2007年10月07日

ユネスコ全道大会プレゼン


CIMG2396.JPG
朝からユネスコ全道大会の世界寺子屋運動分科会発表の準備。
午後に会場へ向かう。
20人強の会員の方を前にプレゼン。
昨年度取り組んだ活動について。
こうして改まった場所で発表させていただくのは、勉強になる。
質疑応答をいくつか受け、6時過ぎに終了。

Teenage Fanclub「What You Do To MeThe Small Things」(youtube)

http://www.h7.dion.ne.jp/~kirahika/


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2007年10月06日

ことのは模擬授業


朝から堀さん率いることのはの研修会。
30分の模擬授業が12連発ということで、
かなりハードな日程だが、個人的にはこの企画は気にっている。
今回は、模擬授業者として登壇する。
「読むこと・話すこと」領域。
面白事件ばかり扱う警察の記者発表という設定の
ロールプレイングによる学習。
ポイントは、記者発表というところと、
聞いているものも新聞記者ということで、質問が必要だということ。
そして、情報ソースはオモシロ写真を使うというところ。
徹底してロールプレイングをさせ、目的に応じた話し方、聞き方をするようにしたこと。

組み立てがまだまだ甘いが、それなりに教材としては成立するのではないだろうか。

それにしても濃密な一日だった。

weezer「perfect situation」(youtube)

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2007年09月29日

サークル例会


午前中は、サークル例会用の資料づくり。
午後からサークルの例会。
清田区民センターにて。
4人集まり、3つの検討。
一つめ国語。礼状書きの指導。段落を意識させたり、どの子でもかけることをねらいとしたもの。
二つめ国語。<話すこと・聞くこと>の模擬授業。
警察の記者発表でおもしろ・トンデモ事件を記者会見するという設定でのスピーチ。「国語力向上指導者養成研修」が終了。
3つめ社会。市債の意図を子供たちに伝えるためにどのような展開、資料が必要かを検討。

みっちり学び、よい例会になった。
その足で、苫前へ。

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2007年09月22日

第10回教師力brush‐upセミナーin札幌


朝から第10回教師力brush‐upセミナーin札幌。
白石区民センターで。
40人の参加者。盛会。

事務局としての運営と登壇。
授業運営についてと学級経営についての講座を15分ずつ。
学級経営の提案についてのコメンテーター。
そして、最後のコマのシンポジウム。
講座の出来はいつものように不備だらけだが、自分の思考がいつにもまして整理できた一日だった。

会終了後、機関誌や次回のセミナーの申し込みが数多くあり、また、アンケートからも参加者にとっても学びが多かったことがうかがわれる。
よかった。次回は、12月。
もっと大規模なセミナーーになる。

次は、評価の仕上げだ。

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2007年09月21日

国語力向上指導者養成研修」終了

文部科学省の「国語力向上指導者養成研修」が終了。
指導者養成の修了書を手にする。
いろんな意味で、大きな管制研に参加できたことはとてもよかった。
最終日、信州大学の藤森裕治先生の講座があったが、これが秀逸だった。メモすることが多かった。大きな収穫。

朝から晩までの研修で、仕事もあったので、
まったくつくばの町は見れずに後にする。
東京に出て、空港にて最終便で札幌へ。
明日は、ブラッシュの札幌セミナー。
深夜家に戻ってからは、その最終準備。

Mott The Hoople「Golden Age Of Rock & Roll」(youtube)

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2007年09月20日

国語力向上アクションプラン作成


研修2日目。
様々な地域、職種のメンバーが集まって、
一つの想定した学校の国語力向上のためのアクションプランを作成する。
午前、午後とずっと作成のために話し合う。
長い時間だったが、とても有意義だった。
実際のプランを作ったこともそうだが、
こうして地域も、立場も、職種も違う方々と
じっくり話し合いながら進めることができたのは、
とてもよかった。
夜は、部屋に戻ると、やはり疲れがたまっていたのか、いつの間にか寝てしまう。
深夜にはクーラーが止められてしまうので、
暑くて、起きる。起きてから少し仕事をする。
つくばもあと1日だ。

Bob Marley「Redemption Song」(youtube)

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2007年09月19日

総合の削減はマイナスではない

070920_0803~01.jpg文部科学省の「国語力向上指導者養成研修」。
つくばの教員研修センターでの缶詰研修。
部屋は個室で、PCも備え付け。ネット環境も軽く、なかなか快適。

