2006年05月17日
あいさつ・ご苦労様
朝日新聞 2005/05/29 ことば談話室より
ビジネス敬語の一つです。目上に向かって何と言えばいいのか。敬語表現が崩れていく中でこんな枝葉末節が大げさに扱われたりするわけで。ま、代償的なことかもしれません。
朝日新聞 2005/06/26 ことばの談話室より
ビジネス敬語の一つです。目上に向かって何と言えばいいのか。敬語表現が崩れていく中でこんな枝葉末節が大げさに扱われたりするわけで。ま、代償的なことかもしれません。
ご苦労様・お疲れ様
会社で仕事を終えた時などに、「ご苦労様でした」「お蝮れ様でした」というあいさつは、「上司には失礼な感じがするのですが」という考え方もある。
いずれもねぎらいの言葉だ。「ねぎらう」というのは、「同等以下の人の苦労・尽力などを慰め、感謝する」こと。新明解国語辞典は最新の第6版で、「お疲れ様」は「同輩以下に」、「ご苦労様」は「目下の者に」用いる、としている。一方、ビジネス本などでは「ご苦労様は失礼だが、お疲れ様なら問題はない」といった説明もみられる。国立国語研究所の意識調査(98年)でも、「お疲れ様でした」の方は9割近くの人が「気にならない」と答えたという。文化庁国語課は「身分制の時代でもないので、毎日顔を合わせる上司など人間関係が親密なら、どちらも目上の人に使ってもいいのでは」と話している。
朝日新聞 2005/06/26 ことばの談話室より
「お疲れ様」再考目上にも気遣い伝えて
5月末に、「ご苦労様でした・お疲れ様でした」について、「昔はばどうだったのか」「親密でない上司にはどう言えばいいか」などの質問が寄せられた。
飯間浩明・早大非常勤講師によると、目上の人の労苦や尽力に対しては「かたじけなし(ありがたい)」 「かしこし(もったいない)」という言葉が使われたという。
蒲谷宏・早大教授(日本語学)は、「ご苦労様」は自分のためにしてくれた行いにかける言葉、「お疲れ様」は共同で成し遂げた仕事などの後に用いる言葉で、表そうとする内容が違うので、相手の地位よりも、立場や場面に応じた使い方をすべきだという。
また、状況にもよるが、親密でない目上の人にも、「ねぎらうのではなく、お礼や感謝の気持ちを込めて『お疲れ様でございました』などと表現することばあり得る」という。
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