2009年12月11日

いつからそう思い込むようになったのだろう

前回のエントリで触れた、「被害者責任論」(私は自衛論だとは思っていません)への反論は、昨年の「花岡騒動」でさんざん書いているので、そちらをご参照いただければと思います。

2年近くたって、またぞろ同じような言説が飛び交っていることに眩暈を覚えながら方々のエントリを見て回りました。
直近の議論で、ほぼ決着はついていると思います。

★ 電脳ポトラッチ: それはあなたの「当然の権利」じゃない。〜曽野綾子ミニスカ論争関連

チマチョゴリを着て歩いてちゃ仕方ない、なのか?

性暴力は自衛可能か? - キリンが逆立ちしたピアス

「クズどもを追い払ってください」 - kananaka日和


しかし、いまだに「自衛策をとらずに被害に遭う人にも非がある」と言い続けている人がいるのですね。もともとの曾野氏(や、渡辺氏)の雑文は、自衛を説くものでもありませんのに。どう説明したらいいのやらと途方にくれてしまいます。

で、曾野氏やそれに賛同する方たちが思い描く「性犯罪の被害者像」と、実際の事件のギャップを説明してみますね。(idコールもらったしね)

この件で、いろいろ調べていくうちに、こういう資料を見つけました。
昭和61年版 犯罪白書  7 性犯罪

強姦と強制猥褻のそれぞれについて,犯罪者の意識を通じて被害要因等の分析をしたものです。20年以上前のものなので、ちょっと古いんですがね。
上記資料から引用します。

加害者が、どういう理由で被害者を選定したのかは以下の通り。
最も肯定の回答の多かったのは,強姦,強制猥褻のいずれについても,第6群中の「相手はたまたまそこにいた」となっている。この点は,別に族害者に犯行の計画性の有無を質問した結果,計画的に行ったとする者は極めて少なく,偶然の要因から行ったとする者が,性犯罪 体で,成人の84.1%,少年の76.5%を占めていることとも符合しており,性犯罪の被害者にとっては,「運の悪さ」とでもいうべき機会にたまたま遭遇したことが,大きな被害要因として挙げられる。また,強姦で2番目に多い肯定回答は,第5群中の「相手は被害を警察や他人にいわないと思った」であり,強制猥褻でもこの回答は,かなり高い肯定率を示している。このことからすれば,被害者から訴えられることはあるまいといった族害者側の安易な推測なども,性犯罪を誘発させやすい主要な一因といえよう。一方,被害者測の魅力が犯罪を引き起こすことは意外に少なく,強姦,強制猥褻のいずれの場合においても,被害者の魅力という概念から作られた第1群の質問に対する肯定回答は,それほど高率なものではない。

 さらに,強制猥褻には,成人の族害者が被害者を選定した理由の一つとして挙げている,第6群中の「相手はたまたまそこにいた」という回答と並んで,最も高率を示しているのが,第4群中の被害者は「相手にしやすい人だった」という回答である。このことは,加害者が被害者を選定するに当たって,被害者にたまたま遭遇したという「偶然性」とともに,族害者の「弱さ,もろさ」といった要因が,極めて重視されていることを意味しており,強制猥褻の被害者が,非力で無抵抗な少女や幼児に集中していることとも密接な関連があるといえよう。

この資料からわかることは
性犯罪者は、たまたまそこにいた警察に届けなさそうな、弱さ脆さを持った人を狙ったのだと言えそうです。(といっても、これは犯人の主観であり、実際の被害者がそうではなかったから、逮捕されているのですけどね)「たまたまそこにいた」を防ぐ手立てがあれば教えて欲しいです。


そして、加害者は被害の責任の所在をどう考えているかというと
「届けないと思った」及び「半々と思った」と予測した者に対し,その理由を質問した結果を見ると,強姦については,成人では「被害はあまりなかったから」と「被害者にも落ち度や責任があるから」が多く,少年では「被害者にも落ち度や責任があるから」と「犯人と被害者が知り合いだから」が,上位を占める理由となっている。

※いずれも強調は引用者による。

ここを読んで既視感に襲われました。
この犯人たちは、どうしてこのように考えるようになったのでしょうか。
ある日突然、こんな考えが湧いてきたわけではないでしょう。
彼らが育っていくうちに、「社会の常識」と思われていることが刷り込まれた結果に過ぎません。
被害者責任論を唱える人たち自身は加害者予備軍ではないにしろ、その言説は「加害者予備軍」の思い込みを強化する手助けをしている事に気づいて欲しいのです。
そして、一般に向けて「自衛論」を説いているつもりでも、それを目にする多くの被害者にとっては「自衛」できなかった自分を責める材料にしかならないのだということも。

私たちができることは
もし誰かが被害にあったとき「あなたは悪くない」と言い続けることで、少しでも被害を訴えやすい土壌を作ること、そして自分の子どもや周囲の子ども達に「社会の常識(害になる思い込み)」を摺りこまないこと。
「痴漢に注意」ではなく「痴漢するな」と教えることです。

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発端は、曾野綾子である。 もう見飽きた、お話。 で、当然のようにあちこちで 「自衛しろと言ってはいけないんですか」 というのが吹き上がってくるのも、悲しいことに、すっかり見慣れた風景。 ..
「声を発しない人は存在しない」わけでは、ない【かめ?】 at 2009年12月11日 18:12
この記事へのコメント
>「たまたまそこにいた」を防ぐ手立てがあれば教えて欲しいです。

その一つとして深夜の盛り場や人通りの無い夜道を一人で出歩くなという事があるのでは?

