2009年07月18日

Blog5日間お休み、人生リセット!


 人生リセットとは大げさすぎますが、第3の人生がスタートしました。

 7月14日60才+5才を迎え、15日付退職。波乱万丈の人生でした、親、家族、仲間、お客さまに心から感謝です。10才以上若く見えるとおだてられながらも、徐々に体力は下がりつつあり、若いお嬢さんに無防備に好かれると云う老いを迎えました(笑)。

 9月からは、週に2,3日コンサルと先生稼業を始めます。blogが大いに役立ちました(笑)、経験の切り売りです。もう少し危険な男でいたいと考えています。

 今読みふけっている本は、半藤一利さんの「昭和史」と山崎豊子さんの「運命の人」です。なぜかガンガンと胸に響いてきます、きっと自分の時代だったからでしょう。

 ○○業界の「坂本竜馬」になり損ねたねと博多の叔母に云われ、自分はそんなものさとつぶやいてみたものの胸にきゅっとくる言葉でした。

 社会・経済・シネマを「耕平」の名前でblogでも仕事でも、より深めたいと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。

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Posted by 耕 平 at 13:37  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ

2009年07月04日

リフォーム・引っ越しの合間の映画鑑賞計画 090704


 やるべきこともやるが、したいこともする ・・・ 私の人生哲学です。実際には、そう上手くいきませんが(笑)。どうしてもやるべきことに、引きづられがちです。

 でもこの2作品だけは、どうしても外さない。

それでも恋するバルセロナ

 この作品で進境著しいべネロぺが助演女優賞を受賞しています。美しいだけの女優からたくましく骨太の俳優に成長したペネロペが見ものです。

   
   
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ディア・ドクター

 鶴瓶、癖のある人です。超我がまま、限度を知らない人などいくらでも悪口がいえそうです。酔ってすっぽんぽんで何度ぼかしマークを入れられたことか ・・・ 。それでも降板は、ありません。きっとおおらかな人柄なのでしょう。瑛太との組み合わせです。偽老医者と医者の卵、楽しみです。

   
   
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Posted by 耕 平 at 10:40  |TrackBack(0) | 映画・テレビ

2009年07月03日

「愛を読む人」 その2


 その2を今頃書く? そうなんです、続きです。そのくらいラストが強烈でした。

 終身刑が何故仮釈放となったのかよく覚えていませんが、刑務所の担当者から今は弁護士となっているマイケル(レイフ・ファインズ)の許に、「ハンナには身寄りもなくあなただけが頼りなので身元を引き受けてもらえないか」と言う電話がかかります。

 ハンナ(ケイト・ウィンスレット)の意向の確認も必要です。マイケルは、刑務所を訪ねます、20数年ぶりの再開です。ハンナの手が伸びて止まります、マイケルはそっとその手の甲に自分の手を重ねました。見事な演出です。自重するハンナの心模様、マイケルの優しさのクライマックスです。

 マイケルは言います、「日当たりの良い家を借りたよ」「仕事も、ある・・・」。ハンナは、「ありがとう坊や」と応えます。「迎えにくるよ!」
なんと優しい男なんでしょう、ハンナが罪を悔いるあいだともに苦しみを分かち合ったマイケルは、男ですね。

 ハンナは、ふと朗読の一節を思い出します「オクサンは町の噂 ・・・ 」。ハンナは、テープの本を文字を覚えるために借りたり買ったりしていました。その本を机に積み上げて、神のもとへ旅立ちました。

 迎えにきたマイケルの一筋の涙が、印象的でした。マイケルは、ハンナとサイクリングで立ち寄った村の教会にハンナの墓を用意しました。
そして、マイケルは今、娘に自分の来し方を語るのでした。

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2009年06月30日

「愛を読む人」 2008 ケイト・ウィンスレット&レイフ・ファンズ


 ケイトの演技にただただ脱帽、レイフの一生苦悩を背負って誠実に生きる演技に言葉を失う。年上の女との若き日の熱情がもたらすラストは、あまりに切ない。36才で15才の少年と出会い、8年後戦犯として裁かれ60才を超えるまで強い女を演じ切ったケイトに感激しました。アカデミーショー主演女優賞受賞は、至極当然のことでした。

