新年、明けましておめでとうございます。
・・・すっかり遅くなってしまったが。
まったく去年と同じ書き出しで始めてしまったが、例によって勝手に2008年を占ってみようッ!
初夢なので、「んなこと、あるわけねーよ」と思っても、笑いながら許してほしい。
それでは、さっそくいってみよう!!
2008/01の出来事
・nVIDIA、AMD向けチップセットの発売を完全凍結か!?
新年早々、衝撃的なニュースが飛び込んできた。
関係者の話によると、nVIDIAはAMD向けチップセットとして発表間近だったnForce 780a SLI、同750a SLI、同730a、同720a、そしてGPU統合型チップセットであるGeForce 8200、同9200のすべてについて、発売を無期限の延期としたらしい。
以前よりnVIDIAがIntel向けチップセットに大きく舵を切った事は周知の事実だったが、AMD向けのチップセットも継続するだろうという見方が有力だった。
そんな中でリークされたこの情報は、業界関係者に大きな波紋を呼んだ。
現時点でnVIDIAはこの件についてノーコメントを貫いている。またAMD幹部はメールでの取材に対し、「そのような情報は聞いていない。競合他社によるネガティブキャンペーンではないか?」との見解を示した。
では、その「競合他社」であるIntelの幹部に話を聞いたところ「この件に対してコメントする立場にない」としながらも、「もしnVIDIAがそのような選択を行うとしたら、我々の製品に対する信頼の現れであり、素直に評価したい」と歓迎の意を示した。
AMDがATIを配下に収めてから、「チップセットではパートナー、グラフィックチップではライバル」というnVIDIAと微妙な関係が続いていたが、「袂を別つ」という(AMDにとって)最悪といえるシナリオになってしまった。
これからのnVIDIA、AMD、そしてIntelの動きから目が離せない。
2008/02の出来事
・VIA、CPU、チップセット部門を売却?
最近はすっかり影の薄くなったVIAだが、C7-Mおよびそのチップセットで組込み向け市場では一定のシェアを確保していた。しかし、それらを統括するCPU、チップセット部門を売却する予定であることが、関係者の話から明らかになった。
その関係者によると、IntelのSilverthorneの登場が、この売却の大きな理由であるらしい。VIAでは1月時点でSilverthorneのサンプルを入手しており、その性能と低消費電力にC7-M(およびその後継プロセッサ)では対抗できないことがわかってしまった。そして市場シミュレーションの結果、2008年前期での売却が最もダメージが少ないと経営判断されたらしい。
気になる売却先だが、nVIDIA、AMDのほか、いくつかの中国企業、そして何を思ったか昔mP6で華々しくデビューしたと思ったら一瞬にして忘却の彼方に飛んでいったRise Technologyの元社長も名乗りを上げているらしい。
2008/03の出来事
・Samsung、HDD部門の縮小を発表。SSDへ注力
あまりリテール市場では人気がないが、メーカー製PCにはよく搭載されているSamsung製HDD。しかし、今後は徐々に出荷台数を減らす計画であることが明らかとなった。
同社関係者によると、昨年までの計画ではハイブリッドHDDを主力として徐々にSSDへシフトしていく予定だったのだが、予想以上にフラッシュメモリの大容量化・低コスト化が進んだため、一気にSSDを主力にすることとなった。
現在、HDDのメーカーはHGST、Seagate、WesternDigital、Toshiba(2.5インチのみ)そしてSamsungの5社。このうち、昨年中に発表のあったToshibaと、今回のSamsungはSSDへの注力が明らかとなった。
前3社はHDD専業メーカーであり、今後の動きが注目される。
2008/04の出来事
・AMD、Phenomの2.7 / 2.8 / 2.9GHzのモデルナンバーを発表
TLBのエラッタを解決した新リビジョンのコアの出荷が待たれるAMD Phenomだが、ラインナップ上最高クロックとなる2.9GHzで動作するモデルのほか、2.7GHz、2.8GHzのモデルナンバーが発表された。
すでに2.6GHz駆動のモデル「Phenom 9900」が9000番台の最上位モデルナンバーを使用しているため、「FX-80シリーズになるのでは?」「いや、ATIのグラボみたく、X100とかになるのでは?」と様々な憶測をよんだのだが、AMDはさらにその斜め上を行った。
2.7MHz: Phenom 9A00
2.8MHz: Phenom 9B00
2.9MHz: Phenom 9C00
「16進数かよッ!?」「なんかアドレスみたいだ・・・」「エイプリル・フールじゃないのか?」「さすがAMD!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる、あこがれるゥ!」と様々な物議を醸し出した。
