2010年01月27日
on the way
電車に乗ろうとしてたんです。
結構急いでて改札入ろうと思ったら前からじいさんがピッとやるんですよ。で、俺が「チッ」となるんです。でもおかしいんですよ。通れるんです。わかります?こういうことです。

ピッとやりながら自動でない駅員の入口から出なさるんですよ!
もう目からウロコで。駅員も呆然と立ち尽くすのみ。バン!て思いっきり開いた改札ブロックの滑稽なこと!…少しはずかしさすら漂ってましたわ。それに比べ振り返って見たジジイの背中はなんだかでっかくて、思わず追いかけたくなる気持ちをグッとこらえつつはにかみながら見送りました…そう、だってお互いまだ旅の途中…
オーンザウェ〜イ
Jのギターが沁み入る季節、皆さんいかがお過ごしですか?
僕はまた一つ悲しみを乗り越え大きくなりました。

(water colour on paper)
結構急いでて改札入ろうと思ったら前からじいさんがピッとやるんですよ。で、俺が「チッ」となるんです。でもおかしいんですよ。通れるんです。わかります?こういうことです。

ピッとやりながら自動でない駅員の入口から出なさるんですよ!
もう目からウロコで。駅員も呆然と立ち尽くすのみ。バン!て思いっきり開いた改札ブロックの滑稽なこと!…少しはずかしさすら漂ってましたわ。それに比べ振り返って見たジジイの背中はなんだかでっかくて、思わず追いかけたくなる気持ちをグッとこらえつつはにかみながら見送りました…そう、だってお互いまだ旅の途中…
オーンザウェ〜イ
Jのギターが沁み入る季節、皆さんいかがお過ごしですか?
僕はまた一つ悲しみを乗り越え大きくなりました。

(water colour on paper)
2010年01月25日
tezukuri ichi flyer


手創り市のフライヤーを制作しました。今回はレトロ印刷JAMという印刷所を使いたいという要望があったので、まずそのことを前提にデザインしたのですが、シルクスクリーンのように一版づつ重ねていくやり方なので、絵柄などは色がのる「面」を意識しました。この印刷所は紙が特徴的で、レトロと銘打っているだけあり、わら半紙など特殊な紙を扱っています。中でもクラフト紙の色ののり方がパキッとしていてきれいで、光の加減や角度によって見え方がかなり変わるので面白く、それに黄緑と若葉色をのせました。クラフト紙のところどころに入るノイズが境内の土のようになったのはうまくいったかなと。版と版がひと刷りごとに微妙にずれていて、そのずれ方も一枚づつ違うのが面白い。印刷代は枚数増えてもあまり単価下がらないので小ロットの方が使いやすいかもしれないですね。納期もかからないので、そういう小回りきかせて、パッとちょっとしたイベントのフライヤー作りたい時などにはかなり便利だと思います。フットワーク軽くこういうところを使うともっと毎日おもしろくなると思いますね。フライヤーのリニューアルにあわせてロゴも新たにつくりました。


2010年01月09日
cribas
(water colour on paper)Tarde, De Tu Lado
遅れる あなたの側が
スペイン語ウェブ翻訳機にかけたらこんな思わせぶりな返答が
たぶん意味ぜんぜん違うけど、この人の音楽はこの程度わかるくらいが丁度いい
Mono FontanaのCribasはなんかこう身体を丁寧に解きほぐされて一からつくり直されるような、すべての生命あるものがふるい(cribas)にかけられ、今までの意味を落として新たに再生していくような、もはや音楽というより魔法と呼ぶ方がしっくりくる感じ
先日Amazon UKで注文した中古のMario Giacomelli写真集。さすがUK、yo-Kなことはしないいさぎよさでカバーなしで到着。こちらも魔法のようですねー。その今は異空間を漂っているであろうまぼろしの表紙がハイこちら、ドン←…まぁ中身新品同様だし値段もこっちの1/3くらいなのでぜんぜんいい、カバーなぞいらん(泣)!
しかし良い…!なんでこんな風に世界を切り取れるのか…二重露光もぜんぜんあざとくない。むしろ世界の方がこうあるに違いない。この人も写真によって世界を自分に引き寄せて再構築してく様が魔術師のよう。cribas聴きながら観てると戻って来れなくなりそう。…もう2010年じゃないですか。なんかすごいですね。
2010年01月06日
あけましておめでとうがおーざいます

