2012年05月14日

はぐれ白鳥


 光回線より速いことでお馴染みのママさんネットで白鳥が白鳥がと朝から話題になっていた。なんでも近所のダム湖に白鳥がどこからか流れ着いたらしい。この冬がいくら寒かったからといっても5月の半ばにまだ本州にいるなんてどうなんだろう? 通りがかりに車窓からチラリと見てみたが確かに5羽のコハクチョウがダム湖で佇んでいた。

 まさかここで繁殖するわけじゃあるまいが、いる間にゴミや捨てられた釣り針を飲み込んだりしないか心配だよ。なにせダムなんで上流で撒き散らされたゴミが大量に流れ着いているから可能性はある。万が一死亡事故が起きよう物なら新聞沙汰になること請け合いだ。早速動物愛護団体が原因を見極めに来るだろう。そしてなにかしらを糾弾したりしなかったりする。最悪なのは繁殖が起きた時だ。ダム湖白鳥友の会が出来るだろう。そして餌付けする。これがいかんのだよ。餌付けは野生動物に対する冒涜だ。ボウガンで撃たれた鴨を治療するのは吝かではないが、野生動物に対して餌を撒くなよ。失礼だろ。人は常に自分に都合良く自然と向き合うしょーもない生き物だ。何に使われるか分りもしない募金をして気分良くなるのと同じように自分以外の生き物に施しをしていい気になるのだ。おかしなことに巻き込まれるほど長居しないでくれよ。

 5羽ならV字編隊組めるので早めに渡って欲しいと願うばかりだ。居着くなよ。お互いろくなことにならないからな。

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2012年05月09日

外人さんと世界遺産行って来た


 日本の著名なギター製作家中野潤氏の元に、スペインの著名な建築家、デザイナー、ギター製作家である josep melo 御夫妻が来訪された。東京での取材を終えたメロ氏の希望は日本の伝統的な家屋の見学らしいが、なぜか少しも著名ではない私がギター繋がりで召喚されたのである。今回はその模様をご覧頂こう。

 早朝から白川郷に向かったが、イイ感じで迷った。原因は中野号のナビゲーションだ。古いからかしょーもナビなのである。文明の利器であるナビと地図が同居してしまった。しかも地図の方が役に立つとは・・・

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 それにしてもなかなか辿り着かないとは流石は世界遺産。ありがた味が増すというものだ。

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 とにもかくにも屋根の角度が雪の深さを物語っているが、今現在ここに人が居住しているという事実に驚く他無いのである。家の中を開放して営業しているでもなく、ここで暮らしているのだ。懐かしのドロップハンドル自転車の上でクッションが干され、お婆さんは野良仕事に勤しんでいる。どこにでもある日常が世界遺産で同居していた。

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 何件か見学させてもらったが、中はこんな感じ。

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 綱を巻き直していることが見て取れる。そして今でも火を絶やさず燻しているのだ。

 暑くも寒くもない好条件の中さらに見て回るのかと思いきや、メロ氏には他に是非とも訪れたい建物があるという。重要文化財に指定されている吉島家住宅だ。建築的に大変興味深く海外では特に有名なのだそうだ。しょーもナビは諦めて地図を読みながら高山へと向かった。

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 私でも幾何学的な柱や

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 日本的な中庭や

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 天井を這うF ケーブルは興味深く思うが

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 メロ氏の反応は先にも増して大きなものだった。見学レベルではまるでなく、研究対象といったところか。とにかく熱心なのである。メロ氏以外の3人はひと通り見終わって土間で待っている間に受付の綺麗なお姉さんと話す機会が出来たのが、これが功を奏して吉島家御当主にお出まし頂けた。メロ氏の熱意が生んだ天の配剤と言うべきだろう。

 
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 この家屋で唯一融通の利く箇所に仕立てられたおしゃれギャラリーで懇談の図。左から中野氏、メロ氏、メロ婦人、隠れているが綺麗な学芸員的な方、そして吉島忠男氏。
 御当主の話によると外国人建築家は数多く訪れていて、2時間3時間と舐めるように見て回るそうだ。メロ氏が入手したがっている新聞社がかつて出版した吉島家の写真集(図版?)は、様々なストーリーが付いて高値になってしまっているが、それでも建築家以外に数冊贈っているので、残っていないか声をかけてみると約束して下さった。(御当主も建築家)興味の無い方のお宅の本棚で埃を被っていたそれがメロ氏の元に届きますように!

 「ゆっくり見て行ってください」そう言い残すと御当主は病院までお薬取りに向かわれた。そしてポストカードを2冊ずつお土産に下さったのだった。太っ腹なことだ。どさくさ紛れにお名刺まで頂戴してしまったよ。みなさん高山においでの際は重要文化財吉島家へ是非。

 高山の古い街並は私の記憶の中で倉敷と結びついてしまうかと思ったが、様々な出来事のおかげでそうはならずに済みそうだ。

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 それにしてもこの国の観光地には外国からの訪問者が本当に増えたように思う。この日も中国語、韓国語、イタリア語、英語、スペイン語、ロシア語などが飛び交いまくっていた。飛騨高山はとても訪れやすいとは思えない土地だが、これも世界遺産の威光なのだろうか? 得たものも多くあるだろうが、失ったものも多くありそうだ。
 
 この街の景観に合わせた地味なコンビニを横目に帰路に着いた。しかし灰色て。奥まってるし。自己主張してたらあなたとコンビになれないってことか・・・こんな控えめなコンビニは初めて見たよ。

