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お久しぶりです。GWボケではありませんが、久しぶりの更新です。今日の細胞は胆汁の症例です。ご意見等々Comments欄へ遠慮なくどうぞ!!今日の細胞は
強拡大像も用意いたしましたので、参考になさってください。
しかしここ数日暑くなりました。今日の午後の雷雨も凄かったです。雨はまだ降っているので、帰りの原付が憂鬱です(^^;
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よろしくお願いします。
シート状の細胞で、きれいな腺管構造を有し、異常重積は見られない細胞が出現しています。これらの細胞は細胞質がライトグリーンに染まり、核の大小不同は見られない短円柱状の細胞です。クロマチンは均一で、核小体は一個〜数個見られる細胞ですが核に切れ込みなど見られず、円〜類円形の核ですので良性の細胞を考えましたが、強拡大像を見れば全体的に核縁肥厚が見られ、核に切れ込みがあるように見える核が中央下と黒く染まった物質の左側に見られます。高文化型腺癌も考えなければならないと思います。
コメントありがとうございます。二点確認させてください。
一つ目はシート状の細胞で、きれいな腺管構造を有し.......とありますが、シート状で腺管構造というのが私にはどうも不自然に思えてなりません。どの部分がシート状で腺管構造をしているのでしょうか。
二つ目は最終的な判定は良性細胞なのでしょうか??それとも高分化型腺癌なのでしょうか??
いつもいつもおかしな表現ばかりで申し訳ありません。
シート状ではなく平面的な配列としたほうが良いのでしょうか?
シート状は乳頭状増殖した細胞がはがれた時に使われるのでこの場合の表現では不適切なのでしょうか?
私が腺管構造と読んだのは写真左下の部分ですが、改めてみてみると腺管というよりたまたま細胞が丸くなってつながっているように思えてきました。
前回のコメントに追加します。
強拡大像では細胞境界も不明瞭な部分(強拡大像中央)も見られますので、高文化型腺癌とします。
こんばんは。よろしくお願いします。
出現している細胞は、シート状かつ規則的な配列を示し核は円形でクロマチン増量等見られず、均一な印象を受けます。細胞集塊の辺縁の細胞質も割と保たれていて、核の突出や核形不整もなく良性の胆のうの粘膜上皮細胞と考えます。
シンさんへ
平面的で腺管構造をしているというのも不思議に思います。組織学的に腺管構造とはどういうものか、それが細胞診標本中に観察される場合にはどのような所見を示すのか改めて勉強されることをお薦めいたします。
追加のコメントで、細胞境界が不明瞭な部分がみられることから高分化型腺癌と判定すると読み取れるのですが、この解釈でよろしいでしょうか??
森のプーさん
ごぶさたです。コメントありがとうございました。細胞所見を的確に読み取っていると思います。判定等々はシンさんのお返事待ちです(あっシンさん、お暇な時でよろしいので、慌てないでください。ホントに時間がある時でかまいませんので)
最初にコメントさせて頂き、高分化腺癌も考えなければならないとした所見に細胞境界不明瞭も追加します。と言うことです。
腺管構造については自分でも違うのではと思います。(自分で所見読んでおいて申し訳ありません。)もう一度勉強しなおします。
今日、尿沈サを見ていたら突然今回の細胞が頭に浮かび、“シート状の細胞に腺管構造と言うことはシート状の細胞と腺管がくっついて出ている”と読んだのか!と思い恥ずかしくなってしまいました。そんな組織構築の臓器ないですよね。とんでもない所見の読み方をしたもんだ。何考えているんだ!と苦笑いしながら便潜血の結果の入力をしていたら、その顔を同僚に見られて恥ずかしかったです。
腺管とするには、重積や円柱状等の所見がなければならないのに、そのような所見がないのに腺管構造と読んだのは恥ずかしい限りです。
こりお先生お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますか?
今年も宜しくお願い致します。
出現する腺細胞集塊は結合密な平面集塊。核間距離も整、
クロマチン増量も認めず、悪性所見を認めません。良性の胆嚢細胞集塊と考えます。
まっちぃさん
こちらこそご無沙汰しております。よろしくお願い致します。
シンさんも含めてコメントありがとうございます。
細胞画像ですが、まずは平面的あるいはシート状としてよい集塊だと思います。弱拡大像で確認できるところでは集塊の左下が多少重積しているようにみえるかもしれませんが、全体像としては重積のない集塊で良いかと思います。
腺管構造の判定ですが、腺管構造を示すにはやはり竹輪のような構造が出現してこなければ判定できないと思います。それが極く一部でもかまいませんが、そのような構造をしてくるには多少なりとも重積をしてくることと円柱形細胞からなる腺腔の形成を認めなければ、真の腺管構造とは言えないと思います。
また、腺上皮においては、平面的あるいはシート状の集塊が被覆上皮(導管上皮が開いて平面的になることもあります)、腺管構造を示す集塊が導管上皮に相当し、両者が一緒に連続性に採取されることもありますので、シンさんがおっしゃるほど恥ずかしいことではないと思います。
こりおさん、有難うございました。1つ教えて頂きたいのですが、腺上皮について説明していただいているところが良く理解できず、またどのような細胞像になるのかも解りません。解りやすい本があれば、紹介していただけますでしょうか。
シンさんへ
お返事遅くなりすみません。腺上皮の説明で、中々上手く伝えられなくてすみません。
腺上皮の説明はまず組織学的なことを理解されることとそこから得られる細胞像として解釈されると良いと思います。今回の症例は胆汁の材料ですが、胃や子宮内膜の上皮を想像していただけたらと思います。
書籍は探してみますので、しばらくお待ちください。
遅くなりましたが、コメントさせてください。
綺麗な背景の中に、上皮性結合をもった集塊がみられます。
N/C比はやや大きく、核が肥大しているように見え、小さな核小体も認められますが、
明らかなクロマチン増量、核形不整は認められず、
核の大小不同もそれほどなく、おとなしい感じを受けます。
ですので、良性の胆導系の上皮細胞と思います。
集塊の右端の縦一列に並んでいる細胞の右端に
刷子縁みたいな濃染部分があるんですが、
胆導系の上皮細胞に、刷子縁を持つものがあるのか
たまたま刷子縁みたいに見えるのか
とうなんでしょうか???
250例目の症例でも刷子縁が問題になっているので
気になっていました。
よろしくお願いします。
胆道系の細胞は胆汁の水分を吸収することによって濃縮しますので、特に胆嚢由来の細胞は刷子縁を認めることがあると思います。
正直なところ、かんにんさんに指摘されるまでは気づいていませんでした。確かに刷子縁の様な所見が観察されます。おそらく刷子縁ではないかと思います。ありがとうございました。
ところで常々思っていたのですが、線毛の根元の濃染部(基本小体の存在する部分)を刷子縁と言いますが(わたしも使っています)、微絨毛が密集して観察される刷子縁(こちらが本物)とは区別して使わなければならないと思っています。線毛の根元の基本小体は光学顕微鏡では観察し難いと思いますので、何か良い言葉はないかと調べていますが、中々ありません。
250番の症例で言っている刷子縁は線毛の根元の濃染部ということですし、本症例で言っている刷子縁は微絨毛ということですので、混同しないようにしたいです。