2012年05月15日
タイフェス2012

土日は両日ともすがすがしい五月晴れ。
去年は震災で開催を自粛したのもあってか、今年はさらなる人手のような感じがする。
場内地図やパンフレットの類も完備されているし、場内至る所でタイ文化の展示やパフォーマンスがあって楽しめるし、物販と飲食の配置などもバランスがよく、いろんな点でよく考えられていてこうした国内の国際野外イベント中最大の動員数を誇るのがよくわかる。









2012年05月13日
カルナータカの朝食

手前で手にしているのが10数枚積まれたチャパティ。
奥の方のフライパンの中に入っているオレンジ色のものが puliyogare と呼ばれる炒めご飯。味的にはプラオやベジ・ビリヤーニのような感じ。本来炊き込みなのをフライパンで代用したのか、元々フライパンなどで炒めて調理するものなのかは未確認。
ドーサイ、イドリーなどと共に、puliyogareもカルナータカでは朝の定番メニューだという。

100円ショップでそろえたという幼児のアニメキャラが描かれたターリーと和風のお椀を代用したカトリ類。出来ればインドの食器を使ってもらえればさらに雰囲気が出るのだが。
2012年05月08日
富里Dhoom
さて、そんなななえの湯の隣にもインドレストランはある。
Dhoomというインド料理店で、富里市の他に成田市にも店舗がある。駐車場もあるので便利だ。時間的にちょうど昼時だが混んでなくゆったり出来る。店内にはガルワール出身のコックさん兼ウエイターのインド人二人が居て、オーナーもガルワールの人だというので何となく安心する。

↑店舗外観。「福龍らーめん」の字が透けて見えるのはご愛嬌。

プレティ・ジンターのポスターが奥に張り付けられた店内。
彼女もガルワール地方から山ひとつ隔てたシムラー出身なので同郷のスターという事なのだろうか。


↑Bセット 850円。
マッカンを塗っていないナーンが軽い仕上がりなので、無理なく二枚目が食せるのがいい。
2012年04月29日
ベンガルカレー亭マンナン
都内各所〜東上線沿線・埼京線沿線〜群馬県伊勢崎市ほか北関東のムスリム集住地域などで、パキスタン系レストランやモスクなど含め今まで数々の美味しいビリヤーニとの遭遇はあったものの、個人的に最上位にランスすべき味に、意外にも秋田という地で出会うことになった。

初めての土地を訪問することになる際、まずスマホでインド料理店を検索するのがこのところ習慣となりつつある。それによると秋田市には4軒のインド系レストランがありそのうち名称から2軒はネパール系で、残りは日本人オーナーの「ピーコック」という店とバングラディシュ系のカレー屋さんである事がわかった。
そのうちピーコックには営業時間内に行く事が出来たが、ネパール系の枸茉梨という店は訪問時間が遅れてしまい、ラストオーダーに間に合わなかった。ただし店内は客層が若く混んでいて、エスニックでオシャレな雰囲気。店内にはインド雑貨なども置いてあり、人気のお店なのがよく分かった。秋田再訪の際は是非営業時間内に来ようと硬く心に誓った。
またインド系4店舗の他にTea Lankaというスリランカ料理の店も市内中心部にあった。こちらにも行ってみたが残念にも定休日。とは言え可愛らしく味のある外観に強く惹きつけられる。


さて、残る目当てのインド料理店として『ベンガルカレー亭マンナン』という店に向かう。
スマホで見た情報ではグランマートというスーパーの中にあるという。一瞬、スーパーの中の店舗と聞いてショッピングセンターのファーストフード的な、フードコート的なチープなイメージが頭をよぎるが、着いてみてその立派なたたずまいに驚く。

グランマートの正面入り口のすぐ左隣に大きな看板が出ている。
またインド料理として検索には出てくるが、↑のボードを見ても判るとおり『バングラディシュ』の料理である事を強調している。バングラディシュ出身でありながらバングラディシュのバの字も出さずに、インド料理屋として営業している店を多々も見てきただけに、その心意気に深く感じ入る。

広い店内にもバングラディシュ雑貨・調度品がほどよく配置され、品があり、統一感のある内装。
ゴテゴテのインド風でなく、さっぱりとした中に寡黙ながら適度に存在感を主張するベンガルの民芸品・調度品たち。


またメニューやボードなどにはベンガル語表記もさりげなく使われている。

この店ロゴのモデルで店名のマンナンさんというのは経営者。
イラストどおり柔和で人当たりがよく、感じのいい方でありながら常に客席に眼を配りサービスに余念がない。


ガラス越しに厨房内も見学出来る。彼らコックはインドのコック最大の排出地ガルワール出身。
ヒマラヤ出身の彼らが、非常に忠実にシーフードも多いベンガル料理を再現している。

マスタードの風味豊かな魚のカレー。ベンガルの家庭の味を彷彿とさせ、とてもレストランで出される味とは思えない。

備え付けのテイクアウト用プラスチックのスプーンでも難なくほぐせる程に柔らかく仕上げられた鶏。大ぶりなレモンも嬉しい。ビリヤーニにはレモン汁をかけるのがベンガル風。
いずれにしても、非常に美味しく感動しました。是非また訪問します。
2012年04月26日
諏訪市・ナマステ
たまたま走っている所から一番近くに『ナマステ』という名のインドレストランを見つけた。諏訪インターで降りて数キロとネット情報には記載されている。私は店名と地方にあるインドレストランという事から勝手にネパール人が経営している小さな店だと判断し、同乗者たちに「まあ、田舎でネパール人が作っているから味は期待できないね」などと適当なことを話していた。
全国いたるところインド料理店が存在するのを日頃あちこち車を走らせていると本当によく感じるが、その大半はネパール人経営によるもので、味とか店構えとか以前に、どんな場所でも商売しようとするネパール人経営者のバイタリティーに感じ入っていた。
ただし時間帯によって時々そういう店に入ることもあったが、インド料理店がこんな場所に!という立地への感動以上のものを味に対して感じる事が少なかったので、諏訪市のナマステも同様なのでは、と勝手に誤解ししてしまった。

スマホのマップを参考に、瀟洒な諏訪城脇にたたずむ『ナマステ』に到着。一同ドカドカ中に入るとブラックターバンを被り、お腹の出たサルダール・ジー(スィク教徒)が微笑と共にお出迎えしてくれていた。気さくで陽気な日本人のウエイトレスさんの話によるともうこの地で20年?ぐらい営業している老舗で、なんとマンモーハン・シン現インド首相が来日した際にも料理長として腕をふるったという。
ここでまた疑心暗鬼となる。いくら貫禄があるサルダール・ジーとはいえ諏訪市のこのような店の主があのインド首相に料理を出すのだろうか?その後話好きのウエイトレスさんは別のテーブルに来たお客にも同じ話をしている。いかにもインド人好みのするハッタリのようなマユツバ話一同苦笑しつつも食事を終えて入口付近のレジに進むと、なんとマンモーハン・シンご一行と一緒に撮影した調理師服姿の主の姿が飾ってあった。↓

