2005年12月27日

熊川哲也(主演)『コッペリア Coppelia』

2004年6月16日 Kバレエカンパニー2004 北海道厚生年金会館(札幌市)大ホール 2階ペアシート

熊哲が回る。拍手が沸き起こる、客席が揺れ動く。風が巻き、甘いフレグランスが立ちのぼる。

熊哲ファンのツレアイと、このバレエを見るためだけに飛行機往復で札幌に出かけた。北海道で一、二のキャパを持つホール、二階ペアーシート、お一人様三万六千円也!!
 見下ろす1階席は女性ファンで埋め尽くされ、華やか。拍手が起こるたびに、香水の渦が二階席まで巻き上がるのである。

熊川哲也、旭川出身。北海道にはとくにファン、関係者が多い。この日も「わたし、先生」という妙齢ならぬ御婦人が楽屋を訪ねていた。
 少年のよう、と云うより否定的に、ぜんぜん大人でないが、ちょっとイイ気になってることは自覚している、茶目っ気ありのスターだ。
 ツレアイは、NHK教育でも放映されたローザンヌ国際バレエ・コンクールに出たときから目をつけていた、という年季がミーハーとは違うと云いた気だが、とにかくファンは女性が圧倒的多数。

私は、ほとんどバレエは観たことがないが、それでも数舞台は観ている。オペラより言葉の壁がなく、訓練された身体のうごきの美しさに感嘆し、心沸く楽しさがある。(いまも、NHK-BS hiのブロードウェーミュージカル『FOSSE』を観ながら、これを書いている)
 原題「コッペリア、あるいは琺瑯質の目をもつ乙女」初演はパリ・オペラ座1870年という。昨年パリを旅行した際、オペラ座でモダンバレエを観た。こちらは観客もさまざまで、なかにはドレスアップした見目麗しき妙齢の淑女もいらしたが、男性ダンサー目当ての(?)男性も多かった。さすが舞台藝術の国だ。

そこへいくと...、とは云いたくないが、かの国では公的年金資金の使い回し問題から各地の厚生年金会館が廃止されようとしている、北海道もそのひとつ。北海道では札幌と云えども、オペラを掛けられるのは、この厚生年金会館しかない。いま鈴木「大地」の応援団長、松山千春が存続運動を先導している。

私と今のツレアイの間には子どもがいない。で、関東に居る姪っ子たち_ツレアイの弟の子どもたち_のバレエの発表会にわざわざ飛行機に乗って出かけたりする。(姪っ子たちも、もちろん「熊哲」と呼び捨て。)
 ことしもクリスマスあたりに発表会があったのだが、そうそう休みも取れず、いけなかった。

きょう(正確には昨日)は、オホーツク沿岸猛吹雪。帰省しようとしたが飛行機が欠航した(このあたりは、(蚕)のおもての顔Blogに)。チケットの方は、父のおかげで、「介護帰省パス」を申請し、介護割引で購入できた。

その父だが、ついこのあいだ初めて5日間のショートステーを経験したところ、家に帰ったその晩、ベランダに出て大声で助けを求め、逃げ出そうとするなど騒ぎとなった。母は相当のダメージを受けたようだ、言葉が聞き取れないほどに泣きじゃくって電話をかけてきた。一緒に住む妹が、ひょうひょうと対応し、ケアも来てもらって、まずは落ち着いたようであったが、さて...
Posted by (蚕) at 02:55  |Comments(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 
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