相変わらず多忙な日々が続いており、7月のマトモな更新は今回が初めてだ。
Twitterで多少書いたが、急な仕事が入ったり夏風邪をひいてしまったりと、不運が続いてしまった。
今はなんとか夏風邪もほぼ回復し、仕事もとりあえずは落ち着いた。やっと時間が取れるようになってきたので、今後は更新を再開していく予定だ。
・・・予定は未定・・・、いや、なんでもないですw
ということで、今週はJUNKなマザボを取り上げる。
以前、「JUNKマザー夜鍋弄り」ってカテゴリを作ったが放置しっぱなしだった。今回は久々にそのカテゴリでの更新だ。
VIA C7-D 1.5GHzをオンボードで搭載したマザボで、フォームファクタはMicroATX・・・となっているが、実際にはもっと小さく、FlexATXに近い。
購入は2011-03で、値段は315円と超格安で入手できた。とはいえJUNK品で、しかもまったく状態を示す記載もなかったため、まったく動かない可能性もある。
ま、この値段なら動かなくても諦められる。
ということで、さっそくイジってみようッ!!
ところでこのマザボ、上のほうでリンクしている国内代理店のページでは、発売元がVIAとなっている。そこで基板に貼られている「PC2500」というシール等を手がかりに調べてみると、VIA pc2500 MainboardというVIA内のページが見つかった。
・・・が、どー見ても目の前にあるマザボと、このページ上の写真は一致しない。仕様は同じようだが、レイアウト、基板の色、シルク印刷されている型番、CPUファンの形・・・何一つ合わん!
ついでに言えば、VIAのページをいくら探しても、BIOSやマニュアルPDFといったファイルがまったく見当たらんッ!! う〜む・・・これは結構手強いかも?
・・・と思いながら調査を進めたところ、AKIBA PC Hotline! 内に該当するマザボの情報が見つかった。それによると、「PC-1 イニシアティブ」って計画で作られたマザボらしい。また、このマザボは「PC2500G」というのが正式な名前とのこと。
それらの情報を元に、さらに調査を進めると、BIOS、ドライバ、マニュアルをダウンロードできるページを発見!! よっしゃッ!!
このページによると、PC2500は2種類があるようだ。今回取り上げているのが「PC2500G」で、VIAのページに載っていた写真は「PC2500E」らしい。 この最後のGとEは、おそらくOEM元を示していると思われる。すなわち、GIGABYTEとECSだ。
とはいえ、完全にOEM専用のマザボらしく、GIGABYTEのページにこのマザボの情報は載っていない。
もう一方の「PC2500E」だが、これもシルク印刷からECSと判別できる。明確にソレと分かる記載はないが、数多くのマザボを見てきた経験から、シルク印刷で「100M LAN」とか「ATA133」とかデカい字で書くマザボメーカーは、ASRockかECSのいずれか・・・と記憶している。
「PC2500E」のEは、メーカーの頭文字と推測されるため、ECS一択だ。
・・・閑話休題。
ともかく、このマザボの正体はほぼ判明した。
ということで、さっそく動作検証してみよう。
CPUもオンボードでビデオ出力もチップセット内蔵なので、必要なのはメモリだけだ。
POST表示カードを挿して確認してみたが、「FF」という表示から進まない。
これはブートプロセスがまったく進んでいない状態だ。CPUが死んでいたり、BIOSが完全に飛んでいたりすると、こーなる。
・・・マジかよ? やっぱりゴミを掴んじまったかな〜・・・なんて考えながら、諦めきれずにCPUクーラーを付け直したりメモリやPOSTカードを挿し替えたり、CMOSクリアを繰り返してみた。
すると、急にPOSTコード「C1」まで進むようになった!!
急いでPOSTコード表を確認してみると、メモリの認識で停止している模様。これは朗報だ。ここまでPOSTが動くということは、CPUやBIOSが完全に死んでいる状態ではなさそう。
試しにメモリを挿していない状態で起動してみると、POSTコードは「FF」となった。つまり、メモリが正常に認識されていない状態でも、「FF」と表示されることがあるようだ。
となると、怪しいのはメモリの相性だ。
思い起こしてみると、同じくVIAのCPU・マザボのPV530-ITXでも、メモリの相性がキツかった。DDR2とDDR3という違いはあるが、最近のVIAはそんな感じなのだろうか?
ともかく怪しい部分が限られてきたので、手持ちのメモリを手当たりしだい挿してみる。
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・・・
何度かの挑戦の後、2010-05-08に50円で買ったSamsung M378T3354CZ3-CD5(PC2-4200 DDR2-533 256MByte)を一枚だけ挿した状態なら、ごくごく稀に正常に起動することが判明。
・・・まぁちょっとは進展したといえるが、困ったことに起動するのも「ごくごく稀」な上、起動後もよくフリーズするし、2枚挿すとまったく起動しない。とにかく不安定だ。
残念ながら現在空いているメモリでは、これ以外は起動しないモノばかりで、もはやお手上げ状態。メモリも256MByte、しかもUMAでビデオ表示分も取られるので、実質200MByteぐらい。これでは何もできん・・・。
BIOSのバージョンを確認したところ、「F3」だった。希望的観測で前述のページから最新BIOS「F7」を入れれば改善するかもしれないが、こんな不安定な状態でBIOS更新するのは自殺行為だ。ぬぅぅ・・・。
ということで、ちょっと消化不良だがID-PCM7Gはいったん幕とする。
もうちょっと時間があれば、稼動しているPCからメモリを引っぺがして挿してみたいのだが、ちょっとそこまでやる時間は取れなかった。
しかしまぁ、VIAがこんなにメモリの相性がキツいとは思わなかった。以前のK7とかのDDR世代のチップセットでは、そんなことなかったのだが・・・。
そーいえばAMD系チップセットではAthlon64以降メモコンがCPUに統合されて不要となったし、Intel系チップセットはPentium4以降ライセンスが取れずほとんど出荷していない。そのため、DDR2以降の世代についてVIAがメモリコントローラを開発するのは、自社CPU向けチップセットだけだった。
技術力が落ちたとは一概には言えないが、傍流となったVIA向けチップセットについては、メモリベンダー側でも十分なバリデーションを行っていないのかもしれない。相性が出るのも致し方ないか・・・。
今日の格言:
まぁ正常稼動しても、使い道は無いけどね〜
To be continued...?
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