(water colour on paper)
去年は色々新しい出会いや出来事があり、実り多き一年でした。今年も必死で生き抜いていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。
生き抜くなんて大げさと思われるなかれ。生きること自体、冬の鬼スラに単独で挑むようなもの。「岳」もいい。「岳」もいいが男ならやはり「神々の山嶺」。愚直なまでにこだわり抜いた谷口ジローの「山」が浮きぼりにする常人には到底及びつかぬ終わりなき男たちの業。山の異名がいちいち怖すぎる。「鬼も登れない…鬼ですら死んでしまう岩壁」「人を食う壁 グランドジョラス」人が行っていい場所じゃないんでしょう。神々の領分。俺もとりあえずはひたすら自分の山を登っていこうと。これは文庫サイズじゃ何も伝わらんです!愛蔵版でぜひ。
去年知り合った写真家のPatrick Tsai君が撮ってくれた写真を送ってくれた。絵は時間をかけてつくれるし終わりも決められるけど、写真は「瞬間」のものだからっていうことを最近友達から言われて、ハッとしたのを思い出した(当たり前なんだけどあまり意識してなかった)。マジカルでとてもすてきな写真。こういう瞬発力ってホント理屈じゃないんだろうな〜。ある意味神々の領分に踏み込んでるというか うまくそいうものにゆだねる才能というか、撮らされる、描かされる才能みたいなもの
神々はいるね、確実にあの成層圏と山嶺の間に

Patrick Tsai
http://www.hellopatpat.com/
2009年12月21日
2009年12月07日
美呆童話冊子


rojicafeのイベントなどでお世話になっているお菓子屋さん、美呆のりさんの依頼でのりさんの童話の冊子を制作しました。今月12/22から長崎にて新店舗をオープンするとのことで、急遽童話を新たにかたちにしたいとのことでした。
ペラものの折りで考えてるということだったので、4つ折りにして折った状態で本のように読ませて最後の1行で開いて大きな絵を見せる仕組みにしました。ガバッと。A3の変形で430×258と広げるとけっこうでかいです。限界までタテを長く、幅を狭くして細長くして1画面の中で少し時間の経過を感じさせられれば面白いかなと。店頭に置くそうなのでお近くの方はぜひオープン後に手に取ってみて下さいな。そしてお菓子を!美呆の菓子はほんとうまいんですよ〜
菓子美呆
http://otegaruhp.com/mihou/html/_TOP/
以下HPより
「私たちは”毎日でも安心して食べられるお菓子”を基本としています。卵乳製品が入っておらず、油分、糖分も少なめです。私たちのお菓子は『ヴィーガンスイーツ』です。『ヴィーガン』とは普通「純菜食」等と訳されますが、私たちとしては、”人間と動植物、環境、生命全体の調和を感じながら生活すること”だと思っています。」
のりさんからの言葉からもそのこだわりがうかがえます。
「白砂糖だと、甘さが平面的なんですが、てんさい糖にすると立体的な甘みになります。そして、塩の利かせ方で、のぺーっとした味か、素材を生かしたきりっとした味になるかが、かなり左右されます。塩加減は、かなり、慎重ですね。」
これ最近自分の絵でも意識してることの一つに近いです。おもしろいな〜 味覚とか音とか目に見えるかたちのないものの感覚にどれだけ自覚的になるかで絵もだいぶ変わる気がして、そこの変換の方法が無限にありそうで面白い。


2009年11月21日
2009年11月08日
SOUL RED 松田優作 sound track design



現在公開中の映画「SOUL RED 松田優作」のサウンドトラックのデザインを再びwindbell様からのご依頼で担当させていただきました。見て下さいこのラインナップ。松田優作さんの映画のサウンドトラックですよ。たぶん1アーティストも知らないというファンがいてもまったく不思議ではないと思われる(しかし富田さんによる丁寧な各アーティスト解説がついてますので御心配なく!)この挑戦的な姿勢は、そのまま今回の映画の骨子にも通ずるもので、日々何か新しいことをと感覚を研ぎすませ、それを更新し続けてきた優作さんの魂が受け継がれ、そのクリエイションがいまだ止むこと無く続いているという証でもあると思います。
しかしそういう姿勢をとるにはやはりそれなりのわけがあって、このアルバムほんっ…とうに内容が素晴らしすぎます。アルバム単体でもかなりのクオリティですが、観るとわかりますがビックリするほど映画にハマっています。しかし、例えばmoondogと松田優作が同じ土俵にあがることなど誰が予想し得たでしょう…ニコ動MAD職人も真っ青ですよ。それを全国公開の映画でやってしまうこの痛快さといったら…!そういうことを可能にするまでどれだけの労力を費やしたのか現場の方々の努力は計り知れません。御法川監督、windbell富田さん、本当に戦いながら状況を変えていこうとする気概に満ちあふれています。こういう方々が身体張って立っていてくれるおかげで、僕ら後続がどれだけ勇気をもらえることか。ブックレットの監督によるライナーノーツ必読です。
ぜひジャケットの高橋昇さん撮影の優作さんの写真を見ながら聴いてもらいたいです。不思議ですが、本当に映画を観ているように曲ごとに写真の中の優作さんのまとっている空気が変わります。松田優作という強烈な存在感と同時に全く誰でもなく誰にでもなれるアノニマスさが共存する不思議。そのアンビバレンスさを増幅させていくことが役者というものである、ということのヒントがこの映画にはある気がします。何かに誠実に打ち込めば打ち込むほど自分というものが無くなっていく感じは確実にあると思うし、役者というものはさらにそれを本来的に機能として内包しているので、それが顕在化しやすいのでは。しかしこれだけの振り幅でもってそれを体現している方はなかなかいないでしょう。
デザインも同じで、優作さんとミュージシャンがつくる大きな流れがまずあって、その流れを受け流しかつ増幅させるようにするだけ。できるだけスムースに流れるように小石をのけるような作業ですねきっと。でも受け流すのって優作さんくらい大きな流れがあって初めて実感できるっていうか、少しのテコ入れで作用が大きくなるのですが、流れが弱い時はこっちが少し流れをつくってやらなきゃいけないと思うんですよね。でも今回は本当に大袈裟なことはする必要がなかったというか、やらない気持ちよさがあって、優作さんがそこに在ってくれたおかげで自分なりにデザインするスタンスが掴めた気がします。
一つ、ブックレットに古い映画に入るノイズの線のようなものを入れてジャケットから引き出すとノイズが走るような仕掛けをそっとしましたが、こうして言わないときっと誰も気づかないのでそっと書いておきます。しかしJohn Convertinoホントかっこいいなぁ… 特にアルバム後半の流れがすばらしすぎる。SOUL RED、個人的に人生のこのタイミングで観られたこと、関われたことはとても大きかったと思います。必見です!ぜひ劇場で!
SOUL RED 公式サイト
http://yusaku-movie.com/
original motion picture soundtrack SOUL RED 松田優作
Windbell
http://www.windbell.info/

2009年11月04日
True Love Will Find You In The End

(water colour on cardboard paper)
吉野屋で飯食ってたんですよ。夜も11時をまわろうかという時分だったんで店内はもう俺と一人の太ったおっさんのみ。このおっさんがダニエル・ジョンストンそっくり。ダニエルは鮭定食食べるんですけど、すべて食い終わり支払いするのかと思いきや、「ちょっと」とカウンターのメガネくんを呼んでいうんですよ、
「ごはんと水を1杯もらえますか」
…秋も深まりつつある11月、みなさんいかがお過ごしですか?
僕の毎日はこんなにもすてきです。
2009年11月02日
2009年10月29日
2009年10月10日
夕顔展DM