2008/05の出来事
・VIAのCPU、チップセット部門はSiSへ売却
2月に話題となったVIAのCPU、チップセット部門売却の噂が現実のものとなった。売却先は驚いたことに斜陽を迎える互換チップセット事業のもう一方の雄、SiSだった。
SiSは1999年にもRise TechnologyからCPUの知的所有権を得ているが、その後互換CPUを出すことなく現在に至っている。しかし今回は新たな製品開発を行う計画があり、今年中にも発表を行うらしい。
ちなみにCPUのブランド「C7」はそのまま継続し、「SiS C7」となる模様。
2008/06の出来事
・nVIDIA、新リビジョンPhenomの登場に合わせ、AMD向けチップセットを発表
1月に凍結の噂が流れたnVIDIAのAMD向けチップセットだが、新リビジョンPhenomの登場に合わせるかのように発表された。
発表されたのはnForce 780a SLI、同750a SLI、同730a、同720a、そしてGPU統合型チップセットであるGeForce 8200、同9200の6種類。即日出荷される。
nVIDIAの広報によると、「新リビジョンPhenomにタイミングを合わせたのは事実。CPUのエラッタによりチップセットまでも不当な評価を受ける可能性があったため、発表・発売を延期していた」とのこと。
完全凍結されたという噂については「まったくの事実無根。確かにエラッタが解決されるまで延期していたのは事実だが、それが誤って伝わってしまったのではないか。今後もAMDは重要なパートナーであり、AMD向けチップセット事業は続けていく」との心強いコメントを得ることができた。
しかし、ある業界情報通は指摘する。
「今のところ、おそらく今回発表されたチップセットがnVIDIA最後のAMD向けチップセット。次は無いらしい。ただ、今後のAMD CPUのシェアによっては復活もありえる。」
nVIDIAが有するGeForceシリーズはエンスージアストから評価が高く、SLIを構築するためチップセットもnVIDIAにすることがほとんど。これらの顧客を失わないためにも、AMDはシェアの確保が至上命題となるだろう。
2008/07の出来事
・NEC、PC-98シリーズの新機種プロジェクトを開始?
すっかり過去のものとなったNECのPC-98シリーズだが、何を思ったか新機種の開発をスタートさせたと複数の情報筋から入ってきた。
シリーズ最後のマシンとなったPC-9821Ra433の受注終了が2003/09/30。
約5年の空白の期間を経て、まさかの復活劇となった。
現時点で詳細は不明だが、PC-98アーキテクチャであることを前提にしているらしい。
ある情報筋によると、「おそらくハードウェアすべてをPC-98アーキテクチャで作るのではなく、PC/AT互換機をベースにPC-98仕様のI/F(キーボード、マウス等)を足したハードウェアになる。BIOSやGDCはソフトウェアによるエミュレーションでまかなうことになるだろう」との事。
一部ソフトウェアによるエミュレーションとなるため、完全なPC-98後継機とは言えないかもしれない。とはいえ、やはり「本家」の製品であり、サポートも期待できる。
なお、正式な発表・発売は2009/09/01を予定している。これは初代PC-9801が発売された1982/11(正式な日付はNEC内部でも不明のため、1982/11/01としている)からちょうど9801日目らしい。
2008/08の出来事
・SiS、DirectX10.1世代のGPUを発表! XabreChrome? VolariChrome? VolariChromeXabre?
nVIDIA、AMD(ATI)の2強になって久しいGPU業界だが、久々に第3のプレイヤーが復活した。2008/05にVIAのCPU、チップセット部門を買収したSiSだ。
正式な名称はまだ決まっていないが、SiS内部では「XabreChrome」「VolariChrome」「VolariChromeXabre」などと呼ばれているらしい。
2008年の第4四半期に出荷開始の予定。
SiSといえばXabreシリーズを有しているが、VIAのチップセット部門が持っていたDeltaChrome系のコアも買収によって得ている。また、スピンアウトした別会社だが、XGI Volariシリーズも同社と関係が深い。では、今回発表されたGPUは、どれがベースになっているのだろうか?
この問いに対し、SiSの広報担当者は驚くべき回答をした。
「そのどれでもない。今回発表したGPUは、3つのGPUの開発者が集結して1から設計したものだ」
正式な買収の発表がなされたのはたった3ヶ月前である。いったい、いつからこのGPUは開発されていたのだろうか?
これに対し、先ほどの広報担当者はノーコメントを貫いている。
謎の多いGPU、VolariChromeXabre(一番名を呈しているのでこう呼ぶ)は、本当に第4四半期に我々の前へ姿を現してくれるのだろうか?
