2006年05月20日

売りの主役

日経平均株価と呼ばれる、まあ一応景気と経済活動の指標とされる数値が、一時16000円を割り込んだ。
だからどう、というワケでもないのだが、実感のないまま『戦後有数の長期に渡る好景気』と巷で騒がれているこの平成デフレ景気が、単なる財テクブーム、株バブルであったコトを如実に現しているのではないだろうか。

上場各社の決算が公開され、そのほとんどが業績を回復しているというのに、この実感の無さ。
各銀行は好決算から借用していた公的資金を完済しているが、たまたま株価の上昇で取引先企業の資産評価が上がり、破綻懸念先が正常債権へと戻ってきただけのハナシ。
また株価が低迷すれば公的資金のご厄介にならざるを得ないのである。
合併したトコロで問題の本質部分については、何らの解決もされちゃいない。

石油関連はもっと傑作で、原油の異常な高騰により備蓄在庫の評価額が上がっただけのハナシ。
仕入原価が上がるコトによりトコロテン式に売り上げも伸びているが、肝腎の収益体質が強化されたとか、改善されたとか、そんなハナシはちっとも関係していないのだ。

と細かく見ればちっとも好景気なんかぢゃない日本経済。
それでも『バブル崩壊からの復興をとげつつある』なんてコト言わなけりゃ、証券業界もやってはいけないだろう。

今回の株安はアメリカの景気失速によるアメリカでの株安に端を発し、これまで日本株『買い』の主役であった外国人投資家が、アメリカにおける資産評価額を保つ為に資金をアメリカにシフト。
必然的に日本での『売り』膨らみ日本株も全面安。

となれば価格変化の激しい新興市場で信用取引をする日本の個人投資家(いわゆるデイ・トレーダーですか)の評価資産がモロに目減りし、堪らず『売り』。
なんて絵に書いたような大暴落なのですが、いかに企業業績と株価が連動していない(すなわちバブル)かという端的な証明ではないだろうか。

『経済学』はもともと文化系の学問であって、マルクスやらケインズやらを捏ねくり回すのは数学が出来ないヒトのするコトだ、と大学で経済学を志望する若者に恩師は諭してくれた。
その十年後、数学的見地からの経済学、特に『相場理論』へのアプローチが脚光を浴び、その先駆者がノーベル賞を受賞したコトを、若者は知るコトとなる。

そんな最先端の数学でも解明できない、全ての『売り』が一致する大暴落。
チャートなんかで全てが予測できたら誰も苦労はしないのだが、昨今の空前の上昇相場に躍らされてエントリーしたプレーヤーには、まさに想定外のコトだったろう。
そんな素人さんの狼狽で増幅される『売り』と暴落。

今一度『株式投資』について考えるいい機会だと思うのだが…。
  
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2006年05月19日

ジーサス・クライスト

鳴り物入りの広告宣伝の割には予告編以外の画像素材がなく、ようやくカンヌ映画祭でその全貌が現れたというコトで、テレビは映画ダビンチ・コードの話題でもちきりの様です。
なんでも日本国内の広告宣伝費予算だけでも3億円。
これは通常ハリウッドスターを招いての広告宣伝でも1億ソコソコしか使わない相場からすれば、まさに破格の扱いで、カンヌでもラッピングした特別列車を仕立てるなど「話題性においては」ピカイチの様です。

ただ原作共々この作品が注目されるのは、「キリストには子孫がいた」というこの作品が触れた”キリスト教のタブー”によるものではないでしょうか。
当時死体を解剖してまで、人体の忠実な描写をその構造からこだわった天才レオナルド・ダ・ビンチ。
だからこそ彼の作品に残されたメッセージから、そういう仮説が成り立ったとしてもおかしくはなく、まぁ面白いハナシではあるでしょう。

