2011年05月05日

ロビン・フッド 2010 ラッセル・クロー/ケイト・ブランシェット


 リドリー・スコット監督とクローのタックです。これに07&98エリザベスの
ブランシェットが絡みます。長らく語り継がれてきた物語を、限りなく映像で
大冒険から歴史に近づけました。大人を魅了する作品に仕上がっています。

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 ロビン・フットは、物語か史実か? スコット監督が取り上げる以上、物語に
収束する筈がない。好きな監督です。出会いは「エイリアン」(笑)、ブラック・
レイン、G・Iジェーン・グラデエーター・ハンニバル・プロヴァンスの贈りもの・
アメリカン・ギャングスター、ワールド・オブ・ライズなどが、手掛けた作品。
もう一度見たい作品ばかりです。英国出身のスコットは、クローがお気に入りか?
イギリスの香りを発散させるブランシェット(豪)の採用も、うなづける。

 リチャード1世の十字軍出征とヨーロッパ大陸での英領土の消滅を背景に、権益
を失った英国貴族のイングランドへの回帰と再生が描かれます。統治をめぐる国王
のあり方「マグナカルタ」とフランスの来襲 ・・・ 裏切りとイングランドの旗
のもとへの結集。この壮大な歴史ドラマの中に、「ロビン・フッドの大冒険」を
納めました。

 フランスから撤退の途中、ロビン・フッドはイギリスの騎士の暗殺に遭遇する。
暗殺は戦闘中に落命した国王の王冠を奪うためだった。ロビンフットは、王冠を
携え亡き騎士の剣を彼の父であるノッティンガムの領主に届ける。
騎士の妻が、ケイト・ブランシェットです。

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 領主に亡くなった息子になることを要望されるロビン・フッド ・・・
ケイトの恋心の発展、フランスとの大決戦、ジョン王によるロビンフッドの永遠の
アウトロー、追放宣言、この物語は森のロビンフッドの始まりでもありました。

 騎士を演じさせたらこの人しかいないクロー、英国女性を演じさせたらこの人
のブランシェット、大震災のさなか心の中に彷彿する「英雄」待望に気付きました。

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2011年05月03日

横山秀夫サスペンス 18番ホール/誤報・自伝/他人の家


 WOWOWOテレビ作品です、TSUTAYAさんからレンタルしました。
テレビドラマと云えばTBSとか勝手な先入観でいましたが、なかなか侮れない
出来の良い作品でした。

 横山秀夫さんと云えば、優しく、切ないミステリーテーラー、なかなか
迫力のあるドラマに仕上がっています。

1話「18番ホール」
 仲村トオル主演、中央官庁エリートの町長選出馬と過去の犯罪そして重なる
 交通事故
2話「誤報」
 岸谷五郎主演、若手ライバル記者に小津征悦。
 気の荒い報道現場、敏腕記者が犯す誤報と整理部への降格。誤報から犯罪の
 特ダネ ・・・ そして「18番ホール」に絡む政治記事、問われる整理屋
 としての判断は?
3話「自伝」
 成功を収めた事業家が自伝の編纂、選ばれたゴーストライターは ・・・
 はやるゴーストライターに玉山鉄夫、事業家に長塚京三
4話「他人の家」
 前科を持つ若い夫と妻、真面目に暮らすもいつかは近所に知られる。
 そんな時、老元教師と知り合う。二人の陰ひなたのない生活に教師は
 苗字を変えられる養子を申し入れるが ・・・
 青年に渡辺篤郎、元教師に伊藤四朗

 優しさ溢れる作品ですが、サスペンスの名にふさわしい作品です。
怖くなることを、請け負います(笑)

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2011年05月01日

「ツーリスト」  オレン・スタインハウアー 


 久々のスパイ小説の登場です。このツーリストと映画のツーりストを、勘違い
したことはすでにご報告しました。帯をご紹介します、スティーブン・キング絶賛、
「ジョン・ル・カレ以降に書かれた最高のスパイ小説だ!」と、言うわけです。

