2012年03月26日

いろいろお知らせ

下記のグループ展に参加致します。

グループ展(仮)
CUBIC GALLERY
2012/4月下旬〜5月上旬

フェイバリット展(仮)
gallery morning kyoto
2012/5月

東西若手リアリズム選抜展(仮)
瀧川画廊
2012/5/14〜2012/5/30

ありがたいことに、三つも展覧会に誘っていただきました。
せっかく三箇所で展示するので、それぞれ感じの違う内容にしたいと思っています。
詳細は追って、新ブログでお知らせします。
---------------------------------------------------------------------------------
前回お知らせしたブログの引越しの件ですが、とりあえずFC2ブログを新設しました。
まだなんにも書かれていない白紙状態ですが、これからはコチラに記事投稿したいと思います。(CSSもいじらないと現状、デザインあまり気に入ってないです。)
今お読みの旧ブログはしばらく残っていはいますが、いずれ閉める予定でいます。

新ブログ→http://asanoshinichi.blog.fc2.com/

よろしくお願いいたします。

Posted by aziano at 20:41  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月10日

感光板

大作を描き始めています。
窓から差し込む光をテーマにした三枚組作です。

部屋をウロウロしながら(ひとつの所に座っていてはキャンバスの隅々まで手が届かないから)絵を描いていると、描いているというよりも、自分自身が光になってキャンバスにぶつかっていくような感覚です。
三枚のうち二枚は人が描かれていて、それぞれ昼の光、夜の光を描いています。
残りの一枚は無人の室内を描きます。

-----------------------------------
auone-netのブログをずっと使ってきたのですが、ブログやメールの仕様変更でこれ以上auを使い続ける意味が無くなってしまったので、近々ホームページ、ブログ諸共引越しを考えています。また引越し先が決まったらお知らせします。

snap377.jpg

Posted by aziano at 17:03  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月08日

週明け

週明けから飲んでおります。昨日はお世話になっている先生のお宅で、今日は大学の先輩で作家のYさんと。
構想段階の絵のエスキースなど見てもらったり。
まだ見せられる段階のものでは無かった。そんなのを見せるなんてまったく失礼な奴なのかもしれないけど…。
でもまあ見てもらって、意見を聞かせてもらえたのは、自分にはとっては良かった。
構想の段階に人の意見や目が入ってくるのは良くないことではないんじゃないかと思う。
当然その意見を無視することだってある訳だけど、それでもやっぱり意見は聞いたほうがいい。自分の表現の強度を上げていこうと思ったら、なるべく色々な段階で作品を他者の目に触れさせていくべきなんじゃないかな、と今は思っています。

本当はいま一番意見を言ってもらいたい人が他にいる。その人は年下の女性で絵とは関係の無い仕事をしている人なのだけど、なんだかんだ僕はその人の意見(というか反応)を一番信用している気がします。やっぱり女性の目って男とは全然違う。ある意味真反対の目で新鮮な風を吹きこんでくれる人なのです。仕事が忙しいようでなかなか会えないのだけど…。
(大学院のゼミの先生に「もし自分が女だったらこの絵をどう思うか考えなさい」って言われたな。)

週末にはモデルさんが来てくれるわけで、それまで昨日今日のことを咀嚼しながら構想をもっとつめていかないといけない。
ここからは自分独りの作業。最後は孤独な仕事なのです。


Posted by aziano at 00:57  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月05日

病平癒す

我が家には金魚が一匹居りまして、名前を「ぼうし」といいます。一昨年の夏に縁日で釣ってきた奴です。一般に縁日の金魚は身体が弱いそうですが、ぼうしはまだ生きております。
適当な飼い方なのですがそれなりに可愛がっており、水槽をコンコンとノックする合図で水面近くに浮かんできてエサをねだるように仕付けたりしています。