ちょうど首相の後ろにシェフが立っている。サルダール・ジーの首相は料理人もむサルダール・ジーを好むということだろうか。
それにしても、てっきりハッタリ話と思い込んでいた我々は驚愕し、それからは一気に主とツーショット撮影大会となった。

なんでも先の洞爺湖サミットにも呼ばれたそうだが諸事情によりお断り申し上げたそうだ。
このような場所にインド首相を堪能させた料理の腕を持つ人のいる店があろうとは、日本も奥が深いというべきだろうか。ただしこのシェフは普段は蓼科にある支店の方に居ることが多いそうだ。
2012年04月25日
中古タンドール販売
希望価格は26万円。都内及び隣接県には無料配送いたします。


状態は良好の美品です。



窯の状態も良好です。
※タンドールのサイズ…幅78cm×奥行78cm×高さ90cm
ご希望の方がいましたら、まずは メール にてご一報ください。
迅速に対応いたします。
2012年04月24日
ラオスフェスティバル2012


現在ラオスを訪問するのにヴィザは不要(15日以内)となっているので、このような機会でもなければなかなか訪問することも中に入ることもない。

大使館のホール内で出店に伴う注意事項などが説明され、くじ引きで場所決めがなされた。
ホールの正面にはラオス正月イベントを行った際に付けられたのであろうボードがそのまま飾られていた。インド〜東南アジアにかけて4月前後が本来の暦の上での新年となっている国々が多い。

説明会のあとはラオスの酒と食事が供され、懇親会となった。



ビアラオ

フランスパンも食べ放題状態


ラオスフェスティバルでは ↑のようなラオス食器なども販売します。
(主な販売予定商品)もしこのような商品を実際に手に取りたいというご希望あればメールにてお知らせください。
皆様ぜひ足を運んでみてください。
2012年04月09日
花見カレー
彼らは純粋な菜食主義者ではないが、花見の当日は信仰するヒンドゥー教教義にのっとり肉食していけない日と定められているため、桜の下で食すのは全て菜食料理である。

メインのヒヨコ豆とジャガイモの入ったカレーは「ググニ」と呼ばれる、オリッサではポピュラーなカレーだそうだ。また「ググニ」も含めて、主食とともに食べるグレービー状の副食を「タルカリ」と呼んでいる。(例…おかわりする際、ご飯をついだ皿を示して「タルカリかけてくれ」と言っている)これはネパールやベンガルでも同様だがデリーなどの北・西インドでは聞かない言い方なのではないだろうか。たいてい「グレービーくれ」と言っている。
また写真にあるようにレモン・ライスも日常的に食べられているそうである。

まだ肌寒い春四月、チャパティーは冷えていたがスパイシーなカレーが体温を上昇させる。
2012年03月26日
アーンドラキッチン・ウガディスペシャルミールス
ちなみに本国に於けるウガディの祭日はテルグーの暦にのっとった期日で、お店でのウガディ・ミールス・デーの3/23は便宜的にそれに近い日を選んだものである。これとは別に、葛西の公民館に於いて大々的に在日テルグー人が集まってウガディ・イベントは開催される。


この日はメイン・シェフのラマナイヤ氏も居て熱心な料理解説をしてもらった。
こうした特別メニューの日というのをアーンドラキッチンでは時々行っているのが素晴らしい。
銀座に新店舗を作って忙しそうだが、今後ともこうした特別メニューの日には是非駆けつけたいと思わせる内容だった。
2012年03月15日
Al Jawahar

カリームは超有名店だけあって常時混んでいる。空き席が無くて当初は仕方なく隣のAl Jawaharという店に入るようになる…そんな経緯でAl Jawaharを知るようになる人も少なくないのではないだろうか。


↑入口脇に陣取っているタンドール。

Al Jawahar店内


しかし食べてみるとフカフカのタンドーリー・ロッティといい濃厚なカレーといい瞬時に魅了された。
そしてそれ以降『カリームの代わり』ではなくAl Jawaharそのものを目的にして訪れるようになった。

まずこのタンドーリー・ロッティ(8Rs)
安食堂で食べるようなチープ感は微塵も無いモチモチとした食感。

マトン・コールマ 190Rs

マトン・シチュー 190Rs

チキン・ビリヤーニ 255Rs

アールー・ゴーシュト 160Rs
カリーム同様やや油っぽいものの濃厚で奥深い味わい。何を食べてもハズれは無いが、特にマトン・シチューが非常に美味く、これ目当てにデリー滞在中は何度も通ってしまう。マトンは柔らかく骨から簡単に外れる。

ちなみにAl Jawaharで使用されているガラスの水コップと同デザインは、こちらのページで販売しています。



http://www.asiahunter.com/
2012年03月13日
タイ屋台の骨組み
屋台主は営業時間になると鉄管で出来た屋台の骨組みを組み立て、天幕を張り、ベニヤ台や陳列網に商品を並べる。そして営業時間が終わるとその逆順序をたどって現場を後にする。一見、非効率で面倒な作業に思えるが、毎日の作業だけあってその手順や道具・什器などは極限まで合理化されている。

アジアハンターも時々野外のイベントや催しに出店しますが、商品の陳列・什器の組み立て・値札の付け方・見栄え…といった作業にいつも四苦八苦する。タイの露店・屋台は陳列も見事で見栄えよく、組み立て・片付けも合理的で大変参考になる。(※ちなみに2012年5月26日(土)・27日(日)にラオス・フェスティバルに出店します)
今回は早朝のバンランプー市場周辺を見て回りました。

ひときわ太い骨組み。

よく見ると水道管。継手などを上手く使って見事に露店の型枠にしている。

道路を仕切る鉄柵も固定用のヒモが張られて上手く利用されている。

このような出来上がりの骨組みは売られているらしい。
非常にシステマティックに出来ている。


陳列用のアミを3方向に設置。ここにフックやハンガーで商品を陳列する。

右のアルミ製の大きな行李に商品が入っている。
行李の運搬はタクシーなど普通車の荷台には入らないのでトゥクトゥクが活躍する。
2012年03月12日
バナナの葉で食べる

チェンナイ・エグモール駅前にあるBUHARIというムスリム系レストラン。
美味しいのでチェンナイ滞在中は可能な限り毎食ここで食べる。
ちなみにチェンナイはThalappakattuをはじめビリヤーニの名店がなぜか多い。