 ジョージ・クルーニーが映画権を買い取り、主演で映画化が決まっています。
ハヤカワ文庫(上下1600円+消費税)、霜月蒼さんの解説がまた素晴らしい。

 日本ではスパイ小説が、有力なジャンルとして確立していた。国際政治を理解し、
スパイの読みを学び、通信技術の最先端を知り、文化の違いと、愛と家庭を理解する
のに十分な教科書でした。しかし冷戦の崩壊、ゲリラ戦、9・11による情報機関の
失墜により、書く対象を失ったかのようにスパイ小説は姿を消しました。

 主人公ミロは、非合法工作員=ツーリストだった。目前のミッションを、疑問を
抱くことなく遂行する工作員生活に疑問を感じ始めたた時、銃弾を受けて一線から
は身を引いていた。その折にかばった女性と結婚し、お腹の中にいた娘を実の子
のようにかわいがっていた。その彼に信頼するフランス駐在の女性ツーリストの
情報漏洩を調査する指令が下る。彼女が追っていた国際テロリストは、彼に何事かを
と思いきや彼の目の前で自殺する、彼女も死に、彼は二人の殺人容疑をかけれれた。

 組織の命令は絶対、ミロを尊敬し始めた相棒ももはや彼にとっては暗殺者か?

 ミロの出生の秘密は、ロシアにたどり着く。ミロは2重スパイだったのか?
愛する妻と娘、目の覚めるような逆転劇は期待できるのか?

 腕は確かだが妻に頭が上がらない様は、フリーマントルの主人公のマフィンの
ようでもある。プロットの取り方も似てなくはない、申し子に違いない。
梅雨の季節に合いそうな作品です、満足 ・・・

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2011年04月29日

トゥルー・グリッド  2010 子どもに見せたい


 昨年年末に米国で公開、コーエン兄弟による製作、総指揮はスピルバーグと云う
ビックな作品です。惜しくもオスカーを逃しましたが、秀逸で敬虔な作品です。
初出演とは思えない少女役、ジエフ・ブリッジスにマット・ディモンと見事でした。

 原作は同名の「トゥルー・グリッド」ハヤカワ文庫。「勇気ある追跡」(ジョン・ウェイン
など)のリメイクと云う評もある。しかしコーエンは、「より原作に忠実に」を目標に
したと云う。脂の乗った両名優も原作を読み漁った。
結論は、両者とも「コーエンの考えが分かった」と云うことでした。

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 草原の丘に、夕日を浴びて墓を見つめる隻腕の気丈な女性が立っている。
そこは、独身で過ごし牧場経営に成功した彼女の地所です。大きな樹が枝を伸ば
していた。墓に眠るのは、かっての飲んだくれ連邦保安官、元泥棒のコグバーン
(ブリッジス)。彼は、14歳の少女だったマティ(ヘイリー・スタインフェルド)
の父親の仇打ちを手伝い、彼女の命を救った男だ。彼女は、心から祈りをささげた。

 この少女役が、すごい。大人顔負けの交渉力と胆力を備えていた。使用人に、
殺された父の仇を討つべく、連邦保安官を雇い、途中参加の元南軍テキサスレイン
ジャーのマットディモンをも、大人として認めさせ協力させていく。
そして全員が、それぞれの弱さをカバーし、強さを発揮する。
古いコルトや狙撃用の長銃が登場する、これも見ものです。
彼女は、「年上の男性陣に囲まれたのは、悪い気がしない」と挨拶で語ったと云う。

 彼女を生かすために、彼女がかわいがった馬を極限まで走らせ、腕を落とさせた。
この作品は、私的な制裁、彼女が失った腕、古き西部劇に現代のバランスをもたらした。

 コーエン兄弟は、独特なビジョンを持ったとてもクールな監督だと思うとも、この
少女は語っている、完璧な大物に違いない。何度も見たい気がする作品です。

PG12指定 12歳未満は保護者同伴が望ましい R12禁止指定ではありません

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Posted by 耕 平 at 17:05  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ , 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

腹を抱えさせた、テレ朝赤江キャスターと大下アナ!


 大マスコミの右傾化とお笑い化が進行中か?
少々遅れるが、昨日の両アナは、笑いをプレゼントしてくれました。突っ込みと
優しいボケを売りにしている両アナ、みなさんはご覧になりましたか?