”面白いハナシ”。
そう、キリスト教圏にないこの日本にあって、キリスト教などクリスマス以外には関わりのないワタシにとって、キリストが結婚していようが子供がいようが、そんなのはどうでもいいハナシなのです。
これはワタシの主観かもしれませんが、それでも”平均的な日本人”の認識なんてそんなモノではないでしょうか。
バチカンの皆様がこの映画を観るなと騒いだり、映画中のこのタブーに触れた部分でヤジが飛んだりと、キリスト教圏にあってキリスト教をこよなく愛する皆様にとっては大問題のこの映画ではありますが、海外、それも”カンヌ”で話題になったからとて、日本では「だからどうなの?」とは思ったりもします。

そんなコトよりも今一番観たい映画は渡辺謙主演の「明日(あした)の記憶」。
なんでも今ではハリウッドスターとなったあの渡辺謙さんが、製作を強く推し進めたってハナシぢゃないですか。
若年性アルツハイマーを題材に扱ったといえば、ちょっと前に永作ちゃんがドラマでやってて、後に韓国映画でもリメイクされた『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』が記憶にあり、題材としてそんな真新しいものでもないのでしょうが、予告編を観ただけでも泣けてきます。
この映画こそは劇場の大画面で是非とも観たいと思うワケですが・・・、号泣でしょうね。
渡辺謙の役柄に自分を重ねてしまって・・・、それこそ号泣でしょうね。

大の30男が劇場で号泣ってのもチョット・・・なえふぴーなので、もしかしたらこの映画、自宅で観た方がいいのかも知れません。
その方が思い切り泣けるし。
いやしかしそれではこの作品を作った渡辺謙さんに失礼で、そもそも興行収入的にグズグズの日本映画を盛り上げる為には、こういういい映画は劇場で観るべきだ、とも思うワケで、どうしたらいいのでしょうか。
この週末いよいよ公開なので、しばらく悩ませてもらうとしましょう。

なにせ気乗りのしない嫁さん誘って観に行った過去の映画ダンサーインザダークもマトリックスリローデッドも、どっちも観終わっての感想は「カネ返せ」だったワタシとしましては、「この週末この映画を観に行こう」とはなかなか言い難かったりするのです。
そうそう姉ちゃん(実姉)誘って観に行った映画も「ツインピークス」で、あの映画もドラマさっぱり観ていなかった二人には意味不明だったもんなぁ。

とりあえず「ダ・ビンチ・コード」の原作本を探しに、古本屋でも行ってきますかぁ。  
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2006年05月18日

横田空域

首都圏近郊を回ると、意外に軍事施設が多いコトに気付く。
陸上自衛隊市ヶ谷などは有名だが、その他にも練馬などに地対空迎撃部隊がさりげなく配備されているし、海上自衛隊では横須賀が有名だが、世田谷から目と鼻の先に厚木飛行場があるのも意外と言えば意外だろう。
航空自衛隊の百里に入間も、航空機なら都心まで数分の距離で、なんてコトはない『首都トウキョウ』は、意外に厳戒体制なのだ。

その厳戒体制の首都トウキョウにあって、西側一帯を米軍機が自由に飛び交う空域を『横田空域』と呼ぶらしい。
この空域の存在は先の日航機墜落事故でも多少取り沙汰されたが、当時はいまほど情報がオープンになっていなかったので、『墜落現場を米軍は把握していた』みたいなハナシも真偽の程は分からずにいる。
余談だが生存者の証言から墜落直後にはもっと多くの生存者がいたらしく、墜落現場を全く把握出来なかった日本政府を思うと今だに苦々しく思えてならない。

いずれにしてもこの横田空域内の管制権は今だ米軍にあるので、日本のお空であっても自由に飛ぶコトは許されていない。
そんな空域がこの厳戒体制の首都トウキョウに広がる以上、アメリカとの対等な関係などありえるハズがなく、つねに喉元にナイフを突き付けられている様なものなのだ。
日米安保条約によるアメリカの軍事力の傘は、ある意味敗戦国の反目への抑止力だったといっても過言ではないだろう。

