一昨日のテレビ番組で、増えているという高齢者の万引きの実態が放映されていました。観ていて忍びない気持ちが募る一方でした。
ある人は、財布に5万円ほどのお金を持ちながら、105円のソーセージを万引きするケースがあり、また、お金がなくてする人もありました。万引きする品物は、はさみなどの廉価なものが中心でした。
店主が、店内の様子をモニターで監視する作業を続けます。お客さんが、品物を袋やポケットにしまい、お金を払わずに外に出たあとに、そのお客さんを呼びとめ、確認します。そして、警察に通報して、警官の説諭があり、あとを引き取ります。
その多くの人は、職がなかったり、所持金が500円もないなどに加え、一人暮らしが多いようです。年を重ねるほどにすみに追いやられるような感じで生活して、自分に脚光を浴びるケースもほとんどない様子です。
人と接する機会が、どんどん減っていく中で生きる。忘れられる存在が、たまらないのではないかと想像します。
いつか私も、70代の老人になり、ひとり暮らしをすることになれば、同じ境遇になり、こうした事態にならないとも限りません。そのことを考えると忍びないことしきりです。
何か手を打つことが必要な思いがします。