 私は、赤江キャスターのいささか乱暴なメークとヘァーの寝ぐせが好きです。
キャバ嬢がアナになったのか、はたまたその逆か分からない他局のアナに比べて、
固い話が中心のスパモニの進行に、彼女はピッタリでした。
サンデープロジェクトでも、田原はじめ自分が中心に世の中が回っていると錯覚
しているオジンの中でしっかり自分の意見を持っていました。今回の被災地ルポ
でも、へたくそなアプローチで報道には?でしたが優しい絵になりました。
彼女はボキャブラリーの豊富な人ですが、ことばが出ない普通の人柄を見せました。
再訪問では、その人とハグをしていました。その彼女が、造顔マッサージに挑戦です。
照れること照れること、カメラを寄せ付けません。リンパの流れの効果でしょうか?
その後は、多少変化があったようです(笑)
でも私はちょっと悲しくなりましたね、この人は羽鳥の添え物ではない。

 お昼の大下さん、日本ハム斎藤投手の大学時代のキャバ嬢交際が報じられると
「佑ちゃん、ドンマイ♪」 ・・・ 「いろいろありますからね」
なんと心優しい人何だろう。でもそんなものですかねー、場面はいささか凍った
感がありましたが、私は吹き出してしまいました。
札幌っ子の私は、日本ハムは好きですがどうも斎藤は ・・・
楽天の田中が好きなのです。日本ハムに田中がいたら、「いろいろありますね」
スポーツ某紙によると、斎藤がY談についていけることでチームの認証を得たとか、
なるほど慣れたものです(笑)
寝顔も写真公開されるとのこと、腐らずに頑張れ、ばれたことは仕方がない。
王子を返上すればよいだけだ。

この合間と、さらに14:00から20:00まで仕事をして、今朝は寝坊でした。

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2011年04月26日

眠れなかった、スーさんの別れの言葉(スーちゃん2)


 田中好子さん、覚悟のメッセージ。とても素敵な、遺言でした。
木の葉や菊だけの祭壇ではなく、素敵な彩の花に囲まれた葬儀でした。いささか
演出めいたところもありましたが、良く考えると「芸能人」、冥土へのはなむけ
として当然かもしれません。

 「精一杯生きた」とか「満足のできる人生だった」とか、自画自賛の過去形では
なく「幸せな人生でした」と感謝の言葉、またともしびが消えた後も天国で被災者の
お役に立ちたいととても前向きでした。

 こうした天使の言葉だけではなく、とても人間的でもありました。
「映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を
続けたかった」 ・・・ 病気と闘かい続け負けを意識した時の無念さが直截に
伝わってきます。野球の野茂選手が引退の時、「悔むことばかり」と話したのを
思い出しました。

 ランさんやミキさんの送る言葉も立派でした、さすがです。
しかるべく年を取っていました(笑) 素敵な50代ですね。
スーさんは早速あちらでボランティアだと思います、皆さんを励まして下さい。
こちらのことは私たちがしっかりやります、ご安心ください。

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Posted by 耕 平 at 09:00  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月25日

告白 2010 松たか子/木村佳乃/岡田将紀


 ともかく、怖い作品です。2009年本屋大賞の湊かなえ同名小説が原作。
シングルマザーで娘を殺された教師を、お嬢さん「松たか子」が演じる。
監督は、「嫌われ松子の一生」の中島監督。背筋が寒くなること請け合い。

 共犯者中学生Bの母親に、木村佳乃。熱血教師に岡田将紀と若さが炸裂する。

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 いつもの松たか子ではない。優しさの微塵も感じさせない。
本人は、この役作りで「もう人からどう思われてもいい」と思ったそうだ。
それだけではない、原作者は第1章を書き始めた時にハナジを鼻血を出したと云う。
松たか子も同じシーンで鼻血をごまかしながら、演じたと云う。

 それは1年B組の学期末の終業式から始まる。
松たか子演じる女教師は、私の娘はこのクラスの子に殺されたと告白する。
名は挙げないが、教師のストーリーから二人の浮かび上がる。自己顕示欲の強く
頭の良いいじめっ子と気の弱い共犯者。クラスは、この日を境に二人をいじめの
対象とする。この様変わりがすごい、まだ幼い13歳の生徒の心を操る復讐鬼の知恵。
いじめの仕掛けは、「エイズ」でした。惨劇が始まる ・・・ 