今回の米軍再編によって、その『横田空域』が返還される見通しとなった。
民間航空各社は空路変更による経済効果から、返還の前倒しを要求している様だが、このハナシそんなに上っ面だけのコトでいいのだろうか。

米軍再編でグアムに移転するのは米軍でも一番イカレ、いや危ない連中である海兵隊の8000人だけ。
その移転でゼニをたかられたとか騒がれているが、その他の部隊は配属地を国内で変更するだけで、たいした負担軽減にはなっていない。
そんな中で横田空域を返還し主力部隊を西に移すというコトは、ある意味ようやっとアメリカに『同盟国』として認めてもらえたというコトだろうか。

アメリカのエゴで動かされる国連に多額の活動資金を提供し、大勢に逆らいイラクにも派兵し、ようやく認められた『同盟国』。
そんな『いじめっ子』と『いじめられっ子』の友情関係ほど、脆いものはないと思うのだが。
  
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2006年05月17日

旭山動物園

以前から話題になっていたので気にはなっていたが、ついにドラマ化されたというコトで思わず観てしまった。
テレビ特有の脚色はあるにしても、日本最北の市営動物園が入園者数で日本一になったというのは、やはりすごいコトだと思う。

ただ逆に言えば、あの上野動物園ですら入園者数は減少している現実があり、このテレビが発達した時代には『ただ見せるだけ』の動物園にはニーズがないというコトなのだろう。
確かに自分自身も、物心ついた頃からこの方動物園に行った記憶などないが、それで不自由しているワケでもなくブラウン管(この言い方も死語かな?)に映し出される動物達だけで、それがなんという動物かくらいは分かっているワケなのだから、その『ただ見せるだけ』で珍しかった時代からの変遷に、動物園が着いて来れなかっただけなのかも知れない。

実際旭山動物園がしたコト、また現にやっているコトは、『お客さんからの視点を意識する』という至極当然のコトであり、それはただ日常ではお目にかかれない動物達を並べただけのこれまでの動物園から脱却した、というコトになるのだが、逆になぜこういう試みが数ある動物園でこれまで成されなかったのだろうと、疑問に思ったりもする。
完全にペット化されてしまって、動物はエサ欲しさに芸をする、またそんな芸がショーとして見世物にされ、ようやく集客できる。
そんなモデルが民間では定着してしまって、野性動物本来の姿などドコ吹く風なのだが、そうでもしなければ、テレビでは見れない動物達の珍しいショーが無ければ、『わざわざ』出向いて、カネ払ってまで見る必要性を感じない、というのもある意味真理だろう。

それでもアクリル板越しにアザラシやホッキョクグマが泳ぎ、ペンギンが頭上を飛ぶ動物園は画期的であり、やっぱり北海道に行ったトキには是非とも行ってみたいと思う。
ただこういう『見せ方の手法』ってのはコロンブスの卵的要素が高いので、夏に向けて予算を取得し急ピッチで改装工事をする動物園も多いのではないだろうか。
やり方、方法論は真似できても、その背景にある意識までは真似できない。

今旭山動物園にある動物展示のカタチというのは、ある一つのモデルであって完成形ではない。
今回の旭山動物園の成功例からその意識(あくまてお客さんを意識するという、ごく当たり前の意識)を真似て、地方の動物園が切磋琢磨すれば、パンダなんかいなくても、また動物園が脚光を浴びる、動物園に行きたいと思われる時代が来るのではないだろうか。

また5年後の旭山動物園が、見てみたかったりもする。
フェイクでなければ、5年後も日本一であるはずなのだが、日本一であり続けるコトは、日本一になるコトよりも難しい。

  
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2006年05月15日

ハッピーセットはどうなるの?

