2011年02月14日

間伐材パネル

間伐材の利用を目的とした住宅に、間伐材などの小径材をパネル化して利用する方法が行われている。

新聞で紹介されている通称「ホリオハウス」http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110213/CK2011021302000081.html
「ウッドバンクハウス」http://www.woodbank-house.net/
など木材を縦に使いパネル化している。

木材をパネル化する方法はオーストリアなどで実用化されている「クロスラミナーパネル」に通じるものがある。ただしラミナーの集成ではなく柱材の集成であり、木材の乾燥や集成過程での工業化には困難さが伴うと考えられる。

そしてどちらも10cm程度の木材の壁で優れた断熱性をうたっていることである。クロスラミナーパネルの壁構造は断熱材を入れた数十センチの厚い壁構造であり、もちろん必要十分な断熱性能を持ちえている。決して木材のパネルだけで断熱性能が十分とはしていない。

残念なことに木材の断熱性能は断熱材の1/3程度の性能しかない。つまり10cmの木材の壁は3cmの薄い断熱材をまとっているに過ぎないということである。感覚的には木材の温かみから断熱性能が高いように思えるが、必要とする暖房、冷房のエネルギーから算出された数値により判断されるべきものである。

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