>「痴漢に注意」ではなく「痴漢するな」と教えることです。

窃盗も傷害も強姦もしてはいけない事ですが現実には存在します。実際に犯罪が起きるのに予防策自衛策を講じない理由はありません。

Posted by ハロー・テキサス at 2009年12月11日 16:54
>ハロー・テキサスさん
お久しぶりです。
まさか、このエントリにあなたがいらっしゃるとは・・・。

予防策を講じても防げないというのが議論の前提です。さんざん予防してるんですから。
というか、今頃そんなことをいっているのが周回遅れだと分からない人と議論する気にはなれません。
Posted by akira at 2009年12月11日 17:18
ちょっと前にMSのウイルス対策ソフトが
outlookのデータを消してしまうとかで話題になったけど
この件で文句言ったユーザーにMSが
「大事なデータをバックアップして置かないのが悪い。」
なんて言ってたら大騒動になっただろうな。


性犯罪者の被害者に
「自衛策をとらずに被害に遭う人にも非がある」なんて言うのは
これと同じなんだよね。
それは被害者が反省の意味で言う言葉であって、被害に遭わせる側が言う言葉じゃない。


男は女に比べ性犯罪に遭う可能性が(少なくとも日本では)圧倒的に少ない以上
こういう問題は男と女は対等に議論できないと思う。
性犯罪に遭った事無い奴が「分かる」なんて言っても全然説得力無いし。


と、勝手に男女の問題に置き換えてしまった。





Posted by onecare at 2009年12月13日 00:07
>実際に犯罪が起きるのに予防策自衛策を講じない理由はありません。

お前は目の前に犯されてる女性がいても平然と「予防」だの「自己責任」だの言えるのか?
「現実には存在」してそれに埋没して何ができるのかね?

>深夜の盛り場や人通りの無い夜道を一人で出歩くな

特殊な例を挙げても意味がない
Posted by yasu at 2009年12月13日 02:31
>onecareさん
コメントありがとうございます。
ご意見に概ね同意します。

>と、勝手に男女の問題に置き換えてしまった。

性暴力は暴力の問題と性の問題の両方を含んでいるので話が錯綜しがちなのだと思います。今回の議論のもととなった曾野氏の文章は「防犯」の話ではなく、被害にあった女性の『貞操観念のなさ』への非難と、男性の放縦な性欲の擁護でした。(両方とも、曾野氏の持つファンタジーに過ぎませんが)

性暴力被害者への非難の根底には「貞操」という考え方が潜んでいるようです。被害者に、いわゆる「身持ちが悪い」とか「尻軽」というイメージを付加するような強姦神話が多いのもそのせいなのだろうと思います。

司法の場では特にこれが顕著で、女性被害者の「貞操観念」が問題にされることが多いのですが、たぶん男性被害者には求められないものだろうと思います。
「女性は貞操を守るべき」という価値観は、意識的であれ無意識的であれ未だに多くの人が受け入れているのだろうと思います。性暴力は性の自己決定権が侵害されるからいけないのではなく、貞操を犯すからいけないのだと考える人が少なくないのです。

「貞操」について詳細の語ろうとすると、エントリ一本分になってしまいそうなので、この辺にしておきます(苦笑)

>被害者が反省の意味で言う言葉であって

ちょっと引っかかりますが、悪意があって言われていることではないと思いますので批判はしません。
Posted by akira at 2009年12月13日 02:37
>お前は目の前に犯されてる女性がいても平然と「予防」だの「自己責任」だの言えるのか?

お前は誰についてコメントしてるんだw
どこをどう読んだら被害者の自己責任が出てくるのか?

セカンドレイプ云々よりまずはファーストレイプを避けることが優先されなくてどうするのかということですが。
Posted by ハロー・テキサス at 2009年12月13日 18:10
>ちょっと引っかかりますが

確かにこれじゃ、反省の意味で使う「べき」って言ってるみたい。
なので以下に訂正します。

「被害者がへりくだった気持ちを示したい時に使われる事のある言葉であって」

うーん…あまり良い言葉が思い浮かばない。


>一般に向けて「自衛論」を説いているつもりでも、それを目にする多くの被害者にとっては
>「自衛」できなかった自分を責める材料にしかならないのだということも。

これは重要だと思った。
「自衛論」ってのは被害に遭わないようにするための予防的な考えに過ぎないんだよね。
だから実際に被害に遭った人には意味が無い。
むしろ「もし〜していれば」なんて仮定の話までもちだして説教されて気分が悪くなるだけ。

風邪をひいて寝込んでいる人に
「体調管理ができていない証拠だ」なんて説教をしても
風邪が治るわけではなく相手の気分が悪くなるだけってのと同じ?