ワタシの知る限り、コドモはマックが好きだ。
マックやファミレスでなければ、なかなかジャリを連れて飲食はしにくいという現実もあるが、逆にマック、ファミレスはそういう子連れ層にターゲットを絞り、痒いトコロに手の届くサービスを提供している。
だから子供のマック好きは、『マック』ではなく『マックのおもちゃ』に向けられたものなのかも知れない。

実際ウチの甥っ子姪っ子は、私らがハンバーガーを食べている間中、ハンバーガーそっちのけでチャチなおもちゃと格闘している。
普段からもっと立派なおもちゃで遊んでいるくせに、だ。

そのマックのおもちゃといえば、言わずと知れたディズニーキャラクター。
そのディズニーが、マックとのキャラクター使用契約を打ち切るらしい。
理由は『子供の肥満の原因として、ファストフード業界への批判が強まっているため』だそうで、『子供を持つ家族へのイメージを重視し、ファストフードと距離を置くことにした』んだそうだ。

子供の肥満の原因はファストフード。
アメリカではそういうコトになりつつあるらしいが、食わせなければ太りはしない。
いや、『食わせ過ぎなければ』太りはしない。
食わせ『過ぎ』ているのは誰あろう親自身であり、太りやすいハイカロリーな食材を提供している側に、責められる程の落ち度はあるのだろうか。
だいたいアメリカ人の食い方にも問題はある。
あんな食い方をしたらファストフードでなくとも太ろうというものだ。

それはともかく、イメージの低下に繋がる要因とは、早め早めに手を切るのがディズニー流。
ならば日本でランドを運営する法人の、切っても切っても出てくる『黒い影』はどう考えているのだろうか。
リゾート開発にからみ利権を貧る政治家と地下組織、なんて、ジャリが太るハナシよりよっぽどイメージ悪いと思うのだが。

子供を連れて気にせず行けるお店が、ファストフード以外に見当たらないのは、飲食業界の怠慢だろうか。
株式を上場し、藤田氏の支配から脱却した新生マックジャパンが、こんどのハッピーセットにナニを付けてくれるのか、ちょっと期待してたりもする。

  
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2006年05月14日

いなかぐらし応援団とは

お世話になっているファミール産院の杉本センセに連れられて(拉致られた、といった方が正確かな)、いなかぐらし応援団なるNPO法人の会合にお邪魔してきました。
NPO法人についてはかなり前に書いたコトも有りますが、その『非営利活動』という呼称から『ボランティア』と混同されがちで、その『善』のイメージを逆手に取ったNPOも少なからずいるので紛らわしく、この制度というか呼称については見直しが必要なのでは、というのが正直なトコロだったりもします。

ただこのNPOについて言えばむしろその逆で、若年層の流出が止まらず人口の減り続ける南房総にあって、『なんとかしなくては』と思い立った有志が都会からの移住、すなわち『いなかぐらし』を支援しようと立ち上げたまではいいのですが、なかなかコアとなる事業が見出だせずに悪戦苦闘していたそうなのです。
そいこうしているうちにライバルの鴨川市には加藤登喜子夫妻が移住したとかでモデルとなり、『房総でいなかぐらしなら鴨川』みたいな風潮に危機感を感じる昨今だったそうなのです。

確かに多数が認める『いなかぐらし』の成功例を視覚的に提示するのは、なんとなく漠然と不安な移住には必要なコトであり、そのモデルをこれからいよいよ定年を迎える団塊の世代に向けるいうのは、確かに定石ではあるのだろうけど、先行されてしまっては戦略を変えるしかない。
と、最近失脚したホリエモンなんか御神輿としては面白いんぢゃないかと、まあヒトゴトだけに面白さだけで言ったりもしたのですが、逆に彼が来るメリットがないだろう、と反論されてしまったのです。

『わざわざ来るメリット』。
ホリエモンに限らずいなかぐらし希望者を引き付けるに能っては、ビジュアルに訴える移住モデルもさるコトながら、もしかしたらこの部分こそが、他のいなかぐらし候補地に秀でるポイントなのではないでしょうか。
『東京から2時間』とか、『風光明媚』とか、そういう二次的なものでなく、ダイレクトに移住者が享受できるメリット。

まあ公営カジノ特区みたいなベタなヤツぢゃなくとも、ターゲットとする団塊の世代が是非とも来たくなる様なメリットを、どれだけアピールできるかが、モデルより大事だったりするかもしれません。
それが何かって?
流石にソコまでは思いつきませんけどね。

そんなアレコレを考えてしまう程、館山の振興に熱い皆さんなのでした。
残念ながら泥酔してほとんどのハナシを翌日覚えていないので、建設的なハナシはシラフですべきだったと、それだけが心残りですかね。
  
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2006年05月13日

第三世代携帯とは

十何年ぶりかで、満員の山手線に乗った。
それも併走する京浜東北線にご丁寧にトラブルが発生し、2両分のお客様がご乗車となり、『息が苦しくなるほど』の乗車率。

これって一体、乗車率何パーセントなんだろうか、なんて考えるまでもなく、早々に中央線へと非難する。
昔から疑問に思っていたのだが、山手線内の区間の中央線は、どうしてこうも空いているのだろうか。
それまでの鮨詰めが嘘の様なゆったり空間だ。

と、お隣りの『キャリアウーマン』風がバサっと日経新聞を広げた。
余談になるが『キャリアウーマン』という呼称もフェミニズムからすれば女性蔑視になるので、『キャリアパーソン』と言わなければならないのだろうか。
なんでもかんでも中性化という向きはどうもしっくり来ないが、いずれにしてもこの場合は、多少の嘲笑の意味も込めてこの方を『キャリアウーマン』と呼ぶコトにする。

朝から日経新聞を隈なくチェックするとは、新聞すら読まなくなったサラリーマンが多い時代に、それはそれは殊勝なコトなのだろうけど、なぜこうも『女性が新聞を広げる姿』というのは下品なんだろうか。
通勤電車で新聞をデカデカと広げる迷惑お父さんは迫害され、『四つ折』がマナーとなった。
中には満員電車の中でも器用に『八つ折り』で読破する、特殊能力を身につけた御仁もいる。

ただ仁王立ちで、バシっと広げた新聞を読むお父さんは、絵になると思う。
いや、新聞を広げた姿が絵になるか否かが、できる上司の条件ではないかと思う。

それに比べて、女性が新聞を広げる姿というのは、それが大きくだろうと四つ折だろうと関係なく、どうしてこうも無様なんだろうか。
ちなみにこのキャリアウーマンは『四つ折』派で、良識とマナーもあるトコロもアピールしていたが、いかんせんカッコウの悪さで全てが台なしになっていた。

と、やおら携帯を取り出すキャリアウーマン。
メールを一通りチェックし、なんと株価をチェックし始めた。
時刻はちょうど9時過ぎ。
今朝のマーケットの動きもいち早くチェック、といったトコロの様で、新聞片手に東証一部を上から順にチェックしていく。

そのオッサン臭さもさるコトながら、サクサク動くソニー・エリクソンのウエブ画面にくぎづけになってしまった。
正直、携帯のウエブ機能など付加機能なので、基本性能にあまり関わりのない付加機能に高いカネを払う気など全く無かった。

電池が寿命となり買い替える時も、基本は『タダかどうか』であって、第二世代だろうが第三世代だろうが関係なかった。
しかし、第三世代携帯とは、こんなに早いものなのだろうか。

目からウロコでキャリアウーマンの株価チェックを眺めながら、都市部で高性能携帯が持て囃される理由の一端を垣間見た気がした。
キャリアウーマン、たいしたもんだ。
  
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2006年05月12日

罪と罰

中央青山監査法人。
監査法人なんて大企業さんのハナシであって、名実ともに実感が湧かないが、カネボウの粉飾決算に対し監査を担当した監査法人らしい。
もともと上場企業が有価証券報告書を作成、公表する際に、その真偽の程を見極めるのが公認会計士の仕事。
その公認会計士が5人以上集まって作ったのが監査法人。

監査対象が大きいと、当然一人で全てをチェックするのは難しくなる。
また公認会計士一人では全てを任せにくい監査業務も、監査法人として組織化されれば信頼感がグっと増す。
そんな理由で徒党を組んだ公認会計士組織の『一番大きいヤツ』が犯した罪に、関与した公認会計士当人だけでなく組織としての監査法人にも業務停止の処分が下った。

とはいえ監査するクライアントが上場企業の7割を占めるとなれば、決算期の業務停止による混乱は避けられない。
などと配慮しての『7月処分』が重いとか軽いとか話題になっている。
カネを貰って偉そうに『監査』しておいて、粉飾を黙認では公認会計士失格、監査法人も解散が妥当だと思うが、監査を行う相手先がクライアントという利害の一致が、根本的な構造の問題ではないだろうか。

この構図は、耐震強度設計の検査をする立場ながらも、設計者がクライアントであるイーホームズとヒューザーの関係に似ている。
いずれの場合でも利害が一致しては、不正は防げないというコトだろう。

耐震強度では偽装された場合に備えた保険に強制加入させるコトで、相反する利害関係を作り出し抑止力とした。
粉飾決算においても企業と公認会計士の間に相反する利害関係が必要なのではないだろうか。

7月実施としても『厳しい』とされる今回の処分により、クライアント企業の中央青山離れが言われている。
もしかしたらエンロンの時のアーサーアンダーセンの様に、解散の憂き目に遭ってしまうかもしれない。
しかしながら粉飾を見逃せば法人もろともお取り壊し、という恐怖だけで、利害の一致する両者の偽装に歯止めがかけられるだろうか。

いずれ『バレなきゃオッケー』的発想により、公認会計士も巻き込んだ粉飾決算は更に巧妙化する様に思えてならない。
それをありもしない公認会計士の『モラル』に訴えたり、お題目の様に『コンプライアンス』と連呼するのではなく、相反する利害関係により不正を見逃さない仕組み作りが、必要なのではないだろうか。
  
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2006年05月11日

白いんげんダイエット

『炭水化物食べ放題で痩せられる、究極のダイエット!』と銘打ったTBSの番組、リアルタイムで観てました。
いよいよ夏も近付き、女性の関心事が『体形』とか『ダイエット』に敏感になっているこの時期だけに、視聴率はかなり高かったのではないでしょうか。
とはいえ余りにCMを跨いで引っ張るその構成と、今だにファッションリーダーを気取った飯島愛に辟易して、結論は嫁さんに任せて寝てしまったというのがホントのトコロなのですが。

いずれにしても、聞き慣れない『白いんげん豆』に含まれるファセオラミンという成分の作用によって、炭水化物の糖への分解は抑制され、体内への吸収が抑えられるコトにより『満腹に食べながらダイエット』の実現は画期的だったのではないでしょうか。
往々にして女性は、芸能人やモデルさんなどのスレンダーな体形を理想としながらも、その陰にある食事制限や運動などの『努力』の部分には拒否反応を示すものです。

だからこそ、聞き慣れない『白いんげん豆』を早速入手しての実践だったのでしょうが、それによると思われる下痢や嘔吐などの苦情が650件にも上ったのだとか。
確かに紹介されたダイエット法を実践しての下痢や嘔吐であれば苦情モノでしょうが、果たしてそうでしょうか。

『豆アレルギーの方はお止め下さい』とアナウンスしているトコロを見ると、なんと豆アレルギーなのに摂取して文句を付けているクレーマーがいるらしい。
そんなのマトモに返答するにも及ばないだろう。

ファセオラミンは大量に摂取すると下痢や嘔吐の症状を呈するらしいが、『大量に摂取すれば』のハナシ。
番組中で摂り過ぎを警告していた上に吐くまで食べて、苦情というのも納得できない。
また生豆に含まれるレクチンは下痢や嘔吐を催すらしいく、これが最有力と思われるが、これも『加熱が不十分だった場合』のハナシ。
番組の指示通りに加熱していれば問題にはならなかったのではないだろうか。

結局画期的な提案であっても、ごく一部のハナシをよく聞かない人間によってアヤが付けられ、また他局がそれを誇張して報道するコトにより、番組関係者はおろか『白いんげん豆』に関わる全ての人が謝罪させられる現実というのが、非常に残念でならない。
こんな『画期的な努力しないでダイエット』まで否定してしまう国民性というのも、どんなもんだろうか。

とっても素晴らしいコトだと思うのです。
『白いんげん豆のファセオラミンで、炭水化物食べ放題なのに簡単ダイエット』。

TV放映後、注文殺到!!あのファセオラミンを高配合!白いんげん豆粉末100%(600g)3個セット【みな美プラザ】
TV放映後、注文殺到!!あのファセオラミンを高配合!白いんげん豆粉末100%(600g)3個セット【みな美プラザ】  
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2006年05月10日

Syntax Error

ホームページなどで使われる入力フォームは、CGIと呼ばれるプログラムで動いていて、そのプログラムはperlという言語(プログラミング言語)で書かれているらしい。
と、ココまで書いて、『プログラム』とか全然分かんないヒトは間違いなくページを閉じてしまっただろう。

別にけったいなプログラミング論とかするつもりもなくて、その昔パソコン少年だったえふぴーはベーシックという文字通り『基本的な』プログラミング言語を操ってプログラムをしていた頃があった。
当時パソコンの性能が今の何万分の一とかしかなかった時代だから、プログラムは作り手(プログラマー)の力量に依存する部分が大きく、視覚的にも感覚的にもわかりやすいベーシックはパソコン側への負担が大きい(つまりは『遅い』)というコトで、あくまでも『初級者向け』という位置付けだった。

大学に入って早々に潜り込んだ研究室で、『パソコンの上級言語を覚えなさい』と言われたが、パソコン向きであって人間向きでない上級言語がしっくり来ずにドロップアウトしてしまった。
サッカーのナカタが赴任地の言語を習得する能力について称賛されているが、人間用の言語もパソコン用の言語も覚えるには文法から入るより、まずその言語の世界に身を置いてしまうのがいいらしい。
必要性も感じないものを『覚えろ』と言われても入って来ないのは、学校教育における英語習得のハナシと似ている。
まあ、ワタシがベーシックを覚えたのはただただ『ゲームがしたい』の一心だったのだが。

ともかく最近の技術の進歩は目覚ましく、さほど作り手(プログラマー)の力量に頼らなくとも、十分実用に堪えうるくらいの早さをパソコンの方が身につけてしまった。
で、最近のプログラミング言語というのは何となくベーシック的な記述をしているもので、perlとか全く知らなくても多少は中身をいじれるものだと最近実感している。
(ガッツリいじれれば、もちろん高給を厭わない企業は多いのだけれど。)

でチョーシに乗って書いたプログラムを動作させた結果、出て来た答がSyntaxError(シンタックスエラー)。
何も難しいコトが起きているワケでもなく、書いたプログラムに下らない文法上記述のミスがあるとパソコンが主張しているエラーだ。
昔っからSyntaxErrorとはお友達で、エラーにももっと高尚なエラーもあるというのに、そういうのはお目にかからずに結局いつもSyntaxError。

その独特な響きに思わず昔を思い出し、遠い目をしてしまったえふぴーなのでした。
そういえばこの前はVB(ビジュアルベーシック)で無限ループをやらかしたっけか。
基本的な部分というのは、昔と変わっていないんですね。
人も、機械も。

  
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