この日、私はびわこの大時計の横のフェンスから
身を乗り出すようにして、スタートを待っていた。
「このレースで大儲けさしてもろて帰ろか」
などと考えながら(笑)
当時の琵琶湖は、現在のように1Mが岸寄りに振られておらず
インが幅を利かせていた。
ましてこのレースは、大外にF2本持ちの選手。
実質、レースは5艇で行われるようなものだし
他にも、スタート張り込みそうな選手もおらんし
このレース獲らんかったら、いつ獲んねんいうレースや・・・
と思えたのは、スタート1秒前まで(爆)
「よういドン!」の瞬間、内艇との縁を切り
最前列でかぶり付いて観ていた私に、
水しぶきを浴びせながら、全速で走り抜けて行ったのは
全くのノーマークにしていた大外艇だった。
それまでの私の概念では、F2の選手はスタート行かない筈、であった。
いや実際、F(フライング)を3本犯すペナルティは、非常に厳しいものであるから
当然、そうなるのだが、この選手は違った。
「ん?フライング?なにそれ?やったら死ぬの?」
と、こちらが買う事を躊躇しているのを、あざ笑うようにスタートを決める。
田上晋、ん?たがみ・・・たがみ、なんて読むにゃ?(爆)
その上島久男選手を彷彿とさせるレーススタイルと、
読み方が分からなかった事が印象に残り(爆)一瞬でファンになった(笑)
現在、常滑で行われている
「名人戦」に出走中の田上晋六選手。(今は「六」を付けておられます)
今節超抜で、舟券的には妙味はないが
(現時点では、まあまあついてますが・・・笑)
地元勢を迎え入れて、得意の4カドから豪快に捲るレースを見せてくれ!
【おまけ】
子等に「ボートの選手の名前言うてみぃ」と問いかけたら
真っ先に出て来るのが、田上選手。
いや、何故か田上さんと「さん」付けなんですが(笑)
やっぱり、顔が怖いせいなんでしょうか。
いや、失礼(笑)
【追記】
結果は残念やったけど、準優のスリットは、しびれた。
まあ、ギャンブルは勝ってナンボかも知れんけど
あのスタート行ってもらえたら、私は納得です。
それに、今日の2走で御釣も返してもらえたし(笑)
それにしても、今日は2走ともエグイレース。
いや、それだけに、やっぱり惜しいねぇ。
結果、優勝戦はスリット合戦になったけど
今村選手との対戦見たかったな。