2006年05月14日

スマッシュブラザーズX

ソフト的なサプライズは、今回のE3では完全にスマブラXでしたね!まさかこれだけのビッグタイトルを、あえてカンファレンスでは発表せず、その後のメディアとの合同インタビューで発表するとは思いませんでした。

一般的にはスネーク参戦がサプライズだった訳ですが、個人的にはモーションセンサーは使わず、GCコントローラで操作可能にすることを暗示したことが、今回のWii対応のゲームとしては唯一の例外で、非常に興味深かったです。

宮本&桜井氏のトークから、最新作『スマブラ』を探る【動画を追加】 / ファミ通.com

--桜井さんに質問なんですけど、『スマブラ』でWiiのコントローラーをどう活かしますか?

桜井 宮本さんのこういうお話をいただいたあとで恐縮なんですけれども、『スマブラ』を実際にたとえばヌンチャクでやるとかポインティングデバイスでやるとか、複雑にしすぎて操作がしにくいと、それはそれで問題があると思ってるんですよね。ものすごく変わったことは狙わないで、いちばん操作しやすい方法を検討しようかと思ってます。ゲームキューブのコントローラーも使えることですし、ゲームキューブコントローラーはまだ捨てないでくださいね(笑)。

 宮本さんはWiiの商品群の中で、コントローラーを最大限に活かしたものを入れるというお話をされていたんですよね。だから自分の役割は、それを好んで入れるということよりも、それとは違うことをすることだと。少なくともスタンダードな商品群とは違うものになりえるので、バランスとしてそういう方向に行きつつあると考えてます。

任天堂としては、あえて従来のコントローラを捨ててまで新しいWiiリモコンを提案した訳ですから、その優位性を証明するためにも、Wiiリモコンを最大限活かすタイトルを開発していく方向にあると思います。しかし桜井さんは、スマブラはスマブラとして、そういった全体の戦略に囚われず、もっとも操作しやすい方法ということを最優先にしたいということのようです。

ではスマブラをWiiで出す最大の意義は何だということになるのですが、それはWi-Fi対応のようです。

--Wi-Fiコネクションを使う予定は?

桜井 はい、使う予定です。今回の『スマブラ』は、まずWi-Fiコネクションがある。Wi−Fiで『スマブラ』をやりたいというのが、日米ともに筆頭だったというのがあります。

 でもたとえば、4人が戦って誰かがいちばんになるというのだけでは、きびしいと思ってるんです。そういう敷居は下げて、誰でも楽しく遊べるようにしたいですね。

このような企画の方向性は、容易に「マリオカートDS」を連想させるものです。マリオカートDSが、特に従来のゲーマー層に絶賛を浴びたことを考えると、桜井さんの判断は非常に合理的だと思います。

しかもマリオカートDSのように単に勝ち負けを競うようなものではなく、もっと大らかに楽しく遊べるようなものにしたいという意向のようです。これはとても良い方向性だと思いますし、買った人みんなが楽しめるためにも、本来オンラインゲームというのはそういうものであるべきだと思います。

操作方法に選択の自由を

ただ一つ懸念材料なのが、もしもクラシックコントローラが本体に同梱されなかった場合は、「標準状態では遊べないソフト」という、極めてユーザーにとって不親切なソフトになってしまうということです。だから逆に言えば、クラシックコントローラ同梱を前提としているのかもしれません。

それと、ユーザー側からは以下のような声が出てくると思います。

わぱのつれづれ日記 - 任天堂、宮本茂氏と桜井政博氏によるRoundTableを開催。「スマブラX」制作秘話と、宮本氏の考えるWiiの理想形

とはいえ、Wiiリモコン+ヌンチャクを使わないと断言しているわけではないので、何らかのシンプルなギミックは入れてくれた方が個人的にはうれしいですけど。面倒や疲れてきたら通常コントローラに変えればいいわけで。DSのどうぶつの森などのように、ユーザに選択権を与えてほしいものです。

僕もまったく同感です。ただ桜井さんは、メテオスでボタン操作、タッチパネル操作の両方に対応していますから、充分期待できるのではないかと思います。

個人的には、Wiiリモコンを横に持って「FCコントローラへの回帰」というぐらいシンプルなボタン操作で、スマッシュ操作などをモーションセンサーで補う、というようなプレイヤーコントロールだったらいいなあ、と妄想してしまいます。桜井さんは、初代スマブラでアナログスティックをスマッシュ操作に使い、カービィのエアライドでは、GCコントローラの特徴である「大きなAボタン」を活かした、1ボタンゲームを成立させてきました。今回も、単にクラシックな操作のまま、何の工夫もしないということは無いのではないかと思います。他の人が思いつかない何かをやってくるんじゃないかなあ、と。

スマブラXは充分な時間をかけて、練り込まれて作られるようですから、どんな仕上がりになるのか、今から楽しみです。


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