絶対的な容量の少なさだ。
SP2統合版のWindowsXP Professionalをインストールしたのだが、インストールしただけで1.24G、パッチとドライバを入れたら2.35Gにもなってしまった(SP2統合版でなければ、さらに数百MByte必要)。
しかも、これはページファイルを無しにした状態で・・・である。デフォルトサイズのページファイルを残していると、さらにプラス1GByteの容量が必要になる。
現在使用している似非SSDの容量は4GByte。
ページファイルを作ってしまうと、残り数百MByteとなってしまう。さすがにこれではアプリケーションのインストールすらままならならない。
これだと「4GByteじゃ、実質上使い物にならねぇ〜〜ッ」ってな話になるのだが、その判断を下すのはまだ早い。
Windowsのシステムドライブには、余分なファイルがたくさんある。それらを削除していけば、かなりの容量を稼ぐことができる。何も手を加えていないWindowsは脂肪がつきすぎて太り過ぎといえる。
これをダイエットさせることで、最終的にはキャプチャ画像のように1GByte以下に抑えることが可能だ。
ということで、そのWindowsのダイエットを行ってみよう!!
ダイエットの内容は、次のような作業になる。とりあえず今回は前編ということで、3.のところまで載せる。
1.インストールCDのカスタマイズ
2.Windows Updateの残骸を削除
3.WFP(Windows ファイル保護)関係の停止と削除
4.Infフォルダの整理
5.テンポラリやキャッシュの設定
注:こちらは続編になります。前回の投稿を先に見てね!!
まず最初に断っておくが、今回取り上げる方法はライトなレベルのダイエットである。中年太りのオッサンが、一念発起して標準体重までダイエットするぐらいのイメージだ。
WindowsXPのダイエットも調べてみると奥が深く、極めると100MByte以下まで減らせるらしい。もっともこれは2つ下の階級に挑戦するボクサー並みのダイエットであり、日常生活・・・Windowsの通常動作にも支障が出るレベルのダイエットとなる。
今回はそこまでのダイエットは求めてはいないし、まともに動かなくなっては困る。通常のWindows利用に支障がないレベルで、できる限りダイエットしてみたい。
【1.インストールCDのカスタマイズ】
余計なファイルとの戦いは、OSインストール前から始まっている。
なぜインストールCDのカスタマイズが必要なのか? それには大きく二つの理由がある。
まず、不要な機能やサービス、ドライバをインストールさせないためだ。
通常、Windowsのインストールでは、一回も使用しない標準アプリケーションや余計なヘルプ、ドライバなども一緒にインストールされてしまう。WindowsXP ツアーなんて、初めてWindowsXPを使った時ぐらいしか見ていないし、いまさらアナログモデムを繋ぐこともないだろうから、それらのドライバは不要である。
もうひとつの理由が、サービスパックやセキュリティパッチを統合化させることができる点。
サービスパックやセキュリティパッチを入れると、Windowsは一気に太る。ダウンロードされたファイルとか、アンインストール用のバックアップとかを溜め込むせいだ。
一部のファイルはインストール後に削除することも可能だが、時間もかかるし削除しきれないファイルもある。統合化させておくことで、はじめから余計なファイルが作成されないようにするのだ。
こういった理由でインストールCDをカスタマイズするのだが、大きな問題がある。
SA1Fの場合、インストールCDが付属していないのだ。そのため、もともと付属しているWindowsXPでは、そもそもカスタマイズすること自体が不可能と思われる。
・・・「思われる」と書いたのは、もしかするとシステムドライブ内にインストールCDのファイルがある可能性も捨てきれないため。
もしかしたら、そのファイルを使用してインストールCDを構築することができるかもしれない。・・・未確認だが。
ともかく、そういった理由で今回は別のライセンスを用意して、WindowsXP ProfessionalのインストールCDをカスタマイズすることにした。
|
|
|
ということで、nLiteを使ってカスタマイズする。
まずはWindows Updates Downloaderというファイルを使ってサービスパックやセキュリティパッチをダウンロードしておこう。カスタマイズ中にこれらのファイルを統合させる。
カスタマイズ内容としては、PCを使っている環境によっても異なるため、詳細については触れないでおく。DHCPの有無やネットワーク共有の有無、使用する周辺機器などによって必要なものは異なるので、nLiteの役に立たない説明書などを参考に自らの環境にあったインストールCDを作っていただきたい。
大まかな指針としては、余分なアプリケーションやヘルプ、ドライバ、サービスのインストールをさせないことだ。が、当ラボではDHCPクライアントとなったりActive Directoryに接続する必要があり、また他のPCへのインストールも考慮したため、あまり大胆にカスタマイズしていない。
参考までに設定ファイルを上げておくので、詳細はnLiteで読み込んで参照してほしい。
ドライバも入れていないし、インストールCDに統合できないファイルもあるため、ここからまだ増えていくことになる。
もっとも、サービスパックとセキュリティパッチはすべて適用済みであるため、統合化していない場合と比べて増加量は少ない。
ちなみに、.Net Frameworkはインストールしない。
今のところ必要なアプリケーションは使っていないし、これらは容量をバカ食いする。「今のところ不要」と判断して入れないことにした。
【2.Windows Updateの残骸を削除】
続いてはWindows Updateの残骸の削除だ。
Windows Updateは非常に便利なもので、面倒なパッチ当て作業をほぼ自動で行ってくれる。その反面、システムドライブ上にかなり大きなファイルが残ってしまう。
「サービスパックやセキュリティパッチを統合したインストールCDを使っているので無関係では?」と思うかもしれない。しかし、一部のパッチやアプリケーションは統合化できないため、Windowsのインストール後にWindows Update経由で適用する必要があり、少量ながら確実に余分なファイルができてしまう。
それらのファイルを削除するのが、ここで行う作業になる。
なお、一部のファイルやフォルダは隠しファイル扱いになっているので、見つからない場合はExplorerの設定を見直してほしい。
これらはWindows Updateでダウンロードされてきたファイルそのものであり、インストール後はまったく使用されない。 削除対象としてまずあがるのが、ここのファイルだ。
今回のSA1Fでは約40MByteの容量を食っていた。
無論、躊躇なくすべてを削除する。
これらはWindows Updateでインストールされたパッチなどをアンインストールするためのファイルで、パッチ等をアンインストールしない限り使用されない。
ほとんどの場合はアンインストールすることはないので、すべて削除してしまっても問題ないのだが、たま〜にパッチの不具合が見つかってアンインストールしたくなるときがある。
そのため、保険として削除せずに、他のPCやリムーバブル記憶装置に移しておくこともアリ。
まぁ当方はまったく気にせず、ばっさり削除したが。このSA1Fでは約21.5MByteを占有していた。
この他に、「C:\WINDOWS」にあるログファイルの一部も、Windows Updateによって作成されるようだ。もっとも全部あわせても2MByteにも達しないので、放っておいてもいいかもしれない。
どーしても気になる場合は削除しても大丈夫だろうが、一部のファイルはロックがかかっていて削除できない。たぶん「Automatic Updates」サービスをいったん停止しておけば、その間に削除できると思う。
そこまで神経質になる必要はないと思うのだが・・・。
【3.WFP(Windows ファイル保護)関係の停止と削除】
WindowsXPではWFP(Windows ファイル保護、Windows File Protection)と呼ばれるシステムファイルを保護する機能が備わっている。簡単に言えば、ウィルスなどが勝手にシステムファイルを書き換えても、すぐに正式なファイルに戻す機能だ。
ウィルス対策を考えると有効な機能なのだが、個人的にはあまり恩恵にあずかっていない・・・とゆーか、ジャマだったりする。一部のドライバやコーディックのインストール時に余計なお世話をしてくれるからだ。
ということでWFPを無効にして、「正式なファイル」を削除してしまおう。
なお、当然だがWFPを無効にしてしまうと、システムファイルを書き換えられても自動的に正式ファイルに戻らなくなる。
セキュリティ上問題となる可能性はゼロではないので、行う際には影響を十分検討した上で納得して行ってほしい。
|
|
|
Windows File Protection Switcher 1.0をダウンロードして保存しておき、セーフモードで起動する。
そこでWindows File Protection Switcherを立ち上げ、「WFPが有効だぜ・・・無効にするかい?」という質問に「もちろんだぜ、ビックママ!!」と答えれば(意訳)、WFPは無効になる。
次に普通にWindowsを立ち上げ、Windows File Protection Switcherで無効になっていることを確認できればOKだ(このときの「有効にするかい?」の質問には「遠慮しとくよ!」と答えること)。
WFPが停止してしまえば、もはや「C:\WINDOWS\system32\dllcache」は無駄以外の何者でもない。さっさと削除してしまおう。今回のSA1Fでは14.8MByteの容量を食っていた。
ちなみに、WFPを停止しなくても、これらのファイルは削除できる。しかし、何度も「Windows を正しく動作させるために必要なファイルが、認識できないバージョンのファイルに置き換えられています。」といったメッセージが表示され、煩わしいことになるハズ。
どうせならWFPごと停止してしまったほうがいいと思う。
さて、とりあえず今回はここまで。
今までの作業で約76MByteを節約することができた。
残りの作業は次回で取り上げる。
今日の格言:
力石が死んだ・・・!!
To be continued...
Datniodeath's JUNK Labo トップページに戻る