2004年01月01日
<燃費のおはなし>
アナタのクルマの燃費は、どのくらいですか? 燃費は、車種によっても違うし、乗る人によっても違うし、場所によっても違います。 誰でもちょっとは気になる<燃費>に関して…ボクなりに考察してみました。
最近のクルマは、無負荷時(暖機運転後、無登降坂、無風状態、エアコン・ヒーター・ヘッドライト・オーディオ等の負荷は一切使用していない状態)のフリクション等を極限まで減らして、カタログ上の燃費(10・15モード)を上げています。 ですから、走行時に他の負荷がかかると、以前のクルマ以上に、カタログ燃費との差が大きくなる傾向にあります。 また、一般道での使用は、様々な走行条件の違いにより燃費は上下します。 当然ですが、燃費に悪影響な条件が多ければ多い程、実際に燃費は悪くなります。 実際の使用で、燃費が悪くなる原因と、対策を以下に記しておりますので、ご参照下さいませ。
<1.アイドリング(暖気運転)に関して>
走行前にしばらくエンジンをかけた状態にして、暖めてから走行する事を<暖機運転>と言います。 これはエンジンに余分な負荷を与えず、寿命を延ばす為に行うものですが、その毎、約50mlのガソリンを消費します。 カタログ上の燃費テストは、この作業を行ってから後の、負荷が最小限の部分だけでデータを取っています。 一般的な満タン法で調べると、<暖機運転>をしても、当然そのアイドリング中は無走行なのに燃料を使っているわけですので、トータルでは悪いデータになります。 現行オデッセイ等の、燃費計が付いているクルマに乗られると、アイドリング状態でいかに平均燃費が落ちるかは、一目瞭然です。 信号待ち等、やむを得ない場合は別として、極力走行中以外はエンジンを切って下さい。
<2.短距離での使用に関して>
短距離での使用が多い場合、エンジンが温まるまでの間の走行がどうしても多くなります。 エンジンが冷えている時は、コンピューターがエンジンの回転を通常時より上げて、早く適温になる様に燃料を送り込むので、結果として燃費が悪くなります。 逆に言えば、長い距離を一挙に走ると、負荷が少なくなり燃費が良くなります。 ユーザーの方々の使用状況は人それぞれですが、一般的な例として、平日は買い物やお子様の送り迎え等の短距離での使用、休日はドライブで長距離での使用をされる方が多い様です。 ガソリン満タン法で燃費を計算すると、短距離(悪い燃費)と長距離(良い燃費)の平均値になりますので、短距離使用が多い方ほど、悪い結果になってしまいます。 一度、遠方までお出掛けされて、その時だけのデータを取ってみてはいかがでしょうか? 殆ど街乗りでお使いの方は、多分ビックリする様なデータになると思いますヨ!
<3.アクセル操作に関して>
アクセルの踏み込み量が大きいと、回転が上がり駆動力が大きくなりますが、同時に燃料も多く消費します。 逆に踏み込みが少なければ、回転も低く燃料消費も少なくなります。 先日、<ライフ>という軽自動車で、当店から約3キロ程のお客様宅まで書類を届けに行ったのですが、わざと行きは雑な運転をし、帰りは意識的にスムーズな運転で帰って来たところ、行きは約9km/L、帰りは約14km/Lでした。(ちなみに現行ライフFは標準で燃費計装備) この様に、アクセルの踏み込み量の大きさや、踏み込むスピードの速さによって、コンピューターが燃料を増減し、燃費も大きく変化します。 アクセルペダルはゆっくりと踏み、車速の増加に応じて必要な分だけアクセルを踏み足す様に操作すると、確実に燃費は良くなりますヨ。 EDIX等の場合、燃費計は付いていませんが、メーター内に<ECOランプ>というものが装備されています。 このランプは、燃費効率良く走られている時に点灯しますので、是非参考にして乗ってみて下さい。(ECOランプが点灯している時間が長ければ長い程、燃費は良くなります。) また、加速時以上に燃費に影響があるのが、減速時のアクセルワークです。 信号等でスピードを落とす時は、赤信号が見えていれば、かなり手前からアクセルを放し、惰行運転するのが効果的です。 参考までに・・・EDIX・ステップワゴン等に積まれている<K20A>型エンジンは、設定上、3000回転で全噴射になります。 信号待ち等のスタートで、この回転数以上に回されるクセのついている方と、そうでない方では、極端に燃費データも変わるらしいですヨ。