090630愛を読む人3.jpg 原作は、ベルンハルト・シュリンクの「朗読者(THE READER)」でべスセラー小説です。
終戦から13年後、15才のマイケルはでしょうこう熱で体調を崩した時にハンナに出会い、二人はひと夏深い情事に陥る。しかし変わった情事でした ・・・ 情事の前に本の朗読、まるで前戯のような。しかし楽しいサイクリング旅行のあと、彼女は忽然と姿を消しました。電車の車掌から、その勤勉さを評価され事務職に取り立てられたにもかかわらずです。1958年、ドイツでの夏のことでした。

090630愛を読む人1.jpg 法科に進んだマイケルは法曹の人となるために、夏休みの特別ゼミで戦犯法廷の傍聴に参加します。そして元SS隊員だった被告ハンナに出会います。ハンナは女子看守の一人にすぎませんでしたが、同僚たちは彼女がリーダーで報告書は彼女が書いたものだと主張します。裁判長は、筆跡鑑定をしようとしますがハンナは自分だと認めました。マイケルは、突然記憶がよみがえりハンナの心を理解します。裁判長に話すことも出来ます、しかしそれはハンナを裏切ることになります。ハンナに告白させる道もあります、しかしハンナは受け入れる筈がありません。ハンナの量刑は、終身刑でした。

090630愛を読む人2.jpg ハンナは、公判中ひと言裁判長に「もしあなたが、私だったらどうしましたか?」と尋ねます。しかし彼女は、弁解することなく刑に服しました。マイケルは、弁護士となるも心に棘を宿し結婚生活も破たんします。マイケルは、若い時に読んだ本の朗読をテープにしてハンナに送り続けます。ハンナは、差出人が「坊や」であることに気付きます。ハンナは、図書館で本を借り音節に合わせてはじめて「文字」を覚えてゆきます。無償の愛と生き甲斐 ・・・ しかし

 二人が、ともに生きるためには「獄」と言う空間が必要でした。分かってはいるが、切ない気持をぶつける術がありません。

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2009年06月29日

「サイドウエイ」 2004 ポール・ジアマッティ


 男の世界を描いたホロリとさせるコメディ作品。二人は大学時代からの友人、国語教師で小説家を目指しているバツイチ男(マイルス)と脳にも心にもひだひとつないような売れない元アイドルスター(ジャック)の二人は、カルフォルニアワイナリー訪問の旅に出かけます。結婚を1週間後に控えたジャックとの男旅です。

090629サイドウエイ1.jpg マイルスは、最後のチャンスとばかり力作を書き上げたが出版社からオファーはまだ。彼はワイン通であり、ワインについては語らずにはおられない真面目で気の小さな男です。ジャックは、アバウトで欲望に素直な下半身男。意外とこんな友人関係は、多いような気がする。旅に使われる車は「小説家の卵」にふさわしい赤のサーブ・コンバーチブル、味のある車です。どんなドラマが展開されるか、みなさんには想像に難くない筈。マイルスにとってはワインの講釈の旅であり、ジャックにとっては最後のナンパの旅でした。

090629サイドウエイ2.jpg 早速ワイナリーで働くステファニーと元大学教授夫人のマヤにジャックは声をかける。この数日の恋を通して二人は、人間として熟成のスタートにつきます。何とおくてな、でも上質な「人生と恋とワイン」のロードムービーに、一人ニヤつくこと請け合いです。



 マヤはマイルスに言う、「あなたは、言葉の魔術師よ、売れなくてもいいわ!」。マイルスは結婚式のあと赤いサーブを、マヤのもとに走らせます。間違いなく、見終わったあとは、ワインが欲しくなるから不思議です。

 色・味・香り、ワインのようにいろんな人生と恋がある。sidewaysも悪くない。

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2009年06月26日

090625テレ朝「京都・宮案内」 その2


 昨夜は、上質なドラマを楽しみました。渡辺謙の「刑事一代」は、平塚刑事の事件簿から平塚さんの人間性を浮かび上がらせるものでした。京都・宮案内は、秀逸な記者の目を通して事件や事件の裏側の人間を描くもので単純な比較はできませんが、どちらがと問われれば橋爪功の多浦恭介記者の方が好みです。

 編集方針でデスクや部長に楯つき、掲載された記事のラストの流し読みは確立された風情さえ感じさせます。室井滋さんが演じる不安を抱えた女性、薄倖な女性の演技が素晴らしい。国生さおりさんも演技開眼か(笑)。

