2006年03月14日

ひと安心の一日

朝から憂鬱な日。
今日は大学病院での定期検査の日です。
胸部(肺)のレントゲン検査で,転移の有無をチェックします。
悪性度の高い肉腫の大半は肺に転移を引き起こします。
そんなことを言われながら,私の場合はめったに転移しないといわれる脊椎へ飛んでしまった。一度転移してしまうと,後はもうどこに転移してもおかしくはないんですが,肺への転移は即,命に関わるということで,特に念入りにチェックされます。

結果はシロ♪
嬉しいというより,ホッとした〜という安堵の気持ち。
毎月この定期検査日が一番憂鬱で一番安堵する一日です。


しかし,まだ来月以降には,全脊椎MRI,胸部CT,腹部CT,PETなど,検査が目白押し。検査で転移が発見できたからといって,治療法や対処法があるかどうかはそのときの結果次第。
切除不能で体に残ったままの4つの腫瘍も,来月のMRI検査でその状況が判明する。今のところおとなしく眠っているみたいだが。

まあ,転移が出てこようと,眠っている腫瘍が暴れだそうと,その時はその時だ。
一度転移を起こしてどん底を経験すると,開き直りにも似た余裕があるから自分でも不思議だ。
ホントはとっても怖いんだけどね。

とりあえず今日は,
”次の検査日まで普通に暮らせるぜ!”
という感想ですわーい(嬉しい顔)

今日から新しい主治医でした。
脊椎と腫瘍を担当している若い先生。私と同じくらいだろうか。

そんな新しい主治医と私との診察室での会話の一部。

A「次の検査は何をしますか?」

B「前回は胸部CTでしたね。次回は全脊椎MRI検査をしましょう。12月に検査して3ヶ月が経ちますし,脊椎の腫瘍の動きが一番心配ですから」

A「CTの検査はどれくらいの頻度でするんですか?」

B「胸部CTは3ヶ月に一度,その間に胸部レントゲン検査が入ります。腹部CTは念のために,半年に1回くらいやります。あと,6月にはPETですかね」

A「分かりました。それでいきましょう」

B「それから,MRIの検査結果は,画像は検査当日にパソコンで見られます。放射線専門医の所見は後日でないと出てこないので,検査当日は画面上で明らかな異常がないかどうかをチェックして,あとで所見で問題が発生すれば電話連絡することになっています。」

A「そうですか,では来月のMRI検査もそのやり方でいきましょう」

ここで問題。
AとBは,どちらが主治医でどちらが患者(私)でしょう?
答えは,Aが主治医,Bが患者(私)でした^^;
新しい主治医は,ちょっと頼りなさそうだけど,よく話を聞いてくれそうな方で,安心しました。

この記事へのトラックバックURL

http://blogs.dion.ne.jp/caridina/tb.cgi/3035301
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※半角英数字のみのトラックバックは受信されません。
この記事へのコメント
caridinaさんっ、
ご無沙汰してて一杯書きたいんですけど、とりあえず・・・


最初のBと二回目のA、
ぎゃ、逆でしょうっっっっ(笑)!?
だ、大丈夫なんですか???
2回目のBもっ!
3回目のBだってっっ!!
色々、今までの記事でコメントしたいんですけど、
とりあえず・・・。
心配だけど、
すんません、不謹慎にも笑っちゃいました(笑)。
Posted by I.HADA at 2006年03月15日 02:09
検査の日の心境、ご同様です。私は病院のすぐ近くが魚河岸なので、無罪なら寿司、と決めているのですが、なぜかマクドナルドに行ってしまいます。有罪なら暫く喰えなくなるものを喰うって方がいいのかな。

逆転会話も致し方ない面もあるんでしょうね。ただでさえ少ない病気の上にCaridinaさんのケースってますます例がないところでしょうから。逆に私は自分で記録を残すことの重要性を認識させてもらいました。というのも、また転勤の内示があり、これを受けてしまいましたので。今度の行き先は医療は最悪の国なので、経過観察も日本に戻ろうかとは思っていますが。

今日は乗り継ぎのフランクフルトの空港から書き込ませて頂きました。
Posted by タカハシ at 2006年03月15日 06:55
I.HADAさん、いらっしゃいませ^^
ほんと、逆だろ!って思うでしょ?
ちゃんと主治医から引き継がれていないのかなぁ、とちょっと心配です。
でも、自分の病気に関しては自分が専門家にならないと闘えません。前の主治医は一から私と一緒に関わってきたけれど、今度の主治医は”私の病気”に関しては私よりも経験が浅いんだから、しっかり指導していかなきゃなっていう心境です。
偉そうな患者だ^^;

タカハシさん
今度はフランクフルトですか!!
以前のBBSへのコメントはパリからだったし、なんだか世界中からみられているようで、気恥ずかしい。
しかし、医療が充実していない国への転勤となると、こんな病気抱えて行くのは不安ですよね。お察しします。
自分の記録を残すことは確かに大事だと思います。
私は、入院中は毎日の血液検査データをEXCELに入力してグラフにして体調管理したりしてました(暇だったから^^;)
結局自分以外に本気で自分の体のことを把握してくれる人はいないんですから。
Posted by caridina at 2006年03月16日 18:14
コメント ありがとうございました。
自分の身体を知るって 大事ですよね。私の主人は 糖尿病です。健康診断の数値では 薬が必要なのではないかと思うのですが・・行かないんですよ 病院に・・・
胃炎もおこしているし 高眼圧症になっているし 脂肪肝・・ちゃんと病院に行ってほしくて。
人間ドックの検査の病院に「妻なのですが、主人のかわりに 詳しい病状を聞きたいのですが・・」と電話したら、受付の人が「個人情報に関わりますので だんな様とご一緒に来てください。奥様だけでは 話せません」と言われてしまいました。・・・(ムカッ)
逃げていちゃ 駄目ですよね。
Posted by 福祉住環境ネットワークみやぎ at 2006年03月17日 17:50
福祉住環境ネットワークみやぎ さん

病気はある日突然やってきます。
昨日できたことが今日できなくなる,それが病気です。
普通のことが当たり前にできている間は,それがどんなに幸せなことなのかは,大多数の人が気付きません。私もそうでした。
健康で暮らしている間は,自分が病気になることなんて,本気で心配しないし,想像しないし,想像できませんよね。
健康でいるうちは,心配事といえば仕事,家族,子供の将来,家族の健康,etc,であって,「自分の健康」のことが上位に来ることは滅多にないと思います。
自分の健康を本気で心配して本気で考えるのは,病気になったときです。これは仕方ないことなのかもしれません。
でも,自分以外の人の健康を心配することはできます。自分の大事な人が病気になったら・・・というのは意外と具体的に想像できるものです。
「わたしが病気になったら,あなたどうするつもりなの?」
「わたしが倒れたとき,あなたまで病気で倒れてしまったら,家族はどうなると思う?」
「あなたの健康はあなたひとりのものではないんだよ」
そう言ってあげましょう^^
Posted by caridina at 2006年03月18日 15:34
 
※半角英数字のみのコメントは投稿できません。