<4.市街地走行に関して>
街中の走行は信号が多く、どうしてもGO&STOPの繰り返しが多くなります。 どんなに丁寧に運転しても、信号停止(減速とアイドリング)するたびにガソリン消費は増え、燃費は下がります。 全く同じ道を毎日走ったとしても、その日の信号のタイミングやまわりの状況等で、ひどい時は燃費が50%下がる時もあるみたいです。 この様な運に左右される事項に関しては仕方ないと思いますが、前記の様にスムーズなアクセルワークを心がけていれば、下がる幅は少なくなります。
<5.坂や山道の登り降りに関して>
登りは、平坦な道よりも駆動力を必要としますので、燃料の消費量がどうしても多くなります。 吹田近辺も起伏が激しい地形なので、やはり燃費が悪くなる要因のひとつとなるでしょう。 極力、急激なアクセル操作をしないで、スムーズな操作をされた方が、燃費は良くなります。 また、下り坂等、エンジンブレーキをかける目的で、オーバードライブのカット・低いギアへのシフトダウンをされると、燃料カットの時間が長くなるので、燃費が良くなる場合があります。
<6.電気系の負荷に関して>
エアコンは、燃費悪化の一番の原因で、約15%下がると言われています。 特に夏場の炎天下で使用される時は、窓を開け室内の熱気を外に出してからエアコンを入れたり、風量を1段減らしたりの対策が有効です。 我慢できる範囲なら、時々はエアコンを切り、窓を開けて走るのも気持ちいいですヨ。 また、ヘッドライト・リアガラスの曇り止め熱線・オーディオの音量等も負荷が大きくなり、燃費悪化の原因になります。
<7.タイヤに関して>
タイヤの空気圧が低くなると、路面との摩擦が大きくなって、燃費が悪くなります。 時々は空気圧もチェックされる事をお勧めします。 余談ですが、天候条件(ウエット走行等)によっても、路面とタイヤ・ブレーキの摩擦力が変わるので、燃費データも上下します。 また、インチアップ等で幅広タイプのタイヤに変更されても同様です。
<8.天候・季節等に関して>
一般に、雨の日の走行は、燃費が5〜8%悪くなるらしいです。 また、1年を通して見ると、冬の燃費が最も悪くなります。(ただしエアコンの使用を考えない場合) これは、暖機完了までに時間がかかり、ガソリンを多く消費するためです。 走行距離が短いと、暖機時間が長くなり、冬場はどうしてもつらい燃費になります。 逆に夏場は、暖機が早いので燃費効率は上がりますが、エアコンの使用が多くなりますので、結局その分は下がります。
<9.新車時の燃費に関して>
新車の時は、ある程度の距離を走られた後と較べて、燃費が悪くなる事も、事例として多い様です。 これは、エンジンだけでなくブレーキやベアリング等、摩擦部分がなじんでくるのに、ある程度の走行距離(整備士の意見では、7000〜10000km)が必要だからです。 この条項に関しては、少し長い目で見ていただく必要がありますが・・・。
<10.重さに関して>
クルマの燃費は、基本的には重量に反比例します。 ですから、車重が重くなればなる程、燃費は悪くなります。最近ではハイブリッドエンジンやリーンバーン(希薄燃焼)エンジン等の例を見る様に、エンジン自体の性能で燃費を上げようとしているのですが、それ自体にコストが掛かってしまい、購入価格が高くなってしまうので、そこはお客様の選択という事だと思います。 車重は変えれませんので、後は極力いらない荷物を載せないで、負荷を減らす様にした方がいいと言うコトですかネ。
上記の様に、燃費というのは、実に色々な要因によって変化します。 ガソリンを入れに行く度に細かい数値が変化するのは、もちろんスタンド側の入れ方等の誤差もありますが(満タン法の場合、入れ方により5Lくらいまで誤差が出ます。)、やはり、全く同じ条件での走行は一般的にはありえないからでしょう。 特に<1>〜<4>の事項は、燃費を上げる為には非常に重要です。 是非一度、意識して走ってみて下さい。 高速道路は別にして、一般的な市街地では、トバしても、ゆっくりスムーズ運転しても、そんなに到着時間は変わらないモノです。
最後に、HONDA車のエンジンはシェル石油のガソリンと相性がいいらしいです。 メーカー開発部の実験でも、シェル石油のガソリンでデータを取っていますので、宣伝するつもりはありませんが、試してみる価値有り・・・かも?!
