2005年03月26日

300時間

従業員を雇用する場合、社会保険等に加入させるかどうかで、労働者本人には見えない経費のかかり方が大いに変わってくる。
「社会保険に加入してくれるしっかりした会社を選びなさい」なんてアドバイスは最近では不要なほど、まぁ大抵の企業さんなら社会保険加入はあたりまえになってきている。
それでもこの不景気で、できれば従業員を社会保険には加入させたくない経営者もいる。
本来、”常時雇用状態”にあれば勤務時間の長短に関係なく加入の義務があるのだが、社会保険労務士さんあたりから出ているらしい新基準で、”月90時間以下なら加入させなくても良い”なんて通説が横行している。
で、パートさんたちは皆月90時間でコントロールし、社会保険負担を軽くするのが”経営手腕”なんて勘違い経営者も多い。

これがひとたび基準を超え、社会保険加入となった場合、月の総労働時間は160時間が上限となるのだが、ところがどっこい、折角社会保険に加入させたんだからと言わんばかりにコキ使われる。

先日、仕事の依頼があった。
ただ、直接発注はできないので、既存の関係委託先への迂回発注で、との事だった。
仕事の内容は、明らかに月300時間級。
当然相応の報酬を期待せざるを得ない。
しかし委託先の認識が違った。
委託先の認識では、月160時間とは言わないが、180時間以内での稼動を考えている、との事。
現実的に300時間の労働を強いているのだから依頼があった訳で、実際の業務が180時間では終わりっこない事実を伝えても、最終的な提示額は180時間なりのものだった。
で、丁重にお断りした。

義兄に、久しぶりに会った。
最近職場が統合され、勤務地が遠くなった。
片道1時間半。
その勤務地で、月250時間程の勤務だそうだ。
さすがにつらいと言っていた。

友人は会社からの一方的な労働条件の切り下げを通知されたようだ。
雇っている側は、それでも職場を提供しているんだから感謝しろと言わんばかりだ。

世の求人は、『こんな不景気な時代だから、それでも仕事があり、働けるだけイイだろう、と、サービス残業を文句言わずにやってくれる方募集中』のようだ。
労働基準とか、労働者の権利とか、そんなのを考えると生産性は低下する。
不景気な時代に、生産性が低下したら致命傷だ。
だからといって、ナニしてもイイ訳ではないとおもうのだが、どんなもんだろうか??  
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2005年03月24日

それは”花粉症”

ぜんきゅうさん流行りのウイルスに感染して寝込んで以来、どうも全身がだるい。
なんともいえない倦怠感があり、アタマもすっきりしないし、仕事への覇気が沸いてこない。

おかしい。”鬱”か!?

熱はない。
しかし、クシャミとハナミズがやたらとでる。

つまりそれは”花粉症”らしい。

カミさんに言わせれば毎年の事で、例年春先になると必ず仕事の効率が落ち、その理由を自身のモチベーションの低下と錯覚して考え込む。

『だから花粉症だってば!!』
だそうです。

しかし当人にしてみれば仕事に対する意欲が沸いてこないという事態は深刻で、だいたいヒトのモチベーションを高めるのが仕事みたいなものなのに、当の本人が極端に落ち込んでいれば、まずは自分のモチベーションをどう高めるかが当面の課題になってしまう。

『だから花粉症だってば!!』
この「花粉症」による経済損失は計り知れないものだ。
花粉症グッズの売上等多少の経済効果はあるかもしれないが、それ以上に仕事効率の低下による経済損失を考えれば、この”花粉症”への対策は急務と思う。

で、こんなトキに重宝しているアイテムがあります。

MLMの分野ではモチベーションアップというか、マインドコントロールというか、「できる、やればできる、おまえならできる」みたいな本が多数出版されているが、ソレではない。(むしろ、この状況でソレを読むと尚更落ち込んでしまう)

ロバート・キヨサキでもイイのですが、イマイチまとまりに欠けるので、ドコ読んでいいか探してる時間がもったいない。

で、コレです。
にわぜんきゅうさんの日めくりカレンダー」。

とにかく前向きなプラス思考のヒトコトが毎日日替わりで楽しめます。

このテの日めくりの本家は相田みつを先生なんでしょうけど、相田先生の現状を受け入れて精一杯生きようという印象に比べて、ぜんきゅうさんはより前向きに考えようという提案がある様で、とても気に入っています。

ちょっとしたオススメでした♪  
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2005年03月23日

オラ東京さ行くだ

売上=客数×客単価
なので、商売を大きくするには客数を増やすか、客単価を上げるかしなければならない。
ココで、「客数の減少による売上減を客単価アップで補おう」という手法は、こう客観的に言われてみればたしかにかなり無理があるワケだが、当事者として関わっていると気付かずに賛同してしまう場合が多い。
少なくなった客数をそのままに現状の売上を維持しようと躍起になると、なおさら客数を減らす結果となり廃業へのスピードを早める結果となる。

となると客数をアップする(「自然減」という要素がつきまとうので、新規顧客を獲得し続けなければ現状維持すらできない)コトが命題となるワケですが、
客数=来店人数×買い上げ率
と言われると、「来店人数」を増やす施策を打つ方は多いが、「買い上げ率」向上の為に悩む方は意外に少ない。

で、伝家の宝刀が抜かれる。
「もっと大きいマーケットで事業を展開すれば、当たり前に来店人数が上がるので、これを見込んで人口のより多い都市圏へ新規出店を目指す」という事業計画だ。
コレはさらに進んで、「この小さい市場では成功できない商売であっても、大きな市場で展開すれば必ずや成功するに違いない」という理論に発展する。

はたしてそうなんでしょうか?
たしかに大きなマーケットを対象にすれば、ターゲットは増えますがそれ以上に競合が増える場合が多く、必ずしもより多くの顧客を動員できるワケではないのではないでしょうか。

この理論はハタで聞いてるとちゃんちゃらおかしいコトはダレにでも分かるのですが、当事者といると思わず洗脳されてしまうものです。

最近ハナシがあった”地方出身者”ゆえのヒガミなのかもしれませんが、大都市、特に首都”東京”圏への進出計画を声高らかに宣言する起業家のいかに多いコトか。
そのいずれもが、「この辺鄙な田舎町では成立しえない事業ではあるが、東京ならば必ずや成功するに違いない」という、”神話”だから驚く。

正直なトコロ、その”辺鄙”な街ですら成功できなければ、巨大マーケットでの成功など到底あり得るものではなく、”辺鄙”な街でのマーケットシェアアップと、買い上げ率向上の施策を、日々模索するべきだといくら唱えたトコロで、なかなか聞いてもらえるハナシではないんですよね。

それほどまでに起業家をひきつける巨大都市東京の魅力とはどんなものなのか、なんとも不思議なものです。  
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2005年03月21日

それぞれの”責任”

海賊に襲撃されたタグボートの船員3名が、無事帰還されたそうだ。それはそれで非常に喜ばしいニュースだ。
そもそも”タグボート”と言えば港湾内での曳航作業が連想される船なので、そんな船が海外の外洋でシゴトをしているコト自体が非常にビックリしたし、「イマドキ”海賊”って・・・」てのもオドロキだった。

トコロで、船主の近藤海事の社長さんは発見前のコメントで、「あとは無事解放されるのを待つばかり」との、いかにも身代金の払いこみが完了したかの様なコメントを発していたので、「あぁ、払ったナ」ってのは皆さん感じたトコロだろうし、その後広報担当の方が身代金の額について質問され、「そんなコト言える立場ぢゃないですから!」って逆上ぶりを見れば、もう身代金の支払いをしたコトは公然の事実ですよね。

別にテロに屈して身代金の支払いをする姿勢を批判する気なんてサラサラないワケで、むしろ、いくら”保険”をかけていたとはいえ”カネ”の面での解決を当たり前にこなしてしまうこの企業姿勢に感銘を受けたワケです。
特に、ちょいと前にイラクに”わざわざ”行ってとっ捕まったバカ日本人の”自己責任”ってのが議論されたばかりだったので、こういった解決を”国”に頼るコトなく自ら行う近藤社長の”責任”のとり方はスバラシイと思うのです。

ココからは問題発言なんだろうが、今回北九州地方を襲った地震についても、「この地区は地震を想定していない」なんて言いながら国の支援を待つ住民の発言には、ちょっと違和感をもってしまうワケです。
被災したのは確かに災難でしょうが、その生活の全てを国にお願いってのはちょいとムシが良すぎるんでないかい!?

ついでに言えば、「帰還事業でわざわざ北朝鮮に亡命した日本人が脱北し、改めて日本国籍を取得するべく生活保護を受けながら日本で生活しているから、応援してください」みたいな報道には、なおさら違和感を感じてしまうワケです。
腰が痛いから働けないが、生活保護で細々生活しているって、オイオイ、オマエらには”自己責任”ってコトバはないんかい!?と思うのです。

確かに「”営利目的”で危険海域に社員を派遣して事業を展開していた会社」とはいえ、それにしても率先して迅速に行動した近藤社長さんは、やっぱり”エライ”と思うのです。  
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2005年03月19日

”株式上場”が目的?

にわとりが先か卵が先か、の議論ではないが、会社を設立したいと願う意図について、「将来的にも利益採算メリットのある事業を行うので、法人を設立しその運営にあたる」というのが本筋で、これが、「法人の運営を行いたいので法人を設立する。よって現在、将来的にも利益採算メリットのある事業を模索している」となれば、やはり本末転倒だろう。

では、そういう意図によって作られた経営計画が持ち込まれた場合、どう対応したものだろうか・・・。

興そうとしている事業はあきらかに”とってつけ”で、その事業に対する経営者の”こだわり”とか”思い入れ”なんてものはほとんどない。なおかつ斬新な手法により、その事業のコスト収益構造を根底から覆すような”仕掛け”もない。
さらに言うなら”採算性”も(計画段階で)とれていない。
ただ、この事業が成功した暁の”事業展開”への展望は大いに語られている。

こういった企画書を前にして、「そんなコドモの遊びに付き合ってる程ヒマぢゃないです。おとといお越し下さい。」

って言えばヒトコトで終わりなんでしょうが、ソレでは世のオトナとおんなじで面白くないので、何かうまく、ソレがいかに”問題外の企画書”であるかを分かって頂く方法はないものか・・・、と考えている。

また、「事業拡大の為の運転資金を確保する為、株式を証券市場に公開する」のは本筋だが、「株式を市場に公開し、保有している株式を売却する事により、莫大な利益を得ることができるので、会社運営の目的は”株式上場”」となると、本末転倒というより、市場での買い手の立場で言えばむしろソレは”サギ”だろう。

で、その企画書の後半部分は、そういった趣旨での絵空事が並んでいる。

まぁ、前半部分の事業立ち上げが明らかに”頓挫”する見込みなので、後半部分までツッコんでメッタ打ちにする必要もないだろう、とサラっと流しておきますが、そんな”どうでもいい案件”にこだわりたい理由がワタクシにもあるもので、週末かなり悩んでいます。
(まぁ、要はこの企画書の”主”の周囲にかなりの”カネのニオイ”がするからなのですが・・・)

ではこの企画書が「事業計画」にならないのは何故だろう??
そうか、”数字”がないんですね。
まずは”数字”と向き合う必要がある、というか、”事業計画書”ってのを見たコトがないんだろうな〜
と思ってググったら・・・、あるぢゃないですか、国金さんのページに雛型
「政府系金融機関だから融資を受け易い」とはいえ、この程度の書類は当たり前に必要なんですから、これから事業を始めようとするなら、この程度の内容は書けて当たり前、とでも言っとけば、なんとな〜くご自身の考えが甘いコトに気付いてくれるやもしれぬ・・・
というか、コレの穴埋めがキッチリできる様になったら、その事業は「ヤルだけの価値がある」ってコトなんでしょうね。
とはいえ、こんな雛型FAXするだけで計画書完成できるダケのタマであればイイのですが、そうはいかなそうなので、手取り足取りコマメにフォローしなくちゃいけませんね。
(まぁ、勝手に作れるならワタシの存在意義自体がなくなってしまうワケでもあるのですが・・・)

コレを読んでいる方で、(常連のSHUMAIさんの様に)「何かしたいコト」がある方、一度”開業計画書”を書いてみるのも方法だと思います。意外に客観的に自分の事業プランを検証できて、とても有効です。
(特にプランの「セールスポイント」欄がいかに埋まるかが、キモです。)
是非お試しを♪  
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2005年03月17日

”いわく”つき物件

”不動産屋”には”重要事項説明義務”なるものがある。
売り手にとって不利な情報で、できれば隠しておきたいコトであっても、その情報により不動産の価値が著しく変わる(たいていは”下がる”)場合において、その情報を関与する借り手(買い手)に説明する義務がある、というモノ。

先日、借りていたアパートで自殺された方がいた。
この場合、次に入る方には”説明する義務”が生じる。
と、なると、なかなか決まらない。
家賃を大幅ダンピングして”格安物件”と売り込むが、そうなると”重要事項”なんて説明される前から”いわくつき”ってのはミエミエなので、尚更決まりにくくなる。

この”いわく”ってのはこういう分かりやすい場合ダケではない様です。
不動産の売買において、いちど決まりかけたハナシが破談になると、なかなか次もきまりにくいジンクスがある様です。

なおかつ”いわく”は物件にだけつくものでもないらしい。”いわく”は”ヒト”にもつくようなのだ。
最善に近い物件を買い損ねるなり、借り損ねるなりしていちど”いわく”につかれると、まぁ〜”買えない”、”借りれない”。

ただ、このヒトにつく”いわく”については異論もある。

最善に近い物件を見てしまったから、”妥協”できないからこそ、”いわく”がついてしまうのだ、と。
で、不動産屋の仕事とは、そんな”妥協”を後押ししてやること。
すなわち、「ココできめましょう」で”妥協”してもらうことなのだ、と。

で、あれば、物件についた”いわく”も”妥協”してもらえば”いわく”でもなくなるのかもしれない。

いったい”いわく”って、なんなんだろう・・・



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2005年03月16日

ボランティアの強要

県営宮城球場改め「フルキャストスタジアム宮城」に、ようやっとカンバンがついたみたいですね。
ココんとこ深夜まで照明を煌々と点けての突貫工事でしたが、進捗率は98%とのコト。見た目ホントに98%!?ですが、まぁ、ソコは大手ゼネコンさん。なんとかツジツマだけは合わせるのでしょう。かなりの人数が動員されているみたいです。

とはいえ、当の楽天さんの運営方針にちょいと疑問符なんです。

「地域密着型球団」を訴えて(コレは競合のライブドアさんも同様でしたが)、コレに東北に本拠地を置く野球団がないという東北人のコンプレックスがマッチしての歓迎ムードで新規参入を果たしたまではイイのでしょうが、だからといって、せっかく本拠地を仙台に置いてやったんだから、明日からはカープの広島での扱いと同等のモノを、っては雰囲気はいかがなものでしょうか??

たしかに、仙台駅周辺商店街、特に開発に失敗した感が漂うスタジアムのある駅東口界隈は、「イーグルス、イーグルス」ですが、ソレも商売への効果を期待してこそのコト。
そんな中、なんとなく「楽天イーグルス関係」みたいな「ボランティアスタッフ」の募集広告ばかりが目についてしまう。

だいたい、アレだけ大騒ぎして「球場」まで新築した「ベガルタ仙台」は、Jリーグから降格し、昇格の見通しのないイマどうなったのだろう??
車にベガルタグッズを飾っているファンも当事はいたが、イマぢゃ探しても見つからない。
財政赤字をおしても建築費用捻出した県と市は、「人気低迷」では済まされないハズ。

まぁ、”新規参入球団”の1年目ですから、コレから実績を出すコトによって人気が出て来るものなので、「人気が出る前から応援していた」ってのもヒトツのステータスになるんでしょうけど、選手団と、球場、それに応援ソング(モー娘。のが公式らしい)は作ったから、アトこまかいトコロは地元の皆さんで盛り上げてもらって・・・てのはいかがなものでしょうか。

まだイイですよ。開幕前だから。これで開幕後負けが続いたとしたら・・・
熱血的なタイガースファンの如く、負けても応援し続けられる楽天ファンなんてできると思う方がアマイっ!と思ってしまうのです。

なんかそんなコトを書きたくなるくらい、「地元球団なんだから、応援しますよね、イーグルス。宣伝してもらえますよね、イーグルス。力を貸してもらえますよね、イーグルス。」ってな風潮に、楽天・三木谷の計画性を疑ってしまう、今日この頃なのです。  
Posted by dubrock at 20:04Comments(10)TrackBack(1)

2005年03月14日

ホリエモンの憂鬱

寝込んだ。こんなトキに限って仕事の電話がやたらと入る。まぁ、そんなもんでしょう。

で、昼からテレビをつけていたが、話題はホリエモンに集中。お約束デスネ。
ニッポン放送が保有するポニーキャニオン株をフジに売却する意向を表明して、こういった手法を『焦土作戦』と呼ぶってコトから、この『焦土作戦』ってコトバが独り歩きしてるみたいですね。
まぁ、いかにも視聴率主義で内容の乏しい構成ですね。
このハナシ、『M&Aのプロ』佐山さんのおっしゃる通り、”株主総会決議をとるべき重要事項”でしょうし、もし実行されれば”株主代表訴訟”となる”ダケ”のハナシなんでしょうが、そうはいかないマスコミ各社面白おかしく扱ってマスね。

そんな中、『小宮悦子独占取材!ホリエモンに直撃!』ってのをやってて、『へぇ〜とうとう小宮エっちゃんもね〜』って思わず見てしまいました。

取材は、ナゼかホリエモンがトイレから出て来たトコロから始まり、いまいち噛み合わない質問もありましたがそれでも、なんかホリエモン、ニヤニヤです。『とうとうオレも小宮エっちゃんから取材を受けるようになったかー』ってカンジです。

がしかし、取材が進むにつれて小宮エっちゃんの”勉強不足”があきらかになってきます。
オイラが分かる位だから見ている(主婦の方が多いのかな??)方はほとんどそう思われたハズ。
となれば、当のホリエモンの落胆つったらかなりのモノでしょうね。

”あの小宮悦子”ってこんなもんなの??ってね。

産経新聞の片寄った報道はメディアの中立性という観点から見ておかしくはないですか?という質問に、読むヒトが分かればそれでイイんでないですか、と答えてしまうあたりはもう絶句モノでした。

ソレがうまいコト編集されて、いかにも”激昂”したかのように放送される様を見れば、また落胆してしまいますよね。

インタビュー中で『ボクはなんでココまで嫌われるんですか?』って質問もしていましたが、ソレが本音でしょうね。

『プラスになるハナシばっかりなのに、”一緒”に”もっと”儲けましょうってハナシのドコが悪いかわからない』

分からないなら教えてあげましょう。

フジ産経グループは自グループ内で完結した収益によって充分なのです。
長年かけて築いたそのグループに、昨日今日株少々買ったからって『交ぜてくれ』とか、『もっと儲かったら分け前くれ』とか、そんなムシのイイハナシ聞く気ないのです。

えっ!?
そんなの分かってる??
今回の弱気発言は恐らく、人間的な弱さをアピールして、マスコミを逆手にとって利用してやろう、という、乙部綾子嬢あたりの作戦かな?
それもまたミエミエだからこんな扱われ方なんでしょうね。

ホリエモンがマトモに扱われる日は来るのか??
憂鬱な日々は続く…
  
Posted by dubrock at 21:24Comments(8)TrackBack(3)

2005年03月13日

デフレスパイラル

自動車のリセールバリューについては以前触れた身ではあるが、実際の売買に関与すると、ソノ値段の低さにはやはり唖然とする。
たしかに最近の自動車ローンは長期化の方向ではあるが、車両評価額とローン残額との乖離があまりにも大きい。

自動車オークション」の台頭により、確かに中古車の流動性は高まったが、業者間取引価格が事実上公表されるというコトは、中古車販売業者にとっては逆風のようだ。
実際、中古車販売で以前は1台当たり50万近い利益があったらしい。ソレがイマでは7万〜15万程度。20万すらなかなかヌケない、と、業者の方はボヤいていた。月10台売っても赤字になるのだそうだ。

「自動車オークション」は世間でハヤリの「車買取業者」と密接な関係にあり、全国に大きく分けて3グループ程度しかないらしい。
基本は自身が買い取った自動車を流通させる為のモノであったが、規模が大きくなれば一般の業者も参加するメリットが増え、今ではほとんどの中古車がオークションで売買されている。

オークションを開催する側は、出品者と落札者から料金を徴収して、1日5000台近くも売買を成立させる。
この業者だけはバブルだ。
日本で一番利益をあげている会社が「自動車メーカー」というコトになれば、「自動車」が「儲からない」とは思いたくないが、この販売業者の「儲からなさ」はどうしたものか・・・

で、結局「デフレーションな世の中」であるからそういうコトになってしまうワケだから、やはり「インフレ政策」はもう少しやった方がイイかなぁと思うのです。
(ゼロ金利政策とったって貸してくれなきゃ意味が無いですから)

ただ、こんな世の中にも「インフレ」な業界ってのはあるもんで、「医療関連業界」ってのは相変わらずの「インフレ」ぶりですね〜
それぞれが「医療用として特殊」と言えばイイっていうか、診療報酬制度により利益が見込めるからっていうのもあってか、まず「企業努力」のカケラも見えないですね。
ワケの分からない検査機械から診察台に至るまで、ドレをとってもイチイチ高いっ!!

「医療」というサービスを提供して「やってる」んだから、文句言わずにカネ払え、としか見えませんね。
やはりココも自由化によって、「患者の為の医療サービス」とは何かマジメに考えてもらわなくちゃイケナイと思いました。

私事ですが、世間で流行している「ウイルス」に感染した模様で、呼吸機能と思考能力がかなり麻痺状態です。
コレによりランクダウンしてしまいましたが、「しょうがない」ですね。
そんな状態でふと「医療費」について考えておりました。  
Posted by dubrock at 18:07Comments(6)TrackBack(1)

2005年03月12日

いよいよ実弾射撃訓練

funaバーチャル取引の友人からメールがきた。

今回のホリエモンの一件でかなり勉強になったので、そろそろ実弾を撃ってみたいとのコト。
早速”ライブドア”から買ってみたいというので、新聞で騒いでいるヤツから入るのはとりあえず”止めた”。

今回のライブドアの株式分割を繰り返す手法で、なんで株価が上がるのか理解できないらしい。
で、ソコには山っ気のある「機関投資家さん」とか「デイトレーダーさん」とかが「買い」を入れるので、実際の需要以上の「買い注文」により価格が高騰するのだ、と、ココまで言ったら、「デイトレーダー」というコトバに異常に反応した。

Q:「デイトレーダー」と「パチプロ」の違いは?
A:「投資家」と「ギャンブラー」。
Q:カッコいいね。
A:でしょ。室内での仕事だから天気にも左右されないヨ。アナタもやれば?
Q:でも、社会保険とか掛けられないでしょ??
A:会社を設立すんのサ。で、その会社がデイトレードやるのヨ。そうすっと、会社からの給料支給ってコトで社会保険にも加入できるぢゃん。
Q:その会社ってインチキくさくない?
A:”インターネット関係”つっとけばイイべ〜。そのヘンのキャバ嬢くらいだったらスグゲットだべ?ハヤリのIT社長なんだから。
Q:そ、そだね。

このアイデア、かなりイケると踏んだ。
ただ、デイトレードする”対象”が絞りきれない。
”信用買い”するなら”為替”でイイかと思うのだが、”為替”そのものに意味を感じないらしい。
では”株”。しかし、銘柄選定にしたってかなり悩む。

銘柄選定なら”バリュー投資”でしょ〜。
いい会社がたまに”安く”なってるトキがあるからそんとき買うのよ、と言っても、イマイチ反応がわるい。

どうも将来性のある会社に投資して、成長による株価の上昇が欲しい様だ。(やはりかなり勉強したらしい)
でも、上昇したときに”売ってしまったら、ソコで終わり”ってのが気に入らないらしい。

となると、一生保有する方向。
ならば、無配当主義のライブドアはやっぱりボツやな。
この低金利時代に株式配当は欠かせない。

で、ココまでハナシをしてくると、結局”デイトレード”するハナシではなくなってきた。

結局、株価も為替の値動きも、1日スパンでの上下、3ヶ月スパンでの上下、数年スパンでの上下、数十年スパンでの上下があり、「自分はどの波に乗るか」、で自分の投資スタイルが決まるものなのだろう。
利益を確定するタイミングを早くしたいなら、早い波にのるしかないワケだ。
当然、早い波はリスクが大きい。遅い波ならある程度の対応ができる。それだけだろう。

最近TVで、「デイトレーダー」がいかにも「生産性のない遊び人」の様に扱われている。
たしかに何も生み出すワケではないかもしれないが、しかし自分の身銭を数百万単位でリスクに晒して、キャピタルゲインを得ようと努力する行為は、立派な”仕事”ではないだろうか。
まぁ、「一億総デイトレーダー」では国が滅びるが、そういう存在がいても、そんなに悪くはないだろうし、もっと社会的に認知されてもイイと思うのです。
主婦が3000万のキャピタルゲインを上げれば”カリスマ主婦”としてチヤホヤする世の中なのですから・・・

ちなみに、写真は船越英一郎氏。
この記事の主人公が「ホリエモンに激似」記事に激怒し、そういうオマエはコイツにそっくりやろが〜っ!と言われてしまったので、とりあえず掲載。

オレ、こんなんかなぁ〜・・・
(オイオイそれぢゃ船越さんに失礼だよ・・・)
  
Posted by dubrock at 05:21Comments(9)TrackBack(1)