2008/09の出来事
・Intel、nVIDIAと業務提携。IntelチップセットでのSLIが現実的に
CPUでは着々とシャアを伸ばしているIntelだが、その割りに伸びていないのがチップセット事業。特にハイエンド向けチップセットの売り上げが伸び悩んでいた。
その原因は、やはりSLI非対応である事が大きい。GPUパフォーマンスを求める層は、こぞってnVIDIA製チップセットに流れてしまっている。
マルチGPU技術ではAMD(ATI)のCrossFireもあり、Intel製チップセットでも構築可能だ。しかしnVIDIAに匹敵するハイエンドGPUを出荷していないこともあり、現実的にはエンスージアスト達を惹き付けるほどの魅了が無い。
そこでIntelが出したカードは、nVIDIAとの業務提携だった。
業務提携といっても、その実情はSLIをIntelチップセットでも使用可能にする契約に他ならない。その結果、Intelのチップセットを使用する場合でも、nVIDIAのとあるチップ(PCI Expressに関連するものらしい)を載せていれば、SLIが構築できるようになった。
驚くべきなのは、その「とあるチップ」の値段である。なんと、nVIDIA製チップセットとほぼ同じ値段らしい。つまりnVIDIAは、自社のチップセットが載っていなくても、同じ利益(原価を考えるとそれ以上の利益)を得ることができるのだ。
Intelにとっては不利な契約だが、背に腹は代えられないということだろうか。
2008/10の出来事
・AOpen、日本から撤退か?
一時期に比べ、すっかり目にすることが少なくなったAOpenだが、業界内では日本から撤退するという噂が実しやかに流れている。
ある情報通によると、本社での技術者流出が止まらず、今ではマザーボードなどを設計できる技術者は皆無になってしまっているとの事。そのため、ケースや電源、ビデオカードといったOEMでまかなえる事業をメインに経営していたが、日本での売り上げが芳しくないらしい。
さっそくAOpenへメール取材してみたが、数週間経っても返事は返ってこず、電話での取材に対してもノーコメントだった。
2008/11の出来事
・HD DVD、新規規格の計画凍結を発表。事実上の敗北宣言か?
すっかりBlueRay陣営に差をつけられてしまったHD DVDだが、ついに6倍速記録やHD DVD-RW、HD DVD-RAMの規格締結を諦め、現状の4倍速記録を最後の規格とすることを発表した。
もともと市場には、X-BOX360用ドライブ以外の製品はほとんど出荷されておらず、X-BOX360用ドライブもリードオンリーのため、書き換え可能なドライブ・メディアは皆無だった。
なお現時点では、この発表に対するMicrosoftからの声明は出ていない。
2008/12の出来事
・SEGAのハードウェアは死んでいなかった! サターン、ドリームキャストのゲームを実行可能な「DC2」が玄人志向から発売!
2008年も終わろうとしているさなか、玄人志向からキワモノシリーズに属する「DC2」という製品が発表された。
これだけの説明では、何のことやらさっぱり分からない読者がほとんどだろうが、「DC2」が本来SEGAからドリームキャスト2として発売されるべき製品だったと聞けば、大いに興味を誘われるだろう。
この製品は、PCIスロット用拡張カードと5インチベイ用のGD-ROMドライブ、(パラレルATA接続)および拡張カードに接続するコントロールボックス、アプリケーションCDにて構成される。
コントロールボックスには2個のサターンコントローラの差込口と、4個のドリームキャストコントローラの差込口が用意されている(コントローラ自体は同梱されていない)。
さて、これで何ができるかというと、ここまで読んだ方ほとんどが想像したとおり、PCでセガサターンとドリームキャストのゲームがプレイできる。しかもエミュレーションではない。拡張カード上にはセガサターンのCPUであるSH2のほか、ドリームキャスト用のSH4、PowerVR2などが搭載されており、実機そのものである。
しかし、玄人志向・・・それもキワモノシリーズで発売されたことからも分かるとおり、一般向けとは言いがたい注意点がいくつかある。
まず、動作可能なOSはWindows2000、WindowsXPのみ。Vistaには対応していない。これはゲーム画面を(Vistaでは廃止された)オーバーレイにて表示していることが関係していると思われる。
そしてもうひとつハードルが高いのが、マルチコア環境では正常に動作しない点だ。いまやCeleronの最下位モデルですらデュアルコアとなっているにもかかわらず・・・である。理由は不明だが、起動時に使用するWindows用のアプリケーションがマルチコアであることを認識すると、そこでエラーとなって起動しない。
ただ、これらをクリアすれば、実に快適にゲームをプレイ可能だ。
GD-ROMドライブも実際には専用ファームウェアを載せたDVDドライブであり、CD換算で40倍程度の速度で読み込んでくれる。昔、実機を使ったことがある方なら、あまりの速さに痺れるだろう。
「DC2」が玄人志向ブランドで発売されるようになった経緯は不明だが、セガユーザの鬱憤を晴らしてくれるアイテムであることは確かだ。発売台数は3,000台で、再販の予定は無し。これを逃しては、セガ信者の名が廃るッツ!!
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とまぁ・・・こんな初夢だった。
相変わらず妄想100%で恥ずかしい限りだ。まぁ夢だし、笑って許していただきたい。
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