2005年11月24日
マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』
1977年6月 改版 新潮文庫 日本語訳:大久保康雄、竹内道之助 (原作 1936年出版 Margaret Mitchell:Gone With the Wind)
大学受験予備校の講師の推薦だった。
現国の勉強は、まず読書、であった。日本の古文にしても、まず現代語訳で読みなさい、と多読を勧めた。といっても受験まで1年ないなかで他の科目もあり、そう沢山は読めない。小説が1、2なら、論説を10読みなさい。とすれば新書が多くなる。
しかし、新書だけでは味気ない、たまに小説を読むなら、と一押しされたのが『風と共に去りぬ』。とにかく面白いから、と云われたが、当時河出書房から出ていた2分冊は受験生には分厚くて、ちょっと値段も高かった。結局浪人中に読むことはなかった。
私が、『風と共に去りぬ』と出会ったのは、まずテレビで放映されたビビアン・リー映画(4時間近いから、間違いなく大幅カット編集、吹替え版)。つぎに帝国劇場での東宝・菊田一夫脚本の『スカーレット』、観たのは高校生?、いや大学に入ってからか。菊田の名訳「明日は明日の風が吹く(Tomorrow is another day.)」と、ともに、日本で初めて生きた本物のウマを舞台に登場させ、話題となった。レット・バトラー、宝田明。
さいごに小説。大学三年の春、私はバイトで2千トン級の船に1カ月間乗船した。下船すると東京は夏の日差し、街の女性たちがまぶしく見えた...そして本屋には、新潮文庫から新発売の『風と共に去りぬ』が平積みされていた。(ついに、出たー)迷うことなく買い求め、通学の往復の電車の中で一気、ワクワク、一心不乱??に読んだ。「絶対、面白い」、その推薦の弁にいつわりはなかった。
大学受験予備校の講師の推薦だった。現国の勉強は、まず読書、であった。日本の古文にしても、まず現代語訳で読みなさい、と多読を勧めた。といっても受験まで1年ないなかで他の科目もあり、そう沢山は読めない。小説が1、2なら、論説を10読みなさい。とすれば新書が多くなる。
しかし、新書だけでは味気ない、たまに小説を読むなら、と一押しされたのが『風と共に去りぬ』。とにかく面白いから、と云われたが、当時河出書房から出ていた2分冊は受験生には分厚くて、ちょっと値段も高かった。結局浪人中に読むことはなかった。
私が、『風と共に去りぬ』と出会ったのは、まずテレビで放映されたビビアン・リー映画(4時間近いから、間違いなく大幅カット編集、吹替え版)。つぎに帝国劇場での東宝・菊田一夫脚本の『スカーレット』、観たのは高校生?、いや大学に入ってからか。菊田の名訳「明日は明日の風が吹く(Tomorrow is another day.)」と、ともに、日本で初めて生きた本物のウマを舞台に登場させ、話題となった。レット・バトラー、宝田明。
さいごに小説。大学三年の春、私はバイトで2千トン級の船に1カ月間乗船した。下船すると東京は夏の日差し、街の女性たちがまぶしく見えた...そして本屋には、新潮文庫から新発売の『風と共に去りぬ』が平積みされていた。(ついに、出たー)迷うことなく買い求め、通学の往復の電車の中で一気、ワクワク、一心不乱??に読んだ。「絶対、面白い」、その推薦の弁にいつわりはなかった。