 まつたか、一皮むけたか? いるだけで背筋が寒くなる存在感を示した。

 最近、少年法、歯がゆい警察と裁判に市民の怒りが高まっており、若い作家の
に作品に私的制裁の傾向が多くみられる、時として「裁判員裁判」制度も司法の
高等戦術と思うこともあながちうがちすぎとも思えない。

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Posted by 耕 平 at 20:49  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ , 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月24日

八日目の蝉 4月29日から公開、しかし ・・・


 29日から「八日目の蝉」が公開される。
しかし、私は檀れいと北乃きいの「八日目の蝉」の感動が忘れられない。
すっかりNHKドラマで、檀れいさんのファンになってしまいました(笑)

 今回の映画化は、母希和子に永作博美、恵理菜(幼少 薫)に井上真央だと云う。
「八日目の蝉」オフィシャルサイト http://www.youkame.com/index.html
永作の私のイメージは、四つの嘘(2008年、テレビ朝日) 主演・原詩文 役です。
怖い役でした、演技とは知りながらひょっとしたら「地」ではとも思えるほどの
役作りでした。彼女が、不倫相手の妻から幼子を盗むことにさ程の違和感を感じ
ません(苦笑) 彼女は舞台も多く高い演技力に定評があり、ふと漏らす笑顔に、
優しも感じます。

 一方檀が幼子を盗む行為に、意外性を感じました。
すっぴん、絶唱、号泣、幼子への愛、私はすっかり気に入ってしまったようです。
一皮むけた、檀さんでした。
復讐? 否、母性愛 ・・・ 私にはこの線引きはまだら模様です。
しかし希和子が、薫(恵理菜)を愛したことだけは唯一の真実。

 あの感動は、もうしばらくとっておこうと思う。檀れいの、「あの子は、まだ
朝ご飯を食べていません!」が耳の底に残っています。

 が、すぐにも観たい気もする(笑)

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Posted by 耕 平 at 17:41  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月23日

長淵剛、心の被災地慰問と自衛隊応援 ・・・


 支援にもいろいろある。石川遼君やソフトバンク孫さんの100億円 ・・・ 、
ブラウン管でのスポーツ選手や歌手の励ましの言葉 ・・・でも普通の番組で、
試合で、国際大会で頑張るだけでは、当たり前のことをしているだけにすぎない、
ただ自分の生業を、果たしているだけです。

 支援には+αの要素が必要なようだ。
私は、長淵君の歌に目を醒まされた記憶がある。大学を卒業してしばし生きる
目的を失い、良き若者面をして彷徨していたように思う。
年は干支一回りも違うのに、衝撃的な登場だった。

 その彼が被災地慰問で、ボロボロに泣かせている。肩を組み一緒に歌う被災者、
流れる涙を隠そうともせずに「前進」を誓っていました。
そして現場で疲弊している自衛隊を訪問、声を合わせ復興支援をあらためて応援。
隊員は、辛さを忘れて自分の「極限が伸びた」と話していた。
よく長淵君もここまで来たものだ、立派、満点です。

 大都会とは隔絶し、ひたすら海を愛し、贅沢もせず、真面目に漁をし、畑を
耕し、牛を育ててきた人々を一瞬にして奪い、家族を引き裂いた自然と神を
呪わざるを得ない。しかしまた海を愛し自然を愛しながら生きていかなければ
ならいない条理に、愕然とします。

 手を携えて自然と神に人間の力を見せる、それ以外にない。



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Posted by 耕 平 at 13:52  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ , 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スーちゃん、田中好子さん逝く ・・・


 私より一回り近く若い、当然熱心なファンではなかった。
しかし、優しさとしっかり者を絵にしたようなひとだったと思う。
50代後半の皆さんにとっては、とても大きなショックに違いない。

 私が心にとめていたのは、夏目雅子さんのお兄ちゃんと結婚していたから
だと思う。「時代屋の女房」の大ファンの私は、夏目の隠れファンで伊集院静を
呪っていた(笑) その伊集院さんも、再婚され今は今回の震災の地で復興に立ち
あがっている。夏目さんへのインタービュー記事で、兄嫁「スーちゃん」のことを
知りました。お兄ちゃんとスーちゃんの思い出を語っていました。
二人はもともと、友人だったようですね。