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 中野氏は留学していたこともあってスペイン語(カタロニア語?)ぺらぺらな訳だが、スペイン語に縁もゆかりも無い私はどうしていたか? 基本無口な人になっていた。スペイン語や日本語の単語が聴き取れるとおおよその話題程度には気付くことが出来るが、まあ解らない。スピードラーニング西語版状態なのである。「エレクトリカ・・・ジェイコブソン・・・」なら私のことをギターを絡めて紹介してくれている様だとか、「ヒラガナ・・・カタカナ・・・」なら看板や標識の質問から日本語の表記について説明している様だとか薄らぼんやりとは予想出来る。では、どのようにお二方とコミュニケーションを持ったかというと、無学な人はこれしかありませんでお馴染みの、日本語に身振り手振りと英単語の羅列で押し通した。それでもメロ婦人とはそこそこ通じ合えたように思う。メロ氏はライカとレンズだけはライカですでお馴染みのルミックスで撮影に勤しんでいたので(本当に熱心なんだ)会話の機会は少なかったが、通じ合えた瞬間はあったのだった。
 道を尋ねる為に立ち寄ったコンビニでトイレの順番待ちをしている時のことだ。すぐそばの本棚には我が日本が誇るエロ本がひしめき合っていた。興味深そうに眺めるメロ氏に土産にどうだと勧めてみた。
「おお、これはDVDがツーアワーだ。エロ本にDVD付きとは日本的でしょう? きっと喜ばれますよ。なんと、こちらはファイブディスク・イン・ザ・ブックでジャストサウザンド円とは驚きのバーゲンプライスだ。メニメニセクシィヤングガールズですよ!」
 ルーなんちゃら張りのプレゼンは戻ったメロ婦人に水をかけられるまで続いたが、この時の2人には完璧な相互連絡関係が成立したのだった。伝える気持ちのある者と理解しようとする気持ちのある者の間に不可能は無いのである。これからも人間の本能的な欲望は世の中を動かし続けることだろう。めでたし、めでたし。

 ***

 最後にメロ氏作のギターを紹介したい。アコースティク、エレクトリック共に様々なタイプを作っているが、私が最も気に入ったのがこれ ↓

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 まるで洞窟壁画的なプリミティブ図形ペイントにお魚型のブリッジ。なんて素敵なんだ! メロ氏のホームページには載っていないようなので本から引用しておきたい。興味を持った方はこちらをクリックしてみて欲しい 。とても自由な発想で制作されている物ばかりだ。なんちゃらちゃんねるのギター論議が虚しく思えるよ。

http://www.meloguitars.com/main.htm

 「こちらに来た時にはカタロニアサーキットに連れて行ってあげよう」

 そんな機会が万が一あった時にはよろしくお願いします。今回の来日がお二人にとって良い思い出になりなすように!

 Adiós, Matrimonio de Melo.Gracias.


Posted by あ〜さん at 13:22  |Comments(0)TrackBack(0) | 日記 , ギターの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月03日

春のオーディオ・ベーシック付録CD祭り#3


 Vol.61 2011冬号にはジャズの似合う街〜ニューヨークで生録と題されたオリジナル録音のCDが付属している。東京生まれのジャズベース奏者スティーヴ・ウィップルが久しぶりに登場した今回は、様々な場所での演奏が収録されているところが魅力だ。

Part 1

 冒頭地下鉄の通過音から始まる演奏は、59丁目、タイムズスクエア、ユニオンスクエア各駅構内での風景とともに収められている。ザイロフォークス(ジョン・シンガー=木琴、ウィップル=ベース)の2人が地下鉄構内で演奏可能なMUNY有資格者だからこそ実現したものだ。
 59丁目駅では、左右に跳ね回る木琴から察するにマイクはかなり近接していると思われる。直接音が多く残響はほぼ無い。狭い場所であることが分る。
 タイムズスクエア駅に移ると、トンネル的な残響が確認され音色にも艶が乗って来る。次のユニオンスクエア駅が一番広い場所で演奏されていると思われ、マイク位置も少し離れているように感じる。木琴の左右への行き来も減り、音色も丸くなっている。

 ラグタイムの演奏はディスクで初めて聴いたが、木琴がオーディオ的にも楽しめる楽器であると確認出来ただけでも収穫があった。ジョージ・ハミルトン・グリーンJr.の曲も木琴の魅力を前面に押し出したもので、実に面白い。
 日本での路上演奏というと、暇を持て余した若者たちを思い浮かべてしまうだろうが、ザイロフォークスの2人はプロの演奏家であるので安心してもらいたい。(着ぐるみの衣装は別として)MUNYのオーデションをパスした者はプロかハイレベルな学生、アマチュアなのだろう。
 
Part 2

 ピアノに海野雅威を迎えて、アップライトピアノとベースのデュオで演奏されるトミ・ジャズは喫茶店規模のこぢんまりとした店で、客が入っている。感じとしてはドラムレスだがビル・エヴァンスのヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ盤を思い描いてもらって差し支えない。もちろんかなりクリアで埃っぽさのない録音ではあるけれど。上手にピアノ、下手にベース。直接音が多く音場は狭い。
 それに比べるとサムシング・ジャズ・クラブは広い空間が表現されている。ここのピアノは120年前のスタンウェイだそうだが、直接音が減ったこともあって聴きやすい印象だ。演奏も最も充実していると言えるだろう。

 最後にトンプキンズ・スクエア公園でザイロフォークスの演奏が聴けるが、完全屋外ということもあって、音場は最も広い。が、マイクが楽器に近接しているのはそうせざるを得なかったのだろうがやや残念。演奏後の方が臨場感が出ている。

 今回は屋外(構内を含めて)の録音では、マイクは自作ダミーヘッドを三脚に立てたそうだ。録音機はポータブルのローランドR26を使用したと小川洋は語っている。ダミーヘッド録音なのでもっと上下左右に広がりのある音場を期待したのだが、編集の段階で色々と弄ったのか、そうはなっていなかった。それでもラグタイムを聴いてみたい人、木琴に興味のある人には勧められるだろう。それにニューヨークの地下鉄の様子を垣間みたい人にも。もちろん今回もダイナミックレンジは十分に確保されているので優秀録音には違いない。

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2012年05月02日

春のオーディオ・ベーシック付録CD祭り#2


 Vol.60 2011秋号には炸裂する重低音! 驚異の和太鼓アンサンブルと題されて「わかな」の4人と和太鼓奏者の中嶋真による演奏が収められているが、7つのオリジナル曲のタイトルにKohC.D.E.などが見受けられる通りかなり独創的なものだ。

 使用された楽器は大小の太鼓の他に、チャイナシンバル、銅鑼、巡礼鈴などの金属打楽器と篠笛、田楽笛、正倉院復元楽器の龍笛が用いられている。ガレリアかめおか響ホールでの収録だが、画像を見る限りホールというよりもスタジオ的な場所のようで、録音・マスタリングは困難を伴うものだったと小川洋は語っている。
 現場ではマイクセッティングは問題なく出来たものの「照明器具が共振するほどの大音量」なので正確なモニターが出来なかったそうだ。直径1メートル超の大太鼓を強打すればそうなることは想像に難くない。またダイナミックレンジが広大なので「小さな音の大太鼓」にならないように強奏時に合わせた録音レベルを編集時にコンプレッサーで底上げし、さらに主マイクと補助マイクの時間差を合わせて位相を保ったそうだ。そして「いつも通り」ホールで実際に聴いた音に出来るだけ近づけたとしている。
 また、これだけ大きく空気が動くと、それによりもたらされる振動が厄介だが、マイクスタンドの足には何らかの緩衝材が挟み込まれていたようだ。曲が盛り上がると演奏者がジャンプしていたそうだし、いつもとは違う意味の苦労もあっただろうが、その甲斐あって今回も良作に仕上がっている。

