2005年08月03日
NASAの憂鬱

今回スペースシャトル・ディスカバリー号の宇宙飛行は、機体の損傷具合による安全性の問題に終始しており、NASAの憂鬱は当分続きそうだ。しかしそんな問題もさる事ながら、今本当にNASA高官が頭を抱えている大きな問題がある。
それは、2004年1月14日に、米国の宇宙政策の足枷となっているISSから早期に脱退する事を事実上表明した「新宇宙政策」である。これによってスペースシャトルの引退が決定し、あらたにCEV(Crew Exploration Vehicle)と呼ばれる新型有人探査船を2008年までに開発と試験を完了し、2014年までに有人飛行を行う計画となった。しかし2005年4月に就任したグリフィンNASA長官は、NASAはCEV開発を前倒しする計画を表明し、2006年に開発メーカーの選定、有人飛行運用開始を2010年に設定した。
グリフィン長官の大英断?によるCEV開発計画は驚くべきスピードで開発される事となり、先頃そのNASAの骨子がSpace Ref.comで公表されている。以下です。
■[NASA's New CEV Launcher to Maximize Use of Space Shuttle Components]
(NASAの新型CEV発射ロケットは、スペースシャトルの構成部品を最大限使用する。)
これによると、NASAの必死さと形振り構わない計画が見て取れる。
まずCEVだが、完全使い捨て物資専用宇宙船の先端に4〜6名が搭乗出来る小型の人員輸送専用の宇宙船がドッキングされたユニット・システムで帰還時には人員輸送専用宇宙船だけが大気圏突入しパラシュート降下する。開発メーカーにはボーイング社/ノースロップ・グラマン社の合同チームとロッキード・マーティン社が2006年までに開発計画を提案する。
NASAは、2005年3月にCEVに関する要求仕様書RFP(Request for Proposal)を提示、ボーイング社/ノースロップ・グラマン社案では、アポロ計画で使用された三角錐形状のカプセル型を採用している。一方ロッキード・マーティン社案では大気圏突入時機体全体で揚力を得るリフティング・ボディ型を採用している。しかし、上記のNASA案公表サイトでは、どうやらボーイング社/ノースロップ・グラマン社案が優位のようだ!
続いて大問題なのが、打ち上げロケットの選定である。既存のSRB(Solid Rocket Booster)個体ロケットブースターを使用するとして、次のステップには、国防省の協力を仰いでEELV(Evolved Expendable Launch Vehicle)が使用される。EELVは国防省が空軍向けに開発した改良型使い捨て打ち上げロケットで、「デルタ4」(ボーイング社製造)又は「アトラスV」(ロッキード・マーティン社製造)が利用される。第一段目にはSRBが使用され第二段目にはEELVが使用される。製造メーカーは、今年になって合弁会社を設立する事を発表しているので、開発は良い方向に進むと見られていたが、有人用の打ち上げロケットとしては信頼性が立証されない為、NASAは既存のスペース・シャトルの技術を転用したSDLV(Shuttle-Derived Launch Vehicles)の方針に変更された。
SDLVは、NASAの計画を見る限り一番有力なのが、これまでのシャトルの位置に新型CEVを搭載した案。驚いたのが、ET(外部燃料タンク)の下部にシャトルのメインエンジン(SSME)を4基配置し、さらにETの上部に第二段目として「サターンV」ロケットの第2段、第3段に使用された「J-2S LOX/LH2エンジン」が搭載され、CEVを打ち上げる案。これは、「アポロ計画」の「サターンVロケット」を彷彿させる。
このNASAの新しい宇宙開発ビジョンは2010年を目指していると言うから、さらに驚きである。本当に後5年足らずで開発し有人打ち上げを成功させられるのか?米国の科学技術の結集は凄まじいものがあるから達成できるかもしれない・・・
■[Lockheed Martin CEV]
ロッキード・マーティン社のCEVコンセプト案
■[Boeing Space Exploration System]
ここ最近CEVのコンセプト案のファイルが軒並み消されている!不思議
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なんか、ソユーズに外部燃料タンクと補助ロケットがついただけにしか見えない。
NASAも地球と宇宙の行き来に使うものは再利用路線でいかないみたいですね。
まさかこれで火星に行くなんてことは・・・?
でも、そのときは宇宙船とこれとで別々に打ち上げるのかな〜?
やっぱり、宇宙戦艦ヤマトは必要ですよ。
ワープもできるし・・・。
物資輸送も考慮して使い捨てでいくそうです!
一番かっこ悪いやつでは、打ち上げペイロードが120tもあります。
サターンVロケットと同じで、多分改良型で火星を目指すのでは
ないでしょうか?
宇宙戦艦ヤマト及びアンドロメダには激しく同意です!
ミサイルかと思いました〜。。。
専門的な固有名詞が多くてわかんないやw
ただ、かっこなんてどうでもいいから安全性の高い開発計画を
進めてほしいものです
しかし、宇宙計画っては急ピッチで開発されてるんですね
↑宇宙戦艦ヤマト。。。これは傑作です
PS:ここのバック、文字見えにくい・・・εεεεεεεヾ(*´ー`)ノ
だめだ・・・洗脳されつつある。。。。
当方も実はよく分かっていません。さらっと我流で翻訳しましたので
これから次期新型CEVをお勉強します。
>PS:ここのバック、文字見えにくい・・・
マジっすか!momoさんの真似してカスタマイズシンドローム
になろうかな!スキン変えるか?
momoO"←なんのこっちゃ?
洗脳者です。
詳しくはmomoさんの「さぼり。。。」という記事のコメントをみてください。
>さらっと我流で翻訳
好かん言い方や。。。ーー;
カスタマイズ楽しめましたゎ^^でも、時間かかりすぎて疲れますw
やっぱりmiya11さんの着眼点は素晴らしい。
これみてイメージはわきません。さすが生物学者さんですね!
件のエントリまた帰宅後拝見しに行ってみます(゚∇^d)グゥ
>芋虫ことmomoさん。
momoさん芋虫はやがて美しい蝶になります!
miya11さんは、きっとそんな願いを込めて芋虫呼ばわりしたのでは?
でも確かに芋虫に見える、もう芋虫にしか見えない、芋虫かも
いや芋虫だっ!芋虫なのね・・・
( ̄曲 ̄) イーーーーーーーッダ!
すねない、ぐれない、いじけない・・・
当方は、美しい蝶になったmomoさんがイメージできますよ
心にも無い事を言うと喉が渇きますねorz
これ、ひどっ!
でも、うけました(≧∇≦)/ ハハハ
腹が痛いっ!
miya11さんの豊かな想像力が、何か大事になってしまいましたね!
凡人には思いつかないことです・・・
miya11さん笑いすぎですよwウフフ
どうもこれの右端のタイプが月探査に使われるみたいですね。
人が乗る部分は砂漠に着陸させることによって10回ぐらい再利用できるみたいですよ。
以上、過去記事にお邪魔しますでした。m(_ _)m
NASAの有人月探査計画いよいよ始動ですね!
一度決めたら大規模にしかも迅速に予算投入を行う
アメリカの宇宙政策には見習うべき点がありますね。