でも「風邪をひいて寝込んでいる」のが
何処にどれくらいいるかなんて全然知らない人が
非常に多い(自分もその中の一人)ってのがたぶん現状で、
健康な人に向けた「体調管理をしろ」なんて説教をついネットで無差別的に発信してしまう。

そこの認識のずれが一番の問題なんだろうか。
Posted by onecare at 2009年12月13日 18:34
>yasuさん
コメントありがとうございます。

>「現実には存在」してそれに埋没して何ができるのかね?<

同意です。
犯罪が起きる現状を肯定しているとしか思えません。
被害の現状も知らず、己の脳内にある被害者像から導き出した「自衛」法を開陳したところで、被害が減るとは思えません。本当に被害を減らしたいなら、他にもっとやることはあるでしょうね。

>>深夜の盛り場や人通りの無い夜道を一人で出歩くな

特殊な例を挙げても意味がない<

自衛論の信奉者は、このような例がデフォルトだと信じているし、信念を変える気はないようです。説明しても読む気もないようですしね。
どうしたものやら。
Posted by akira at 2009年12月13日 22:14
>onecareさん
返信ありがとうございます。

「ちょっと引っかかりますが」について、onecareさんがおっしゃりたいことはなんとなくわかります。

被害者は、「被害者責任論」と同じ言葉で自分を責めます。被害を避けられなかった自分を一番責めるのが被害者自身なのです。

以前、ここで同じような議論のが起きたときに、被害者責任論というのは、交通事故にあい、血まみれで倒れている被害者に「お前が気をつけなかったから事故が起きたんだ」と罵声を浴びせながら、蹴りつけているようなものだ、と書いてくださった方がいました。本当にそのとおりだと思います。
Posted by akira at 2009年12月13日 22:29
>犯罪が起きる現状を肯定しているとしか思えません。

犯罪は実際に起きています。

>本当に被害を減らしたいなら、他にもっとやることはあるでしょうね。

具体的には何でしょう。
Posted by ハロー・テキサス at 2009年12月13日 22:33
>具体的には何でしょう。
とりあえずは「黙る」ことでしょう、あなたの場合。
Posted by gegenga at 2009年12月13日 23:36
ハロー・テキサス様

まず、「自衛」を求めるのは、かえって逆効果だと知ってください。

本質は犯罪に遭う前の予防ではないのです。
実際に被害に遭った場合の、性犯罪と他の犯罪を比べてみてください。
たとえ家に鍵をかけていなくても入った泥棒が悪いと言われます。
自転車の鍵をかけ忘れて盗まれても、盗んだ方が悪いと言われます。
ですが、性犯罪では、ふしぎと被害者が悪いと言われます。

また、お金持ちだから、盗まれても辛くない、訴えるな、とは言いませんね。
うっかり他人の目に付くところにお金を置いていて盗まれても、盗んだほうが悪いと言われます。
ここまで言いたくないのですが、オレオレ詐欺は、銀行員や警察がいくらとめても振り込んだりしても、被害者として扱われます。被害者が悪い、とは、性犯罪ほど言われませんね。何故でしょうね。


性犯罪の場合は、小さい子ども以外は非難されます。更には、小さいこどもでも「最近の子はませてるから」「こどもが誘った」と言われかねないです。
他には、「そんな時間に出歩いて」「酔いつぶれたほうが悪い」「男と飲むほうが悪い」「合意だった」等と言われます。

ここの差をじっくり考えてください。

性犯罪以外に、強盗やひったくりもありますし、自衛は大切です。
が、あくまでも自発的にするものであり社会から押し付けられるのはおかしいと思っています。

また、ここが大事なのですが、
自衛で自分のリスクは減らせます。ですが犯罪者は闊歩しているのだから自分以外に被害者は出ます。出続けます。刑務所に入るか死ぬまで。貴方が思っているよりもずっとずっと多いです。
被害者を責める社会構図により、被害者は訴えられないです。私は訴えた後の辛さを知り尽くしています。よけいに何重にも傷つけられました。正直、訴えない方がいい、としか言えません。おかしな社会です。

それによりどうなるか。
犯罪者が犯罪を繰り返しやすい環境を作り出すだけです。犯罪は増え、暗数も増え続けます。
社会風潮によりどんどん加害者がうみだされやすくなり、一人の加害者は何百人もの被害者を出します。
被害者を責める構図が悪循環をうみだすのです。
つまり、意識が性犯罪の一番の原因です。

なので、意識を変える必要があります。
あなたのような方々は、もしどうしても変えられないのなら、せめて口をつぐんでおいていただけないでしょうか。

Posted by 多面体 at 2009年12月14日 00:08
>gegengaさん

お怒りごもっともです。
彼(?)が、この件で本気で絡んでるのかどうか・・・。
被害者責任論を唱える人が厳罰主義という矛盾をどう考えていいのか悩んでいます。

Posted by akira at 2009年12月14日 02:04
>多面体さん
フォローありがとうございます。

>被害者を責める構図が悪循環をうみだすのです。

全く同感です。
社会が、加害の責任を被害者に背負わせる後押しをしてくれるなら、加害行為が減るわけがありません。
「自衛論」のつもりなのが、なんだかなーです。

Posted by akira at 2009年12月14日 02:13
>ハロー・テキサスさん

>>あなたが私の意見をを受け入れられないように、私もあなたの意見が受け入れられません。

カウンセラーをやっておられる方とは到底思えない発言ですね。<

これは
http://blogs.dion.ne.jp/akiras_room/archives/7353852.html#comments
であなたが書いた言葉ですが、私はあなたのカウンセラーではないので、自分を時間を割いてまで、あなたの言い分を聞いてあげる必要はないと思っています。

私は、あなたと話したくない。お引き取り願います。
Posted by akira at 2009年12月14日 18:51
>本当に被害を減らしたいなら、他にもっとやることはあるでしょうね。

その”他にもっとやること”をお尋ねしているのですが、管理人さん御自身が書かれた。
Posted by ハロー・テキサス at 2009年12月14日 21:20
横からですが失礼いたします。

ハロー・テキサス様。
女性はできる限りの自衛を既にしているのですよ。
夜道だけで被害にあうわけじゃありません。電車の中だって昼間の路上だって本屋だって職場だって学校だってどこにいたって被害にあうので。
知り合いと一緒にいたって安心できません。性暴力のほとんどは知り合いが加害者です。


「鍵をかける」なんてのは一日数分のことですね。
「夜道を歩いてる間は警戒する」というのも一日数十分ですね。
女性はその時間だけ警戒していればいいんじゃないんです。
365日24時間警戒していなければいけないんです。
それだけの時間警戒をし続けるなんて実質無理なので、「気を抜いてうっかりする」時だってあります。
確かにうっかりした時に被害にあうことが多いのでしょう。
けれど、これだけの長時間警戒を強いられていてうっかりしないことなんて無理なんです。「夜道を歩かない」なんて社会生活を営んでいたらもっと無理です。

過重労働が行われている現場ではケアレスミスが増えます。
そこで「ケアレスミスをすると生産性が落ちるからケアレスミスをしないように気をつけましょう」と主張しているのがあなたです。
「ケアレスミスをするのはよくない」のは事実でしょう。けれどそんな状況下でそんな説教はまったく無意味です。むしろそこで「ケアレスミスをするやつが悪い」ということにしてしまうことで過重労働が行われていること、その問題性が完全に隠蔽されます。
「あなたがやっていることは過重労働の肯定かつ隠蔽ですよ」とあなたは指摘されています。
あなたが本当に現状をどうにかしたいなら過重労働を減らすための方策を考えてください。

ちなみにミニスカートをやめれば警戒しなくてもよくなるんじゃ?という提案はただの寝言です。
性犯罪者がターゲットを選ぶ基準は「発覚しにくい相手」というものなので、ミニスカートを履いていることで派手で気が強そうに見えたら避けますし、逆にジャージを履いていることで地味でおとなしそうに見えるならそちらを狙うのです。
「ミニスカートを見てむらむらした。だからその相手を襲う」という短絡思考ではなく、まず最初に「誰でもいいから女を襲いたい」があり、その目的を遂行するために一番やりやすく都合のいいロケーションとターゲットを選定しているのです。

本当に誰も通らない夜道だったらかえって安全です。そこで待ち伏せしていてもターゲットに遭遇できる可能性が低いためコストに対してリターンが低いからです。
一番待ち伏せしやすいのは、女性が特定の時間にある程度の人数通ることが分かっていて、かつなるべく人目が少ない道ということになります。
夜間はむしろ人目が多い繁華街の方がずっと安全です。
施錠した自宅にいても押し入られることがある状況で一番夜間安全なのはホストクラブだったりするのかもしれません。

また、ターゲットがある程度無差別な場合は上記のようになりますが、特定のターゲットを襲う場合なら、その相手の行動パターンを調べつくして相手が一人になる時間を狙って襲うのが確実です。
さて、そういう相手に対してボディガードを雇えるわけでもない一般人が身を守るにはどうしたらよいですか?

本当に性犯罪を減らしたいのなら、「ケアレスミスを減らせ」とだけ言い立てるのではなく、女性の過重労働を減らす有効で現実的な提案をしてください。

それがあなたに対して言われている「他にもっとやること」だと思います。
Posted by まい at 2009年12月15日 16:42
まい様
ミニスカートがどうとか、過重労働がこうとか、私は知りませんが。

>電車の中だって昼間の路上だって本屋だって職場だって学校だってどこにいたって被害にあうので。

100%防ぐことは出来なきゃ自衛しても無駄だということなんですか。鍵破って進入する泥棒が居るからといって鍵は無駄だとは私は思いません。

>本当に性犯罪を減らしたいのなら、「ケアレスミスを減らせ」とだけ言い立てるのではなく、女性の過重労働を減らす有効で現実的な提案をしてください。

そんな事は言ってませんし性犯罪と過重労働と何の関係があるのか私にはさっぱり解りません。過重労働なんて男も女も同じでしょう。男女同権なんですから。

>それがあなたに対して言われている「他にもっとやること」だと思います。

ここにおられる方々から性犯罪を防ぐ具体案がまるでありません。それをお尋ねしているのです。

まい様が考える性犯罪防止案は何でしょうか?
Posted by ハロー・テキサス at 2009年12月15日 20:20
ハロー・テキサス様。

文章を本当に読んでいらっしゃいますか?
私は「女性は既に365日24時間警戒せざるを得ない状況にあるので、できうる限り自衛している」と申し上げているのですが。
その365日24時間気を張っていなければいけない状況を「過重労働」という表現で言い表しているだけです。
文字通り労働しているという意味で書いている訳ではありません。
ハロー・テキサスさんは、個人が誰の助けも借りずに365日24時間ずっと警戒し続けることが可能だと思っていらっしゃるのですか?
「自衛しても無駄」なんて話はひとことも書いていません。「既に自衛はしている。しかし365日24時間常に自衛し続けることは無理だ。無理だから時々警戒が薄くなる時間がある。加害者はその隙を狙う」という話をしています。
あなたは365日24時間の自衛が可能だと考えるんですか?
「隙を作らなければいい」といわれても「365日24時間隙を作らないのは無理です」。
ただそれだけの話です。

「100%隙を作るなと言っているわけではない」というのがあなたの主張ですか?では何%までの隙ならOKですか?「女性は夜道だけ気をつければいいです。それ以外の時間・場所で被害にあっても自分は非難しませんから」という主張がなさりたいんですか?
あなたがそれで満足しようがしまいが、あなたのその発言では女性が365日24時間警戒しなければならないという状況は変わりません。
あなたひとりに非難されなかったところで実際に被害にあったら何の助けにもならないからです。
むしろ夜道だけ警戒するなんて1日のうちの10%にも満たない時間です。他の時間無防備でいることなんて恐ろしくてできません。

女性は既にできる限り自衛しています。あなたに言われなくても当然しています。男性と対面する都度、相手が不振な動きをしないか常に警戒しています。あるいは自分の行動が隙があるようなものに見られないか気を配っています。
あなたがそれに気付いていないのであれば、それには後述する別の理由があります。

ものすごく寒い地域で厚着をするのは当たり前ですね?性犯罪に対する女性の自衛はそれと同じです。寒い地域で凍死するのは厚着していないからじゃないんです。別の原因があるからです。もしくはその時にどうしても厚着ができない理由があったかです。
そんな地域の人に「凍死するのは厚着をしないからです。厚着をしましょう」と寒くない地域に住む人がアドバイスすることにどれだけの意味がありますか?
むしろ相手をそんなことも分かっていないと見なして愚弄していることになるんだということが分かりませんか?
ハロー・テキサスさんの場合、意図的に愚弄なさっているのかもしれませんが。

性犯罪の防止策について。
被害者の自衛だけでこれ以上性犯罪を減らすのは無理だと私は思っています。

それでもどうしても被害者の自衛でどうにかしたいのなら、例えば路上だろうが屋内だろうが関係なく半径3m以内に本人が許可しない男性が近づいたら警察への通報機能がついた防犯ブザーを鳴らして警察を呼んでもよいことにするだけで随分違うと思います。そして結果的に何もなかったとしてもブザーを押した女性は責められず、迂闊に3m以内に近づいた男性が注意されるようにする。もちろん防犯ブザーは女性・子供全員に自治体から支給します。

なぜこんな案を提案するかというと、現状ではほぼ確実に被害を受けるということが確定になるまで、積極的に回避することすらできないからです。なぜなら「疑われた」というだけで腹を立てて危害を振るうケースがままあるからです。これが私が先に書いた「あなたが女性が自衛していることに気付いていないかもしれない現象がなぜ起こるか」という理由です。
女性は自衛を求められつつも警戒していることを露骨に表しても危険に晒されるというジレンマに悩まされているのです。

そして加害者は直前まで「悪意のない人」に偽装しています。実際に被害にあうまで見分ける手立てがないことが自衛が後手に回ってしまう原因です。
そういう現状をご存知ですか?

そもそも女性の自衛が「過重労働」になっているのは性暴力の発生件数が多すぎるからです。あまりにもカジュアルに行われている。加害者の払うコストに対してリターンが見合わないものにするようにして、発生件数自体を減らすしかないでしょう。
たとえば今はほとんどの性犯罪が膨大な暗数となっていることで、加害者のリスクはかなり低いものになっています。
女性が被害を訴えやすいように、他の国にはあるような性犯罪被害者用のワンストップセンターをアクセスしやすい場所に多数設置することで加害者のリスクを引き上げ、実行を抑制することができるでしょう。
加害者を擁護するような世論も被害者の告発のしにくさを助長しているので、そのような発言は厳しく非難されるべきですね。
(そしてあなたのような発言は間接的に加害者擁護になっているため、厳しく非難されているのです)

長く書きましたが、どこまで伝わるか分かりません。
正直先ほどの文章で「過重労働」が文字通りの意味に受け取られてしまったことで、あなたとは対話が不可能なのではないかとも思っています。

それでも、あなたが「性犯罪を減らしたい」と思ってくださっているのなら。まずは無関心の状態を抜け出してそのスタートラインに立ってくださったあなたに、できる限りのことはお話したいです。

akiraさん、勝手にコメント欄で長々とすみません。
Posted by まい at 2009年12月15日 22:27
横から失礼します。

>ハロー・テキサスさん
>ここにおられる方々から性犯罪を防ぐ具体案がまるでありません。それをお尋ねしているのです。

それはあなたの理解力が足りないだけでしょう。

akiraさんはエントリ本文において、まず加害者の意識調査の結果から、加害者の多くが「被害はあまりなかったから」、「被害者にも落ち度や責任があるから」と考えているという背景を示した上で、次のように書かれています。

>この犯人たちは、どうしてこのように考えるようになったのでしょうか。
>ある日突然、こんな考えが湧いてきたわけではないでしょう。
>彼らが育っていくうちに、「社会の常識」と思われていることが刷り込まれた結果に過ぎません。
>被害者責任論を唱える人たち自身は加害者予備軍ではないにしろ、その言説は「加害者予備軍」の思い込みを強化する手助けをしている事に気づいて欲しいのです。

つまり、あなたがここで振りまいているような、「社会の常識と思われている」が実は誤った認識を改めていく必要があるということ。まず、あなたが認識を改めるのがその第一歩です。しかし、あなたにはそれを理解することが無理のようだから、gegenngaさんが、「とりあえずは「黙る」ことでしょう、あなたの場合。」と書かれたのが分かりませんか。

多面体さんも、
>つまり、意識が性犯罪の一番の原因です。
>なので、意識を変える必要があります。
>あなたのような方々は、もしどうしても変えられないのなら、せめて口をつぐんでおいていただけないでしょうか。

と書かれています。まいさんも、同趣旨のコメントをされています。

あなたのような言説がふりまかれることが性犯罪を助長するのだから、「性犯罪を防ぐ具体案」は、あなたが考えを改めない限り黙ること、です。
Posted by さつき at 2009年12月15日 23:05
>それはあなたの理解力が足りないだけでしょう。

誰にでも理解できるような具体案でなければ意味は無いでしょう。
誰にでもわかるような具体的な方策でなくては、性犯罪者やその予備軍に通じないと思います。
100%の策などあるわけないし、予防策の一つとして夜道の一人歩きを避けろとかがあるのですよ。なるべくリスクから遠ざかる、予防策の基本ではないですか。
性犯罪者なぞ死刑にしてしまえ、というのが私の持論です(ここでは散々否定されましたが)。かなりの予防策になると思いますが。
Posted by ハロー・テキサス at 2009年12月15日 23:34
>なるべくリスクから遠ざかる、予防策の基本ではないですか。

わからない人ですね。
<なるべく>リスクから遠ざかることなど、四六時中やっていると、まいさんも書かれているではありませんか。
あなたも「なるべく」と書かれているように、それは「なるべく」であって、それ以上を求めるべきでないことは、akiraさんがこのエントリーの冒頭にリンクされたあちこちの議論で決着のついていることです。(「周回遅れ」を取り戻したいのなら、他に行くべきです)

その上でこのエントリは、単なる思い込みではなく性犯罪者への意識調査などの根拠を示して、あなたのように先ず第一声として被害者(予備軍)に防衛策を求めるような言説が社会に蔓延することで性犯罪が助長されるという主張がなされています。ここにコメントするなら、その趣旨に沿って吟味し、では具体的にどうしたら良いかを考えるべきです。

性犯罪統計をみると、昭和30年代のピーク時に比べれば、目を見張る程減少しています。
http://www.moj.go.jp/HOUSO/hakusho2.html

一例をあげれば、少年によるレイプ犯罪は人口比でピーク時の25分の1以下になっています。
http://kangaeru.s59.xrea.com/G-Rape.htm
決して厳罰化が進んだからではありません。その裏では、地道で息の長い教育・啓蒙の努力がなされていることを、あなたには想像できないから、ここで主張されていることの具体性が読み取れないだけでしょう。
Posted by さつき at 2009年12月16日 00:49
>まいさん
はじめまして、お越しいただきありがとうございます。
方々で、ご発言を拝見しています。

自衛論者(=被害者責任論者)の方が言うように、もし、被害者が自衛することで1次被害をなくせれば、それに越したことはありませんが・・・。

加害者が「訴えられないような相手」を選ぶのだとしたら、性暴力被害にあったとき訴えるのがデフォルトになることが、性犯罪の予防には一番効果があると思います。
そのためには、まずは訴えやすい環境を作ることが大切だと考えています。ハロー・テキサスさんと同じように「自衛、自衛」と繰り返し、被害者の非を問うような発言が続く限り、それもなかなか難しいことですね。

どれほど説明しても、彼(?)は聞く耳を持たないでしょう。
ただ自説を受け入れてもらいたいというか、押し付けたいだけなのだろうと思います。

ですが、ここを読んでくださっている方の中には、まいさんのご意見を、尤もなことと受け止めてる方も多いと思います。そして、当家は性暴力被害者の方もたくさん読んでくださっていますので、こうして繰り返し説明してくださることは、その方たちにとっても心強いエールになると思います。私にとっても・・・。
Posted by akira at 2009年12月16日 01:38
むかし、シーラの会のサイトに参加していました。
シーラを休止されてからもakiraさんのブログを心の支えにしていました。
小学校低学年からずっと近親者に性的虐待をされて来ました。
それはわたしが悪かったんだと分かってます。
知識がなんにも無く性行為がなにかも分からないけれど、異常だと薄々感じていました。
でも近親者の愛情を信じたかったんです。嘘だと思いたかったんです。それが甘さが被害の原因です。
只被害の場所は外ではなく室内です。とても安全な場所です。加害者は身近な保護者です。
中学生になって罪の重さに耐えられず二階から飛び降りました。死ぬ事はできず骨折程度で済みました。
性行為が少しだけ理解できる年になって被害の相談をしました。
くり返し説教されて「虐待される子どもが悪い」「あなたが問題ある行動を取ったのでは?」「なんで訴えなかったんだ?」くり返しくり返し。
性的虐待された子どもはなんで警戒しなかった、虐待されるほうが悪いと言われ続けて来ているんです。今更言われなくてもとっくに被害を初めて相談した13才のころから分かってます。

ハロー・テキサスさん
虐待された罪の重さも性的被害者が生きていく事が許せないのもいたいほど分かってます。
虐待された子どもは価値が無い事も死ぬべきなのも分かっています。でも死ねなかったんです。ごめんなさい。
でもせめて被害者の支えの場所で被害者を攻撃するのは止めてください。
akiraさんのシーラの会は性的虐待被害者自助グループからリンクされています。大勢の被害者が見ていて心の支えしています。
迫害され続けた性的虐待された子どもの味方になってくれる場所なんてそうそうないんです。虐待された子どもを許してくれる人なんていないんです。唯一の場所なんです。奪わないで下さい。息をするのも苦しいです。

akiraさん
ごめんなさい。見ているだけのつもりだったけれど、我慢ができませんでした。
一方的ですがいつも支えにしています。
Posted by aria at 2009年12月16日 01:39
>さつきさん
どうも、ご無沙汰しています。コメントありがとうございます。

ハロー・テキサスさんは、どうも私のことが気に入らないようなのです。だったら読まなきゃいいのにと思うんですけどね。
もうずいぶん長いこと、いらっしゃってます。
gegeさんちに居着いてハンドルをコロコロ変える誰かさんのように(苦笑)

もう、何を言っても無駄だと思います。
私も少しつかれていますし、退場願うことにします。

まいさんにも申しましたが、こうして根気よく説明してくださる方がいることが救いになってます。ありがとうございます。
Posted by akira at 2009年12月16日 01:49
>ハロー・テキサスさん

もう一度言います。
殆どの人が考えられる限りの自衛策はやっています。それでも性犯罪は起きるのです。「自衛論」は「被害者責任論」と表裏です。

どうすれば性犯罪が減るか、このエントリに書いたことをもう一度お読みください。そして、まいさんやさつきさんの説明を熟読してください。これほど分かりやすく書いてくださったにも関わらず理解出来ないのなら、誰がどのように説明しても理解出来ないと思います。

以降コメントは、削除させていただきます。
他のエントリへの発言もご遠慮願います。
Posted by akira at 2009年12月16日 02:00
>akiraさん、
なるほど、ハロー・テキサスさんは、ただいやがらせのために粘着していたという訳ですね。年のせいか怒りっぽくなっているものですから、つい相手にしてしまいました。ごめんなさい。

>ariaさん、
あなたはなんにも悪くない。あなたが悪いなんて言うやつは、飛んで行ってぶん殴ってやりたい。
Posted by さつき at 2009年12月16日 02:08
>ariaさん
コメントありがとうございます。
ハローテキサスさんへの返信を書いている間にコメントを頂いたようで・・・。もう少し早く決断していれば。

私こそ、ごめんなさい。
この場の安全を保てなかったのは私の責任です。
ariaさんがご自分を責める気持ちは理解できます。私も今でもそうですから・・・。苦しいですね。

でも、懲りずに何度でも言います。
ariaさんは悪く無いです。そして、私も悪くないのです。
生き延びて、こうして思いを書いてくださったことに感謝します。
また、すこし楽になったら遊びに来てくださいね。
Posted by akira at 2009年12月16日 02:12
>さつきさん

いえいえ、私の不徳のいたすところです。
ariaさんや他にも傷ついた人がいたと思います。
本当に申し訳ないです。
Posted by akira at 2009年12月16日 02:22
ハロー・テキサス様

性犯罪の量刑を引き上げるというのは、まさに加害者のコストを引き上げるという方法ですね。

確かに、つい最近も男性4人が通勤中の女性を集団で襲った事例について、「厳しい判決を出しそうな」女性が忌避されて男性6名から構成された裁判員が、4人のうち3人に対して執行猶予判決を出すなど(集団強姦で執行猶予判決が出たのはここ10年で初めてだそうです)、世間では性犯罪なんてそんなたいしたことではないと思っている男性もそれなりにいるようです。

そういう意識を変えるには、量刑を上げることの検討はありだと思います。

ただ、極刑にしてしまうと、今度は発覚を恐れて口封じのために犯人が被害者を殺害してしまうことが予見されるため(結局性暴力というのは暴力の一種なのでその究極の形は殺人になりますね)、被害者保護という観点から言うと難しいものがあるでしょう。

陵辱されたんだから殺されたところで大して変わらないだろうなんておっしゃらないですよね?命あってのものだねです。

夜道の件については既にできるだけの人が歩かないで済むように気をつけています。
それでも仕事をしている女性であれば帰宅が夜間になるのは仕方がありませんし、苦学生であればアルバイトをするのは授業の後になるのでこれも帰宅は夜間になってしまいます。
「夜遊びをしているように見える不真面目な女性」であっても、むしろ家にいられないなんらかの事情があるから外にいると考えられます。
あるいはそこまで深刻な事情がなくても、コンサートなどは夜開催されることが多いですし、友人との飲み会などもそうですね。
そういう時は帰宅にタクシーを使えばよいとおっしゃるかもしれませんが、経済的な事情で働いている場合はタクシー代はバカになりませんし、そもそも女性はタクシーに安心して乗車することができないという事情があります。
運転手はほとんどが男性ですし、その場合見知らぬ男性と密室で2人きりになるということになり、しかも行き先のコントロール権は男性にあるため、危険な空間なのです。タクシーに乗る時もいちいちリスクを負わなければならないという女性の状況は、ご想像できますか?

つまり現時点で夜道にいる人は既に何らかの事情があって夜道にいるということです。

そういう事情を斟酌せずにただ「夜道を歩くな」と言っても問題は解決しません。
その人たちだって夜道が危険なことはわかっていても、事情があってやむを得ず夜道を歩いているわけです。
だからといって夜道で被害にあって自業自得というわけでは当然ありません。
そうしないと生活が営めないのであれば、「夜道を歩かなければならない人もいる」という前提で話をするべきです。

「夜道を歩かないように」と言えば話が済むわけではないというのは、そういうお話です。
Posted by まい at 2009年12月16日 12:51
akira様

無関心な人に興味を持たせるのって大変だと思うんです。そういう意味ではまず関心を持ってくれた人なら、誤った知識を元に誤った発言をしているのであっても、正しい知識を提示することで味方になってくれる可能性が高いんじゃないかと最近私は思うんですね。

結局のところ、差別は無知からきていると思います。性暴力についての情報は性質上隠蔽されてきました。結果、当事者になりにくい多くの男性が驚くほど知識を持たないということを知りました。
当事者になりにくい故関心がないのも仕方がありません。
故に、ポルノなどで流布されるファンタジー的なイメージが先行しているのだと思います。
騎士道精神溢れる何人かの「自衛論者」の男性とこれまで話をしたことがありますが、辛抱強く正確な情報を伝えることで概ね理解を得ることができました。

「所詮女のことなんて他人事だから被害にあおうが関係ない」という無関心な方よりは、女性に対してミソジニーであれ関心がある方の方がまだとっかかりがあるように思います。憎しみと愛情は裏返しですから。

そういうわけで最近は少しずつそういう方との対話をネットでも試みておりました。
ただ、その対話の中で相手の方が偏見に基づく心ない発言を行うこともありますから、それを目にしたサバイバーの方が、傷つくこともあるということに、考えが至っていませんでした。申し訳ありません。

コメントでの外部からの援護射撃はブログ主の方を勇気付けることもできると思いますが、相手も含めてもう少し慎重にならなければならないな、と反省いたしました。

これからもakira様の文章を楽しみにしています。
どうぞご自愛くださいませ。
Posted by まい at 2009年12月16日 13:25
>まいさん

>騎士道精神溢れる何人かの「自衛論者」の男性とこれまで話をしたことがありますが、辛抱強く正確な情報を伝えることで概ね理解を得ることができました。<

拝見していました。
彼らは、たぶん善意から発言しているのだと私も思います。ただ、致命的に性暴力被害の実態を知らないだけで、と思いたいです。
知識が増えて持論を変化させた方もいらっしゃったし、まいさんをはじめ、丁寧に対抗言論を積み重ねてくださった多くの方々に感謝しています。


>その対話の中で相手の方が偏見に基づく心ない発言を行うこともありますから、それを目にしたサバイバーの方が、傷つくこともあるということに、考えが至っていませんでした。申し訳ありません。<

まいさんが謝ることはないです。
この場に関しては、管理責任は私にあります。
2次被害をやめろというと、かえって2次加害者がよってきてしまうというのは、もはや「法則」になっているようにも思いますが・・・。ここも度々、荒れましたしね。

ここを読んでくださっている方は、被害体験をお持ちの方も多いので、対抗言論は上げたいが、それによって加害者を呼び込み、さらに2次被害が起きてしまうというジレンマ。
でも、サバイバルのためにはやらなきゃいならないのです。

よければ又コメントをいただければ励みになります。
Posted by akira at 2009年12月17日 18:57
 
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