ベイビーMPC。MPC2000XLのブルーバージョンには元々の色の印象があるだけに少し違和感を覚えてしまうのだけど、MPC1000は元々ブルーバージョンでリリースされているのと、ラップトップ的なベイビーMPCということでブルーには違和感を感じない。むしろいい感じ?メモリも拡張してます。まあ128Mもあれば十分。大きなループも扱える。
MPCとは、Music Production Centerの略。つまり音楽制作の中心という事。通常シーケンサ付きのサンプラー的な印象というか、素人にはサンプラーの代名詞的に語られる事が多いように思うけど、ちょっと違うんだよね。でもMPCという言葉を見据えて機能を見ていくとMPCとは何かということは納得できるような気がする。
つまり、MIDIシーケンサがあって、音源としてサンプラーが付いている。でMIDIポートが2つ付いているんで外部音源も鳴らせる。32ch分のMIDIも使えるんだからかなりいけますね。
MIDIシーケンサ部はステップ形式のもので必要十分な機能を備えている。本体のパッドでシーケンスを記録できるし(もちろんリアルタイムにね)、外部MIDIキーボードからもOK。
サンプラー部はリズムを打ち込むことを主体として考えられている。まあインタフェースとしてパッドが付いてることからも明らかなんだけど。
といっても通常は内部サンプラーをメインに作り込む場合が多いんでしょうな。
そもそものMPCの発想とは違うあり方で利用されたという部分はあったとしても、それはそれで良しでしょう。
音は結構タイトかな。機能的にはMPC2000XLとかなり近い。ただ、小くなってる分パッドに色々と機能が割り当てられてたり、他のボタンの配置とかも若干使いにくいんだけど、パッドが左側というのは左利きの僕としては使い易い。内臓のエフェクトももう少し増やして欲しいかな。というかディレイが欲しい。4ch分のマルチアウトも出来ます。
この大きさの機材でも電源はアダプターじゃないというのは男気を感じます。ちゃんとMPCという感じです。
HDとかCD-ROMは繋げることは出来ませんがコンパクトフラッシュをストレージとして使います。付属のは32MBだけど、サイト見ると2Gのもつかえるみたい。まあ32MBでも別に不足は感じないなあ。というのも最近の機材らしくPCとの連携もある程度できるんです。USBで繋げば、コンパクトフラッシュがドライブとして見えます。なので、ネタはPCにバックアップすれば良いわけで、ZIPとかMO時代のようにディスクを入れ替えたりという感覚ではないということですね。
でこれだけでトラック作りをしていると、結構MODっぽい印象を受けるんですね。
なんか逆に自分の中でMOD再評価みたいな部分もあったんだけど。思わずModPlug Trackerはどうだっけなあ?と考えながら触っちゃったもん。
まあ、こういうもののあり方を色々考えてしまうのは、仕事上のサガでしょうな。
もっとMPCを強く意識したTrackerとかあったら意外と受けそうじゃない?だめ?