掲載のマンガ、嫌いな人もいると思う。なぜなら子供の世界を借り、世の良識とか善意とかいうものを皮肉っているからだ(念を押すが新聞掲載版の方)。或る意味、世の偽善に対する挑戦の側面もある。また、人間の本性をも突いている。この作者のことは静岡生まれぐらいしか知らない。シニカルで人間嫌いな人のような気がする。でも根は心優しい人だと思う。
これらは、もちろん僕の勝手な想像で作者はどう思って描いているかわからないが。でも、少なくとも新聞掲載版についてはそう思える。
尚、マンガで好きなのはこの「ちびまる子ちゃん」の他では「がきデカ」、「喜劇新思想体系」などのギャグ漫画で世の良識(偽善?)に鉄槌を加えた(なんか昔の過激派みたいだな)山上たつひこ氏の作品のみ。さくらももこ、そして山上両氏、底に流れるものは共通のものがある。
余談になるが山上たつひこ氏、「追憶の夜」というシリアスな長編ミステリー小説を書いている。同一人間による作品とは思われない。でも僕としてはなんの不思議もない。先日、この小説、再読した。なぜこのような秀作が話題にならなかったのか不思議だ。一方、毒にも薬にもならないようなのが話題になる。不可解だ。
まあ、小説同様、マンガも面白ければいいんだけどね。でも最低限、“毒”がないとだめだ。毒と云えばだいぶ昔、テレビのCMで 『世の中、バカが多くて疲れません?』という秀逸なのがあった。でも、ほんとうのバカどもからクレームがつき、すぐ放映中止になった。
話もどそう、、。今更でもないですが「ちびまる子ちゃん」の好きなキャラを若干、述べたいと思います(みんな好きですが)
お父さん 職業不詳だがたぶんサラリーマンと思われる。このマンガの一番好きなキャラクター。ちょっとニヒルでシニカル。とぼけていて何とも言えない味がある。まるこちゃんを突き放しているようにみえるが本当はかなりの子煩悩のよう。そして恐妻家。時には憂さ晴らしか近所のおでん屋でいつもの友人とウダをあげ酒を飲んでいる。この二人の投げ遣りな会話がおもしろい。このおでん屋の絵がすごくいい。酒、あまり飲めない僕でもフラフラ入りたくなる。
お母さん 専業主婦(僕が子供の頃はどこのうちもそうだった)。口うるさいが根は優しい。旦那をいつも邪魔者扱いしているようにみえるが本当は違う。
お爺さん 歳だからハゲている。でも、ひょうきんで枯れた雰囲気がいい。まるこのお父さんを老けさせ、ま〜るくさせたたような感じ。当然、孫のまるこに甘い。
おばあさん まる子ちゃんと同様、丸顔。もしかしたら昔、まる子ちゃんと似たような性格だったかも。すごく優しいがひょうきんなところもある。
佐々木の爺さん 存在感、薄そうにみえるが不思議な人物。なんとなく或る種の諦観をもっているようにみえる。また枯れた芸術家風だが生ける物すべてに対する愛情が所作に滲み出ている。実は僕も将来、あのような老人になれたらと思っている。でもなれそうにもない。あまりにヒネているので。
永沢君? 玉ねぎのような形の頭をしている。暗くて、ひねた嫌味な性格。こういうキャラも好きです。
野口さん 無口で暗そうでアスペ風。ちょっと天然。
クラスの先生 誠実味があり優しく、ていねい。でも今の時代だったら指導力不足の烙印、押されるかも。

