2011年10月18日

歩いても 歩いても 2007 原田芳雄/夏川結衣


 原田さんも亡くなった、ちーと寂しい。作品の真ん中にいるのは、誰か?
横山家のメンバーすべてが主役のある夏の日の2日間、どこにでもある暮らし
を切り取った。小津風作品に仕立てのは、「花よりもなほ」の是枝裕和監督。

111018歩いても歩いても.jpg この日は15年前に亡くなった兄の命日。
開業医の父の家へ妹(YOU)夫婦と弟(阿部寛)
夫婦が里帰りする。弟の再婚相手夏川の演技が
自然で出来栄えがいい。母親役の樹希は、「何も
連れ子のいる人」とYOUにぼやく。それでなくても
嫁いだ嫁、肩身の狭さは人一倍。しかも夫は、失業
中。出来の良かった兄と何かと比較され劣等感もある夫と舅の仲は、良い筈が
ない。姑への気遣い、舅と夫との仲立ち、小姑(妹)への配慮の演技は秀逸だった。

 撮影地は、葉山とか。百日紅の花が、印象的です。季節の設定は、夏の終わ
り。霞がかかった相模湾は春を思わせていました。老開業医の父親(原田)も
、仕事の限界を受け入れ始め血の通わぬ孫に「サッカーに行くこと」を約束す
る。母は、嫁に自分の着物を選ばせる気遣いを示すが、子は作らないように底
意地悪いアドバイスもする。亡くなった子を忘れられない母親、長男が助けた
青年には来年も来て仏壇に手を合わせるように半ば強制し、夫が浮気した頃に
はやった「ブルーライト・ヨコハマ」を忘れない(笑) 静かに時が流れてゆき
ます。しっかり者のYOU、2世帯同居を提案するが、母親は次男坊が帰りづらく
なると無言で拒否する ・・・ どこまでもありふれた風景です。

 7年後、両親の墓参りをする良太(阿部)の家族は、娘が出来て4人家族とな
っていました。原田の「父と暮らせば」も良かった ・・・
原田一家(俳優)は、どうなるのか?


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Posted by 耕 平 at 14:25  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最近のワイドショーから


電子書籍「自炊」問題
ichiban_cho / IKUTA KOHEI
モーニングバード、今日の電子書籍「自炊」については掘り下げが浅すぎた。本を購入し私的に複写をすることは許されている。それを流用しないことを前提に「業者」に代行させることは違法とは思えない。出版社の対応が遅く、出版業界も改革が必要! @tv_asahi_twtv #tv_asahi at 10/18 10:07



年金支給年齢引き上げ
ichiban_cho / IKUTA KOHEI
大塚耕平さんもタジタジ、今日の報ステSUNDAY良かったです。宮崎さんの年金環境前回改定時より悪化していない、藤沢久美さんの公務員共済一体改革はどうなったのか、ぶれない長野キャスター、最近大塚さん、古川さんに失望を感じている! @tv_asahi_twtv #tv_asahi at 10/16 12:19



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Posted by 耕 平 at 10:19  |Comments(0)TrackBack(0) | 独り言 , 映画・テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月17日

世界同時デモとメリル・ストリープ&ロバート・ソロー


 昨日のデモは、アメリカで1万人・イギリスで数千人・ヨーロッパで数万人と
メディアの取材もいまいち真剣さが伝わってこない。日本では200人、台湾で
500人、韓国ではこれらを上回ったようだ。

 中東の春、ジャスミン革命、リーダー無き革命と、ネットと現実の融合が
顕在化している。サッチャー、レーガンの路線への根強い反発が、底流にある。
このサッチャーをアメリカンニューシネマを彩ったメりル・ストリープが演じる。
監督はマンマ・ミーアのフィリダ・ロイド、二人はマーガレットと言う言葉の印象
とは程遠いサッチャーを、どう演出・表現するのか、とても楽しみです。

 サッチャー・レーガンの経済政策の支柱は、フリードマンの新自由主義。
彼の代表的な主張は、以下の14項目の廃止でした。
1. 農産物の買い取り保障価格制度。
2. 輸入関税または輸出制限。
3. 商品やサービスの産出規制。
4. 物価や賃金に対する規制・統制。
5. 法定の最低賃金や上限価格の設定。
6. 産業や銀行に対する詳細な規制。
7. 通信や放送に関する規制。
8. 社会保障制度や福祉。
9. 事業・職業に対する免許制度。
10. 公営住宅および住宅建設の補助金制度。
11. 平時の徴兵制。
12. 国立公園。
13. 営利目的の郵便事業の禁止。
14. 国や自治体が保有・経営する有料道路。
 どこかで聞いたことはありませんか? なんとこうした経済学者にも、
ノーベル賞!? 私が大賛成したいのは11番目ぐらい。格差の父 ・・・

 この後のノーベル賞経済学者は、サミュエルソンの後継ロバート・ソロー。
彼は、「ミルトン・フリードマンは何を見てもマネーサプライのことを連想する。
私は何を見てもセックスのことを連想するが、極力私の論文からはそのことを
排除している」と揶揄している。今世界は、フリードマンの政策の修正過程にある。
日本の政治家に、その認識ありやなしや。

 それにしても、日本の若者は元気がなさすぎる(ゴメン)

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2011年10月14日

家政婦のミタ 10/12 日テレ 


 紛らわしいドラマ名、私はひっかりました(笑)
でも、「続けて見たい」と言うのが初回の印象です。ドラマを見ていると、
相棒が「この人よ、この人。鈴木京香の相手って!」、「エッ、たいしたこと
ないじゃん」、「・・・」と、無視されました(笑)

 市原悦子風家政婦でもなく、天海祐希風女教師でもなく、笑顔がなく
なんでもできる家政婦。指示されたことは躊躇なく実行する、亡くなった奥さん
の仏壇まで燃やしてしまう。それでいて亡くなった奥さんの味まで再現できる、
震災後の絆を思い出させるところもある、実に多面な役回りだ。

 この人松嶋菜々子、少し顔が大きくなったようですが、相変わらず見事な
スタイルです。「恋と花火と観覧車」、懐かしい映画を思い出しました。
単身赴任の時に見た切ない映画です。残業もいとわず、料理も上手、こんな
家政婦ならお金を出してもいいと「そっと」思ったものです。
亡き奥さんの妹、相武紗季が明るさ、暖かさのポイントとなっている。

 とりあえず、次回は必ず見る。


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Posted by 耕 平 at 16:14  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月11日

10/10TBS 月曜ゴールデン〜黒姫伝説〜見ました!


 今日は銀座・有楽町で仕事でした、格差を実感できる街です(笑)
それにしても、この題名、センスがなく長すぎませんか? 正式には、月曜
ゴールデン 西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ45「志賀高原殺人
事件」〜黒姫伝説〜、疲れます。

 黒姫伝説は、はかなく興味をそそる。大蛇の恋焦がれる気持ち、若い男に
身を変え恋を成就させるも、正体を知られなさぬ恋となり大暴れ、黒姫は身を
湖に投げ出し大蛇の怒りを鎮めると言うものでしたでしょうか ・・・
大学時代、この近辺にはスキーによく通いました。

 前日か前々日、高橋英樹の十津川を見た気がする。昨日は渡瀬恒彦でした。
二人は共に67歳、本来ならば警視庁現役刑事(警部)を張れる年ではない。
まぁ、そこはドラマか? 女性刑事には、何故かどちらも山村紅葉も扮する。
父のごとき西村の原作、仕方がない(笑) しかし彼女は、早稲田の政経、
あなどれないのである。結構私は、ファンです。

 それにしても、絵にかいたような可愛い娘が布施博扮する悪人に惚れる。
女性の性に、一時浸りました。そうかもしれない、私も安全な道は好きではない。
そう言う女性もいるのだ、しかし、布施が憎らしい(笑)
刑事ものにしては、味あいあるドラマでした。

 伊藤四郎の亀井刑事はの存在感は、いつもながら抜群です。


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Posted by 耕 平 at 18:45  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月06日

ゴーストライターとスリーデイズに共通の小物、それは


 この二つの映画は、収穫だった。
原作者も喜んだラストの変更は、CIAの怖さを際立てるゴーストライター。
フランス映画のリメイクで現代アメリカへの警告と、ときに映画はエンタ
テーメイントを超える。

 二つの作品には三つの小物が共通していました。
車、携帯 or iPhone、カーナビです。
ゴーストライターでは、来客用のBMW X1Mに乗ると前の利用者が使ったカー
ナビに目的地が残っており事件のキーマンの自宅に導かれる筋書きでした。
スリーデイズでは、自宅の車はトヨタのプリウス、逃走用にはアメ車が使わ
れました、現実的でした。どちらも知らない道を走る便利なツールです。

 携帯やiPhoneの機能を使いきっていましたね。懐中電灯代わりに複写用に、
そして記録写真に、GPSの逆利用と自由自在でした。まさに相棒でした。
分かってはいるが、私にはこれらはまだ体の一部にはなっていない(笑)

 イラク戦争、冤罪 ・・・ 既成社会への個人の挑戦
大きなテーマにも、体一つとはいかない時代が来たようです。おっと、抜けて
いました、これは小物ではありませんが素敵な女性たちも必要条件でした。

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Posted by 耕 平 at 16:42  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月05日

スリーデイズ 2010 ラッセル・クロウ


 ある日突然警察官が自宅に乱入、妻を殺人容疑で連行する。妻は絶望して
拘置所で自殺(未遂) あなたならどうしますか? 平凡だった大学教授は、
面会で「君は何もしていない」「無罪だ」「君の人生を取り戻す」と告げる。

 平凡な大学教授はジョン・ブレナン(ラッセル・クロウ)、歯科医の妻は
ララ・ブレナン(エリザベス・バンクス)。監督・脚本・制作は、「ミリオン
ダラー・べイビー」
のポール・ハギス、社会派監督です。たんなるサスペンス
やアクション作品でないことを予感させます。フランス映画のリメイクとの
ことですが、病める民主主義国家アメリカに切り込む作品となります。

 何が起きたかを理解する時間、控訴も却下され絶望と解決策を考え、準備
をする時間。こうした善良な市民にとって必要な時間は、刑務所への移送と
言う現実に一時停止します。しかし瞬時に戦いは始まりました。
心を鬼にした計画の実行です、破れない刑務所はない。逡巡と準備に要した
時間は、実行の3日間に凝縮されます。

 息子の覚悟を理解した父親との無言の抱擁、出会う人達の善意、空港職員、
追う警官の複雑な心境、マンホールのふちに止まっていた冤罪の証拠「真犯人
のボタン」の消失は、不条理な犯罪を肯定します。
夫婦の絆は ・・・ 新生活で子供の心の傷は癒せるか?
ともあれ、私は現実を認めすばらしい作品に大いに酔いしれました。

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