2007年05月04日

【57】模造の道祖神


道祖神/落合下.jpg道祖神/善導寺.jpg

“模造の道祖神”と言っても、ピンとこない人が居るかも知れません。そもそも仏像とは儀軌(仏像のお手本)に定められた像容に彫られるものであり、基本的には模造そのものなのですから…。さらに石仏になると材質や彫像技術等の問題から細部が省略されることも多く、同じ様な像容に造られることが多いのです。
信州や上州など本州の山間部を歩くと、あちらこちらでおかっぱ風の髪型・童顔で合掌した両の手もいかにもあどけない愛らしい馬頭観音にお目にかかりますが、これらは同一(同じ地区)の石工により制作されたことを考慮する必要があると思います。
しかし、ここに紹介する模造( 模倣 )道祖神は、明らかに度を超した模造と思われてなりません。非常に趣味の悪い、不愉快な道祖神です。
左は道祖神巡りで有名な、群馬県倉渕村の落合下にある有名な道祖神。(画像は倉渕村HPより引用)右は埼玉県寄居町にある善導寺で見かけた道祖神です。明らかに倉淵村の道祖神を模造した( 模倣した )と思いませんか?

庶民信仰のこころ「石仏」 = http://www.d3.dion.ne.jp/~arot/

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