今回はまず、その原因を探っていきたいと思う。
状況としては、「電源を入れるとファンの回転音が聞こえるが、画面には何も映らない」といった感じ。
前回のNobさんのコメントを見て、「♪何も映らない、 何も映ってくれない〜、僕のIYHが昔より、小額になったからなのか〜♪」とバカチンな替え歌が頭の中を駆け巡っていた。
話を戻そう。
フツーのPCだとこういった場合、ビープ音によるチェックが有効なのだが、あいにくVWS320にはビープ音を出力する内蔵スピーカは存在しない。もちろん外部スピーカを繋いでも無駄だ。そもそもビープ音によるエラー警告する機能そのものが付いていなかった。
その代わり、本体前面のLEDがチカチカ点滅している。おそらく、これがエラーの状況を示していると思われる。
ここから原因を特定していこうッ!!
注:こちらは続編になります。前回の投稿を先に見てね!!
まずは情報収集。
「LEDがチカチカと点滅する」ってことが、どういう状況を示しているのか分からないと、対処のしようがない。
こういう場合、一番手っ取り早いのが本体付属のマニュアルだ。たいていのPCのマニュアルには「トラブルシューティング」が載っている。
今回買ったコイツには紙のマニュアルは付属していなかったが、リカバリ用のCDセットの中にPDFのマニュアルが含まれていた。また日本SGIのサポートページから、今でもマニュアルをダウンロード可能。
さっそく「オーナーズガイド」の「トラブルシューティング」の項を読んでみる。
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・・
・・・
要約すると「絶え間なく点滅している場合は、メモリの挿し間違えか故障、またはマザボの故障。規則的に点滅する場合、特定のメモリDIMMの不良」。
・・・。
どちらにせよ、致命的な故障っぽいんだが。
それを期待してDIMMを見てみたのだが、同一グループのDIMMは、すべて同じ容量だった(ラベルから判断)。
・・・ってことは、メモリかマザボの故障か?
メモリの故障ならともかく、マザボがダメだとすると、かなり痛い。
オサレなPCケースとして再利用ぐらいしか、使い道がなくなってしまう・・・。
ともかく、もう一度起動してみて、「絶え間なく点滅」なのか「規則的に点滅」なのかを確認してみよう。
電源スイッチを押し、LEDを凝視する。
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ・・・・・・ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ・・・・・・
擬音で示すとこんな感じか?
「5回光って、しばらく消灯」を繰り返しているッッ!!
マニュアルによると、光っている回数はダメなDIMMのスロット番号を示しているらしい。つまり5番目のスロットに挿さっているDIMMに問題があるってことだ。
・・・で、どのスロットが「5番目のスロット」なんだ?
マニュアルには、6枚一組で挿すグループがどのスロット達なのかは書いてある。しかしそのグループ内で、どのスロットが何番目に当たるのかは書いていない。マザボ上もじっくりと見てみたが、スロット番号らしきシルク印刷は無かった。
結局、どのメモリがダメなのか分からん!
おいおいおい、片手落ちですよ、これじゃ・・・。
まぁ、メモリの挿す位置を何度も変更してLEDと見比べていけば、最終的にはダメなDIMMが特定できるんだが、なんともメンドウな話である。
・・・う〜む。ま、とりあえずマザボじゃなくて特定のDIMMが問題だと分かっただけでも良しとしよう。
メンドウだが、DIMMをとっかえひっかえして、問題のあるDIMMを探し当てよう。
同一グループ内でメモリを入れ替えて、LEDの点滅する回数が変わるか確認していく。
・・・1回目、5回の点滅、変化なし。
・・・2回目、5回の点滅、変化なし。
あ〜、面倒臭ぇ、面倒臭ぇ、息をするのも面倒臭ぇッ!!
思わず以前も使ったゲイラ様の名言が飛び出してくる。
・・・3回目、点滅しない・・・・・・ッッ!!
な、何だ?
いきなり正常に立ち上がるようになったぞッッ!!
予想を超えた状況に、ボーゼンとしてしまった。
・・・正常に起ち上がっていやがる・・・え? 何で?
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・・
・・・
しばらくして冷静になって考えてみると、答えは簡単。
DIMMの挿し込み不足だろう。
おそらく、お店から持ち帰ってくるときの振動で、DIMMの挿し込みがユルくなったんじゃないかと思われる。車に乗せてきたからね。
写真を見てもらえば分かるが、VWS320のDIMMは特殊な形状をしており、固定するツメが片方にしかない。そのため、通常のDIMMより抜けやすいようだ。
散々引っ張って、そんなオチかよッッ!!
ちょいと情けない結果だ・・・。
ま、ともかく正常に起動したことに感謝しよう。
そんなこんなで立ち上がったVWS320だが、いきなりGUIな画面でビビった。
いろいろ調べてみたところ、いわゆるPC/AT互換機みたいなBIOSは搭載しておらず、「BIOS + OS起動セレクタ + Diskユーティリティ」みたいな機能のある「システムファームウェア 」が代わりに搭載されている。
・・・おぉ、無事に384MByteを認識しているッ!
CPUやFDD、ODD、HDDも正常に認識されている(HDDは購入後に追加した)。すばらしいッッ!!
CPUは「Family 6 Model 7 Stepping 3 (512K L2 Cache)」ということで、やはりKatmaiコアだった。当然かもしれないが、2つのCPU双方とも同じだ。
ここまでくれば、後はスムーズに進むだろう・・・きっと。
ただ、このGUIな「システムファームウェア」がちょっと気になる。いつぞやのAlphaPC 164LXを思い出してしまう・・・。かなり手強かったからなぁ、アレ。
ということで、次回は「システムファームウェア」のチェックに入る予定。
でわでわ。
今日の格言:
思春期に〜少年からぁ〜(以下略)
To be continued...
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