ミールス系のメニューを注文するとバナナの葉がテーブルに置かれる。

まずコップの水を少量かけて葉の表面を手のひらでふく。
パパルが上に載ったライスが平プレートで登場。


チキンミールス(75Rs)。

手でよく混ぜて食べる。
せっかくのバナナの葉なので手で食べた方がより深く味わえる。

市場にあるバナナの葉問屋。


トラックで運ばれるバナナの葉の束。
↑のレストランBUHARIのメニュー↓

2012年03月05日
デリー空港〜チェンナイ空港〜チェンナイ市内

さて、デリーのインディラガンディー空港はここ数年で劇的変化を遂げた。ホンの数年前まで掘立小屋に毛の生えた程度の単一の建物だったのが、現在稼働しているターミナルは3つもあり、
Terminal 1C -- Stand-alone low cost carrier domestic arrivals. (GoAir, Indigo, Spice-Jet and Paramount).
Terminal 1D -- Stand-alone low cost carrier domestic departures. (GoAir, Indigo, Spice-Jet and Paramount).
Terminal T3 -- International and domestic flights (with the exception of low cost carriers listed above)
というように分かれているので注意が必要。私は何度も利用しているのになぜか今回進むべきターミナルを間違えた。インディラガンディー空港の敷地が近づいて来るとDomesticとInternationalという二通りの標識が見えてくるが、上記の通り国内便でもLCC以外のJet Airways、Air India、Kingfisherといった航空会社の乗客はTerminal T3から搭乗しなければならない。このTerminal T3はDomesticでなくInternationalである。事前に知らなければ、おそらく誰だって国内線利用客はDomesticの方に行ってしまうだろう。急いでT3の方に向かったがタクシーでも10〜15分程度かかる。時間に余裕があったのと、乗ってきたタクシーをそのまま使えたのでまだ間に合ったが、通常のターミナル間移動は結構面倒そうだ。
さて、Terminal T3内は非常に清潔かつ洗練された雰囲気で、シンガポールのチャンギ空港を想起させる。


↑飲食店テナントも多く、軽食のキオスクなども充実している。

↑値段もサンドイッチが105ルピーから。
使用されているチーズはパニールでなく乳製品のチーズだった。
デリーからチェンナイまでは約2時間半のフライト。デリー空港の新しさに比べるとチェンナイ・アンナー空港はやや古さが目立つが、現在新空港が敷地隣に建設中で近いうちにリニューアル予定のようだ。

↑空港に着くとバスで国内到着口へ進む。
↑預け荷物を受け取り、そのまま外へ。
(当然国内移動なので税関・入国審査などない)

↑外に向かう通路にわかりやすい案内図が設置されていた。
空港内にもエアコン・タクシーなどのブースが複数あったが、建物出口を出てしばらくあるいたところに(エアコンなしの)プリペイド(=前払い)タクシーカウンターがある。といっても机一つだが。
ここで市内のしかるべき場所を指定し、代金を支払う。
関連のスタッフとおぼしき人がカートを押して乗るべきタクシーまで誘導してくれる。
タクシーの荷物入れに荷物をおさめてくれる。チップは払うべきだろうが、何も払わなくても何も言われなかった。
レトロな外観のアンバサダーがタクシー車両として多く使われている。
利点としては(パーツがどこでも入手出来るため)修理しやすい事と頑丈な事。
欠点はいろいろあるが最大なのは燃費が悪い事だろう。インドのガソリン代は日本のそれと大差ない。そう考えると逆にインドのタクシーはコスパが高いともいえる。
重厚感あふれる内装が施された室内。
8年乗っているそうだが、丁寧に乗っている感じがにじみ出ていて乗車感は悪くない。
渋滞にあい、空港からエグモール駅前まで約2時間弱かかった。
市内から空港に向かうには時間帯によるが約1時間強みておけば大丈夫だと思います。
またデリーの場合、オートリキシャーで空港に向かった場合空港の敷地外で降ろされ、そこから空港内バスに乗り換えなければならないが、アンナー空港の場合同様にオートリキシャーで行った場合敷地内には入れないが、敷地外のオートリキシャー降り場から入口まで近いので十分徒歩圏内。タクシーよりも安いので(エグモール駅から250Rsほど)利用価値はある。
2012年03月02日
インドからの郵送物

とはいえ普通の旅行者などがこうした布で梱包するのはどこで布を入手していいかも分からないし非常に難しい。大きな街のGPOなど主要ポストオフィスには入口周辺にこの梱包そのものを生業とする業者が居て、ダンボールを持って行くとその場で白布に梱包してもらう事も可能。また白布でありさえすれば規定は無く、使い古しの布などでも用いることが可能。時間がかかるがそうした布を自ら針と糸で縫って出す事も可能。縫い方に規定はなく、ヘタくそな縫い方でも問題ない。
尚、今までの経験上ムンバイのGPOでは布梱包する前に建物内のカウンターで中身を係官に見せて税関申告したのちに梱包する、というやり方だった(ムンバイ以外の主要都市〜カルカッタ、バンガロール、デリー、チェンナイ〜からも海外向けに郵便小包を送った事があるが、送付物の申告は全て書式に記載するのみで実際に中を検品された事はなく、こうしたやり方を受けたのはムンバイのみだった。このように郵送物の発送方法だけでもインド国内で何通りかあるようだ)。従って、ムンバイであらかじめ布梱包した場合、再度それを開けるよう求められるて二度手間になる。

インド人にとって布を縫っての梱包方法は当然のようで、その理由は中身を盗難から守るためだという。またインドポストに規定はないが、布梱包した縫い目に溶かした赤いロウでロウ付けし、押印するのもよくあるやり方。(ロウ付け無しだからといってカウンターで突き返される事はない)
さらに厳重に封をするという事だが、こうしたやり方は多分かつての宗主国イギリスの古いスタイルだろうか。このはなはだ面倒な郵送方法を義務付けているのはインドとネパールぐらいのものである。だから一つの箱を作るのに小一時間はゆうにかかる。

ちなみにインドでは丈夫なダンボールは貴重で、大きなバザールなどには一軒ぐらい専門で扱っている業者がいるが、無ければ紙問屋などなどの集まる場所まで行って入手しなければならない。最も頑丈なのは中国製のテレビなど家電が梱包されていたダンボールで、使い回しにもかかわらず100〜200ルピーの高値で販売されている。インドからの郵便小包は非常に手荒に扱われるので、なるべく頑丈な外箱があれば安心する。
しかしこうした作業・やり方は他のアジア各国と比べても非常に煩雑である。観光客の多いデリーのパハールガンジなどには郵送代行業者も居るが、つまり手数料を支払ってでも代行してもらいたい程の作業という事んだろう。
↓写真はタイの郵便局。各サイズのダンボールも揃っていて購入でき、梱包方法も至って簡単。
尚、今回の仕入でデリー市内のある郵便局に行った際、待ち時間のつれづれにその日集められた郵送物が無造作にカウンターの一角に置かれていたので何気なく見ていると有名映画俳優のサンジャイ・ダット宛てのものがあった。
同姓同名かな、とも思ったがナルギス・ダット通りという母親の名前の冠された宛先といい、送り主がIncome Tax Officeというのも本物っぽい。しかし小包梱包には厳重を課す一方、一度預かった郵送物を外部の者も手に届くカウンターの隅に置いておく無造作ぶりには改めてインドを感じさせられた。
2012年02月16日
ネパール入国〜両替〜SIMカード購入〜プリペイドタクシーで市内へ
実質約3時間ほどのフライト中、豊富な種類から選択出来るアルコール類や食事もサーブされて、水すら有料のLCC慣れしている昨今、こうしたかつては当然だったサービスが逆に新鮮に感じられる。

↑ジントニック

↑機内食
また東南アジアからネパールへのフライトとしては他にシンガポール発のシルクエアーがあり、バンコクからタイ航空で飛ぶのとほぼ同料金(片道38,000円/2012年2月現在)。ただしインド経由にするともっと格安なフライトが見つかる。
タイ航空もネット上でチケットは購入でき、さらに座席指定も出来るので可能な限りヒマラヤが見える進行方向右側を取りたい。

とは言えカトマンドゥ空港着陸前に何度も上空を旋回するのでどちら側でも上空からヒマラヤは見ることは出来るのだが。

機内ではヴィザ未取得者用に入国用フォーム/税関フォームが三枚配られる。

小さくて味のあるトリブヴァン空港。
歩いていける程の機体から建物までバスが準備されている。

レンガをモチーフにした素朴な建物は20年前初めて訪れた時と全く変わらない。

入国カウンター。
対応するカウンターが二つのみで、係官の手続きも遅いので長い列が出来る。

ヴィザ無しの外国人はwithout visaのカウンターに並ぶ。

ヴィザは有料で、米ドルのほかユーロや円、シンガポール・ドルなどでも支払いが可能と記載されている。15日のヴィザが25米ドル。

カウンターで現金で支払うが、しばしばお釣りが無いケースがあるのでなるべくつり銭の無いように支払うとスムーズに通過できる。

無事パスポートにヴィザを貼ってもらい、入国カウンターを通過する。
入国カウンターは2Fなのでエスカレーターで階下へ降り、荷物コンベアーで自分の荷物を取って出口へ。


出口の手前に両替所がある。レートは市内の両替屋とほとんど変わらない。
こういう所で替えるとレートが悪いと思い込んでいたがそれは杞憂?のようだ。
いよいよ出口。手前にあるのがプリペイド(前払い式)のタクシーカウンター。
構造的にはかつてのインディラ・ガンディー・デリー国際空港を彷彿とさせる。
ホテル名なりエリア名なりを告げて料金を支払う。但し空港から市内は一律500ルピーと決まっているらしい。
さらにそのプリペイドタクシーカウンターの奥にNcell(紫色の看板)などの通信会社のカウンターがある。ここでSIMカード購入可能。

いかにもネパールらしい素朴な男女が素朴な手つきで業務をこなしている。
新規にSIMカード購入するにはパスポートコピーと顔写真一枚が必要。
パスポートコピーはブース内にコピー機があるのであらかじめ持っている必要は無い。

プリペイドタクシー。
20〜30年前くらいのアンティークな日本車が主に使われている。

後部座席に座るとすかさず助手席にカタコト日本語の客引きが乗り込んでくる。
この辺もかつてのデリー空港を思い出させ、一瞬郷愁にまどろんでしまう。
「いいホテル知ってますよ」
-●●に既に予約済みだから。
「ポカラ・チトワン・トレッキングに行きますか?」
-カトマンズに3日滞在するだけなんで。
というとすぐに車を降りていった。
助手席に乗り込んでの客引きは初めての観光客にはややもすれば強引な印象かもしれないが、彼らも商売なので売り込み出来ない事がわかった時点ですばやく別の客に乗り換える。
2012年02月15日
アジアで携帯を買い、使用する
不在中にご注文いただいた方々、発送の遅れなどご迷惑おかけいたしました。
また今回仕入れた荷物は既に各国を出港しており、一部は既に届いてもいます。メインであるインドからの荷物はまだこれからなので、更新やリクエスト依頼などもう少しお時間いただければと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
さて、前々から考えていたが今回海外でスマホを入手する事とした。
幸いにして今回はタイからネパール〜インド〜というルートなので、成熟した中古スマホ市場が存在するバンコクで物色出来る。インドの友人に聞いたらインドでも中古スマホは入手出来るが質など不安でオススメしない、という事だった。
昔インドで買ったノキア製の携帯は持っているが、去年入手したiPhone4が非常に便利なので是非海外でもiPhoneを、と考えていた。実は出国前にアキバの中古携帯屋にも行ってみたが、SIMフリーのiPhoneは置いているところが無かった。やはり使い慣れたiPhoneが欲しい。それも以前から使っていてvalidity(有効期限)の残っている各国のSIMカードを(カットなどせずに)そのまま使えるiPhone3Gが目当ての機種だ。

バンコクのMBKに4F行くと広大な1フロア全て携帯屋だった。
中にはiPhone含めて日本で使っている携帯をアンロックする業者もたくさん居る。
適当に一番最初に目に付いた業者のところで聞いてみるとiPhone3Gは7,400バーツ(交渉後)だった。まあ、探せばもっと安い所もあるのだろうが。去年購入して今回空港でリチャージしたSIMカードを入れたら普通にネットも出来た。ネットする場合は通常のSIMカードでは無く専用のカードを挿さなければ…といった情報をネットで見ていたので拍子抜けした。

ただ、今までDTAC Happy SIMというリチャージ後1年有効というSIMカードを使ってきたが、dtacの方針で1年有効→3ヶ月有効に変更となった。実質タイに来るのは半年or1年に一度だから、再びの渡タイの時には前回の電話番号は消滅してしまっている事になる。特にタイで連絡を取り合うような人もないし、そんなに不便は無いがいちいち空港で新規にSIMカード購入申し込みしたり新しく番号取得するのは面倒だ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【補足】 バンコクの空港入国→空港内のDTACカウンターまで

税関を出て…

出口へ進む。


ドアを出て、正面向かって左の方にDTACのカウンターはある。

ここでSIMカード購入など行ってください。(スタッフの方は英語での対応も可)
2012年01月04日
ネワール人たちとの野外宴
さて、旧知のネワール人飲食店経営者から毎年恒例の野外宴に誘っていただいた。去年は混雑を避けて房総方面に行ったが、今年は正月の王道である富士山を間近で見れる場所に決定。正直、渋滞が心配だったが朝早く都内を出て昼過ぎには戻って来ればある程度はUターンラッシュも回避出来るのでは、とタカを括って出発。朝の内やや曇っていたが、富士山の眺望も素晴らしく、なかなか気持ちの良い正月を迎えることができた。

山中湖などで遊覧船などに乗った後、お昼時となりメイン目的のピクニック開始。
場所は30分ほど富士周辺を走って回って眺望が良い原っぱを見つけた。


主催者が飲食店経営者で参加者も飲食関係の人たちが多いため手際がいい。
また皆さんネワール系の人たちで、料理もネワール料理という事だった。

チウラचिउरा(干し飯)やアツァールやマトンのタルカリなどネパールで一般に食すことのできるメニューの他、干し魚や豚肉を使ったにこごり(非常に辛い)など、あまり体験したことのない料理も食べ切れないほど準備されており、寒風吹きすさぶ(室外気温2度)中、しまいには寒さで鼻を出しながらの心温まる食事だった。
※後日補足:↑は『サメ』सम्य と呼ばれるネワール族特有の一皿に主食・おかずを盛りあわせた定番のセットだという。
それにしても、世界に缶たるヒマラヤ山脈を有するネパールの人たちなのに、富士山を見て皆歓声を上げる。この辺はやはり山の民という事なのであろうか。山中湖越しに富士山を仰ぎ見た際、誰かがポカラみたいと言ったが、そういうデジャヴ感を喚起させているのかもしれない。
2011年12月26日
インドネシア・LION STAR社製魔法瓶
入荷といっても今年の3月に仕入れた商品で、長らく更新出来ていなかったものです。



写真をご覧いただくと分かるようにシンプルで懐かしいデザインです。(箱付き)
全部で3カラーあります。ご購入はこちらから
2011年12月19日
レッサムフィリリ 高輪本店


以前たまたま泉岳寺付近に用事があったので見つけられたが、国道15号から若干小道を北に入る(しかも一通出口)ので、車がメインだとなかなか道すがら見つけられない。車で来る場合は国道15号を横浜方面から品川駅を過ぎて泉岳寺入り口を左折し、さらに泉岳寺前の狭い一通を左折する。道が入り組んでいることもあって車を店のわきに路駐してても食事中、後ろから来る車は全くなかった。
私が行ったのは日曜の15時すぎで、看板を見るとすでに営業時間を過ぎている。しかし看板にはライトがついていて、中にひと気も見受けられたので中に入ると民族衣装を着たウエイターが一人だけいた。

カタコトの日本語で『今、休憩時間デス…』という。せっかく来たのに…と残念がっていると不憫に思ったのか心優しいネパール人のウエイターは「コックさんも休憩で出ていますが、(作り置きの?)チキンカレーのランチセットだけだったらアリマス…」と言ってくれた。しかしあとあと考えるとそれは彼のまかない食だったのかもしれず、また貴重な休憩時間を削って給仕してくれたのは間違いな訳で、その心優しさにハッと心打たれる。





時間外なため、店内は彼一人だけしかおらずその素晴らしい内装をじっくりと堪能できた。すべてネパールから持ってきたという調度品・窓枠装飾・敷物・布などで店の内外が飾り立てられている。とりあえず居抜きで借りた店舗に、前店舗のテーブルやいすはおろか生ビールの水着ポスターや場合によっては食器、果ては看板やメニューに至るまで前オーナーのものをそのまま使うようなこだわりの微塵も無いネパール系インド料理店も最近では少なくない一方、こうした細部に至るまでネパール・スタイルを再現しているのは本当に貴重だ。



内装に見とれていると土日ランチメニューのチキンカレー(800円)のセットが登場。

チキンカレーの味はいかにもネパール人の家庭でだされるような感じの味。もしかしたら本当にまかない食なのでは、と思わせるような味で、肉も多めに入っていた。一般的にインドやネパールの料理は家庭で作られたものの方が店のそれをすべての点に於いて凌駕するのでこういう家庭風のカレーはなかなか味わうことができない。これで開店後約10年というから、もしこの味をキープしているなら凄い。たいていの店は開店当初の味を維持するのが難しい。尚、平日は食べ放題ランチをしているので再度、ぜひ訪れたい。
レッサムフィリリ 高輪本店 ネパール&チベット料理
東京都港区高輪2−14−9 三愛ビル梅館101
2011年11月29日
ラージマハール銀座本店

約2年前に訪れたときも日曜で、そのときはランチタイムだったが今回はディナータイム。約2年前の訪問時のランチは2,000円でランチバイキングをやっていた。少し高いが、ゴージャスで丁寧に作られた純・北インドカレーを堪能出来る。ただし現在もランチバイキングをやっているかはわからないので要確認。前回の訪問時に聞いた話だが意外にも銀座自体日曜の集客が悪く、並びの飲食店などの中には閉めている所もあるという。ランチバイキングの理由もそういう事らしい。
シャンデリアの灯はかなり暗めに調節され、金色のビーズの重々しいカーテンや浮き彫り細工が施された飾り窓や柱などといった重厚感あふれる内装。80年代後半〜90年代初頭にかけて出現した高級志向の北インドレストランのトレンドで、今でも都内の老舗インドレストラン数店にはこのような内装を維持している所がある。また本国インド国内の高級レストランなどでも時々見ることが出来る。

またラージマハール各店舗に共通する作りの、厨房と客席を厚いガラスで仕切り、ガラス越しに設置されたタンドールでのナーンなどの調理風景を見せる構造。しかしインド人コックは逆にガラス越しに笑顔を見せたり手を振ったりして一体どっちが見られているのか分からない。

お目当てののラージチキンマサラ(1,600円)。かつてに比べ微妙に味が変わったような気がするが、美味しさに変わりない。

ラージチキンマサラは最初はプレーン・ナン(400円)でいただき、次いでチーズ・ナン(600円)で頂く。材料や環境の違いからか、日本のインドレストランで食べるナーンは独自の発展を遂げていて、インドでは逆に見ない味・形状だが、ラージマハールのナーンは心なしかインドの作りに近いように感じる。

それからチーズ・ナンはインドのパニール入りのものとは違ってとろけるチーズが入っている。今まで他店で食べたものはタンドールに貼り付けた際に片側にチーズが寄ってしまい、ナーン右側は全くチーズがなく左側にはチーズの塊が入っている、といったものが多かったが、さすが名店だけあり偏りのないチーズ・ナンを堪能できた。テーブル傍らにあるコショーを少しまぶすと美味しさはさらに広がる。

ラージ・マハール 銀座本店
東京都中央区銀座8-8-5 太陽ビル 4F
03-5568-8080
2011年11月24日
Jet Airwaysの座席指定
従来LCCなどではそうだったが、昨今は一般の航空会社でもネット上でeチケットを販売する事が普通になってきた。気がつかなかったがAir Indiaですら座席指定が可能となっていて、しかも非常に使いやすい。もちろんネット上で座席指定は可能。↓

ただJet Airwaysではチケット購入時にこの画面が出てこない。いまだに座席指定非対応のようだ。(数年前まではeチケットでも空港カウンターで座席指定していたが)
先日Jet Airwaysに直接電話してこの件について聞いてみると、確かに国際線は座席指定が可能で『では、どこにします?』と急がしそうに聞かれた。航空マニアでもないので機体と内部の座席構成などそらんじている訳は無い。
『ま、前の方は空いてますか?』
『いいえ、既にふさがっています』
『じゃあ、一番後ろは?』
『そちらも既にいくつか埋まってますね』
と言うわけで、なるべく前の方にしてください、という事になった。
座席表でも無い限り、口頭で座席指定するのははなはだ困難である。
貯めているマイレージプラスに加算されるため、なるべくならばインド国内フライトはJet Airwaysを使いたいものの、この座席の問題だけ何とか改善してもらいたいと切に希望する。
2011年11月17日
インド仕入れ2012
さてここ数年、海外に出る際の航空券はもっぱら直接航空会社のサイトからネットで買うようになり、かつてのように旅行代理店から買う事はほとんど無くなった。旅行代理店を利用するにしてもトラベル子ちゃんで価格比較出来るし、燃油チャージ情報を含めネットに情報があるので以前のように各代理店に片っ端から電話して価格を聞くなどという事をしなくて済む。さらに直接航空会社のサイトからチケット購入するメリットとしては座席まで選べる点。Air AisaやTiger AirなどのLCCはいくつかの優先座席を選択の際、そこを有料にしている。広めの席を確保したければ、ある程度の金を払えば優先座席を確保できるという合理的なシステムになっている。LCCではないユナイテッド航空やタイ航空やエア・インディアの場合もネット上で座席を選べるが、こちらは選択制ではなく早いもの順である。だからいい席を確保したければなるべく早く予約するに限る。例えば今回バンコク→カトマンドゥというチケットを購入したが、上空からヒマラヤ山脈を見るには方角的に機体の右側に座席を確保しなければならない。こいつは重要だ。
但し今回の仕入れルート上でチェンナイ→シンガポールというルートがあり、スカイスキャナーで調べるとTiger Airやエア・インディアなども飛んでいたがスター・アライアンスに加盟しているJet Airwaysにすることにした。ところがネット上で購入しようとして気がついたが、画面のどこにも座席選択のボタンなり絵なりが無い。とは言え同社のサイトには国際便は座席選択が可能な由、明記されている。というわけで、只今この件をメールにて問合せ中。詳細が分かれば追って報告します。
今回のインド仕入れはもっと遅くに、2〜3月あたりを予定していましたが、諸々の事情によって早まりました。もう少し温かくなってからネパールに行きたかった。今日会ったネパール人に聞くと『寒いといっても東京と同じ程度』と言っていたが、この時期の渡航には「寒さからの脱出」が主要目的の一つでもあるので少しブルーになる。
2011年11月11日
インドヴィザ
今年の10月ごろ、インドヴィザ取得のための条件にさらに『現地滞在先のホテルor知人宅の証明』、『現地旅行の日程』の提出する、という決まりが出来た。もし知人宅に泊まる場合はその知人のパスポートで身元を証明しなければならないという。車の免許などのIDではNGだという。こんな面倒な手続きなり申請を課すならインド行きの観光客は激減するだろうと面食らっていたある日、インドのランドオペレーター(インドツアーなどの現地手配業)をしている知人のインド人とバッタリ出くわしたのでこの話しをすると、やはり旅行業界としても非常な打撃なので、インド系ランドオペレーター協会が大使館側に是正するよう申し立てなどしているという。その効力なのかどうか不明だが、それから数日後、インド・ヴィザセンターのサイトから必要条件としての『現地滞在先のホテルor知人宅の証明』、『現地旅行の日程』が消えていた。従って現在ではこのような書類の提出は不要のようである。
また、一年ほど前には『一度取得したインドヴィザは有効期限が過ぎて1ヶ月経過しなければ、新規でヴィザを取得する事は出来ない』という妙な決まりも存在した。http://web.archive.org/web/20101217011900/http://indianvisaatjapan.co.jp/documents_required_jp.html
これについてセンターで確認すると、現在ではそのような決まりは無くなったと言う。
今年締結された日印EPAというのは、要するに外資のさらなる誘致や各分野での人的交流もその目的なのだろうし、観光面としてはインド政府観光局がいたるところに『Incredible India!』のポスターを貼っているし(シンガポールのMRTシティホール駅構内でも大きなポスターを見たし、京王新宿駅〜JR構内に向かう通路でも見たことがある)、あるいは新聞その他メディアにも観光広告を出して盛んに観光客を呼び込もうとしている。


↑シンガポール・MRTシティホール駅構内
にもかかわらず、その国に行こうとするとっかかりとしてのヴィザ取得にこれだけコロコロ要件を変えたり、手続きの更なる煩雑化したりしているのはどう考えても方向性としておかしい。テロが怖いのは分かるが、いくらヴィザを厳格にしてもテロリストは必ず入ってくるし、国境警備を厳格にするしかないだろう。一般観光客にはヴィザも徐々に簡素化し、やがては免除へと進んでもらいたい。
2011年10月29日
タイ料理
Keawjaiと表記して「ゲウチャイ」と読む。ヒンディー語のアルファベット表記でもそうだが、アジア諸言語の文字数に対応するだけのアルファベットがそもそも不足しているので、同じ文字に複数の読み方をさせて当てている。例えばヒンディー語の「ラ」音はアルファベットで書くとLaとRaのほかにDaも使う。そのアルファベット表記を日本人はローマ字読みしてしまうので明らかな表音間違いが生じる。ちなみにアルファベットですらLとRの二字があり、ヒンディー語では四字もある「ラ」はカタカナでは一字しか無い。…などという事を考えているとランチのBセットが出てきた。

ボリュームのあるバミーナームがメインで、肉と野菜の炒め物が乗っかったご飯(もちろんタイ米)がついている。このバミーナームはタイでいつも食べる二倍ぐらいの量があるのではなかろうか?いつもタイでバミーを食べるときに感じる食べ足りない感が無く味も美味い。
※ちなみに弊社サイトではタイの食器・タイの調理器具も販売しています。
その日の夕方、バンコク出身のタイ人と話す機会があったが、彼の実家の方も水害の被害を受けているという。特に水道からの水が臭く、炊事・洗濯など支障をきたしているらしい。外務省も渡航自粛勧告を出している。ただこういう報道であたかもタイ全土が洪水被害を受けているように感じさせられるが、おそらく大部分の場所は問題ない。それにしてもHISが販売しているタイ往復はサーチャージ込みで最安20,000円〜と破格だ。
2011年10月24日
Saravana Bhavan
同社のサイトを見るとインド国内は元より、特にインド系人口の多い中東・北米・英国・東南アジアなど広く全世界で展開している。デリーにもコンノート・プレースとジャンパトに二つ店舗があり何度も利用しているし、シンガポールの支店にも行った事がある。
さて、今回チェンナイのマイラポール地区に仕入れに行った際、やはり近くにSaravana Bhavanのブランチを見つけたのでそこで昼食を取る事にした。


昼食時とあって9割がた席は埋まっている。
日本と比較しても、インドは全般的に中規模以上の飲食店の来客率が高い。日本でもオフィス街などの昼食時は一時的に混雑するが、インドではまんべんなく常時一般客が居るような印象。また従来ステレオタイプ的に言われてきたインド人の『カーストに基づく食のタブー』的な雰囲気ほとんど無く、(菜食とか牛肉はメニューに入れない程度の)最低限の条件をクリアさえすれば、特にインド女性は食に対して貪欲なので今後経済発展に伴い、どんどん外資系・インド系のちょっとこじゃれたファミレスが増えるような気がする。

Saravana Bhavanのウオーター・サーバー。面白い形をしている。

ラヴァ・マサーラドーサィ

ランチのミールスセット

食後のマドラス・フィルターコーヒー

コップ直径約9.5cm(外寸)

高さ約7cm
ちなみに弊社サイトでも、南インドのコーヒーカップセットは売っています。
http://www.asiahunter.com/seikatsu/SS-25a.htm
2011年10月22日
ダーバー食紀行
チャーターした車はスズキのSwift。一見小さそうに見えて最近の日本の軽がそうであるように、中は意外とスペースがあって快適な車内だった。

ちなみにこの車をBookしたのはいつもの定宿の玄関先にカウンターを出している旅行代理店。パハールガンジ他たいていのホテル内には宿泊客向けに小さな旅行代理店が机もしくはカウンターを設えている。ちなみにデリー-ジャイプル日帰り往復で4900Rs(約9,800円)。高速代・ガス代など諸経費込み。
デリー市内を早朝6時に出発。ジャイプルまでは4〜5時間の道のり。デリー郊外グルガーオンのあたりまで、非常に立派な四車線の高速道路が続いている。しかもこの時間帯は交通量も少なく快調なドライブ。




料金所が近づく。この有料道路の金額及びシステムはよく分からないが、システマティックに車が進むさまは一昔前のインドを知るものにとって隔世の感がある。



やがて道路左側に宇宙都市もかくやと思わせる景観のグルガーオンが忽然と出現する。




実はデリーにおける金属食器・調理機器のマニファクチャーはこのグルガーオン近郊に固まっており、かつてそこを訪問の際、グルガーオンの威容は知っていたが、改めて100キロを超えるスピードで高速道路を駆け抜けながら垣間見るグルガーオンにインド発展の著しさを肌で感じさせられた。


こうした料金所が何度か(4〜5箇所ほど)あった。その都度、料金を支払うらしい。
あとこの高速で気がついたのは犬の礫死体の多さである。気がついただけで往復5匹の無残な死体を見た。
さて、道中の最も大きな楽しみである、ダーバー(食堂)での食事の時間がやってきた。

ダーバーとはいわゆるドライブイン的な要素の強い大衆食堂で、インド全土にあるのだろうが、とりわけなぜかパンジャーブのイメージが強い。特にデリー周辺のハリヤナ州UP州などのダーバーではパンジャーブ料理が主体だ。また長距離バスがメシ時に停まるのもダーバーである。

朝飯はアールー・パラータ(じゃがいものパラータ)+マッカン(マーガリン)塗り+マンゴー・アチャール付きで。滋味あふれる小麦の香ばしさが素晴らしい。パンジャービーらしくベトベトのマッカンが朝から油っこいが、アチャールの酸味がそれを中和させる。ダーバーでの食事、という雰囲気もあいまって大変美味しい朝食となった。

さて、ジャイプルでの買いつけも終わった帰路。再びダーバーで晩飯。ジャイプルからデリー間に通るハリヤナ州では酒税が若干デリーより安いため、例えばデリーとハリヤナの州境(ファリダバードなど)には酒屋が並び、デリーからの客でにぎわっている。その事を熟知しているアジアハンター・インドスタッフが手近な酒屋でウイスキーを購入しダーバーにこっそり持ち込む。こういう時ステンレスのグラスは外から見えないので好都合だ。グラスの中には琥珀色の液体がたゆたっている。
※インド製ステンレスのグラスはこちらのページでご購入いただけます。


設備的にもお世辞にも整っているとはいい難くむしろ原始的でさえあるダーバーのカレーがなぜこれ程までに?と首をかしげる程美味いカレーが三品。肉類の保存が難しいのかベジタリアン・メニューだったがそれぞれコクと食べ応えがあり素晴らしかった。
2011年10月12日
チェンナイのビリヤーニー屋
ところが今年はたまたまなのかデリーではそんなに雨に降られる事は無かった。かえって去年のこの時期全く降っていなかったチェンナイで何度か雨にやられた。

ある程度のまとまった雨が降るとインフラ整備がデリーよりも進んでいそうに見えるチェンナイに於いてすら至るところ冠水していて交通渋滞する。ただ幸いな事に日中雨は少なく、文字通り夕立が夕方遅くに降ってくる事が多かった。その頃には既に問屋も終わりの時間帯で、雨の中晩メシのために遠出するのも億劫になったある日、たまたま宿の近くに『ビリヤーニー』の布看板を掲げる一軒の小さく飾り気の無い食堂が目に入った。


中にはやや早い時間とあってオートリキシャーの運転手と思しき男一人しか客が居ない。ビリヤーニー以外にもオーダーしようとしたら店主が『ビリヤーニーしか無い』という。ではマトン・ビリヤーニーをくれ、と注文すると『チキン・ビリヤーニーしか無い』という。小さい店でたった一つのメニューという、何となくハズレ的な感じがあったので店を出ようかとも思ったが、まだ外はどしゃ降り。仕方なくチキン・ビリヤーニーを注文する。

基本的にビリヤーニーは作り置き料理だし、何よりそれしかメニューが無いのですぐに出てきた。

このビリヤーニーが非常に美味かった。店の印象などからかなり味の期待値ハードルが低かったという事を差し引いても、私の今まで食べたビリヤーニー・ランクの中で確実に上位に入ってくる味。サンバールがよく合うし、チキンもインドのペナペナのスプーンでもよく切れる程柔らかい。ゆで卵もプルプルして新鮮な感じだ。きらびやかな外観・内装の店ばかりが美味しい味を提供するものではないという事を改めてかみ締めた一夜だった。
2011年10月11日
アンナー・ハザーレー旋風
さて、今回のインドの仕入れ旅のルートはチェンナイin のデリーoutというコースだった。チェンナイの問屋街に居た時、バザールの奥の方からシュプレヒコールが聞こえてきた。それがアンナ・ハザーレーに対する支持表明な事はすぐに分かった。


↑チェンナイの問屋街を練り歩くデモの人たち
そのときはそうしたアンナ・ハザーレーの運動が南インドにまで拡大している事が意外だった。というのもこうした政治活動は政治の街デリーでのみ、小さく行われているものだと思い込んでいたので。チェンナイでのデモの規模は大きく、決して暴力的な雰囲気は無かったものの、インドでニュースなどを見るにつけ、チェンナイでこれ程盛り上がっているのだからデリーではどうなんだろう?とやや不安になった。何でもアンナ・ハザーレーが政府に対して汚職のディスクローズを求め、8月末を回答期限としてハンストに入っているという。



↑マイダーン前には多くの報道関係の車で埋め尽くされていた。
この動きに対してインド全土で多くの人々が賛同し、『我こそはアンナーである(main Anna hai)』と横書きされたネルー帽を被って各地でデモが繰り広げられていた。私としてはそんな渦中にインドに着いてしまったわけで、中にはデモの被害を恐れて営業停止するバザールがあったり、自主的に抗議のバンド(スト)する商店街もあったりと、短期間の仕入れ仕事にモロに影響が出そうな雰囲気に不安を感じざるを得なかった。アンナ・ハザーレーがハンストしているマイダーン(広場)には続々と群集がインド全土から押し寄せ、さらには各分野の著名人・有名人がアンナの前で思い思いのアジテーションを行っている。有名なタミル俳優ヴィジャイがいち早く支持表明しデリーまで来て演説し、さらにボリウッド系ではオーム・プリーやアーミル・カーンといった人たちが大衆の前で演説し喝采を浴びていた。彼らはともかくKiran BediやBJPのNitin Gadkariのようなきな臭い人たちも登壇していた。またテレビで見ていると日に日にアンナ・ハザーレーは痩せていき、断食のダイエット効果について改めて考えさせられた。

↑デモ隊はすべからくインド国旗を手にし、ネルー帽を被っている。
路上生活者たちがそれらを結構な額で販売していた。
とは言え、インドに於いてすべからくこの手のニュースがそうであるように、あたかもインド全土がストにでも入るといった過熱した報道がなされていながら、実はその地域は一部に限定され、他の圧倒的大部分の場所では平穏に日常生活が営まれているし、大多数の人々は「何かやっているみたいだね」程度の認識しかない。従って心配したようなデリーでの問屋での仕入れも何事も無くいつもどおり無事終了した。ちょうどその頃、要求が通ってアンナのハンストも終了したようだった。
2011年10月04日
ナマステ東京・上北沢店

オープンまじかの上北沢店
ナマステ東京は元々小田急線の経堂に長らく店舗を構えていたお店ですが、正に満を侍してといった感じで上北沢に進出。

↑写真は経堂店
出来つつあるお店は立地といい、壁面一面のインド国旗ペインティングといい、スケルトンの状態から工事を始めている点といい、あらゆる点で非常に強くオーナーの気合を感じるお店になっています。経堂の一号店のようなこじんまりした印象は無く、通りがかる人の目に例外なく入る濃厚な外観。店先のテーブルに置いたチラシを、配るまでも無く皆さん手に取っていかれます。
まだ工事の最終段階という事もあり、カレーの味はまだ味わっていないものの、絶対に当たりそうな予感を、長年京王線沿線に住んだ者としてひしひし感じました。
世田谷区上北沢4-15-13
TEL 03-3306-5615
2011年10月03日
インドレストラン『ロジーナ』
出店者としては、何より両日共に爽やかに晴れ渡ったのがありがたかったですね。ナマステインディアもここ数年、なぜか雨に遭遇する事が増え、濡れると絶対アウトな商品が少なくないアジアハンターとしては(まあ、どの業者も同じでしょうけど)何よりも好天を願っておりました。大雨を伴った台風が数日前に東京上陸してヒヤリとさせられましたが、台風一過の心地よい秋晴れは正にイベント日和でした。
毎年このイベントでは何年ぶり、という昔の知人に遭遇したりするのですが、今年はなんと1995年夏にお会いした、インドヒマラヤの山荘・風来坊山荘の代表・森田さんと再度お会いできてうれしかったです。当時レーからマナーリーへ二日がかりのバス移動の途中、ロータン峠ですれ違った際、二言三言お話しし、マナーリー到着後にノコノコといただいた名刺の住所を尋ねていったむさ苦しい当時の私(ヒゲボーボーの典型的な貧乏旅行者風)に、登山やヒマーチャル一帯のお話しなどを高そうなヒマラヤワインと共にしてくださいまして、その節は大変ありがとうございました。
------------------------------------------------------------------
さて、話題変わってある知人のネパール人が経営するインドレストラン『ロジーナ』。
経営者曰く、「立地にやや難あり」で、8月のオープン以降、やや集客に苦戦しているという。場所は渋谷区で、方南通りと甲州街道の中間という、ハタから見るとむしろ条件の良さそうな立地に思えるのだが。
経営者は現役の都内有名店のメイン・コック。だから味は間違いない。

内装もシンプルで、ゴテゴテしたインドチックな装飾が無く、むしろ落ち着いた雰囲気を漂わせている。


笑顔で調理するメインコック氏。インドのハリヤナ州出身。まじめさがにじみ出ている。

店長は日本語ペラペラな気弱そうなネパール青年なので、遠慮なくお店のドアをあけていただきたい。
インドレストラン『ロジーナ』
渋谷区幡ヶ谷本町2-16-7
TEL 03-3320-7033