そんなぼうしさん、つい先週、寝る前に何気なく水槽を覗いてみると、なんと反対向きになって浮かんでいるではありませんか。
正直おもいました。






あ、死んだ、と。






しかしよくよく見るとエラはヒクヒク動いているし、尾ひれをバタつかせて不器用に泳ごうとしています。



ぼうしさんは転覆病になってしまったのでした。釣ってきた当時、色々な飼い方サイトを見てこの病気の存在は知っていたのですが、まさかぼうしさんがなってしまうとは。
(気になる方はyoutubeで「転覆病」と検索してみてください。金魚が反対向きに泳ぐ様は実にコワイです。)
浮かんだり沈んだり、なんとか体勢を立て直そうともがくのですが、どうしてもお腹が上になってしまいます。金魚は本来どんなに激しく動いても腹が上になることはありません。勝手な感情移入ですが、実に苦しそう。観賞魚なのに不気味な泳ぎ方するなよ。

で、すぐさまネットで「金魚 転覆病 治療」で検索。そこで分かった幾つかの治療法。
1、絶食させる(これが一番の治療)
2、ヒーターを導入して水温を上げる
3、ココアが効く
4、塩水につけると良い

転覆病の原因は冬場の食い過ぎにあるとのことです。水温が低くて消化機能が低下しているので消化不良をおこしているのです。上記の2と3は金魚の消化を助ける効果があるそう。僕はノックしてプカ―っと浮かんでくるぼうしさんの姿見たさにエサをやりすぎていたのですね。(それでもエサをやる回数は夏場の半分以下に減らしていたのですが。何日もエサやらないと悪い気もするし…)

まず絶食はさせるとして、ヒーターの導入は金欠の事情から断念。ぼうしごめん。
次に3のココア浴を実践してみることにしました。ぼうしを水槽からバケツに移してココアを投入していきます。(手で掬った時、いつもなら大暴れするぼうしが実に大人しくて悲しかった。)
すると…、






ココアで濁ってぼうしの姿が見えない…。






果たしてぼうしがこの中でちゃんと生きているのかすごく不安になりました。
IMG_1003.JPG


普段はひと月に一回くらいしか水換えしない僕が、二日に一回のペースで甲斐甲斐しく水換えしました。最初の濃度から段階的にココアを薄めていって、最終的には真水に戻します。
水換えの度に手ですくって次のバケツに移すのですが、だんだん元気が戻ってくるのが分かりました。
で、今日。






無事水槽に復帰。

IMG_4903.JPG

まだ泳ぐ時に若干体勢が不安定ですが、ひっくり返らず身体を保てています。

本来金魚は三ヶ月くらいエサを食べなくても生きていけるそう。また冬場の金魚は水温が下がると冬眠に入るそうなのですが(たしかにぼうしも底に沈んでじっとしている)、我が家は冬眠するほどは寒くなく、中途半端な水温であったことも原因のようです。これからは人間基準で考えずに、エサやりのタイミングには注意しようと思いました。



Posted by aziano at 23:12  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月24日

部屋から出てみる

今日は仕事終わってから職場で少しスケッチしてみた。タブローもできそうな雰囲気なので、ぼちぼちやってみようと思う。
4月から仕事の環境が変わるので制作の有り様も変えないといけない。変化を楽しむ余裕が欲しいものです。

snap369.jpg

Posted by aziano at 22:03  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月19日

プレイリスト

「私に勧めたい曲を集めてアルバムを作れ」
というモデルさんの要求に答えて、男性ボーカル盤と女性盤の二枚のアルバムを作った。
面倒くせー、と思いつつも結構楽しかったし、構成考えるのは勉強にもなりました。
また勧めたい曲がたまってきたら作って贈ろう。

そういえば中学生の頃、あまり親しくなかったクラスメートから何故か「GLAY THE BEST」とラベルに書かれたMDをもらったことがあったな。
僕には自分のオリジナルMDを作って贈るという発想は無かったのだけど、そういうのを思春期の頃に経験した人はちょっと羨ましい。その時の話、ぜひ聞いてみたい。

snap354.jpg



Posted by aziano at 18:01  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月17日