(pencil. water color, on collage of an old poetry book)
お世話になっていたrojicafeが閉店することになりました。
経営不振とかではなく、二人のやりたいことがカフェギャラリーという形態では表現しきれなくなったからとのことで、前向きな解散ではあるんだけれど、やはりさびしいもんです。最後はrojicafe女将、藤間夕香の料理を軸とした展示「夕顔」になります。ワタクシは再び女将の料理を画におこし、jutomaniのライブというかたちで参加します。DM作りました。展示詳細はこちら↓
http://www18.ocn.ne.jp/~rojicafe/infomation.html
神保町の古書店のカゴで投げ売りされてた詩集をコラージュしつつ上から描きました。詩には疎い自分でもわかるくらい著名な人が参加しており、どうやら萩原朔太郎、室生犀星らが大正時代に創刊した「感情」という機関誌のようです。いい具合にくたびれていたんで、中身もろくに読まずに買ったけどこれがすごく良い。中でも恩地孝四郎という誌面のデザインもしている人(版画、装幀がメインだったらしい)の詩がステキすぎる… こういう出会いがあると、一見情報が溢れているように見えて普段いかにセレクトされた限られたものにしか触れていないかがわかる…ちょっと外して脇見ればこんなに世界は広がっているのに。
もっともっと「ぬすつと」のかんかくに近づきたい

(poetry by Koshiro Onchi)
2009年10月05日
we are......Gray Tangled Hair !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(collage by Gray Tangled Hair)
Gray Tangled Hair are...
Yumony + Yosuke Yamaguchi + Saki Machida
=「灰色のもつれ毛」
転がり、傷つき、もつれあいながらも zine, T-shirts, posterなどをなんとかつくりあげていくD.I.Yな毛玉集団...その名もグレイ!タングル!ヘアー!もつれながら始動!!! とりあえずタングルワークno.1、ポスターできた!ヨロシクネ!
2009年10月01日
jutomani / the long forgotten

(pencil on paper)
私、山口洋佑(作詞作曲・ボーカル・ギターetc)と久保田千史(電気回路・ギターetc)の二人ユニットjutomani(フトマニ)の曲をいくつかmy spaceにアップしたので、よかったら聴いてみて下さい。
jutomani
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=1004129423
2009年09月19日
miho-ten closing event

食のイベント美呆展のクロージングイベントが9月27日にあり、そこで少しライブやります。rojicafe裏の公園でさくっとやるんでよかったら。そのイベントのフライヤー用ドローイング。
http://www18.ocn.ne.jp/%7Erojicafe/image/closing.pdf

(pencil on paper)
2009年09月13日
TOCHKA


友人が撮影で参加している映画がこの秋ユーロスペースで公開されるとのことで、試写会いってきました。友達だからだろって思われそうだけど、これすごい面白いですよ。詳しいあらすじとかはサイトにありますので。基本的にロケーションも役者もすごくミニマルで限られた条件で作られていて、それが別に「実験映画でござい」っていうのでなく、脚本と相まってとても効果的。「トーチカ」とは北海道根室の海岸に残る戦争遺跡。小部屋のようで、上陸する敵兵を狙い撃つ場所なのだが、結局アメリカは上陸せず、一度も使われなかったそうだ。個人的には一見すると悲愴的な話なんだけれど、さらにそこを越えたところにある種恍惚とした高揚感があって、闇にのまれてのまれてのまれすぎたのちに戯れはじめるような感じがあった。サイトの監督のコメントにもそのヒントがある。
「『トーチカ」は 写真機 や映画撮影機に類似した構造を持つ 建築 空間であり、眼の機能そのものを内包しているとさえいえるだろう。自分の身体を 写真機 に、眼をレンズに同化させることで得ることのできた快楽的な時間に言及している。意識を喪失し、身体感覚を消し去ってはじめて、眼差しは美しいイメージと邂逅し、特権的瞬間を享受しうるのだというこうした「消失の 美学 」こそまさに、 ヴィリリオ を絵画の体験へ、あるいは映画という深い眠りの世界へ誘い入れてやまないなにかであるだろう。」(この文自体はそもそも松村監督がこの映画を撮るきっかけとなる交流のあった石井直志という先生が、注目していたポール・ ヴィリリオという人の『トーチカの 考古学 』という本について書かれた内容)
この試写会の前に、どうしてももう一度鴻池朋子さんのインタートラベラー(死者と遊ぶ人)の展示を観たくてオペラシティに寄った。もうこれはつべこべ言わず観にいって下さいって感じで特に言うことはないし、言葉では何も伝わらない。圧倒的です。展示の最後にあった鴻池さんの文章だけ。「移動して摩擦を起こせ。言葉を失うほど疲れきるまで遊ばないとたくましい想像力の火はつかない。見えない子供の上半身を探してもだめだ。それはもともとなかったのだから。まずここを出る。そして、えらいところに来ちゃったなぁと後悔するくらい遠くに行って、すごく困難なことをしてなんとかかんとか帰ってくる。そして作品の前に立つのである。その時驚くほど官能的でたっぷりとしたものがわっと流れ出す。
インタートラベラーとは閉じられてしまった肉体の壁をひょいと乗り越えて、境界をかろやかに往還する旅人のことである。ちっぽけな己の全身の毛を総毛立てて、とにかくここから移動する。風の抵抗を受けて出遊するのである。」
昔「遊部(あそびべ)」という部民がいて、死んで間もない魂が荒ぶるのをおさえるため、唄い踊って秘技を行ったらしく、遊びとは魂を呼び還す技であったとのこと。この「言葉を失うほど疲れきるまで遊ぶ」というところにトーチカの「消失の 美学 」と同じものを感じる。その時人は「閉じられてしまった肉体の壁をひょいと乗り越えて、境界をかろやかに往還」していて、「驚くほど官能的でたっぷりとしたものがわっと流れ出す」それはすべてが創造される前にあった原初の豊潤な暗闇のようなものなんじゃなかろうか。
TOCHKA
http://www.tochka-film.com/
鴻池朋子展「インタートラベラー神話と遊ぶ人」
http://www.operacity.jp/ag/
TORICOMICS できました。
TORI COMICSできました!「little ghost nebula」という16ページの作品で参加してます。
自分含めて漫画はじめの人が多くて暗中模索な感じだったけど、その分こうやって一つかたちになるとやっぱうれしいもんですな〜
気になる方、手持ちあるんで連絡ください。通販もやっトリます。
TORI COMICS
http://toricomics.com/
2009年09月08日
still going

(acrylic, water color, on paper)
些細なきっかけで、自分の思惑とは無関係にすべてが存在することに気づかされ途方に暮れる。
でも本当に面白いのはきっとそこから。
2009年09月01日
2 a.m. in Bangkok

(acrylic, water color, on paper)
どこか全く別の場所にいる誰かと同時に振り向いて
少しのあいだ向かいあって見つめ合っているのかもしれない
そのことに気づいているふりをしてみる
気づいてるよと
2009年08月21日
the bumblebee bats CD cover

(artwork, design/acrylic, water color, on paper)友人のパスカル君(名字はシャア!例の彗星の人とは似ても似つかない温厚な性格)の頼みで、彼の一人ユニットthe bumblebee batsのCD coverのアートワークを手がけました。
http://www.myspace.com/thebumblebeebats
熊のつもりではじまったのが、最終的にうなぎ男のような怪人的風貌に着地し、個人的に満足な仕上がりに。なんかこう、森を代表するような感じの方です。このCalibriというフォント、今まであまり使ったことないけどいいですねこれ。主張してないわけじゃないんだけど、スッとアートワークになじむ。なんとなく愚鈍な佇まいが嫌味じゃなくて好感持てる。なので愚鈍な感じで “どぺっ” と置きたくなる。
擬音でハッときたそこのへうげた御仁。もちろん、目黒CLASKAでひらかれた大茶会、『へうげて、暮らすか』には参加したのでござろう。普段、陶器をめでたりとはほど遠い生活をしている拙者にもグイグイ訴えかけてくる詫びた品の数々、圧巻でござった…まぁとにもかくにも、あの9巻の利休と織部のやりとりですよ。漫画でこんなにも心揺さぶられたのはいつぶりか…!あの驚愕の4ページ見開き原画の前で思わず共にひれ伏しそうになる気持ちをグッとこらえ、宗匠の志を胸に己が何者なのかを見出す果てしなき数寄の旅路へ今まさに歩み出さんとする図がこちら
←
「しぇあ”ら壁えっ!!! 」
この壁の部分を「夏」とかに置き換えればこのどうしようもない暑さもしのげるような気がしませんか?とにかくものつくったりする人はこれ絶対読むべきですよ。400年経とうがものの価値、よいものを追求していく姿勢みたいなものは人間という種でありつづける限り変わらないんだろうなと。例えば「おもしろがる」「楽しむ」感じ。それを己が命を賭してやるからこそ輝くのでしょうなぁ




(water colour on paper)
