2005年05月07日
松下竜一「風成の女たち-ある漁村の闘い」
社会思想社 ; ISBN: 4390111264 ; (1984/11) 現代教養文庫 (1126)
2004年6月17日、2つの訃報を受け取った...旅先で妻の携帯が鳴った...原因不明の病気から快復して間もない叔父が後遺症を苦に自死を選んだ。農業をしていたビニールハウスでの縊死。さいしょに見つけたのは看病してきた叔母、叔父の体を抱きあげるが、すでにこと切れていた...ことばがない...
同じ日、大分在住の作家、松下竜一さんが亡くなった。私にとっては、奇しくも、である;不器用なほどにまじめな仕事をし、責任感が強かった、とふたりの共通点を勝手に思い込んでいる。
私は思春期、朝日歌壇の読者で、とくに恋歌は書き抜きするほどのファンだった。ふとしたことで「豆腐屋の四季」と出会ひ、松下さんが朝日歌壇の常連だったことを知る;私が新聞を読み始めた頃にはもう投稿されていない。また、佐高信の推薦ルポに松下竜一の名を見つけ、すぐには在野歌人とルポライターが結びつかなかったが、同一人物と分かると、今はもう廃刊になってしまひ、当時も田舎の本屋にはなかなか置いてなかった現代教養文庫の作品を買い集めた。
松下作品は、すべてシリアスである。「豆腐屋の四季」にも泣かされたが、セメント工場建設反対闘争を扱った「風成の女たち」(読み:かざなしのおなごしたち)は、もうもう全編涙こらへることあたはず。
叔父の訃報と松下竜一作品に涙、それはある意味、感謝。泣くことは、気持ちの良きことなり。私が泣いた本のリストは、下記ページに。
【読むたび泣く本】
「下山はじむ」をgoogle検索し、最初にヒットする_Amazon.co.jp: 読むたび泣く本_
2004年6月17日、2つの訃報を受け取った...旅先で妻の携帯が鳴った...原因不明の病気から快復して間もない叔父が後遺症を苦に自死を選んだ。農業をしていたビニールハウスでの縊死。さいしょに見つけたのは看病してきた叔母、叔父の体を抱きあげるが、すでにこと切れていた...ことばがない...
同じ日、大分在住の作家、松下竜一さんが亡くなった。私にとっては、奇しくも、である;不器用なほどにまじめな仕事をし、責任感が強かった、とふたりの共通点を勝手に思い込んでいる。
私は思春期、朝日歌壇の読者で、とくに恋歌は書き抜きするほどのファンだった。ふとしたことで「豆腐屋の四季」と出会ひ、松下さんが朝日歌壇の常連だったことを知る;私が新聞を読み始めた頃にはもう投稿されていない。また、佐高信の推薦ルポに松下竜一の名を見つけ、すぐには在野歌人とルポライターが結びつかなかったが、同一人物と分かると、今はもう廃刊になってしまひ、当時も田舎の本屋にはなかなか置いてなかった現代教養文庫の作品を買い集めた。
松下作品は、すべてシリアスである。「豆腐屋の四季」にも泣かされたが、セメント工場建設反対闘争を扱った「風成の女たち」(読み:かざなしのおなごしたち)は、もうもう全編涙こらへることあたはず。
叔父の訃報と松下竜一作品に涙、それはある意味、感謝。泣くことは、気持ちの良きことなり。私が泣いた本のリストは、下記ページに。
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この記事へのコメント
2009年6月17日
我が恩師の知人にして松川事件元被告、『下山事件全研究』の著者が亡くなった。
奇しくも、ふたたび。
合掌。
映画『松川事件』:http://blogs.dion.ne.jp/calimero/archives/1062678.html
我が恩師の知人にして松川事件元被告、『下山事件全研究』の著者が亡くなった。
奇しくも、ふたたび。
合掌。
映画『松川事件』:http://blogs.dion.ne.jp/calimero/archives/1062678.html
Posted by (蚕) at 2009年06月20日 03:35

