2010年07月08日

百日咳

 久しぶりの更新です。

 少し前に成人の百日咳が増えているとの記事を見かけました。
 (薬事日報:百日咳は“成人”の感染症?‐問われるワクチン接種のあり方


 自分が百日咳が疑わしいと診断した患者さんは、ここ2−3ヶ月で3−4人います。


 少し自分で調べてみましたが、成人の確定診断は難しいと感じました。

 診断の一つに百日咳抗体の凝集素でペア血清で4倍以上とありますが、そもそも1ヶ月以上咳をしている患者さんにペア血清を取って上がるのかが分かりませんでした。
 単独40倍以上で診断価値が上がるようですが、今の感染なのかどうか。


 今回のブログを書くにあたって、インターネットでも調べてみました。
 神戸大学の岩田健太郎先生がブログで「百日咳血清診断の考え方」を上げておられました。
 「石川、田中・青年および成人百日咳の診断は難しい 綜合臨床 2009;58:2081-2084」が出典です。 


 百日咳で一番問題になるのは予防接種を受けていない乳児が感染することなので(呼吸が止まってしまうことがある)、疑わしい患者さんには抗生物質を出し赤ちゃんには2週間は近づかないようにお願いしています。



 

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