 近年しっかり者の母親役が板についてきた田中と夏目の共通点は、悲しい癌で
した。乳がんと白血病、運命とは云え残酷です。そして二人はともに闘いました。

 美人薄命、良人麗命か ・・・ 合掌
キャンデーズも、夏目雅子を時代を奮い立たせた。
困難な時代を背っている50代のみなさんの奮起を期待したいものです。

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Posted by 耕 平 at 11:48  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月16日

ツーリスト 2010 アンジェリーナ・ジョリー/ジョニー・デップ


 アンジェリーナと云えば女性スパイと壮絶なアクション。今回は、この伝説を
覆すかのようにエレガントで大人のロマンティックスリラーに挑戦しました。
人気上昇中の弱そうで強そうな訳ありなジョニー・デップがお相手役でした。

 実は、とんでもない早とちりをしてしまいました。
スクリーンに向かう時間がとれそうもないと、「Book」を購入しました。
「ツーリスト」(沈みゆく帝国のスパイ)ハヤカワ文庫上下です。
時間が出来て劇場に駆けつけると ・・・ そこは別世界でした(笑)

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 パリからベネチアへ、美しい街並みに負けないアンジェリーナの美しさが
際立ちます。水の都を背景画とする何とも懐かしい、ラブサスペンス。
裏組織の金を盗んだ男は、当然追われる身に。かって情報組織の一員だった彼女の
恋人だった。音信不通になって1年近くが立っている。
彼女も情報組織からマークされる立場になった。

 彼からの連絡 ・・・ 彼女はベネチアへ旅立つ。彼からの指令は「俺に似た
男に近づけ!」だった。車内で探すが ・・・ 似てはいるが彼から数段見劣り
するアメリカ人旅行者しかいない。彼女は、彼の気を引き彼を有頂天にさせる。
彼は、彼の偽装役に仕立てられたが ・・・ アッと驚く筋書きの展開となる。

 アメリカ人の旅行者になりきる彼、身長も違う、似ているがIT顔認識もすっかり
アメリカ人 ・・・ 二人は惹かれるが、良く考えるともともと恋人同士?

 ボートやゴンドラを使ったアクションがとてもクラシック、「あまーい」作品と
なりました。ジョニーのたどたどしい演技が、今となっては憎たらしい(笑)。
情報組織の「おとがめなし」も憎たらしく、私が購入した本は原作ではなかった。
頭のなかは、今も混乱している(笑)。

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Posted by 耕 平 at 20:05  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月31日

単騎千里を走る  2005  高倉健/ヤン・ジェンボー


 チャン・イーモウ監督が15年抱き続けてきた作品が、高倉健の出演で結実した。
日本側の撮影は降旗監督らが担当、日中合作の作品となっている。余命いくばくも
ない息子との亀裂を埋めようとする老父親の中国訪問と温かさと熱意が言葉が通じ
ない中国の村民を動かしてゆく人間ドラマです。

  

 高倉健が、中国の広大な大地にたたずむと何故か絵になる。
嫁の寺島しのぶが夫と父親の間を取り持とうとするが、息子は意固地に会おうと
しない。父親(高倉)の実直で寡黙な性格がもたらした結果でした。
民俗学者の息子(中井貴一 声だけの出演)には、やり残した仕事がある。
中国雲南省の京劇「単騎千里を走る」の名手リー・ジャーミンと約束です。
それは、彼の仮面劇の歌と舞踏の記録を取ることでした。

 2度にわたる訪中、今は罪人となっているリー・ジャーミンを探し、役人や
刑務所の責任者との交渉、こうした難事を通訳とも云えない通訳とやり取り
しながら一つ一つ解決してゆく過程、しかし最大の難関が待ち受けていました。
京劇役者の息子を探す旅です。
高倉健とこの少年ヤンヤンとの心の交流、それは自分たち親子の写し絵でもあった
のです。父と会うのを拒む少年 ・・・

 息子のやり残した仕事を代わりにやり遂げられるか
クライマックスは、観てのお楽しみ。

 高倉に素直に身を任せる少年の素朴さ、息子との心の交流そのものでした。
中国人監督は、何を表現したかったのか?
文化大革命・飛躍・一人っ子政策 ・・・ 中国における人間関係の希薄化を
訴えたかったのでしょうか?

 人間のもつ素朴さは、国境を越えるものだとも云いたいにちがいありません。

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Posted by 耕 平 at 19:50  |Comments(0)TrackBack(0) | 映画・テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする