「顧問いない」運動部先細り 道内中学校 4年で8・5%減 休日出勤負担重く - 北海道新聞
道内の中学校で、運動部が減っている。ここ4年で8.5%減少。少子化の影響で学級数が減り、教諭の新規採用が抑えられているのに加え、休日や放課後の練習は指導教諭の負担が大きく、顧問のなり手がいないためだ。学校側も、顧問はボランティア的な存在で無理に頼みにくく、部活動の存続は難しい状況だ。
札幌市白石中は今年三月末で剣道部を廃部にした。部員が四人以下となり団体戦に出場できなくなったのと、顧問の教諭が異動、指導者がいなくなったからだ。
自らも女子バスケットボール部の顧問をしている同校の門前智教頭は、七月の中体連前の約一カ月間、休みが一日もなかった。「試合に勝たせてあげたいし、練習にも熱が入る。先生の負担は重く、気軽にお願いできない」と顧問のやりくりの難しさを打ち明ける。
(中略)部活動は「課外活動」の扱いで、教諭にとってはボランティアの要素が強い。(中略)
札幌市内の四十代の教諭は「部活動に付きっきりで、土日もなく、家族にも負担をかけている」と話す。
(中略)
道教委は一九九八年から、地域のスポーツ指導者らに「外部指導者」として活動してもらう制度を導入しているが、技術面を補う効果はあるものの、練習や大会には必ず教諭が付かなければならず、指導者不足の根本的な解決策にはなっていないという。
白井修・北海道中体連会長(札幌市伏見中校長)は「先生がいなかったら、とにかく部活動は始まらない。廃部となっても生徒や父母には謝るしかないのが現状」と話している。
なぜ外部指導者がいてもなお教師が付かなければならないのか。これも結局は学生スポーツ団体の独善的論理ではないのか?
ここまで部活動が過熱しなければならないほどのものであれば、またそれが学校でやらなければならないものならば、別に専属の教師でも雇えばいい。
そんなことに税金で賄う価値があるのかははなはだ疑問だが。
また部活動のこの過熱ぶりが、学校生活のおまけであるはずの部活動が本業であるかのような勘違いを生んでいる。
本気でスポーツをやりたいのなら専門のスポーツ団体でも作ってやってそこに入ればいい。別に学校単位でやる必要もないだろう。
学校から切り離した方がむしろ世界もひろがるのではないのか。
だいたい現状では普通の授業が終わった時点ですでに教師の勤務時間は終わっているはずではないのか?それを超えて教師を酷使している現状を放置していることに問題はないのか?
部活動に携わる(ことを半ば強要されている)教師も、休日もなく家族生活もまともに出来ていない人間が教壇に立つ方が子どもに有害ではないのか。職場以外の生活が何もない人間に豊かな人間性を教えろという方が無理だ。
それこそ学校以外何も知らない(→というかこの状況では知るのは時間的に無理だろう)と社会でぶっ叩いている教師像そのものを作り出しているのに他ならないだろう。
親も部活動を安上がりな託児所代わりに思って安易に有り難がっているともっと根本的なところで痛い目にあう。
託児所にするにしても、充実したスポーツをさせるにしても、タダでできている状況が異常だということを自覚するべきだ。
タダほど高いものはない!!