画集を見ながら

学校で自画像の課題を教えるので…、参考作例を集めているのですが、
やっぱりデューラーとかレンブラントとか、巨匠の絵ってちょっと途方も無いなあと、画集を見ながら思います。自分の制作が右往左往している時期でもあるので当てられてしまう。
自分もせっかく絵を描いているのだから、せめて目線だけでも巨匠と並べられるようにしたいものです。

以前ニューヨークのメトロポリタン美術館を訪れた際、セザンヌの部屋とレンブラントの部屋が隣であったことが印象的でした。セザンヌが実は古典を相当研究していたことが実感できました。セザンヌ自身、過去の巨匠に対して自分を全く同等に位置付けていたように思います。

snap356.jpg



Posted by aziano at 00:13  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月12日

断捨離

大作のモチーフを組むために家具の大移動。ついでに本棚の中の不要なものを廃棄。
学生時代に溜め込んだMD、スーファミのソフト、二度と読まないエッセイ本等々。
要らないものを捨てると必要なものが見えてくる。

使わないテーブルやテレビも捨てたいが廃棄にお金がかかるのがなあ。

写真は先日購入した骨董の天秤。皿の緑青が絶妙です。

IMG_0943.JPG




Posted by aziano at 22:23  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月09日

あけましておめでとうございます。

ずいぶん更新を怠っていましたが…、
あけましておめでとうございます。

個展が終わって、ど年末にも関わらず「少しゆっくりしたいな」
と思ってしまいふらりと宮津に出掛けたり、
年明けは去年に引き続き神社の茶店でバイトをさせていただき、
各種新年会もあり、
まあ紋切り型の年末年始を過ごしてました。

制作の方もぼちぼちと再開。次の一歩は慎重に…、と思っていますが、秋口に向けてデカイ作品(それも複数)を描くあてができて、あまりのんびりできない状況です。
自分の絵って、制作の只中にある時は見えていても、少し離れてしまうと急に曇って見えなくなる。そうなるのはまだ自分が、自分の絵の先を見据られていなかったからだとは思うのですが。
個展直前に見え隠れしていた自分の制作の先を「思い出そう」としても多分駄目で、今の感覚で次の絵を構想していかないといけません。

というわけで、この三連休はモチーフを組んだり崩したり、家具を動かしたり、散文詩のようなものを書いたりしていました。
こういう一連のコトって、自分の感覚に輪郭を与えていく作業です。
形にならない制作は気が焦りますが、描き出す前段階を端折るとロクな結果にならない、と自分に言い聞かせています。

DSC_0058.jpg

Posted by aziano at 22:50  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月26日

個展終了しました。

長かったような短かったような個展が終わり、これで年内の展覧会すべて終了しました。

昨年に引き続きタイトなスケジュールで描き続けてきましたが、ひとまずここで立ち止まりたいと思っています。
今まで置き去りにしてきた様々な制作上の疑問や、答えを出すべきこと、曖昧にしたままの関係や自分の気持ちに、一度しっかり整理をつけるべき時だと感じています。

そしてまた新しい気持ちで、自分の絵に取り組みたいと思います。

IMG_4766w.jpg


IMG_4771w.jpg



IMG_4773w.jpg


おまけ
12月24日のパーティーに降臨したジーザス(っぽい人)。
IMG_4781w.jpg


Posted by aziano at 20:42  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月22日

クロージングパーティーのお知らせ

クロージングパーティー兼クリスマスパーティー!
24日の16時くらいから始めます。
美味しい和食のお料理が出ます。お誘いあわせのうえ是非。

また16時からはパーティー仕様の照明となりますので、絵が見づらくなると思われます。
24日に作品を観に来られる方は少し早めに来ていただきますようお願い致します。

2779822_1458590802_180large.jpg



Posted by aziano at 10:03  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月17日

個展前半終了。

ご紹介いただきました。
http://blog.livedoor.jp/artkobujime/archives/1869333.html
http://ameblo.jp/aroma1961/entry-11109027471.html