 まずこのディスクは大音量再生しないと意味がないと言えるだろう。SN比が良好でダイナミックレンジも広い。ただ炸裂する重低音というよりはグイグイ押し迫って来る感じが強い。(特に3つの平胴太鼓だけで演奏される05華舞で顕著)だからといって音の立ち上がりが遅い訳ではないが、音像が引き締まっている割には鼓膜に突き刺さるような刺激的な要素は少ないと言える。また弱奏時には各楽器の音色を堪能できるが、金属打楽器は特に魅力的だ。
 音場は広大ではなく、それは広くはない演奏会場を表しているようだが、画像で確認出来るメインマイクの位置からすると、音源はそれよりもやや遠くに感じる。

 最も興味深く聴いたのは03C.E.D.で、このタイトルはクレイジー・エレファント・ダンスの略だそうだ。「無国籍の雰囲気」を出しつつ「スティーブ・ライヒに触発された」曲だと解説されているが、要は前半にフェィズ・シフティングの技法を取り入れ後半はバリのガムラン音楽に近似している曲だと言えるだろう。意欲的な作品でとてもユニークだ。
 太鼓はあまりカラフルな音色ではないのでダイナミックな水墨画のようだが、音色的に一番楽しめるのは06登台乱舞だ。実にカラフルだが、この曲に限らず笛は音量が最も少ない事もあり手前で演奏されているが、強奏の場面ではマスクされてしまうこともある。(02はやぶさも然り)しかし少しも混沌としてはいないので、現場で聴いた感じも同じようなものなのだろう。その方が自然だとも言える。
 07たまゆらのはほぼ現代音楽と言って良い内容で、伝統からは最も遠いと言えるだろう。ベル・ドラムス・フルートで成立する曲だ。ジャンルの垣根を越えた新たな和太鼓音楽を創作するわかなの面目躍如と言ったところか。

 30Hz以下がハイレベルで収録されているえげつない太鼓の録音からすれば大人しいといえる本盤だが、和太鼓のディスクは既に手元にあるので何か毛色の変わったものをとか、和楽器を使った現代的な曲の演奏が聴きたい人にはお薦め出来る。もちろん物理特性の整った優秀録音を求める人にもいいだろう。何度も書く様だが本当のダイナミックレンジを味わえるディスクは少ないので、是非あなたのオーディオ機器でも歌わせてみては如何だろうか?

Posted by あ〜さん at 19:30  |Comments(0)TrackBack(0) | 趣味のオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月01日

春のオーディオ・ベーシック付録CD祭り#1


 Vol.59 2011春号には室内楽の楽しみ〜知られざる名曲をたずねて〜と題されてF.A.ベルワルド/クラリネット、ファゴット、ホルン、ピアノのための四重奏曲変ホ長調とC.ツェルニー/クラリネット、ホルン、チェロ、ピアノのための恊奏的大セレナーデ変ホ長調作品126という国内CD未発売、邦人初録音と思われる非常に珍しい演目が収められている。2曲とも室内楽愛好家なら入手する価値の有る佳品だ。

 ベルワルドは初期の作品ということもあるが古典的な作風を引きずっており、3楽章構成も相まって非常に明朗で聴きやすい。スウェーデン人でありながらウィーン的な作風だとも言えるだろう。ほのぼのとした後味を残す曲だ。
 一方ピアノ教本でお馴染みのツェルニーの曲はえげつないほど彼の楽器にスポットが当てられている。が、ピアノと下僕たちになるのを嫌ったのか、序奏を伴った主題と9つの変奏曲の内第一変奏はホルンに第3変奏はクラリネットに第5変奏はチェロに主役が与えられている。全体的にはピアノ協奏曲の室内楽版のような内容だが、その名人芸も手伝ってこちらも聴き応えのある曲だ。

 録音は超絶優秀という訳ではないが、実にホール録音らしい円満なものだ。富士見市民文化会館メインホールは802席だそうだが、メインとは言うものの一般的な尺度からすると中ホールくらいのサイズでそれほど大きなホールではないだろう。だからこそキレよりまとまりが欲しい小規模アンサンブルに向いた録音に成ったといえるだろう。録音・マスタリングは小川洋だが、作為のない極々自然なダイナミックレンジを味わえる本盤は、極端なフォルテやピアノがない曲であってもそれがどれほど重要であるかを知らしめている。ストレスのない聴感を是非とも味わってもらいたい。

 一時期ナクソスやインデペンデントレーベルで埋もれた作曲家を発掘・録音する取り組みがなされて来たが、この2曲が漏れていたのだとしたら大失態だ。室内楽愛好家で知らずにいるのは惜しいだろう。時折見掛ける世界初録音の固さは微塵も無い闊達な演奏も素晴らしく、実に有意義な企画盤であると言える。


Posted by あ〜さん at 20:03  |Comments(0)TrackBack(0) | 趣味のオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月30日

'12・4月の索引


 今月は雨の日が多かったな。この辺りは雲が避けて通るのか晴れの日が多いから、こんなに天気が優れなかったのは珍しい。それでもやっと暖かくなったから花は咲いたよね。草も伸びるし。

 当ブログ的には7/8日記て。季節柄仕方ないか。安否確認は十分出来ただろうけど。来月はディスク評をやろうと思っている。久しぶりに歌えウォルフィ! 今週中に始めて今週中に終わる感じにしたいところだけど、どうなることやら。4枚予定している。優秀録音盤に興味のある方はお楽しみに。それ以外の方は跳ばしてね。

 中旬には珍しくシリアスな記事を書くかも。シリアスすぎて書かない可能性もあるね。目の当たりにしない事には分らない。



2012年04月05日 また、うっかり

      10日 始める人、迷う人、始めてる人。

      12日 同じ穴の狢

      13日 梅は咲いたが桜はまだらしい

      19日 雉も鳴かずば撃たれまい

      22日 モデリング

      23日 三者三様

      25日 春麗ら

      30日 '12・4月の索引

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太字
斜体
下線



Posted by あ〜さん at 18:01  |Comments(0)TrackBack(0) | 索引 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月25日

春麗ら


 昨日今日が満開。明日から天気は下り坂だそうだ。

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 麗らかである。初夏を思わせる日差し。窓から吹き込む生暖かい風を受けて通る道路脇の色色色。山麓までの道すがら春の洗礼を受けながら走った。
 中からでも桜並木は望めるが、せっかくの陽気なので露天に浸かってみた。誰もいなくなった湯船から青空の天井を見上げれば、彼方に溜息は消えて行った。
 4月も数えるほどになってしまったが、願わくば穏やかに過ごせる日々がもう少しあることを。平穏無事とは有り難い事だと実感した一日であった。

Posted by あ〜さん at 19:41  |Comments(0)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月23日

三者三様


 昨日は寒かったが何処へ行っても桜がきれいに咲き誇っていた。標高の高いところ以外は。ウチの近所も八分〜満開に見えたが、今日よく見てみると違った。不思議なことが起きていたんだ。

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八分咲き

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三分咲き

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まだ蕾み

 この三本の木、なんと10メートルの範囲で生えているんだ。陽当たりは変わる事はないのに何故これほど差があるのだろう? とても不思議だ。風の関係か?
 この周辺は土留めをする為か樹木を片っ端から切り倒している。なので風の通りがやたらと良くなってしまったんだ。登坂に吹き付けて凍ってツルツルにならないか心配なほどに。他に思い当たる節はないんで、やはり風なのかな・・・?

 周辺事情が変わり行く中でも咲き続ける桜3兄弟。1年のうち1週間しか注目される事はないのに健気な事だ。同じところに暮らしても三者三様とはまるで人のようでもある。

「みんな違ってみんな良い」
 
 みつなんちゃらの様な呑気な事言ってて良いのかは分りかねるが、やっと春が来たとは言えるだろう。しかし、まだまだ朝晩は冷えるのでシチューの出番が続きそうだ。そう言や昨日福島から桜の中継がされていたが、ダウンジャケット着てたぞ。寒いのか? 東北。

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2012年04月22日

モデリング


 AKB48の新曲「真夏のSounds good!」は我々中年にとって、どこか懐かしい仕上がりで「ヘビーローテーション」よりヘビーローテーションしてしまいそうな勢いだが、この曲は「君の瞳に恋してるCan't Take My Eyes Off You」をモデリングして出来上がったのだろうと思う。だから懐かしい。AKB48の歌の中にはモデリングされた曲が多々見受けられるので、紅茶のおいしい喫茶店でくつろぐのが難しいほどだ。
 一方KARAが昨年末リリースした「ウィンターマジック」もSPEEDが歌い大ヒットした「ホワイトラブ」をモデリングしたことは明らかだ。だが、この2曲は少々事情が違うのではないだろうか?

 「真夏の〜」は作曲家に発注した時点で「君の瞳に〜」のような曲をと指示があったのだろう、と思う。この様な注文の仕方は良くある事で、作る側からすれば抽象的にああだこうだ言われるよりも具体的に曲を提示してもらった方が有り難いのだ。そしてこの作曲家は十分に期待に応えたのでシングル曲に抜擢されたわけだ。おいしいね。

「ウインター〜」の場合はまずリサーチから始めていると思う。
 K-POP勢の指針のひとつは日本市場での成功だ。未だに近隣諸国で最も音楽産業が繁栄している日本での成功が、韓国国内での評価を高めるのだという。今や音楽のパッケージメディアが売れるのは世界中で日本しかなく、そのほとんどはAKB48によるものだが、人口半分の国内よりは日本での売り上げの方が見込めるという判断なのだろう。
 日本でどんな曲が支持を集めたか? 古今のヒット曲を聴き比べKARAに合っているのはどれかと考えた結果、導き出されたのが「ホワイトラブ」で、それを原型として「ウインターマジック」が作り出された。聴いた我々がなんか良いと感じるのは当然だが、この手法は非常に有効である反面とても卑怯な商売の仕方だ。

 かつて「ウーロン茶」を飲む習慣がなかったこの国に、それを一般化するまで広めるには某企業の並々ならぬ努力と莫大な広告費が必要だった。新たな市場が出来上がってから群がった後発は通常の広告費用で、プライベートブランドなど弱小企業は自ら宣伝する事なく甘い汁が吸えたのだ。
 すでに名曲と広く認められている曲をモデリングするのはコストパフォーマンスの面でウーロン茶の例とまったく同じだ。

 プロのアイドルのみなさんを批判するつもりは毛頭無いが、プロの作曲家に「この曲の感じで著作権に引っかかんないように、よろしく」と発注する音楽業界に未来はないと思わざるを得ない。例えその曲が何百万枚売れようがだ。自作自演が基本のバンドのみなさんも同じで、その曲をリスペクトする気持ちがあるのならモデリング出来ないはずだ。やってるけどな。

 CDに握手券付けようが投票権付けようが全く構わないが歌声をAD変換して音程と音色を弄くり回していたんじゃ歌い手は育たないし、モデリングして曲を量産していたのでは歌い継がれる名曲に出会える機会は皆無に等しいだろう。どれほどの波及効果がありどれほど日本経済に影響を及ぼしているかはしらないが、音楽的には虚しいばかりだ。残念な事だ。

Posted by あ〜さん at 21:11  |Comments(0)TrackBack(0) | 音楽の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月19日

雉も鳴かずば撃たれまい


 この山に雉(キジ)が一家族住んでいるのは知っていた。以前、雄雌に何羽かの子供達を見掛けていたからである。今日とうとうその姿を画像に納める事に成功した。ごらん頂きたい。

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 雉の足は速い。これまではカメラを取り出す暇もなく走り去られてしまったが、今回は何故か逃げなかった。それにしても美しい姿である。猟友会の爺さんに鍋にされない事を願うばかりだ。

 動物との共存。多民族の共存。病気との共存・・・我々は様々な物事と共に暮らす事を強いられている。昨年からは放射能汚染との共存も加わってしまい最早逃げ場はなさそうだ。この世知辛い日々の中で面白おかしい事を見つけて日々を充実させて行くのは、中々にして難しい。狭まって行くテリトリーの中でも健気に生き抜いている雉達を見習いたいものだ。
 
 路傍の花は咲き出している。桜の蕾も解けだしているが、彼方の山の頂きはまだまだ白いのである。

Posted by あ〜さん at 19:24  |Comments(0)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月13日

梅は咲いたが桜はまだらしい


 やっと咲いたよ。でも今日は4月13日だぜ。遅いったらありゃしない。もう少し下の方では満開になっていたけども。

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 とある記事のアクセス数が異常だ。どうもツイッターにリンクされたらしい。ツイッターからのリンクが確認出来たのはこれで2度目だけど、最後まで辿れなかったのでどんなつぶやきに貼付けられたのかは不明だ。前回は弦の張力の話題で「こんな記事もあるよ」と貼付けられていたので今回も同じ感じだろう。良いんだけどね、別に。貼ったのは私の友人ではない見ず知らずの人だろうし。当ブログの読者なのかな・・・

 頭が痛いのは掲示板に貼られた時だ。例のなんちゃらちゃんねるだよ。何度も貼られている。ここに沸いている輩は本当に残念な人達ばかりだ。困ったもんだよ。
 私がギター関連の記事を書く時はビギナーが読む事を考慮して出来るだけ分りやすく書いている。だが、当然極まりない事は省く事もある。だからなのか、どうも残念な人達には伝わらないんだ。これは私の文章力の問題もあるだろうが、読む側の読解力にも問題が有るとしか思えない。たとえば・・・
 「この記事書いた人、レスポールとテレキャスターが同じ音に聴こえちゃう残念な耳の人なんですねwww」そんなこと私は一言も書いていないんだけどな・・・要約すると、レスポールでテレキャスターのような音色を狙ったプロギタリストがいるが、それはエレキギターの音は電気信号なので大きく変更する事が可能だからだ。ジミー・ペイジはそれを実践していたのではないのか? て記事なんだ。私はレスポールとテレキャスターの音色が似ているんじゃないかとは一言も書いてはいないが、ジミー・ペイジはそう考えていたようだ。確かインタビューでもそう答えていたことがあったと思うし。このことはジミーがエレキギターの音色=電気信号であると認識していた証だ・・・てな話なんだけど、なぜだか私の耳に機能的な問題あるんじゃ的に曲解されている。もう少ししっかり読んでくれよ。まあ、今の大学生は40パーセントもの人が「平均」の意味が理解出来ていないそうだから仕方ないか・・・残念ざんねん。

 かと思えば予想以上に伝わることもある。
 ある記事で「ドンキホーテ」とカタカナ表記するのを避けて(あの店舗しか思い浮かばないだろ)Don Quixote と書いて、この人スペイン人なのでその後もde Distritos fríosと表記してみた。するとどうだろう「スペイン語表記ならDon Quijoteだよ」と指摘してくれた人がいるじゃないか。考えたらホ=J だもんね。クラシック音楽ではQuixote が一般的なんでそのように表記したんだけどイタリア語綴りなのかな? しかもDon Quixote de Distritos fríos を「寒冷地のドン・キホーテ」と正解していた。わざわざ分り辛く表記しても伝わる人には伝わるものだ。

 文章で考えを伝えるのは難しい。分っちゃいるけどね。今後は読解力の低い人は切り捨てます。ここは学校じゃないからね。

 梅が咲いたは良いが外は寒風吹き荒んでいる。明日は寒いに違いないぞ。桜はいつになるだろうか・・・

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2012年04月12日

同じ穴の狢


 これが諺でお馴染みの狢(ムジナ)という生き物らしい。

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 近所の車庫の前で寄り添っていた。私は狸かと思ったが、狢だそうだ。これほどじっくりと見たのは初めてだ。それにしても哀れな姿である。我々「野生動物観察隊」は何故この2頭がこの様な姿になったかを推測してみた。
  
 まず疑ったのは病気だ。この体毛の抜け方は尋常ではないからである。それで話がまとまるかと思いきや、ある隊員が他のジャイアン的な生物にむしり取られたのではないか、と意見を出して来た。なるほど彼らは野生なのだから十分に有り得る見解だ。さらにはそのジャイアン的な生物から歌を聴かされてストレスでハゲ散らかった可能性も否定出来ない。いやはや弱肉強食が大前提の野生とは恐ろしいものである。
 
 いずれにせよ弱り果てたこの2頭は、人家に降りて来て猫の餌を漁っていたのだ。もはや野生のプライドは微塵も無く、ただただ生きる為に必死なのだ。まるで車検に出したマイカーがいつまで経っても戻ってこないので不審に思っていると、前回に引き続きボロすぎて部品交換しなければならなくなり途方に暮れている瀕死の中年ホモサピエンスのようだ。野生の狢も世俗の中年も似たようなものなのである。

 彼らのうちの1頭は歩くのも覚束ないほど衰弱していた。やがて、そう遠くないうちに最後を迎える事だろう。その時まで、たとえヨボヨボでも良い。前のめりであれ。願わくば俯せに倒れろ。野生のプライドを取り戻せ。例え害獣呼ばわりされて、疎まれようとも。

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2012年04月10日

始める人、迷う人、始めてる人。


 東京じゃ桜が満開だそうだが、こちらじゃこれで精一杯。

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 満開には程遠い。明日は雨の予報だし。

 とあるお仲間から「エレキギターを弾いてみようかと・・・」とメールで相談された。中年よ大志を抱け! 無論始めるべきだと薦めておいたよ。いくつか具体的な質問も書かれていたので答えておいた。新年度も始まったことだし、いろいろと思うことがあるのだろう。

 体力的、経済的に無理なこと以外はやりたいことはやってみようじゃないかが私の基本スタンスだ。臨終間際の後悔はなるべく減らしたいからね。でも興味は有るが踏み出せないでいるのがバイクだ。
 まず寒冷地なので楽しめる時期が短い。尚かつ日常的に乗る機会はないので(基本的に歩くので)ツーリング的な目的を作らなければならないし、荷物は積めない訳だから買い出しにも使えない。わざわざ目的地を設定しなければならないなんてどうかと思うので有耶無耶にしているんだ。通勤に使えればね、250CCを手に入れるところなんだけど。免許も取るよ。

 年度が変わったからってなにする予定もないんだけど、私もエレキギターを弾いてみようかな。弾いてみたい曲はまだまだあるしね。そう言えば友人のご子息がエレキギター始めたのは良いが音色を思うように歪ませる事が出来ずにやさぐれていると聞いたのが昨年末のことだった。早速使っていないデストーションを貸してやったがBOSSのDS-1はシングルコイルPUには向かないと思うんだよね。細くてキンキンな方向になっているはずだ。ウチに有るのだとヤマハのDI-100てのが実に良いんだけどね。ゲインフラットで通しただけで太い音色になるんだよ。ブースター的に使えるんで実に重宝している。歪みを増しても太いまんまだしね。どのPUに使っても良い結果しか出ないんで貸せないんだけどさ。廃盤製品だしね。
 確か解散してしまった東京事変なんかを弾いていると言っていたけど、そろそろお小遣いも貯まっただろうから返してもらいに行こうかな。自分のギター持って楽器屋で試すのが一番だぞ。気に入ったのを見つける事だ。ちなみにDS-1は売らないぞ。近々返してもらうよ。

 この春ギターを始めるって人は、がんばってね。情熱が有れば割と早く私くらいには弾けるようになるからね。正しい努力を続ける事だ。間違った努力は遠回りなだけなんで気を付けて。スクールに通うも良し、先達に教わるのが上達の近道だ。中年だろうが老年だろうが諦める事なかれ!

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2012年04月05日

また、うっかり。


 近所の車屋さんにマイカーそっくりな車が停まっていて「いやー、珍しいな。色どころかナンバーまでいっしょだよ」なんつって呑気なこと思っていたら車検に出したんだった。家に戻ってマイカー無くなってるつって焦る所だったよ。前回も驚いた覚えが有るんだけど相変わらず物忘れが激しいことだ。
 車検が予算内に収まったら一昨日誘われたコンサートに行きたいんだ。前回はボロすぎて予算の7万超になってしまい参ったけど、今回は大丈夫だろう。ボロいとこ直した訳だし。コンサートも展覧会なんかも足を運ばなくなって久しいから、たまには赴きたい所だけどね。どうなることやら。

 昨日は温泉に浸かって来ましたよ。ラドーンつって。それにしても寒さが厳しいことで、外に出てみると吹雪いていたよ。まあ山麓だからね、仕方ないけど。
 帰りには大抵スーパーに寄って買い出しするんだけど、改装していて通常の品揃えではなかったんで参った。今、この時期に設備投資か・・・がんばれ小売店。潰れんなよ。

 生キャラメルも底をついた事だし、そろそろ暖かくなってくれないもんかね・・・

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2012年03月31日

'12・3月の索引


 先日の「工事と駐車と本屋の話」の工事部門に実に真っ当なコメントか寄せられたので全文を掲載し一筆書いてみよう。以下は土建屋ギタリストさんの意見だ。


単年度制が変わらない限り直らない。

行政は住民の為に予算取りをしている。
予算が余ると次年度は減らされる。
予算が減らされると、住民に怒られる。

大変なのは何処も変わらない、隣の芝生はいつも青く見える。

税金の無駄遣いは住民の我がままが多く、クレーマー的・モンスター的なものも多い。
その対応で法整備や書類が多くなり金が掛る。
また、認可等で時間も掛る様になる。

工事をしているとある1件の家から苦情が入る。
「振動が酷くて家にいられない」。
しかし、役所的にはその周辺住民の要請で工事をしている。
業者は「じゃあ、お宅の前はやらなくていいんですね?」と言っても別に構わない。
行政的な立場からすれば1人の納税者も無碍には出来ない。
そんなこんなで時間が掛り、結果余計無駄金が掛る。

皆、自分だけが特別じゃないんです。
遠回りを楽しみましょう。


 実に真っ当だ。だが税金を山分けしているところと、心を込めて良品を作っても売れなきゃ一銭にもならない仕事は同じではない。マインドからして違うと思う。まずはみなさんご存知の事例から。

 ある公務員のみなさん達が怒られている。この市はゴミの収集を職員がやっているが、毎日8−17時までの仕事量はないので午前中で終わってしまう。昼以降はなにをしているのか? 以前は一旦帰って昼寝をしたりDVDレンタルして時間を潰して17時直前に再びタイムカードを押しに戻っていたが、市民のみなさんにバレてテレビが取材に来てしまい全国放送されてしまったので、それ以来は施設の中で過ごしていたのだが、当然ながら午後の仕事は無いので暇つぶしに敷地内で野球を始めた。威勢良く声を出して投げる打つ走るをしていたので、またまた市民のみなさんにバレてしまい再びテレビで全国放送だ。結構上手い球さばきだったよ。おそらく今は建物内で出来る暇つぶしをしていることだろう。

 この人達の言い分は「やることないのだから仕方ないだろう。余った時間で洗車しようが遊んでいようが給料変わんないんだし」そう、この人達は公務員なのだ。
 実質4時間程度の労働でフルタイムの賃金が税金で支払われている。こんな例は論外としても公務員の給料は建前上民間のそれが反映されていることになってはいるが、現実にはそんなことは無い。民間では残業0ボーナス0が普通に罷り通っている。仕事を失わないだけマシなので皆しがみついているのだ。

 次に個人的に巻き込まれれた行政の酷い仕業。こんな通知が来た。

 あなたの平成22年度水道使用料が下記のとおり未納となっておりますので、指定期限までに納入してください。
 指定期限までに納入されないと、条例の規定により、給水停止となります。
 滞納額2,000円

 ここでは基本水量を越えるまではどこぞの企業向け電力のように、使わなくてもひと月2千円強制的に支払わされる。なので上記の通知から察するに、どこかひと月分が未納だと言いたいのだろうが、何月分かは記されていない。その時点でダメだ。何月分が未納なのか知らせなければ。
 確かに水道料金は引き落としになってはいないので毎月支払っているが、22年度分全ての領収書が手元にあるので無視していると、担当部署の課長さんから電話があった。「どうも11月分なんだけどね、これコンピューターに反映されていない可能性もあるんだけど、郵便局で支払いました?」そこまで分っているならまず郵便局に確認とれよ。「領収書あります? 11月分?」ありますよ。「それ、コピーでいいんで持って来てもらえませんか?」正気かよ、課長さん。俺には何一つ瑕疵がないのにコピーした領収書をあんたの元まで運んで来いって言ってるのか? コピーさせて頂きたいので領収書お借り出来ませんか。取りに伺いますので、の聞き違いであってくれよ。

 私が知る限り行政はサービス業であるはずだが、顧客である納税者にこの仕打ち。信じられなかったよ。私にはなんの落ち度も無いのに給水停止と脅された挙げ句に行政側のミスを尻拭いさせられたのだから。自宅のマルチプリンターでコピーして持って行ってやったが課長はさんは出てこなかった。あんたが直接受け取って「こちらの落ち度で大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした」と謝罪するのが筋だろう。大体、滞納したからって電気・ガスは止まっても水道は最後まで止めないのが常識だ。気軽に給水停止とか言ったらダメなんだよ。
 
 いくら田舎だからと言っても酷すぎはしないだろうか? これは実際に私が体験した実話だ。やはりこの人達の思考はズレているとしか思えない。民間企業では有り得ないことだ。こんなことしていたら潰れてしまう。

 私は公務員であったことはないが、公金で予算を付けられている施設にいたことが有るし、民間の物作りの現場にいたことも有る。双方を知る視点から言えることは、両者は同じではないと言うことだ。それは予め予算が確保されている公と、どれほど良い品を作ろうと売れなければ食いっぱくれてしまう民の違いであるが、そこで働く人々にもそれが大きく影響している。私はそれに違和感を感じるのだ。公金営業施設は全てにおいてユルく、尚かつ薄らぼんやりとしているのだが、それは怒りを禁じ得ないほどのレベルだ。
 上記の私の実体験はあまりにも極端なレアケースなのだろうか? 私はそうは思わない。至る所でこのようなことが起きているのだろうと思う。あの人達の物の考え方は非常識で理解出来ないことも多く尚かつ失礼だ。

 土建屋ギタリストさんの意見は尤もだしその通りだとも思うけれど、経験上私のように行政に大きな違和感を覚えている人も多くいることだろう。いずれにせよ外国人に福祉介護をやらせようとしているこの国では、町工場の声は届くことは無いのだ。


2012年03月07日 今度こそ究極なのか?

      17日 工事と駐車と本屋の話

      27日 生キャラメル

      30日 春の息吹き

      31日 '12・3月の索引

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2012年03月30日

春の息吹き


 予報通りの気温上昇で日中は暑いくらいだったが、強い風が西から雲を運んで来たようで、日暮れる前から寒さが戻った。それでも、わずかな隙をついて雑草達は青々とした葉を茂らすし、名も無き花達も咲き始めている。桜はもちろん梅さえもまだ蕾しか目に出来はしないが、この花が春を告げている。

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 見逃す所だった早春の使者福寿草。いつから咲いていたのやら。騒がしい世間を横目に自己主張するDon Quixote de Distritos fríos 間近で見ると力強い花だ。

 お天気お姉さんが言うことにゃ、強い寒気は居座っているので、まだまだ霜に注意しろだとさ。山間の春が遅いのは毎度のことだ。今暫く待つとするか。


よく読めますねぇ。おっしゃる通りです、飼い主さん。
そちらの方でも春が見え隠れしているでしょうか?

Posted by あ〜さん at 19:15  |Comments(1)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月27日

生キャラメル


「ちっ、今朝も冷えるなぁ・・・昨日のように吹雪いてないだけマシだけどな」なんつってやさぐれていたらゆうパックが届いた。「とくせい生キャラメル」が入っていた。

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 姪っ子メイコが作ってくれたらしい。なんて出来た子なんだ。メイコ母からはぐんにゃりした失敗チョコしか貰った事ないからな。なになに、注意書きがあるぞ。「カロリーにきをつけて1日2個にしてください!」おお、なぜだかおじさんの脇腹の状態を見切っているようだ。腹筋は一応有るから前腹はそれほどでもないんだけど(もちろん脂肪が覆っているが)脇腹は酷い。乗っかる感じなんだよね。全くけしからん。

 なぜだか小魚的なものも同胞されていたが、カリカリしなさんなってことかな・・・いろいろ気を使ってもらってすまないね。

 さて、まだまだ寒いが生キャラメルを頬張りながら過ごすとするか。んん、こりゃ濃厚だ。寒さも吹き飛ぶ、かな?

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Posted by あ〜さん at 19:41  |Comments(0)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月17日

工事と駐車と本屋の話


 たかだか往復30キロ買い出しに行って来ただけなんだよ。なのにこんなことやあんなことが・・・

 年度末の予算使い切り工事がそこかしこで行われている。いつまで続くのかねぇ、こんなこと。余らせたらプラス査定になることはないのか?「貰った」金は使っちまおうってことか・・・1個1円以下の物を作るのを生業にしている町工場の憤りは聞こえないのだろう。物を作る、物を売るで稼いだ事の無い輩は呑気極まりない。国自体が困窮しているのにこんなこと続けていていいのか? 公共事業に寄生する有象無象が無くならない限り無理か。
 
 工事用信号のおかげで、延々と信号の無い国道なのに10台20台と連なって走るので、おかしな車を先頭にだらしない行列になってしまう。皆、私を含めて暴走したい訳じゃないんだよ。いつも通りに走りたいだけなんだ。定速度で走れない、制限速度以下で走りたい人は道を譲ってくれよ。バス停のスペースや安全地帯で行く手を譲るスキルを身に付けてくれ。
 先頭がどこぞの中年アイドルでトヨタ車転がしてんなら20キロの速度超過でスイスイ流れるんだがなぁ・・・しかし社会的制裁も受けずにCMも続行てどうなの? 怖いねえ、ジャニーズのメディア支配。ワイドショーも静かなもんだ。YOU,どんだけ力持ってんだよ。

 やっとこさ並びに本屋があるスーパーに辿り着いてまずは本屋に入った。オーディオ・ベーシック2012年春号を求めるためだ。おお、見つけたぞ。ん、付録が輪ゴムで留めてあるぞ。なになに・・・インターネットラジオの記事が別冊になっているのか。以前から推していたからな、とうとう別冊付けちゃったのか。付録CDはと・・・なな、なんとモーツァルトのピアノ協奏曲だと! しかも11・12・13番を室内楽版で尚かつフォルテピアノでの演奏だ。なんて俺得なんだ。有り難いことこの上ないぞ。今回も録音・マスタリングは小川洋だ。しかも今回は上野の森の入り口で出迎えてくれることでお馴染みの東京文化会館小ホールでのライブ録音だそうだ。聴く前から高まるねぇ。しかしこれ一冊しかない様だ。危ないとこだったな。
 買いそびれるところだったと思いつつ見回してみるとストライプな表紙が・・・なんだこれは。おお、ギターマガジン4月号ではないか。エディ・ヴァン・ヘイレン51ページの大特集・スペシャルポスター付きだと!? く、下さい、これも。一緒にリボンをかけて包んで下さい。
 なんと、ギターマガジンもこれ1冊しか無いようだ。田舎なんで平積みにはならないんだろうけど、発売日からまだ2、3日しか経ってなのにな。残っててよかった。そういえばギターマンEVHを見つけたのもここだったな。あの時も1冊しか残ってなかったような・・・ここは欲しい本が手に入る魔法の本屋なのか? 
 雑誌は年に4冊しか買わない。季刊であるオーディオ・ベーシックだけだ。発売日と買い出しの次期が合わないとポチッとして取り寄せるし、毎度このスーパーに来る訳でもないので、本当にたまに来て希望通りに手に入るなんて付いてたよ。

 食料品の買い出しを済ませて車に戻ってみると、隣の車がラインを踏んで停まっていた。ここはスーパーなので、荷物を積み込むのに対応して駐車スペースのラインはU字になっている。1本の線ではなくて2本になっているんだ。隣の車との間隔を保つ為にね。それをわざわざ踏んでんだよ。丁度降りて来るところだったんで文句言ってみた。「狭いよ、線踏んでるし。なんで?」相手はヘラヘラするばかりで要領を得ない。結局私の問いに答える事無くそのまま逃げられてしまった。サイドミラー畳んでる暇があったらもう一度前へ出て仕切り直せよ。大体反対側の隣のスペースは空いてんだからさ。やり直さない理由が解らない。いい位置に停めればミラー畳む必要全く無いしドアも余裕を持って開けられるんだよ。駐車スペースに停めるスキルがないなら隅に停めとけ。練習しろ、練習。しょーもない。狭いんだよ、まったく。

 工事の臨時信号に捕まりながら帰ってくると今度は路駐の車で自宅の駐車スペースに入れない。運転席に人影があったので真後ろ付けて邪魔だぜオーラ出してみたら動いてくれたが、玄関のポーチが濡れて汚れていた。出た時にはそんな事なかったのにな。郵便も来ていないのでさっきの車の主がセールスか勧誘に来たんだろう。迷惑な事だ。

 たまに車動かせばこんなことばかりだ。本屋で付いてたこと無ければおかしな事だらけ。これが小春日和だった昨日の話。おおよそこんな感じの日々を送っているよ。どうよ、しょぼくれているだろ? さてと、雨が止まないが歩いて来るか。元の体型に戻したいからさ。やるだけやってみるよ。日は長くなったが寒さは緩まない。いつまで続く事やら・・・

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土建屋ギタリストさんご意見ありがとうございました。
'12・3月の索引にて一筆書いてみました。



Posted by あ〜さん at 17:59  |Comments(1)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月07日

今度こそ究極なのか?


 とうとう実用化されたGPSソーラー腕時計。この秋セイコーから発売されるそうだ。すごいねぇ。

 GPSは既に携帯にも搭載されている。しかし消費電力がソーラーやボタン電池では賄えなかったんだ。そこを1/5にまで抑えてとうとうやってのけた。さすがセイコー。同社では時計王国スイスを壊滅に追い込んだクォーツ革命以来の革命劇だ、と公言している様だ。個人的には電波ソーラーでもう進化はないだろうと思い込んでいたのでGPSの搭載は驚き以外の何物でもない。

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 エプソンとセイコー両社長さんの誇らしげな笑顔を見るが良い。映画化された「はやぶさ」の派手で泣ける誇りたい日本の姿も悪くはないが(実際素晴らしいし)腕時計を究極まで進化させた技術と努力も多いに誇るべきだろう。普及して庶民の手の届く価格になったら是非手元に置きたいものだ。待てよ、普及するかな? オーバークオリティかも・・・世界中飛び回っている人ばかりじゃないし・・・いやいや、それでも普及希望。興味を持った方はセイコーのHPへGO!

http://www.seiko-watch.co.jp/whatsnew/pressrelease/20120305/

 日本人って勤勉だよな。なのに現状はどうしたことか? 社長さんたちの笑顔が眩しすぎるぜ。

Posted by あ〜さん at 19:29  |Comments(0)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月29日

'12・2月の索引


2012年2月08日 ヴァン・ヘイレンの新譜に号泣

     15日 あ行な日々

     24日 元気です

     25日 俺のルミノックス電池交換してみた

     26日 俺のミニ・マグライト LED化してみた

     27日 穿けたり穿けなかったり

     28日 白から黒へ

     29日 '12・2月の索引

 ***

 雪だよ。天気予報ハズレないよね。昼から日が差してすっかり融けたけど寒いね。

 安否確認の電話があってから毎日更新してみたけど、どうよ? ウザイだろ(笑)どうでも良いような事書き連ねるのってモチベーションの持って行きようがないよ。これまでの記事で読まれ続けているのはギター関連、ラジオドラマ関連、スピーカー工作関連など多少は実の有る事だ。単なる日記では本当に安否確認でしかないから、いろんな意味で無駄だ。かといって毎日のように論文まがいの記事は書けないし。

 来月からF1の'12年シーズンが始まるんだけど'07年王者キミ・ライコネンが帰って来る。待ってたよ。しかも二番手チーム(失礼)ロータスで走るんだ。



 起こしてくれよ下克上。レッドブルのポール・トゥ・ウィンなんざ観たくない。ドライバーの力でトップチームを撃墜して魅せてくれ。可夢偉にも期待してるけどマシンの仕上がり次第かな。沈み続けた昨シーズン後半からチームが浮上出来るか? これでロバート・クビサが参戦していたらドライバーに関してはベストだったけれど・・・まぁ、楽しいシーズンになる事は間違いないだろう。全20戦すぐにでも一気観したいよ。昨年のように政情不安定で中止されるGPがないよう願うばかりだ。

 いよいよ日本の自動車産業にも終焉が見えて来たようだ。昨日の富士重工のニュースは結構なインパクトがあったよね。マツダも危機的状況だし。この国の規模でこの数の自動車メーカーがあるのはそもそもおかしいっちゃおかしいが、転がる石は誰にも止められないってことか・・・テレビを始めとする家電は韓国製品が席巻しているし、もう日本製が無くなるのは時間の問題だ。なんたって相手は国がバックアップしてんだから勝負にならないよ。才能の海外流出も歯止めが効かない状況だし、モノ作りの国は夕焼け小焼け、やがて夜の帳に包まれる事だろう。

 さてと、この寒さいつまで続くのか分らんけれど、縮こまって震えて過ごしても笑顔で楽しく過ごしても一日は一日だ。イイ感じで過ごしたい所だが、不調な家電はまだあるんだよ。壊れんなよ〜 頼むからさ〜 不安だよ〜 また来月〜


Posted by あ〜さん at 18:13  |Comments(0)TrackBack(0) | 索引 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする