September 29, 2007

DARKER THAN BLACK 第25話( 終 )『 死神の見る夢は、黒より暗い暗闇か? 』


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パンドラのサターンシステムを作動するに満たす
大黒斑周期が最終段階を迎えた頃。

ヘイは幼いアンバーと共にあった。
そしてヘイは知る。
ヘイの真実。
パイの真実。

ヘイは契約者ではなかった。

もう時を稼ぐ事ができないアンバーが
最期の力を使ってヘイに真実を見せる。
契約者を消滅させてはならない。
その為にはヘイの中に眠るパイの力が必要。

だがヘイは動けない。
契約者の存続の為に人間を巻き添えには出来ないから。
南米を繰り返す訳にはいかないから。
アンバーの見せる白昼夢が如き幻の中で
ヘイはホァンやマオ、ノーベンバーなど
今は亡き者たちに出逢う。
彼等は困惑の淵に立つヘイに言う。

選べないのだったら、両方取れ。と。

契約者を護り
人間をも生かす
その双方を取ったヘイは
己の命が尽きるまで
契約者抹殺に暗躍する組織と戦い続けなくてはならない。

相変わらず街は日常を繰り返している中で。


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ヘイが契約者でなかった、と言う設定には正直驚きました。
だからヘイには対価がなかったんですね。
( 対価は大食いを希望してましたが )

ですがその身にパイの能力を宿す事が可能だった為に
パイの能力の一部を発動させてたのだと。
”黒の契約者 ”は実質パイの事を指してたように思われますが
ヘイはそれを拒んで、自らが”黒の契約者 ”になることを選び
その選択をパイが同化する事で更に助けた、といった形になるのかな。

ヘイの中でパイは生きてた事になりますが
パイがホァンやアンバー達と共にヘイから逝ってしまっても
ヘイはBK−201として観測されるのでしょうか。
実際その後に未咲を救う為に宝来にヘイは微量ですが力を発動してますので
なんらかの形でパイの力だけは残ったのでしょうが
それって今度こそ正真正銘の契約者になった、ってコトなんでしょうかね。

凡人のアタマではそういう小さなツッコミしかないんですが
この作品はそういう楽しみ方をする作品ではなかったようですね。
もう最終回で時効だと思われるので(笑)
8月発売の某雑誌のインタビューの欄で
キャラデザ&作画監督の小森氏が
「 そろそろ見てる人に気付いて欲しいのですけど、昔、何があったとか、ゲートの中に何があるとか、何が起こっているのとか、それを突き詰める話ではないんですよね。そういう世界のなかで、末端にいる人どういうことをやっているのか、という話なので。」
と、話していました。


コレを受けた訳ではないけど
人の日常って滅多なことでは壊れないなあ、と日々思うのです。
同じ地球上のちょっと緯度をズラしたトコロで
ミサイルが発射されても
テロがあっても
繁華街でヤクザのドンパチがあろうと
大地震による被害が凄かろうと
此処に居る我々の日常は何の変わりもない訳で。
TVのニュースもまるで映画のワンシーンのように
無表情に観てしまう現代の私達。
9.11の時になんかそう思いました。

DTBの世界も同じような事が繰り広げられてて
ウラの世界で契約者と巨大な組織が熾烈な戦いを繰り返していても
日常を生きる人々の毎日はなんら変わりはない。
SFでありながら、面白いところに着眼した作品だったなあ、と思います。

契約者の呪縛を解かれたのか
インの手を必死で取るヘイとか
かなり積極的だったアンバーとか
あんまりヘイの恋愛要素はこの際、要らないかとも思いましたが。(笑)

最終回を最終回らしくする、という傾向は
個人的にあまり好きではないのですが
人気キャラを最後にズラリと幻で見せるトコにありましたね。
あんまりスマートでない気がしました。(笑)

でもラストにいつもの草色のジャンパーで歩くヘイの後姿だけの演出は
追われている者にも関わらず、清清しい後姿であったと思います。

アニメの世界観がビックバンのようにデカイ規模になっていくのに対し
SFでありながら、現実の東京だけを舞台にし
人々の日常に着眼した、このアニメの試みは面白かったです。
 

『 DARKER THAN BLACK 〜黒の契約者〜 』公式HP
 
 
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September 25, 2007

DARKER THAN BLACK 〜黒の契約者〜 第24話 『 流星雨 』 

終わりの始まり。

人間が契約者を排除できるという30分。
契約者がゲートを破壊できるという30分。

この30分に数多の命を賭けて
最後の戦いの秒読みがはじまった。

ヘイ達をゲート近くまで送ったホァンに
ヘイとインは其々最期の別れをする。
ウェイに導かれ、ヘイ達はアンバーの元へ。
ホァンは追っ手を撒く為に囮をなって車を更に走らせる。
その腹に傷を負いながら。
充分引き付けたと思われる所で
ホァンは車に積んでいた爆弾で追っ手諸共散って逝った。

ホァンだけだはない。
EPRの契約者たちも続々と流れ星になって逝く。

ヘイ達の道案内をしていたウェイは
以前ヘイに負けたままでは、と勝負を挑むが
敵わない事はアンバーの予知で知っていたウェイ。
それでもウェイは道案内をし、敗れた。
己の血と死でゲートへの道を開くウェイ。

アンバーが予知したテレパシーで
舞の攻撃を阻止したかに思われた雨霧も
その運命には逆らえなかったか。壮絶な最期。

ヘイと同行していたマオも
彼の唯一の意識を繋ぐネットワークを切られた為
憑依していたタダの猫本体だけに。

ヘイをゲートの中枢に副える為に、次々に命が流れていく…
インとヘイが辿り着いた先には
あどけない笑顔の幼子のアンバーが居た。
ヘイはBK−201の力を発動するのか。

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ウェイとホァンの最期を観て
このアニメの『 散り際の男の美学 』なるものを感じてしまいました。
ウェイもここにくるまでは、小憎らしいキャラでしたし
ホァンも男前の面構えからは程遠いキャラなんですが
だからこそ成し得た強い最期。
目から汁が滴りました・・・。・゚・(ノд`)・゚・。

よくありがちな「 ココは俺に任せた!お前は先へ行け! 」
みたいな展開もあったのですが
コレありがちとか思いながらも嵌る展開ですよねえ。

シュレーダー博士が解説してた契約者を消す方法なんて
つらつらつらと聞いてただけじゃ
何のこっちゃのさっぱりなんですが
ヘブンズ( 天国 )ゲートとヘルズ( 地獄 )ゲートを
ぶつけると、そこには計算学上、何も存在しなくなる。
と云う事なのでしょうか。
そのタイミングが30分の間にあり、絶好のチャンスなんだけど
ソコをBK−201に付込まれると南米と同じモノが
またひとつ出来るだけになってしまう、と云う
ウィークポイントを孕んでいる。

なんだか複雑なような
アレッ?っていうほど単純なような
仕組みが解ったような、解らないような。(笑)
沢山の命を背負って、ノーベンバーが言残した
”ただしい方向へ ”最終回が導かれることを願いつつ。

そもそもなんで人間と契約者は共生できないんかね?
( ”地球へ… ”の影響と思われます。(笑))

次回 第25話『 死神の見る夢は、黒より暗い暗闇か? 』



 『 DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜 』公式HP
 
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September 16, 2007

DARKER THAN BLACK 〜黒の契約者〜 第23話 「神は天にいまし…」


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手繰り寄せても戻らぬ記憶。
それは7年前。南米ゲート消失の瞬間。
閃光と共に消えた妹は何処へ。
その消失と同じ事がまた東京でも起ころうとしている夜に。
人々は皆、本物の星を見るべく夜空を見上げる。
社会の裏側で何が起きようとも
決して崩れぬ人々の日常。


ノーベンバーがMI6の裏切り者と位置づけられた事によって
彼に関わる未咲やヘイ達のチームが
各々の組織に追われるハメになる。
やはり「 パンドラ 」はMI6だけでなく
公安上部やヘイ達の組織ともウラで繋がってた事を示唆する。

ゲートの消失。
南米のソレには、ヘイの捜し求める妹・パイが居た。
「 黒の死神 」と恐れられる最強の契約者として。
そして、東京消失計画の夜に
ヘイは追われ、運命だったかのようにアンバーの元へ導かれる。

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「 黒の死神 」がパイでヘイはもともと契約者ではなかった。

さらりと語られてましたが。
アンバーが南米ゲート消失も首謀者だったとしたら
東京消失計画にヘイを召還したがるのも
シュレーダー博士の云う、消失の閃光が鍵なんでしょう。
ただ南米のソレはパイのものかも知れないし
東京でヘイが同じ事を出来るかどうかは疑問なのですが。

パイの能力はヘイの能力と同じ、電気系であることから
パイが今、存在するとしたら
パイはもう契約者でないかも知れません。
ヘイに能力が伝染った可能性も考えられるから。
今回「 単なる仲の良い兄妹 」ではなかったのだという描写があり
もしかしたら、ヘイは自分の妹を手にかけてしまったのではないかと
思えてならなかったのですが。どうだろう。
人間てあんまりに辛く哀しい事があったりすると
忘れるよう努力したり、そこだけ記憶が落ちる人も居るみたいだから。
それとも組織に都合よく働いて貰う為に消されたんだろうか。
アンバーはその辺、知っているみたいだけど
彼女の口から語られるのかな。ヘイが苦しむ真実を。

パンドラとは
MI6や公安、またヘイ達の属する組織の
そのうえに立つ組織なのかも知れません。
当初繋がりの見えなかった組織同志が今回見事にリンクしました。
このへんの見せ方が説明臭くなくて素晴らしい。
ここまでくると、この組織の目的が「 契約者の根絶 」
と云うのが赤裸々に見えてきて
いい加減、ヘイもアンバーと話し合う気持ちになれたのでは。

契約者の血を血で洗ってた南米ゲートでの闘い。
↑ のような世界の思惑でなされてたとすれば
大昔、闘技場で奴隷に殺し合いをさせてたアノ光景が重なりますね。
全く酷い話です。
契約者もアンバー達以外は何の疑問もなく
各々の組織の下で働いていたとすれば
なんて従順な狼たちなんでしょう。

アンバー達EPRの東京消失計画実行契約者の一同が
チラリと映ってましたが、今迄、この話に出て来て
生き残った契約者が勢ぞろいしてるといいな。
って。あんまり居ないか…;;


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September 08, 2007

DARKER THAN BLACK 〜黒の契約者〜『 第22話 粛正の街は涙に濡れて…後編 』


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何が正しいのか
何が真実なのか
何が正義なのか

アンバーの元に攫われて来た
シュレーダー博士、マオ、そしてノーベンバー。

博士を囲んで彼ら契約者が聞いた研究内容とは

『 契約者をこの世から消すこと 』

そしてそれは既に有効であること。
そしてアンバー達はそれを食い止める為に奔走していること。
MI6に使われているノーベンバー。
己の終わりをみる為に働いていたとは…

ノーベンバーは自分の命を賭して
自分を裏切り続けていたMI6の上層部刺客を潰した。
だがシュレーダー博士が
再びパンドラの奥深く、匿われてしまったところで
美咲たちが、その真実に辿り着くのは容易くない。

時間はあまり残されてなかった。
何に使われるか不明のままのドールの準備が整った今
アンバー達の革命が幕開けるのか。

一方でそれら真実を持ち帰ったマオも
ヘイ達に伝えたところで組織への疑念が広がる。
何が正しいのか
今まさにそれを見定めるとき。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

まず

 ノーベンバー!!!! (←うざ)

アタマで解っちゃいたんだけど 。・゚・(ノд`)・゚・。
なんでこんなにピッタリなカッコイイ死に方を…
最近、和彦さん死に役ばっかりで心臓に悪い…ハアハア
ついでに冒頭のマッパノーベンバーさんも心臓に悪い…'`ァ(;´Д`)'`ァ'`ァ
机…どかしてくれてもヨカッタんだけど。コラ
一瞬、山ジュンの「うほ!イイ男!」が脳内でアテレコされてしまった…_| ̄|○

んでもって。
話はクライマックスへ向けて急展開。
ヘイ達組織の契約者(と、云ってもヘイのチームだけしか知らんが)も
アンバーのEPRと手を携えて革命起こすのかしら。
みたいな展開に傾きかけてきたような。

ノーベンバーが働いていたMI6は
契約者と協同しながらも、契約者撲滅に加担していたようですし
そうなると警察上層部もかなり怪しいですし
ヘイ達の組織は、アンバーが裏切ってるだけにもっと怪しい。

人間組織 VS 契約者

と言う縮図が浮かび上がってきそうな。
仮にそこまで綺麗にパッカリ分かれなくても
似たような展開は見せるかも知れませんね。

南米ゲートは消えたことになっている、と
シュレーダー博士は言っていたけど
パイはそこに今も居るのでしょうか。
”消えた”意味が指すのは、勝手に”データ上の消失”だと捉えてます。
きっとソコは今、ゲートから”開放”された地域になっているのかも知れません。
南米ゲート消失はゲートどころの騒ぎじゃなく
契約者殲滅の作戦だった筈だとも言っていた、シュレーダー博士。
その時の閃光がその作戦の邪魔をした、と憶測する中で
アンバーはドールを何に使うのか。何を覚悟しているのか。

次週は決戦前にアンバーとヘイの間で
さまざまな真実が明かされる事を期待してもいいのかな。

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Posted by 晶@あっきん at 03:49  |Comments(6)TrackBack(19) | DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜

September 01, 2007

『 DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜第21話 粛正の街は涙に濡れて…前編 』


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ヘルズゲートの秘密を暴いた、と云われている研究者。
シュレーダー博士。
彼が忽然と消えた。
”パンドラ”がつい最近まで厳重に匿っていた人物だ。

そして行方不明の博士が居る、と思われる場所はアメリカ大使館。
EPRが大使館を狙い
未咲たち公安が彼等を阻もうとし
ヘイ達も大使館で任務を果たそうとする…

再び絡み合う怨嗟の糸。
ヘイが大使館で遭遇したのは
かつてヘイが大ダメージを与えた能力者・ウェイ。
ウェイは今やアンバーの傘下にあった。

ヘイがアンバーの求める人物だと解ると
能力者と思われる女・ブリタが身体だけ衣服から抜け出て
ウェイにヘイとの争いを止めさせた。
ウェイにキスをして、まるで彼を吸い取ってしまったように。
そう。ウェイは消えてしまった。
彼が着ていたモノだけを残して。

ブリタの能力は己を含めて
触れた(キスした)モノを消す(瞬間移動する)能力のよう。
その場に居た、シュレーダー博士と
アンバーを求めてやって来た、ノーベンバー11をも
彼女の能力によって消されていた。
ノーベンバー11を追いかけて来た未咲が駆けつけた頃には。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ゲートの秘密は最終回まで謎のままに違いない。と思ってたトコで
シュレーダー博士。この人物登場。
ゲートの謎を掴んだ彼が一気にゲートの謎を説いてくれるのだろうか。
このアニメはそういう丁寧なモノじゃない、と解ってるんだけど
ちょと期待。

怪我から復帰したノーベンバー11に
死フラグを見てしまったのは…私だけ?
和彦声に異常に敏感なもんで;;
もしかしたらノーベンバー11はこのままチンタラ雑魚を倒しながら
ラスボス(?)アンバーに辿り着くよりも
(そしてウッカリ逃がしてしまう)
直接懐に潜り込んで、心中覚悟とか…
やだなあ。
イヤな方向に想像してしまう、私のこのネガティブさ。

あんまり関係ないけど
和彦さん、DTBのノーベンバーと
すぐ後のロミジュリのウィリアムと
続けて御出演は嬉しいんだけど
あまりにも落差があるキャラなんで
せめて番組の順番逆にして欲しい……_| ̄|○

でも和彦さん、オネエシェイクスピア楽しそう…(笑)


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Posted by 晶@あっきん at 12:46  |Comments(4)TrackBack(17) | DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜

August 19, 2007

DARKER THAN BLACK〜黒の契約者 第20話『あさき夢見し、酔いもせず…後編』


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契約者とヒトとを分かつもの…

同じヒトとして、この世に生を受けながら
それを断定するのは難しい。
なぜなら、契約者も”ヒト”であるから。

”分かつもの”を模索する契約者がひとり。
それを超越してしまったとある契約者の命が
星をなって流れていく寸前に疑問は投げかけられる…

教団に捕らえられた志保子も始末すべく
新たにアルマ殺害の任務を与えられるヘイ。
今度はホァンも同行するが
ホァンと志保子の過去を知るところの組織は
万一ホァンが任務を遂行できない時には
ホァンをも抹殺するように、とマオは別命を受けていた。

志保子を無事確保。
これで組織の情報漏洩はなくなったのだが
志保子の始末は組織の絶対命令。
だが組織が睨んだ通り、ホァンは志保子を始末できない。

一方、アルマ殺害の任務を遂行するヘイはアルマの元に辿り着く。
そこには、ベッドに横たわる老婆の姿があった。
アルマの変身の対価は老化。
彼女は契約者の能力を駆使し、ヒトを危めた咎として
この対価を受け入れていた。
アルマの投げかける疑問に
契約者について言われている一般論で答えるヘイ。
だが、それら全てを否定するかのようなアルマは
ヘイの心に何かを残して逝けたのだろうか。
彼女の最期の教え。

7年前、志保子が磯崎を殺害したのは
既に今回の教団の任務が始まっていたからだ。
磯崎が教団と裏で繋がっていたから。
当初、その人物がホァンか磯崎か特定できなかった為に
志保子はホァンに近づいたと言う。
過去の蟠りが解れかかるホァン。
ヘイはふたりに逃亡を薦める。
だが志保子は知っていた。決して組織からは逃れられない事を。
彼女は自分の命を対価にホァンを救った…

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ここにきて、”組織”って何だろう。
契約者をも裁く事が出来る”組織”とは。
どういう人物たちで構成されていて
どういうルールで動いているのか
どういう規模の組織なのか
その目的はドコにあるのか
この話、どこを拾っても疑問だらけなのですが
どこを掘っていっても必ず行き詰る。
ヘイが考えたように情報漏洩の余地が無ければ
志保子を消す必要はない筈なのですが
あえて戦力を削る。とか
怪しきモノは即消す。とか
非情な処置を施す組織が果たして正義なのか。
そもそもこの話で正義とは何か。ドコにあるのか。
と、まさに脳ミソラビリンス状態なのであります;;;

ただ今回、アルマがヘイに言い残した言葉の中に
よく考えたら当たり前の事なんだけど
意外と皆が忘れている事を見出した気がしました。

『契約者と人間の違い』

私はそこに”同じヒトである”と結論。
彼らもヒトのお腹から生まれてきた紛れも無い人間。
彼女は契約者の持つ能力を”オマケのようなものだ”と言っていましたが
ヒトがゴルフが巧いという才能があって、ゴルファーになるように
その究極の形が契約者というだけであって
他に何も変わりはないのではないか。とアルマは言いたかったのかも知れない。
つまり、力を持てば使わずにおれない人間の性。
その力を駆使し続ければ、鈍っていく善悪の感情、驕り高ぶる感情。
それは”ヒト”であれば誰しも起こり得る事なのだけど
人を殺める事の出来る能力を持つ契約者に対して
そうでない人間が恐れを成して勝手に作り上げた妄想が
『契約者と人間の違い』の一般論だと私は思う。

余計解り辛くなっちゃったかも;;;(笑)

アルマが夢みた、契約者と人間を結ぶ、そのあるべき形。
この物語が完結するなら、そんな終わり方がいい。


ゆで卵を食して、ちょいとメタボになってしまったらしい雨霧。
彼らEPRは大量のドールを集めて何をしたいのか。
謎でありますね…

ただこの話、観てる側が持つ”なぜ?”と云う疑問を
解き明かしてくれる話ではないようです。
各話で登場人物たちが以後の話に関わってきていない事などから
こういう世界で普通の人間たちはどうやって生きているのか。
と云うオムニバスドラマのような展開をみせているだけのようなので
考えて行き詰ってしまう壁は永久に謎のままのようです。
そうすると上のように考察するだけ無駄なような気もしますが
考察が楽しいので、まあいっか、と。(笑)

八方塞の話は、まるで自分の思考がゲートに閉じ込められた気分。


 『DARKER THAN BLACK〜黒の契約者』公式HP
 
Posted by 晶@あっきん at 02:22  |Comments(4)TrackBack(15) | DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜

August 12, 2007

DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜第19話『あさき夢見し、酔いもせず…前編』


DTB.02.bmp









「ゲート様」
と謳われる、新興宗教の教祖アルマ。
今回のヘイのターゲットはそのアルマ。
その身を自由に窶す事が可能な契約者。

この任務に先立って
既に3年前から別の契約者が
ヘイたちの組織から送り込まれていた。
彼女の名は志保子。ホァンのかつての想い人。

ホァンが契約者を苦々しく思う、そのきっかけは
皮肉にもその志保子が原因であった。
まだホァンが久能キヨシという名で呼ばれてた公安警部だった頃
志保子はホァンの目の前で、ホァンの同僚の磯崎の命を奪った。
無論、彼女の能力で。
内臓などを内側から潰す、という能力で。
そして、契約者を見た者は
そのものの記憶を消される、と云う処置が為される。

記憶を消される、ことと
組織の人間になる、ことと
天秤にかけ、今のホァンがそこに居た。

教団に潜入したヘイは志保子と接触。
アルマを殺る運びとなった、その時。
契約者にしか見えない観測霊に志保子が反応したことから
志保子が契約者だと云う事が発覚。
作戦は失敗に終わった。
その観測霊を送ったのは、ホアンだった。

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ホァン。日本人だったんだ…
キャラ的にどうでもいい位置に居るのだけど
なんでチームで任務をこなしているヘイたち契約者を
あんなに嫌うかなあ、と常々不思議だったのですが
そこんとこ今回、剥がしてくれました。

志保子が磯崎を殺ったのは組織の任務だったのか。否か。
もし既に任務だとしたら、ホァンとの絡みに関しては
どこからどの辺まで彼女の真実だったのか。
今回の任務で彼女が仕込みに3年も時間を掛けてることから
彼女はかなり用意周到な手管を持っているハズですから
もしかしたらホァンも嵌められた、ってパターンかも知れません。
その時点で志保子の能力が不安定だった事も有り得ますが。
磯崎を殺る時の志保子の顔が完全にイッチャッテるように見えたので
私は後者の説だと思いたいのですが。
そのへんが次回明らかにされると非常にスッキリしますね。

もうひとつ、不思議に思ったのが
アルマを殺るにあたって
なぜ志保子はEPRの雨霧と云う厄介な人物が同席するところをわざわざ選んだのか

彼女がヘイに『ある重要人物と会う』事を告げている事から
その人物が雨霧であることは知っていた可能性が強い。
アルマがその身を変貌させる事が出来る能力者、と解っているので
その重要人物と会う時はさすがにアルマ本人だろう、と云う読みもあると思うが
ならば雨霧が到着する前に始末するのがセオリーかと。
今回の任務にEPRの人物抹殺は含まれてないので
どうせ殺らなければならない相手だとしても
手強い契約者ならば、コツコツと着実にやっていくのがフツウだ。

それに雨霧がすぐに志保子を殺ってしまわないトコにも少し疑問が残った。
殺ろうと思えば、いつでも殺れる人質としての価値を見出しているにしろ
契約者だと解れば、しかも相手の能力を知らないのに
おいそれと生かしておくもんなのかな。と。
と、ここまで考えると
志保子がEPRかアルマの一味であることになっちゃうんだけど
それはまた、きっと外れる毛利小五郎より確立悪い私の推理。(笑)

長くなっちゃった;;


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Posted by 晶@あっきん at 01:04  |Comments(2)TrackBack(14) | DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜

August 08, 2007

DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜 第18話『掃きだめでラブソングを歌う…後編』


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親に捨てられた健児が
生まれて初めて身体張って守りたい、と思ったのは
兄貴分・一橋に任された、出荷前のドール。
当ても目算もない健児の行動に苛立ちながらも
ヘイは健児とドールの逃亡に一役買う。
インを伴って。

健児のその向こう見ずな生き方に
巻き込まれたのは、ヘイだけではなかった。
組の頭を殺り、微妙な立場にある健児の兄貴分・一橋。
いつしか極道の世界でのし上がっていく事のみを
生甲斐としてしまっていた一橋は
健児によって何かを取り戻したが
その瞬間に終わる事となってしまった…

健児の幸せと引き換えにするかのように。

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前回ただの悪党で残念みたいな感想をつけてしまった
一橋アニキだけど…

ベタな展開だけど、かっこ良かった…

うっかり健児にフラグだと思ってただけに
健児とドールの笑顔のなかに
一橋アニキの命が尽きたトコに
うおおおおお!!!せつなさを感じたヨ…!

極道の男の終焉パターンに、モロ嵌ってたケド
「なんじゃこりゃああああ!!」
とかやるのかな、ってギャグじゃないんだってば;;

やっぱり人間だもの。
畳の上で静かに死にたいな、と思ってしまいました。
(しんみり)

ブラジャー握って立ってるヘイの
あどけない表情にハリセンを食らわしてやりたいくらい
憎いあんちくしょうです。まったく。
 
Posted by 晶@あっきん at 13:35  |Comments(2)TrackBack(10) | DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜

July 28, 2007

DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜 第17話『掃きだめでラブソングを歌う…前編』


DTB.01.bmp








キャバクラのボーイを勤めるヘイ。
その店の用心棒らしきチンピラ・桜井健児と
店のトラブルがきっかけで少しく時を共にする。

ヘイ達の今回の任務は、この桜井のアニキ分・一橋誠志をマークして
一橋のドール売買に潜入するコトであった。
出荷前の、そのドールの管理を任される桜井。
桜井は従順な玩具として売られていく筈のドールに
想いを寄せてしまい
ヘイの元へと逃亡を図ってきたのであった…

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

アンバーが中心になる
契約者の組織・イブニング・プリム・ローズの存在が明らかになって
今週はそのベールが見えてくるのか、と思ったら
㋳が絡んだ話になりました…ありえないけど、アレ、パイに見えてしまう?
もしもパイがドールみたいな状態になってたら、会うのは簡単かも知れないケド
ヘイを認知させるのは至難の業かも…黒髪キャラが皆パイに見えてしまって困る。

ドールとは云っても、れっきとした人身売買になるんでしょうけど
ドールって…ドールって…

そういうドールの意味もあったのか…`ァ'`ァ'`ァ(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ

一橋アニキって(声がイイ!!尻に響く!!)
筋の通った極道かとヨダレが出そうになったけど(極道スキー)
読みの甘い、ただの悪党だったのだね〜;;残念;;
桜井は㋳のなかにあっちゃ、すぐに命を落とす鉄砲玉みたいな役回りだけど
頑張って生き残ってね…

ノーベンバー様。お怪我のお加減は如何でしょうか…



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Posted by 晶@あっきん at 12:55  |Comments(2)TrackBack(12) | DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜

July 25, 2007

DARKER THAN BLACK〜黒の契約者 第16話『裏切りの記憶は琥珀色の微笑み…後編』

銀がアンバーに連れ去られ、ヘイは誘き出される。
だが、南米時代にアンバーと仲間だったヘイを
アンバーの元に行かせる訳にはいかないとホァンがヘイを阻む。

一方でノーベンバーがジュライに言い残した行き先は美咲。
そのノーベンバーはアンバーのアジトに囚われていた。
イヴニングプリムローズ=月見草
それがアンバー達の属する組織の名前。
だが駆け込んだ美咲に阻まれ、オッド・アイ達は逃走を余儀なくされる。

心酔するアンバーの心が、ヘイに囚われてるという嫉妬心のオッド・アイ。
それがリーこと、ヘイだと察知したオッド・アイの容赦ない攻撃をかわして
ヘイはアンバーの元へと走る。
後を引き受けたノーベンバーはジュライと共にオッド・アイを追う。


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何度観ても、今回のOPは『頭D』だと思ってしまいます。(笑)

ココに来て、また新キャラがジャラジャラ出てきましたが
どうなるんでしょうね? 
ヘイ達VSノーベンバー達VS美咲達
と思ってたカードが、ひとつに纏まるかも知れません。

この回、ノーベンバー、カッコ好過ぎ!!

最近、彼の中のひとに餓えてたので
余計にそう見えてしまうのかも知れませんが
ミョーに冷静なジュライ君とのタッグは、ホントに胸がスキッとしました。

自分の所在の無さゆえの焦燥感から
思いあがった行動に出てしまった、オッド・アイに
トドメを挿したトコは容赦ねえなあ、と思いましたが。
(最期やっぱり切なかったです。アンバーめ。)←そっちか

冷静になってもう一度観ると
ノーベンバー&美咲、って
何気になんか結ばれちゃってる;;;;?
(/TДT)/

アンバーの能力は時を止められる事。
対価は…使える能力の回数に限りがあることや
アンバーの容姿を考えると
”若返り”のような気がするのですが…

アンバーの組織・イヴニング・プリムローズの
メンバー新キャラが絡んでくるようで
来週はまた賑やかになりそうですv



『DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜』公式HP
 
Posted by 晶@あっきん at 10:52  |Comments(2)TrackBack(3) | DARKER THAN BLACK〜黒の契約者〜