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最近のクルマは、無負荷時(暖機運転後、無登降坂、無風状態、エアコン・ヒーター・ヘッドライト・オーディオ等の負荷は一切使用していない状態)のフリクション等を極限まで減らして、カタログ上の燃費(10・15モード)を上げています。 ですから、走行時に他の負荷がかかると、以前のクルマ以上に、カタログ燃費との差が大きくなる傾向にあります。 また、一般道での使用は、様々な走行条件の違いにより燃費は上下します。 当然ですが、燃費に悪影響な条件が多ければ多い程、実際に燃費は悪くなります。 実際の使用で、燃費が悪くなる原因と、対策を以下に記しておりますので、ご参照下さいませ。
<1.アイドリング(暖気運転)に関して>
走行前にしばらくエンジンをかけた状態にして、暖めてから走行する事を<暖機運転>と言います。 これはエンジンに余分な負荷を与えず、寿命を延ばす為に行うものですが、その毎、約50mlのガソリンを消費します。 カタログ上の燃費テストは、この作業を行ってから後の、負荷が最小限の部分だけでデータを取っています。 一般的な満タン法で調べると、<暖機運転>をしても、当然そのアイドリング中は無走行なのに燃料を使っているわけですので、トータルでは悪いデータになります。 現行オデッセイ等の、燃費計が付いているクルマに乗られると、アイドリング状態でいかに平均燃費が落ちるかは、一目瞭然です。 信号待ち等、やむを得ない場合は別として、極力走行中以外はエンジンを切って下さい。
<2.短距離での使用に関して>
短距離での使用が多い場合、エンジンが温まるまでの間の走行がどうしても多くなります。 エンジンが冷えている時は、コンピューターがエンジンの回転を通常時より上げて、早く適温になる様に燃料を送り込むので、結果として燃費が悪くなります。 逆に言えば、長い距離を一挙に走ると、負荷が少なくなり燃費が良くなります。 ユーザーの方々の使用状況は人それぞれですが、一般的な例として、平日は買い物やお子様の送り迎え等の短距離での使用、休日はドライブで長距離での使用をされる方が多い様です。 ガソリン満タン法で燃費を計算すると、短距離(悪い燃費)と長距離(良い燃費)の平均値になりますので、短距離使用が多い方ほど、悪い結果になってしまいます。 一度、遠方までお出掛けされて、その時だけのデータを取ってみてはいかがでしょうか? 殆ど街乗りでお使いの方は、多分ビックリする様なデータになると思いますヨ!
<3.アクセル操作に関して>
アクセルの踏み込み量が大きいと、回転が上がり駆動力が大きくなりますが、同時に燃料も多く消費します。 逆に踏み込みが少なければ、回転も低く燃料消費も少なくなります。 先日、<ライフ>という軽自動車で、当店から約3キロ程のお客様宅まで書類を届けに行ったのですが、わざと行きは雑な運転をし、帰りは意識的にスムーズな運転で帰って来たところ、行きは約9km/L、帰りは約14km/Lでした。(ちなみに現行ライフFは標準で燃費計装備) この様に、アクセルの踏み込み量の大きさや、踏み込むスピードの速さによって、コンピューターが燃料を増減し、燃費も大きく変化します。 アクセルペダルはゆっくりと踏み、車速の増加に応じて必要な分だけアクセルを踏み足す様に操作すると、確実に燃費は良くなりますヨ。 EDIX等の場合、燃費計は付いていませんが、メーター内に<ECOランプ>というものが装備されています。 このランプは、燃費効率良く走られている時に点灯しますので、是非参考にして乗ってみて下さい。(ECOランプが点灯している時間が長ければ長い程、燃費は良くなります。) また、加速時以上に燃費に影響があるのが、減速時のアクセルワークです。 信号等でスピードを落とす時は、赤信号が見えていれば、かなり手前からアクセルを放し、惰行運転するのが効果的です。 参考までに・・・EDIX・ステップワゴン等に積まれている<K20A>型エンジンは、設定上、3000回転で全噴射になります。 信号待ち等のスタートで、この回転数以上に回されるクセのついている方と、そうでない方では、極端に燃費データも変わるらしいですヨ。
<4.市街地走行に関して>
街中の走行は信号が多く、どうしてもGO&STOPの繰り返しが多くなります。 どんなに丁寧に運転しても、信号停止(減速とアイドリング)するたびにガソリン消費は増え、燃費は下がります。 全く同じ道を毎日走ったとしても、その日の信号のタイミングやまわりの状況等で、ひどい時は燃費が50%下がる時もあるみたいです。 この様な運に左右される事項に関しては仕方ないと思いますが、前記の様にスムーズなアクセルワークを心がけていれば、下がる幅は少なくなります。
<5.坂や山道の登り降りに関して>
登りは、平坦な道よりも駆動力を必要としますので、燃料の消費量がどうしても多くなります。 吹田近辺も起伏が激しい地形なので、やはり燃費が悪くなる要因のひとつとなるでしょう。 極力、急激なアクセル操作をしないで、スムーズな操作をされた方が、燃費は良くなります。 また、下り坂等、エンジンブレーキをかける目的で、オーバードライブのカット・低いギアへのシフトダウンをされると、燃料カットの時間が長くなるので、燃費が良くなる場合があります。
<6.電気系の負荷に関して>
エアコンは、燃費悪化の一番の原因で、約15%下がると言われています。 特に夏場の炎天下で使用される時は、窓を開け室内の熱気を外に出してからエアコンを入れたり、風量を1段減らしたりの対策が有効です。 我慢できる範囲なら、時々はエアコンを切り、窓を開けて走るのも気持ちいいですヨ。 また、ヘッドライト・リアガラスの曇り止め熱線・オーディオの音量等も負荷が大きくなり、燃費悪化の原因になります。
<7.タイヤに関して>
タイヤの空気圧が低くなると、路面との摩擦が大きくなって、燃費が悪くなります。 時々は空気圧もチェックされる事をお勧めします。 余談ですが、天候条件(ウエット走行等)によっても、路面とタイヤ・ブレーキの摩擦力が変わるので、燃費データも上下します。 また、インチアップ等で幅広タイプのタイヤに変更されても同様です。
<8.天候・季節等に関して>
一般に、雨の日の走行は、燃費が5〜8%悪くなるらしいです。 また、1年を通して見ると、冬の燃費が最も悪くなります。(ただしエアコンの使用を考えない場合) これは、暖機完了までに時間がかかり、ガソリンを多く消費するためです。 走行距離が短いと、暖機時間が長くなり、冬場はどうしてもつらい燃費になります。 逆に夏場は、暖機が早いので燃費効率は上がりますが、エアコンの使用が多くなりますので、結局その分は下がります。
<9.新車時の燃費に関して>
新車の時は、ある程度の距離を走られた後と較べて、燃費が悪くなる事も、事例として多い様です。 これは、エンジンだけでなくブレーキやベアリング等、摩擦部分がなじんでくるのに、ある程度の走行距離(整備士の意見では、7000〜10000km)が必要だからです。 この条項に関しては、少し長い目で見ていただく必要がありますが・・・。
<10.重さに関して>
クルマの燃費は、基本的には重量に反比例します。 ですから、車重が重くなればなる程、燃費は悪くなります。最近ではハイブリッドエンジンやリーンバーン(希薄燃焼)エンジン等の例を見る様に、エンジン自体の性能で燃費を上げようとしているのですが、それ自体にコストが掛かってしまい、購入価格が高くなってしまうので、そこはお客様の選択という事だと思います。 車重は変えれませんので、後は極力いらない荷物を載せないで、負荷を減らす様にした方がいいと言うコトですかネ。
上記の様に、燃費というのは、実に色々な要因によって変化します。 ガソリンを入れに行く度に細かい数値が変化するのは、もちろんスタンド側の入れ方等の誤差もありますが(満タン法の場合、入れ方により5Lくらいまで誤差が出ます。)、やはり、全く同じ条件での走行は一般的にはありえないからでしょう。 特に<1>〜<4>の事項は、燃費を上げる為には非常に重要です。 是非一度、意識して走ってみて下さい。 高速道路は別にして、一般的な市街地では、トバしても、ゆっくりスムーズ運転しても、そんなに到着時間は変わらないモノです。
最後に、HONDA車のエンジンはシェル石油のガソリンと相性がいいらしいです。 メーカー開発部の実験でも、シェル石油のガソリンでデータを取っていますので、宣伝するつもりはありませんが、試してみる価値有り・・・かも?!
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