 同志社大学から今出川通りを東山方面に向かって歩くと賀茂川と高野川が合流する賀茂大橋がある。川はその先、鴨川となる。川向こうは叡電の出町柳、川の手前左手に出町枡形商店街がある。室井と夫が営む漬物屋が収録されました。アーケードからは、5mのサバ(鯖)の作りものがつるされています。若狭から鯖が運ばれてくる鯖街道の終着駅です。京の鯖寿司はおいしい。私は甘鯛の焼き物が大好きで、締めが鯖寿司でした(笑)。味のある商店街でしたね。

    090626京都・宮案内.jpg

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2009年06月25日

テレ朝「今夜のお楽しみドラマ、京都迷宮案内スペシャル」 20:00


 逆らうわけではありませんが、2時間スペシャルと言うのはちょっと違うように思います。20:00〜21:48までです。いいんでしょうか(笑)。

 橋爪功は、不思議な役者さんですね。何を言っても、嘘に聞こえてこない。この人が言えば、みんな本当に聞こえてくる(笑)。記者もよし、検事もよし、弁護士もよし ・・・ 言うなれば「正義の人」です。それでいて人間味はあるが、お人よしではなく、ちょっぴり助平で些細なことはどうでもいいのです。

 今夜は、誤判、誤審の裏に迫ります。罪を逃れた人は、どんな生活をしているか?

 この人のドラマを見ていると、何故か日本酒を飲みたくなります。サラリーマン、好き勝手、首の境界線を落ちないように走る杉浦恭介遊軍記者を堪能します。

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2009年06月24日

「ネバーランド」 2004 ジョニー・デップ/ケイト・ウィンスレット


 心穏やかになりたい時がある。そんな時に、誰もが一人になれる世界がある、それがネバーランドです。「愛を読む人」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したケイトの魅力が、画面いっぱいに広がります。そしてパイレーツのジョニーが「ピーターパン」を描いた舞台作家ジェームズ・バリを演じます。

090624.jpg 新作をクリケットと執筆のどちらが趣味?と酷評されたジェームズ・バリは、公園で落ち込んでいた。そんな時に、4人の息子を抱えた若き未亡人ディヴィス夫人に出会う。3男のピーターは父親を失った悲しみから、まだ抜けだしていませんでした。ジェームスにも、幼いころの心の傷が残っています。長男を溺愛した母、傷ついたジェームズ。彼は、子供達、特にピーターを気にかけながら公園での出会いを楽しみ始めました。

 ケイトの美しくたくましい母親役が、眩しい。上手な人です。永遠のロストボーイである劇作家は、この家族にのめりこみます。子供たちに空想の世界の冒険を経験させます。一夏の山荘暮らしもその一つでした。

090624ネバーランド4.jpg  090624ネバーランド3.jpg

 劇作家は、ディヴィス夫人をネバーランドに連れていくことを約束します。ピーターパン誕生に至る実話の世界を、幻想的なドラマに仕立て上げてゆきます。妻の孤独、ディヴィス夫人との噂、ディヴィス夫人の義母モーリエ夫人との確執、子供たちの成長と作品ピーターパンの完成とおおよそこの世のすべてが、網羅され展開します。

 病に倒れ末期を迎えたディヴィスを、家に役者を呼び舞台とネバーランドに案内するジェームス、この場面はラストに続くにふさわしい納得の画面です。

 「僕たちの物語だね、ありがとう!」

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2009年06月23日

トヨエツの夏がやってきた、ちょっとHがいいKINCHO!


 昨年は「やらしやろ!」で、ニヤリを誘った美男子豊川悦司。今年もキンチョールの季節がやってきました。微妙な腰つきの先生は、骨盤矯正のkyo先生とか ・・・

090623kincho.jpg DEBUTのコピーは、「もう帰ってよ ・・・」「プッシュ、っ」だったと思う。
そして「やらしやろ」から、今年は「長持ちキンチョールか、よく飛ぶジェットか。先生。おれは、どっちをえらんだらええんや」「そんなことどっちだっていいじゃない」「そんな ・・・そんな正しいだけの答えなんて、ききたないんや!」(新聞)
TVCMでは、「そんな投げやりのところが、たまらんな!」(笑)です。

 ただストイックな役者より、幅を感じさせるトヨエツさんです。

 電通か博報堂かは知りません、コピーも思わせぶりで秀逸です。

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2009年06月22日

テレ朝「刑事一代」 渡辺 謙  090622


 二晩つき合いました、あまり好きでない渡辺 謙に。重厚な番組でした、最近放映前にあおる作品が多くどうかとも思いましたがテレ朝も総力を挙げたのでしょう。捜査の神様「平塚八兵衛」の昭和事件史です。

 また麻生首相が言葉使いを間違えました、都議選応援で。「惜敗を期す」、日本の首相とも思えない言葉使いでしたが、沿道の若い人は「昭和の人みたいな人」とこれまたプアーな表現をしていました。昭和だって、迷惑に思っています(笑)。こうして時代から忘れられ、消されてゆくんだと、ひとりごちしました。

 ドラマの成功は、平塚さんの人柄にスポットを上手に当てたからだと思います。そして渡辺謙が実在の人物をよく研究されたせいでしょう。くさく、感じませんでした。一人合点せずに、大成功です。

 妻の原田美枝子、吉展ちゃん事件の犯人役萩原聖人の二人が出色でした。帝銀事件は、見方が分かれます。冤罪事件の可能性は高く、自白は拷問まがいとも言われています。優しい人だったのでしょうが平沢さんは、仕事熱心過ぎたのかも知れません。

 3億円事件で、「ケツを洗われる」側に自ら回った平塚さんは言う「何かとび越えたものがあったかもしれない」と。ぎりぎりの引き際でした。よく分かります ・・・

 家に入りかけ、妻の顔を見た平塚玄関を戻ります。入口から乱暴に妻に花束を投げて、敬礼した平塚を見て、「こうした花束の使い道があった」と胸にジーンときました。妻との2人3脚が、刑事一代の結語であったように思います。

 木村多恵のしっかりした演技もあり、このドラマが帝銀事件のスタンダードになるのは、やはり怖い。

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2009年06月20日

「レディ・キラーズ」 2004 トム・ハンクス


 2004年カンヌ映画祭審査員賞受賞、敬虔なクリスチャンの老婦人と教授と呼ばれている天才的な大泥棒による迷泥棒コメディ。評価が大きく振れる迷作品です。ほろりときそうでそうはさせない悪党集団と老婦人の対決は、見ものです。勝者は、正直者と猫?

090620レディキラーズ.jpg トム・ハンクスには、いろいろな顔があります。正直者、ギャングそして博士。この作品では、「教授」と自称しそう呼ばれる泥棒集団のリーダーを務めます。題名の通りに、多彩な能力を持ち田舎町の勤勉なクリスチャン夫人をころりとさせる名演技。もとをただすとコメディ出身の役者、楽しみながらルネサンス後期の宗教音楽学者を演じました。

 働き者で成功したマンソン家の未亡人は、典型的なクリスチャン。日曜日は、教会を欠かさない。全編を通してゴスペルが流れます。部屋を借りた教授は、持ち味も年齢も違う4人組を徴集する。狙いはミシシッピィ川に浮かぶカジノ船の現金。

 成功したかに思えた強奪、泥棒5人は全員神に召され、大金は、老婦人が手にしキリスト教系の大学へ寄付されます。このどんでん返し、捨てたものではありません。ラストの猫の振る舞いが、笑いを誘います。

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Posted by 耕 平 at 20:42  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ

2009年06月19日

罪作りなオリンパス、デジタル”ペン”発売、心揺れる!


 オリンパスが、やってくれました。往年の名機オリンパスペンスタイルボディに、マイクロフォーサーズを搭載。さらに小型軽量化と高品質を実現しました。会員である私も、購入予約を入れようとしましたが、すでに会員特別予約枠は受け付け終了。

 間違いなく今年度のヒット商品となりそうです。

 E-620で廉価E-30版を実現、旅を好む方や女性にぴったりのデジタル一眼を提供したかと思うと次はOLYMPUS PEN E-P1のリリースです。

 CONTAX Gシリーズにも匹敵するレンズ交換型35mmかハーフサイズ型カメラで、高級感にあふれ街撮りスナップにも最適なカメラです。

 ミラーレス、アートフィルター付き、動画機能付きとくれば、心ゆれない人はいない。オリンパスは罪作りだ(笑)。

 

 

 

 

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Posted by 耕 平 at 16:27  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ , 写 真

2009年06月08日

観たい映画「ベルサイユの子」 2008 ギョーム・ドパルデュー


 大規模プロジェクトと引越しの準備で身動きならない。多分行けないでしょうが、この作品だけは何とかしたい。第68回カンヌ映画祭話題作品にして若くして逝った主役への追悼作品です。役者として有名な父を持ち、母も妹も女優と言う家庭。父との確執は、想像に難くない。落ち着いた、魅力あふれる俳優さんです。

 ベルサイユの森で世を捨て生きていたダミアンの前に、5歳の子供が母親に置き去りにされた。母親の読みとおりにダミアンは、子の面倒を見ます。子供の為に、父のもとに帰りさえもしました。

 寒くても、お腹がへっていても
   手さえ握ってにぎっていてくれたら、僕は泣かない。
                 これは、強くて美しい絆の物語 ・・・

 泣かせて、ハッピーエンドに終わるような映画を、フランスではつくらない。

 だから観たいのです ・・・ 勧善懲悪と浪花節の日本映画やハリウッドにはない何かがあるはずです。ヨーロッパの「個人主義」は、奥深いから。

   

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Posted by 耕 平 at 19:26  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ

2009年06月07日

公開スタート「ガマの油」 役所広司/瑛太


 役所さん初監督、楽しみです。もうご覧になった方も多いのでしょうね。
引越しが迫って当分出られそうもありません、しばらく動画で我慢します。

 瑛太とは親子、瑛太は先立ちます。僕の死は、父を大人にした。役所は、デイトレーダーで一日何億円も金を動かす。家族3人で大豪邸暮らし。

 息子を失った喪失感、死んだ息子の携帯に彼女からの電話、行き先のない息子の友人。優しい嘘とガマの油売りの登場、泣いて笑ってのほっこりファンタジー。

   

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Posted by 耕 平 at 20:09  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ

「悲しみよ こんにちは」 1957 ジーナ・セバーグ/デボラ・カー


 イギリスの薔薇デボラ・カーを追ってゆくと、この作品にたどり着く。原作は、サガン18才の作品です。若さは、時折勢いだけで人を傷つけ取り返しのつかないことを引き起こすことがある。主役セシール(セバーグ)は、母になる人を死に追いやる。青春の、悲しい出来事です。セシールカットが、懐かしい。

090607悲しみよ.jpg悲しみよこんにちは

 パリとリヴィエラ(伊)で撮影されたアメリカ映画です。タイトルもフィルムのスタート画面も、小粋な感じがします。テーマ音楽も、シャンソン ・・・ 英語のせりふが気になります(笑)。セシール17歳の夏、母を15年前に失ってからはプレーボーイの父との二人の暮らしを送ってきました。夏は南仏の海を見下ろす別荘でのヴァカンス。父の女友達で女優のエルザ(ミレーヌ・ドモンジョ)も同行しました。奇妙な生活ですが、父の寂しさも分かる気がしたのでしょう。大学の法科の学生と出会います、もちろんここらに住めるのは超お金持ち人種。

 ところが父は、亡き母親の友達アンヌ(デボラ・カー)にも招待状を出していました。彼女は父の女友達とは大違いの「堅物」「まじめ」「常識人」で「優雅」な人、今は未亡人です。母親を幼いころに失い、甘やかされてきたセシール。父のアンヌへの接近は、火を見るより明らか。アンヌは、父に「あなたは信用できないの、夏だから特に」と言ってますが。愛してきた父をとられる寂しさ、ボーイフレンドの登場、厳しいしつけ。セシールは、卑怯な方法を考えつきます。エルザの利用です ・・・ 

 作戦は成功に近づきます、セシールは何度も後悔し謝ろうとしますが ・・・

 アンヌの死と言う形で幕を閉じます。1年後のパリ、「アンヌの死は自殺」の思いがセシールの笑顔を奪っています。
普通過去は「モノクロ」、現在は「カラー」ですがこの作品は逆になっています。モノクロとカラーの併用は初めてらしいですが、現在が「モノクロ」と言うのは、意味深です。

 セシールカットは、レザーカット?ハサミによるカット?サガンも、セシールやエルザのような生き方をしたようです。

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Posted by 耕 平 at 13:09  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ , 本・雑誌