一日目は文部科学省主任視学官田中先生の講座。
つくば国際大学の入部先生のアメリカ母語教育の講座。
午後からは、ボクにとっても、なじみのある田村学先生から総合的な学習の時間についての講座とワークショップ。
時数削減が決してマイナスではなく、時数を削減して、充実させていこうという流れだと、繰り返しお伝えになっていた。
そして、全体会。全体会でも田村先生は、分科会の様子を報告していたが、会終了後、他の教科の先生たちが「あの先生、話すの上手だね。」という話をたくさん聞く。なんだかうれしい気持ちだ。

一日ずっと缶詰。座学中心というのは、かなり辛いが、よい研修にはなっていると思う。
明日は2日目。グループ演習が中心。今日の役割分担がなかなか決まらないので、ボクが司会を引き受ける。

Supercar「Last Scene」(youtube)

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2007年09月03日

ゴールを意識した総合

振り替え休日。
午前中は所用で出かける。

午後からは所属している連盟の全市大会。
6年生の総合の授業を見に行く。

以前、総合は、通常の教科と違って、
到達点、ゴールがきまっているのはおかしい。
子供たちの意識、関心に寄り添って授業が
進められていくのだから…。
とういうことを聞いた。

そんな中で、鈴木敏恵先生の著書で「プロジェクト学習」の実践を知った。
子供たちは明確なゴールを持った上で、学習を進めていた。
でも、その学びは、学びの姿は力強かった。
そして、自分でもいくつか実践することになった。
自分でも、その力強さを実感した。

それ以来、自分が取り組む総合では、明確なゴールをできるだけもたせるようにしてきた。
もちろんゴールというのは、みんなが同じ結論をもつ…というレベルではない。
言い換えれば、
「今自分たちがやっていることが最終的に何につながっていくのか」「だから今(これから)自分たちは、何をしなければならないのか」
ということだ。

総合では、子供の課題が複線化することがある。
その複線化された課題での情報や思いを共有化し、焦点化するのが難しいと言われるし、昨日見た授業もそう言われていた。

ボクはだからこそ、ゴールの設定が必要だと思うのだ。
今ここで情報や思いを交流しているが、それは何のためにあるのか。そして、その理由は子供たちにとって、自分ごととしてとらえているか。
そこが大切だと思う。

自分の中でも、まだまだうまくまとまっていないが、
時数が削減されていく、総合。
かっこいい理論や理念に惑わされることなく、
子供たちに力強い学びを生む学習を具体的に考えたいと思った。

Miho Hatori「Paraiba」(youtube)

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2007年08月30日

総合的な学習の時間の削減


とうとう…言うべきか。
ついに…というべきか。
やはり…というべきか。
総合的な学習の時間が削減され、主要教科の時数が増やされるそうだ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20070831k0000m010093000c.html

年間低学年で70時間、中高学年で35時間程度の増。
小学校の授業時間が増えるのは30年ぶりだそうだ。

そして、総合は、週3時間(年105〜110時間)程度から週2時間(年70時間)程度に減らされ、。英語活動が高学年に週1時間(年35時間)程度を課される見込みだという。
増加する時間分の確保には、総合の削減分と夏休みなど長期休業の短縮なども考えられているという。

もちろんこの背景は「学力低下」だ。
しかし、このような方策で本当に学力がつくと考えているのだろうか。
学力が下がったのは、本当に時数の問題なのか?
詰め込み教育の問題はどこにいったのか?
総合で培おうとした「生きる力」はどうするのか?

学力低下には何らかのアクションを起こしていく必要はあるが、時数増で学力が向上するのか。
中には、時数増で学力が向上すると考えている教師もいるかもしれないが、そんなに単純な問題ではない。

指導方法(指導力)の問題。学習環境の問題。指導内容の問題。子供たちを取り巻く状況。様々な要因があるのだ。

しかも、時数増の導入は、混乱や不信感を現場に招くことは明らかだ。
総合のカリキュラムの編成し直しだ。
私たちが右往左往し、しばらくは忙しさがさらに加速するだろう。

Bad Brains「Pay to Cum」(youtube)

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2007年07月29日

ジョイニングとワン・ダウン・ポジション

夏休み4日目。

ジョイニング

◆何を言われても「一旦、飲み込んで褒める」というコミュニケーション技法
例えば、相手の話している内容が間違った認識の上で話していたとしても、「そうだね。もしそうだったら自分もきっとそう感じると思うよ・・・」という具合に。
ジョイニングのポイントは
1.共感的理解
2.無条件の肯定的関心
3.純粋さ
「共感」とは相手が悲しいなら悲しいなりに、嬉しいなら嬉しいなりに相手が体験していることを心から相手になったつもりで気持ちをあわせること。
「無条件の肯定的関心」とは、自分の信念によって判断せず、相手の話を否定せず関心をよせること。
「純粋さ」とは演技ではなく心からそう思うこと。


◆ジョイニング=(仲間入り)すること。ジョイニングとは、S.ミニューチンが言いだした言葉。ラポール(信頼関係)というより操作的でシステムのルールに合わせながら問題に巻き込まれないこと。いわゆる「郷にいれば郷に従う」ということわざのように、システムになるべく抵抗なく合わせること。

ワン・ダウン・ポジション

◆「一方のお話だけをお聴きしていても、わからないところがありまして・・・。よろしければお話を聴かせてもらえないでしょうか」と、一段下がった立場からお願いする。このようなアプローチを「ワンダウン・ポジション」。

◆日本の教師が身につけたい三つのスキル(奈良教育大学教育実践総合センター
1友達づくりスキル
2傾聴スキル
3対立解消スキル
ワンダウン・ポジションは、傾聴スキルの1つ。
「よく来てくれたね」「よく話してくれたね」


Lisa Loeb「Stay」(youtube)
いつ聞いてもステキな歌だ。

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2007年07月28日

学級の子供たちの「姿」を見なければ信用しない

夏休み3日目。

「道徳教育改革集団」の機関誌『道徳教育改革』を年間購読している。
その2007年夏号の第3号に、道徳教育改革集団の代表深澤氏の巻頭論文があった。
その中で、
「学級の子供たちの姿を見なければ信用しない」という言葉があった。

子供たちの姿を見る事をその教師の力量を判断するための必要条件をしている。
口先の綺麗事に惑わされず、自分の目でその教師の育ててきた子供たちの「姿」を見て教師の力量を判断する。要するに子供がダメならダメ、なのである。


ここ数年いろいろなところで発表させていただく機会が増えてきた。
自戒の念を込めて、つくづく思うことは、口先の綺麗事はいくらでも作り上げることができるということだ。

子供の姿で伝える。考える。学ぶ。
そんな方向性がもっと主流になればと思う。
ただ、それを具体的な研修の土台に乗せていくことは
難しい。
でも、そうすれば、骨太の「学び」が増えるはずだ。

THE MODS「LESS THAN ZERO」(youtube)

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2007年07月19日

未来がない場所

文化や文明―特に、文化というのは、我々一人ひとりの意志と努力がないと、絶対に退化する。そして、予想し得ない事故の起こりにくい、トライブ同士がきっちりと棲み分けている状況では、その退化の速度はさらに加速する。何故なら、そこでは全てが絶対されこそすれ、相対化を絶対的に嫌うからだ。そんな場所に未来はない。

「SNOOZER」2006.4

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2007年06月24日

デティールを先行させてから全体像へ

JALの機内誌「SKYWARD」6月号から。

日本のアニメが世界で認められる理由をジブリの鈴木氏がこう分析している。

和のブランド第2回「アニメ」

西洋の建築は設計図を元にする。
全体像を考えてから部分を決めていく。
一方,日本の建築は極端に言えば,
設計図がなくても完成できる。
柱を据え,畳をならべていくと部屋が出来る。
部屋の廊下を加え,台所や手洗いを足していけば家になる。
部分やデティールを先行させてから全体像に取り掛かる。
宮崎は,とにかく1枚の絵を描いてしまう。
そうして,絵をつなげていって物語にする。
外国の人にとってはそうした考え方はすごく新鮮。
西洋文明の行き詰まりを解決するもののように思っている。


なるほどの一言だ。
世界で受けている日本のアニメがすべてこのような手順,発想で作られているとは限らないだろうが,少なくとも,宮崎氏のこの手順,発想は,西洋人には新鮮だというのは納得だ。

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2007年06月23日

秩序と無秩序

JALの機内誌「SKYWARD」6月号から。

養老孟司『旅する脳』

世界中で起きている争いの大体は,石油と水。
水は,生命維持に不可欠だから,産業が農業しかなかった大昔から水をめぐる争いは絶えなかった。
そして,今もそれは変わらない。

石油は水と違って,ないと絶対に困るという資源ではない。
だが,産出する場所が限られているだけに,やはり深刻な問題。
これほど石油が大事だと現代人が思っている理由は,
便利な生活ため?
根本的には秩序を維持するためではないか。
人間の脳は,起きている間,つまり意識のある状態では,どうしても秩序活動をしてしまう。
今日は暑いが明日は寒いかも…という自然の無秩序
を秩序好きな脳は嫌がる。
寒ければヒーターを使い,万事予想がつくようにコントロールしたい。
これを便利とか快適と別の言い方をしているが,世界を徹底的に秩序立てるのが人間の意識。
その意識が作り上げた文明という名の秩序を維持するためには石油が最も使い勝手がいいのだ。

ところが物理学の法則では,秩序を立てれば,
その分だけ必ず無秩序が発生する。
人間の脳も同じ。
脳は寝ている時も,起きている時と同じ量のエネルギーを消費する。
意識がある間の秩序活動で生まれた無秩序を処理するためである。

同様に,便利快適な石油文明の果てに,温暖化という無秩序が待っている。


争いを石油と脳と秩序を関連付けて考えるところがすごいと思うが,ボクは,「秩序を立てれば,その分だけ必ず無秩序が発生する」という物理学の法則に目が向いた。
考えさせられる法則だ。

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2007年06月16日

「伝えるコツセミナー」

日本ユネスコ協会とD-projectの世界寺子屋運動に今年度も本校が参加することになった。(本校は今年度からこの学習が正式カリキュラムとなった。)

そのキックオフ集会が東京であった。
集会の一プログラムとして、あの電通の中でもトップクリエイターである著名な白土謙二さんの講座があった。
(白土さんは、現在電通のエグゼクティブ・プランニング・ディレクター。ソニーのVAIO導入キャンペーンなどもかかわっていたり、カンヌのCMフェスティバルの銀賞も受賞している。本当に有名な方。)

「一流は違う。」
とにかくそれを痛切に感じた。
講座の内容も、準備の仕方も、話し方も、惹きつけ方も、全てが違った。
これほどまでに話にのめりこみ、メモをした講座は本当に久しぶりだった。
これからの自分の仕事にも大きく影響を及ぼしていくないようであり、講座の形だった。

学んだことは書ききれないが、いくつか学びのメモを。

素人であっても、私たちは「広告」のプロなのである。たとえば、「恋愛」。あれはまさしく「広告的行為」である。

これまでは「消費者」と呼んでいたが、これからは「生活者」と呼んでいる。なぜならば、消費するのが当たり前の対象から「消費しない」という選択権を持った対象だからだ。

「広告=伝える」には2つの能力が必要だ。
1)マーケティング能力=人と同じことを感じる能力
  what to say
2)クリエイティブ能力=人と違うことを思いつく能力
  how to say

伝えたいことは1行になっていなければならない。
1行は13文字以内にすべき。

原稿用紙に向き合って書く文体と音を出して文章に起こす文体では違う。後者の文体は,女子がないビビッドな表現になる。そこにリズムが生まれる。

イチジクの味噌汁。
自己紹介の限界と可能性。
スピルバーグの撮影前の学習。
擬人法が使われていないという状況。
ベンツとBMWの広告戦略。
「花束がドアをあけた」…省略することで生まれ変わる表現。
石に色をつけて並べる。

クリエイティブの仕事がヒラメキの仕事であり,転載ができる仕事…というのはうそっぱち。
ほとんどの人は,努力をしている。
生み出す方法を見つけて,それを生かすという努力。自分の中にある力を開発するという努力。
つまり天才ではなく「秀才」なのだ。
マネから創造が生まれる。糸井重里の作品。

理解する=understand。つまりstand=視線をunder=下げるということなのだ。


Rudebones「Little Bitch」(youtube)
specialsのカヴァー。

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2007年06月02日

教材研究

実践発表会に向けての事前研まであと一か月になった。
ぼちぼち教材研究も本格的に進めなきゃと思う。
教科は国語。

これまでの学校の実践発表会で公開してきた授業の教科は,実は社会しかない。
講座や民間団体の研究会で,公開してきた教科には国語もあるが,それらも含めたとしても,社会が一番多い。

実践発表会での公開授業(社会科)には,あまりよい思い出がない・・・。
だから,今回は,それなりの集大成的な意気込みで取り組めればと思っている。
それぐらいの可能性をもった4年1組の子供たち。
しっかり学んで,しっかり準備していこうと思う。

ずっと専門をもってこなかった自分。
もちろんそれにはマイナス面もあるが,ボクは,このスタンスでよかったとだけは思えている。
このスタンスでなければ見えないこともたくさんあったからだ。

今日は,須貝先生と田中先生の「文学の力×教材の力」と,西郷竹彦氏の「教科書指導ハンドブック」を読む。

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2007年05月29日

ゼロをプラスに

あるメルマガに教員と医者の比較があった。

「医療」と「教育」も他人の人生を大きく変える力を持つ点ときわめて重大な責務を担っているという点で、共通していると。
しかし、違いもあると言う。
医療は、マイナス(病気等)をゼロ(健康)に戻す仕事。一方、教育は、ゼロをプラスに向上させる仕事。
つまり、教育という仕事には上限がない。
上限がないから、どこまでも反省の余地が残るのだと。

なるほどだ。
ボクたちは,確実にプラスにすることが出来ているのか。そして,上限がない中,どうやって折り合い(あるいは見通し)をつけ,プラスを向上させているのか。
簡単に答えが見つからない問いが生まれる。

millencolin「no cigar」(youtube)

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2007年05月12日

「ますます荒れる公立小学校」

「週刊朝日」5月18日号から。
記事タイトルは「ますます荒れる公立小学校」だ。

記事の概要は,学級崩壊が増えている。
そして,その状態はあと15年は続くというものだ。
しかし,わりとメディア特有のセンセーショナルなタイトルになっているものの,正直内容は論点が定まっておらず,結局に何をレポートし,伝えたいのか伝わってこない感じだ。

まず学級崩壊が増えている理由として,現役の教師で『公立炎上』(荒廃した公立校の現状リポートの本)の著者上田小次郎氏は次のように述べる。

「ゆとり教育が始まってから個性をはき違え,自己主張だけをする子供が増えた。」
「子供たちの人間としての資質も変わってきた。」

「プロ教師の会」の河上亮一先生もコメントを寄せいている。
「嫌なことはやらなくていい。先生も自分も平等だ。という考えが子供たちに強くなってきている。こうした意識の変化が子供たちにある。」
「『おまえが悪い!』などと断定的な怒り方をすれば,逆ギレをされてしまうから『先生は君が悪いと思うんだけど。』などと婉曲的言い方しかできなくなった。」

諏訪哲二氏の『オレ様化する子どもたち』とほぼ同じ論調だ。

義家さんもコメントを寄せているが,この記事の中では,残念ながらあまり意味がない扱われ方をしている。

国立教育政策研究所の小松郁夫氏は,次のように述べる。
「少子化と核家族化が学級崩壊の深刻化の一因だ。」
「最近の子供たちのコミュニケーション能力が不足している。少子化で親ばかりを相手にしてきて,親は自分が何も言わなくてもすべてわかってくれるから
それを当たり前だと思ってしまっている。」


小学校受験のためのあるスクールを開いている石井至氏は,
「団塊の世代の教師が大量にに退職し,それに変わって新しい教員が採用される。でも,その新しい教員が一人前になるには,10年から15年かかる。つまり,今後15年は小学校の荒廃が続く。」
記者は,それに輪をかけるのが,
「公立と私立の学校間格差」と「学校選択性から生まれる学校間格差」

こうした現状に対して,
尾木直樹氏は,
「多くの児童は公立に通っているのが現状だ。
学校で何がおきているのかを知ることが親の大きな役目だ。」


現状に対応するためには,先の石井氏は,こう述べている。
「公立にも未来はあるとし,私立ではコストがかかってできない10人学級とか,私立との差別化を図れば,公立は勝てる。」

義家氏は,こう対応すべきだと提案している。
「まずは徳育の教科化です。「いじめは絶対に許さない」などの当たり前のことを小学生のうちから共有できるようのすべきだ。」