映像と絵画の展覧会で自分でもどう見えるのか大変不安だったですが、自分の本道である絵画がしっかり見せられる展示になっていると思います。
観に来てくれる人、みなさん絵についてはコメントしていただけるのですが、映像についてはあまり触れられず…。良い意味で空間に馴染んでいると思います(思い通り、しめしめ。展示でのバランスの取り方はギャラリストさんの力に頼っているのですが)。

絵については、この2年ほど取り組んできた室内風景と静物を中心に、これからの方向性も見せられたんじゃないかなと思います。

総括にはまだ早いですが、とりあえず半分終わった段階での感想です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後半の在廊予定です。
19(月)17時くらい〜クローズまで在廊
20(火)〜24(土)終日在廊
24日の15:3016:00~17:00、クロージングパーティー兼クリスマスパーティを開催致します。
おいしい料理をご用意していますので、お誘い合わせの上、是非お越しくださいませ。
Posted by aziano at 22:52  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月17日

private gray -projection-

おひさしぶりです。

12月の個展詳細です。DMの発送はもう少し先になりそう。メールで住所を教えていただければDM送らせていただきますので、ホームページのフォームからお問い合わせください。

今年からぼちぼちと取り組み始めた映像と、絵画の展覧会です。
時間、光、空間に思いを巡らす内容となりました。師走のお忙しい時期とは存じますが、是非御高覧ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ASANO SHIN-ICHI solo exhibition
private gray -projection-

2011年12月12日(月)〜24日(土)
※日曜クローズ、23日オープン
12時〜19時(土曜日17時迄)
@CUBIC GALLERY

dm2011cubic.jpg

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
また、現在下記の展覧会にも参加中です。こちらにも足を運んていただけると幸いです。

「painting 2011-11」
CUBIC GALLERY
ART AGITO GALLERY
2011年11月14日〜11月30日

「現代作家リアリズム展」
近鉄百貨店阿倍野店8階 美術画廊
2011年11月17日〜11月23日
Posted by aziano at 11:14  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月04日

Painting 2011-11

お馴染みになりつつあるCUBIC GALLERYのグループ展シリーズ。
今回はCUBIC GALLERY(本町)とART AGITO GALLERY(天満橋)の二箇所同時開催です。
2つのギャラリーに作家を振り分けるのではなく、同じ面子で違う雰囲気の展示を見せるというのがコンセプトなのだとか。ぜひぜひ二会場ハシゴしてくださいませ!!

僕はデッサン二点と、油彩小品一点(いずれも新作)を出品する予定です。

painting2011_11.jpg



Posted by aziano at 21:47  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月23日

かつてありいまもある光

僕の住んでる家はひとりで住むには贅沢過ぎるくらい広いのだけど、築年数不詳の随分古い家で、おかげで家賃は平均的な女子大生が住むオートロックのワンルームより安いくらいの金額。10年くらい前に全面改装されてて、内装はまあまあ綺麗です。
でも何かにつけて、古い家だなあ、と思うことがある。たとえば二階に上がる階段は改装されておらず古いままだ。漆喰の壁、古い板張りの階段。
風呂場がとってつけたような妙な場所にある点、納戸があること、等々。
そしてこの部屋にかつて住んでいた人のことを思ってみる。かつてこの部屋にあった日常。僕の日常も遠からぬ将来、過去のものになる。
ひとつの部屋、ひとつの空間は、かつてあった風景の記憶を宿している。


セザンヌは画家として一旗上げるべくパリに意気揚々と乗り込むも、革新的な芸術とエキセントリックな言動が理解されず、夢半ばで郷里のエクサンプロヴァンスに引き上げてくる。
そこで故郷の街や山や湖の風景を描き、革新的な芸術を確固たるものにしていくのだが…
晩年、セザンヌは地元の地質学者を家に招き、熱心にエクサンプロヴァンスの土地の地質学的基礎を熱心に学んでいたらしい(何の本で読んだか忘れてしまったのだけど)。
セザンヌの有名な言葉にこういうのがある。