河上氏は
「誰かが悪いと言う発想はやめるべき。
児童1人1人にあわせたシステムを作るのは無理。
そんなシステムをつくったところで,社会の混乱を招く。公立小学校の問題はゆとり教育の問題ではなく,
ゆとり教育を導入するにいたった社会のしくみに問題があった。
世の中の人たちが学校を安定させるために一肌脱がなければならない時が来ている。」


分析に関しては,それぞれ理解できる部分はあるが,今後の見通しに対しては疑問だ。

尾木氏も確かに親が学校の現状をまず知ることは大切だ。
しかし,それは起きてしまったり,これからおきてしまうことの予防策でしかない。
もちろん当面の予防策は必要だ。
でも,その予防策は親の現状理解が真っ先に来るものではない。

石井氏の10人学級もむちゃくちゃだ。もちろん一例としてあげているのだろうが,一例としてあげるのであれば,もっと実現可能な示唆を与えるべきだ。
公立学校ならではの道を探る必要はある。
しかし,10人学級というレベルでの道を本当に期待しているのであればめちゃくちゃだ。
しかも,10人という数が本当にいい数なのかということも検討しているのか疑問だ。

義家さんも,今問題とされている徳育の教科化を述べているが,これもいかがなものかと思う。教科にすること自体にも検討の余地があるし,それが実際に現場へ導入した後の混乱は想像に難くない。

河上氏の見通しは,唯一理解できるが,誌面上の問題だったのか,具体的ではないところが残念だった。

CHARA「タイムマシーン」(youtube)
ブッチャーズようちゃんの作曲。
そして,ステキなPV。

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2007年05月06日

ライフハック

あるブログで「ライフハック(Life Hacks)」という言葉を知る。

いくつかのサイトで調べてみると,

効率良く仕事をこなし、高い生産性を上げ、人生のクオリティを高めるための工夫。

ハックの語源はハッカーと同じで,もとは技術を詳しく調べるのが好きな人ということ。ライフハックはハッカーのもとの意味に近い。ハックスと複数形になっているのは小ネタがいっぱいということ。例えば、やるべき仕事(ToDo)リストも特に重要な項目はでっかく書いておくとか、作業の進捗を20分ごとに区切って見直して滞るようなら別の作業をするとかの仕事術

ライフハックスはGTD。GTDは"ゲッティング・シングス・ダン(Getting Things Done)"の略。意味はものごとを楽に済ますこと

教師にとっても仕事術は,注目されてきていると思う。知り合いの先生方の著書にも,仕事術のことに触れられているものが多い。
講座としてお願いしたこともある。

もちろんボク自身も,とても関心がある。でも,関心があるだけで,なかなか自分なりの「ライフハック」を確立できずにいる。

ただ,関心があることで,意識が生まれ,少しずつ
変わってきている部分はあると思う。

今後もっと重視していきたいキーワードだ。


Ron Sexsmith「All In Good Time」(youtube)

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2007年05月05日

アドラー心理学

「授業づくりネットワーク」(学事出版)5月号より。

新潟の赤坂真二先生が「学級づくり改革セミナー奮戦記」というコーナーで,アドラー心理学を紹介されている。

アドラー心理学は,学級経営に役立つ実践的な心理学として,注目されている。(オーストリアの精神科医,アルフレッド・アドラーが構築した理論)

その中のもっとも特徴的なものが「目的論」だと書かれている。
人間の行動に「原因」を求めるのではなく,「目的」を求めるということだ。
したがって,クラスの子供たちの行動にも目的がある。その究極の目的は「居場所」であると。
すべての行動や言動の目的は「居場所」を求めているのだと。

問題行動に対応するためには,原因を探るのではなく,「何のためにするのか」という目的に注目することにより,解決策が見える。原因から探るよりも,はるかに解決の道は近いと。

誌面の中では具体的な実践例がなかったので(先の「学級づくり改革セミナー」でしっかり実践はご紹介している中で,アドラー心理学をご紹介されている),これ以上は深く掘り下げられないが,アドラー心理学には関心がある。

赤坂先生のご著書は,「困った児童への言葉かけと指導」「小学校高学年女子の指導」「学級指導困ったときの処方箋」三冊読んでいるが,直接お話を聞きたいと思う先生の一人だ。

Stone Roses「Elephant Stone」(youtube)
2枚しかアルバムを残していなくたって,彼らが残したものは大きい。

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