「自然は、表面よりは、深さにおいて在る」

僕はこの「深さ」というのが、単に形態や空間の把握の問題だとは思えない。
見えている大理石の地層の下にある熱を持ったマグマや、水脈、それからかつて合った騒乱で流れた血。そういうものをセザンヌは見ていたんだと思う。(セザンヌはすっごいロマンチストだったから。)
セザンヌほどリアリズムに徹した画家もなかなかいないと思うのだけど、そのセザンヌが見えないものに向かって筆を動かした、というのは、あながち的はずれな見解ではないと思うのだけどどうだろう。だって見えているものを表面的に描写するのならあんなにぼろぼろの格闘をしなくても良いだろう。


翻って部屋の話。
部屋に差し込む光を見る。
その光はかつてあり、今もある光だ。
今ある光を見ることは、重層的な空間の地層を見ていることになるんだと思うんだ。
それから僕の目線について。部屋の椅子からぐるりを見渡す。この目線もまた、僕固有のものではなく、かつてあった誰かの目線の記憶を宿している。
大事なことは僕がいる今も、そのうち部屋の記憶の地層の一部になるということだ。
この世界観は僕にはすごくしっくりくる。
自分本位じゃないのが良いし、自分の今がペラペラしたものじゃなく、ずっと深みのあるものに感じられる。
要は何かっていうと、セザンヌよろしく「深さ」を描こう、ということ。深さにおいてモチーフを捉えて、描いてみよう。

ちなみに「かつてありいまもある光」という言葉は、絵のタイトルにしようと思っていたのだけど、最後にタイトル変えてしまって、行き場が無くなっていた言葉です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
グループ展に出品します。

現代作家リアリズム展
近鉄百貨店阿倍野店8階 美術画廊
2011年11月17日〜11月23日

よろしくお願いします。

snap342.jpg



Posted by aziano at 23:42  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月21日

閑日

映像習作です。
何を練習しているかというと、レイヤーの明度コントロールです。
流れてるラジオはいつも聴いているエフエム京都αステーションのお昼の番組です。
このイントロを聴くと、気分は一気に午前11時。


Posted by aziano at 00:00  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月20日

メディウムと抵抗

メディウム
**me・di・um[ mdim ]
[名](複 -di・a /-di/, 〜s)

1 中位,中間,中ほど,中庸.
2 中程度[中位]の物;中間物.
3 (生物の)生息場所,生活環境[条件]
4 (伝達などの)手段;媒介,媒体
5 生物(標本の)保存液,封入剤;菌類培地,培養基(culture medium).
6 美術(絵の具を溶く)媒材,展色剤;制作材料;(芸術表現の)手段,技法((for ...)).
7 (複 〜s)霊媒,みこ.
8 論理学(三段論法の)媒辞.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょっとずつ映像の構想ができてきて、なんとかかたちになりそうなので、ホッとしてる。

時間についてあれこれ思い巡らせていて、それをかたちにしてみようと思っていた。
出来上がったものは当初思い描いていたかたちとは別のものになると思うけれど、それはまあ仕方が無いというか、そういうもんだろうと思う。
軸がぶれなければ最終的な作品の形姿は変わってしまってもいいじゃない。

絵画ってメディウムの物質的な特性に抗えないところがある。油の乾燥速度とか絵具の発色を無視して作品の制作方法やコンセプトを考えていくことができないと思う。
(岡崎乾二郎、松浦寿夫「絵画の準備を!」の「メディウムと抵抗」という章で考察されてた。)
また、途中経過の画面との対話で次のタッチが決まる、という進め方をする画家は多いと思う。(一筆画面に絵具を置いたら、絵は勝手に走りだしてしまうんだ。絵を描いたことのある人は納得してもらえる感覚だと思うのだけど…)
これは物質的な特性の話とは少し違うけれど、やはり絵画自体の運動に身をまかすというか、
「自分」より「絵画」の声を優先していかないと、うまく事が運ばない。ここにも「絵画」の抵抗感がある。
自分のコンセプトやテーマと、メディウムの抵抗のすり合わせの中で、偶然の効果や色々な発見があるとも言える。

それに対して、僕は今まで映像にはメディウムの抵抗感をあまり感じることがなかった。思ったものをそのまま作れちゃう感じ?
でも今回、がっつり映像に取り組むと決めたとき、やっぱり映像の抵抗感はある、と思った。それは絵画のような物質的な抵抗ではないけど、空間の抵抗感…、というか。
今回はプロジェクターで映すつもりなんだけど、ディスプレイで上映する時には感じなかった抵抗感を感じていて「これをやったらオシマイやで。空間ぶち壊しやで」というものが厳格にあると思った。そういうことは、実際に作ってみないと分からないです。

考えないといけないのは、ひとつのメディアに長く携わると、そのメディアの特性の中で、ものを考えるようになってしまうということ。考え方が飛躍できなくなる。
かっこつけて言うと、僕の考えやモノを見る目は、絵画の中に住んでしまっている。
今までと違うものを作ろうとする時には、メディアの外に出て考えることが大事だ。

今回映像に、自分なりに真剣に取り組んだことは、これから絵画の方にも影響を与えてくれるだろう。クロスメディアで活動することは作家として大事なことかもしれない。
変わることはしんどいけれど、まだまだ進んでいかないと。

snap341.jpg


Posted by aziano at 00:54  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月12日

documentary

映像の習作です。作中にサ◯ナクションのアルバムが流れているのでタイトルがdocumentary。
安易なようで的を得てる感が好きです。




Posted by aziano at 00:14  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月10日

光と時間と

「光年」という単位がある。時間の単位かと思いきや距離の単位だ。光の速さで一年進んだら到達する距離が一光年。
光と、時間と、距離がいっしょくたのなっているのが面白い。

僕はこの一年半程ほどんど家の中で絵を描いていて、自宅の窓から差し込む光を見つめ続けている。
そのおかげで、部屋の光の状態を見たら大体今が何時か言い当てられるという特殊能力を身につけた。
洗面所の窓は12時半〜13時くらいの短い間だけ直射日光が差し込む。
それから一年を通して一番光が美しい時間は13時と17時だ。光が沢山の色に分解されてモチーフが美しく見える。(これはきっと入射角度の関係でそうなる)

部屋の光が僕の時間のモノサシになっている。

次作の映像作品では、複数の時間のモノサシを提示するつもり。

snap340.jpg



全然言葉足らずだけど、とりあえず今日はここまで。

Posted by aziano at 00:41  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月30日

投影

とう‐えい【投影】

[名](スル)
1 物の影を平面に映し出すこと。また、その影。
2 ある物の存在や影響が、他の物の上に現れ出ること。「子供に親の性格が―される」
3 数学で、物体に平行光線を当てて、その影を平面上に映すこと。また、その影の図。
4 心理学で、考え方や行動に心の内面が表現されること。自分の性質を他人の性質にしてしまうこと。投射。→同一視



次の個展の話がもう決まっていて、12月に大阪でやります。
今回は映像と絵画を織り交ぜての個展となります。

ギャラリストと話した上で、作品一点一点を見せるというよりも、空間全体を通して僕の考えを見せる、という方向性で行くということで…動き出しています(とはいえ、新作も勿論描くし、広島個展で出して関西未出の作品も出ることでしょう)。
僕は「絵画とは」や「映像とは」という形式に対する問いかけにはほぼ興味が無く(そのような設問自体が不毛である。)、
つまり「僕の考え」というのは、モチーフについての考え、ということです。
具体的には、時間、光、空間について、ということがテーマになるでしょう。
もちろん、ジャンルによる捉え方の差異があります。絵画と映像の両方を提示することで、変わるものと普遍のものの両方が見せられたらさらに面白いかと(それが結果的に僕が絵画をどう捉えるのか、の回答になっていれば…、と)。

映像を入れるということで、今まで以上に自分の考えをハッキリさせていく作業が必要になってきています。展覧会まで二ヶ月、展覧会を作る過程で自分がひとつ進歩できるように、じっくり取り組みます。

snap338.jpg

Posted by aziano at 00:13  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする