2011/02/13

今月17日に14巻発売です

大変ご無沙汰しております、岩永です。
本当にご無沙汰・・・
結局14巻を昨年中に出せなくて、単行本派の方々や
本誌を読んだ上で単行本も集めてくださってる方々には
大変お待たせしてしまいました、すみません。

ここに色々書きたいと思うのですが
何を書いてもネタバレに繋がって、読者さんの楽しみを奪ってしまうんじゃないか
と、書いては消してを繰り返しています。

発売前に内容に触れず宣伝するのって難しいですね・・・。

内容外のことについてですが
今回再び、書店「とらのあな」さんから特典イラストカードをつけて頂けることになりました。
販売に力を入れてくださること大変ありがたいです。
近隣にお店がある方は、是非チェックしてみてください。
(そして是非そのままレジに・・・)

それでは失礼いたします。
 

2010/07/06

「Pumpkin Scissors」第13巻発売!


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 今更の紹介で恐縮ですが「Pumpkin Scissors」最新巻、絶賛発売中でございます!

 ついに幕を開けた「西方諸国連盟合同会議」
 しかし一見華やかなその祭事の水面下では、無数の毒蛇が昏い謀略の牙を研ぐ。

 帝国の生命線ともいうべき「カウプランの特許」解放を目論見むローデリアを始めとした西方諸国。
 謎の計画を遂行すべく不気味に暗躍するビロゥズ率いる「銀の車輪結社」
 その結社の支援で帝国への復讐の機会を伺う亡国の遺児たち「抗・帝国軍(アンチ・アレス)」
 そしてあらゆる謀事の鍵となる帝立科学研究所「カウプラン機関」

 帝国が薄氷の条約によって得た、つかの間の平和。
 しかし覆い隠された国家の腐敗はここに来て破滅的な何かの到来を予感させるに十分なものだった。
 執政部と軍部の対立をはじめ、アリス少尉たちの所属する陸軍情報部ですら堅固な一枚岩ではありえない。

 そしてアリス少尉とオーランド伍長にも、それぞれ思わぬところから危険な魔手が迫り来る。
 果たして陸情3課の面々は、これらの局面にどう立ち向かっていくのか?
 ついでにセッティエーム姫に一夜の戯れとばかりにお持ち帰りされたマーチス准尉はどうなってしまうのか?!
 ええい、知るかバカ! いっそ眼鏡割れろ、あの皮(以下、不穏当な発言につき検閲削除)

 というわけで、今まで登場した重要人物総登場の「西方諸国連盟合同会議編」が本格始動。
 まずは様々な組織が各々の思惑で密かに蠢く様が描かれます。
 そして今回判明した諸々の設定によって、帝国が置かれている現状というものが随分と鮮明になって来ました。同時に、国家としておっそろしくヤバげな状況であることも。
 とにかくあちこち危うい綻びだらけで、今にも破裂寸前の風船さながら。
 その風船に破滅の針を刺し入れようと目論む奸物には事欠かない今、合同会議の行先はますます剣呑です。

 また、今巻ではアリス少尉に崇敬の念を抱く2人の強烈なキャラクターが登場。
 それが「大空へ舞い上がるようなバカ」こと『蒼華聖剣隊』所属・ハーケンマイヤー三等武官と、陸情1課『第2の曲剣』所属・マーウィン分隊長。
 共にマルヴィン家に連なる貴族の出として「斬り裂きし者”L”」の誉れ名を奪うべくアリス少尉に挑んだものの、その鮮やかな剣技の前に敗れ去った2人。
 2人の胸中に芽生えたのは自らを打ち倒したアリス少尉に対する尊敬すら超えた崇拝の気持ち。
 ただし、その有様はまったく対極のものとして。
 ハーケンマイヤーのアリスLOVEな熱血バカっぷりは息詰まる陰謀劇における一服の清涼剤(いや……劇薬か?)ですが、マーウィン分隊長の妄執すら感じさせるそれは、今後どのような事態を招くか、実に危うい予感。

 毎度恒例の単行本描き下ろしインターバルでは、ロジャーお付きの特命メイド・ロザリィさんの底知れないメイド技術の一端が明らかに!
 つーか、本当に一体何者なのだ、君は。
 そんな彼女のけしからん狼藉に隠れて、密かに「白薔薇」なる白銀の甲冑が登場。
 今巻の表紙でアリス少尉が纏っているそれだと思われますが、はたして今後、それがどのような形で再登場するのかも楽しみに待ちたいところ。

 それからカラーページのプルミエ姉さんはちょっと傾国の妖婦すぎますよ!
 少年漫画誌の限界を突破しちゃう! その調子で頑張って!
 負けるな、我らのセッティエーム! あと、ついでにもげろマーチス!
 

2009/11/21

「Pumpkin Scissors」第12巻発売!


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 0番地区壊滅を目論むロンダリオの企ては、アリス少尉と伍長、そして「回転草の兄弟団」たちの活躍によって未然に防がれた。
 憂国の士であるロンダリオも、アリス少尉が命懸けで示した「答え」とアベルが持ちかけた闇取引によって、ひとまずはその苛烈な謀略の矛先を収め、事態は収束へと向かう。
 誰が何を得て、何が失われたのか? すべては暗黒街の闇の中。

 そして遂に始まる「西方諸国連盟合同会議」
 百鬼万怪蠢く陰謀劇の幕開けはすぐそこに。
 はたして帝国の行く末は?
 復興の兆しに沸く帝都を舞台に、数多の希望と絶望が交差する。

 他、技術開発班が誇る我らが女傑ウェブナー中尉とマーチス准尉の初めての出会いを描く幕間劇「歯車の出会い(Gear Box)」を収録!

 伍長の知られざるルーツに迫る「0番地区編」もついに完結。
 ロンダリオとアベル、互いに目的の為なら手段を選ばぬ二人の、静かに火花散らすやり取りが痺れます。
 特に非情な男でありながら、一本芯の通った信念を持つロンダリオの不敵さはなかなかに魅力的。
 また、伍長と「不可視の9番」を巡るミッシング・リンクも、ここにきて大分見えてきた感じ。
 インターバルで示された疫病の正体……「キルヒ1号」が耐性検査薬だったという事実。
 はたしてそれは何に対する「耐性」の検査薬だったのか?
 903が用いていた恐るべき戦術毒「キルヒ3号」すら、その副産物でしかなかったというのか?
 カウプラン機関の抱える闇は、まだその端緒すら窺えぬほど、昏く、深い。

 ウェブナー中尉がいかにして技術整備班の姐御として君臨するに至ったかというのを描く「歯車の出会い」も、ウェブナーという女性の在り様を魅力的に描いていてよろしいなぁ。
 この掌編を読むと、どうにも噛み合わない歯車を心に抱えて生きていたウェブナーという名のギア・ボックスが、マーチス准尉という小さな歯車によって完成したというのがよくわかります。
 野郎、いっそのことモゲてしまえばいいのに!

 そして遂に今までの主要人物総進撃な「西方諸国連盟合同会議」編がスタート!
 久々登場「銀の車輪結社」を始め、大国ローデリアの可憐な末姫セッティエームなども再登場。
 帝国の行く末を左右する大きな舞台の裏で、様々な陰謀の胎動が描かれます。
 それにしてもローデリア王家のアレさ加減ときたら、こちらの想像以上でしたな!
 王様からしてアレて。
 あからさまに毒婦な第1王女プルミエさんも、言動諸々がもはや少年誌のそれじゃねぇ!
 セッティエームが今後、この合同会議でどのような役割を果たすのか、大変興味深いところ。

 「崩壊序曲」という副題で始まったこのエピソード、はたしていかなる帰結を見るのか?
 今後の展開に要刮目!
 

2009/04/20

「Pumpkin Scissors」第11巻発売!


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 無法街「0番地区」に忍び寄る壊滅の危機。
 怠惰な国家を正さんと0番地区殲滅を目論む恐るべき実業家ロンダリオの暗躍を前に、様々な人間の思惑が交錯する。
 はたして伍長とアリス少尉、そして「回転草の兄弟団」は、破滅の引きがねとなる抗争の勃発を未然に阻止することができるのか?
 そしてこの危機の中、伍長とアリス少尉はそれぞれが追い求めていた問いの答えを見つけ出す。
 「0番地区(オーランド)編」、いよいよクライマックス!

 前回の表紙は「回転草の兄弟団」メンバー揃い踏みという構図でしたが、今回は「元・回転草の兄弟団」であるランデル、アカシア、アベルの三者が揃い踏み。
 ホールドニャップを迫るアカシア嬢の御姿も麗しい第11巻、第40話「煽動の爆弾」から第44話「たどりついたこたえ−アリス−」までを収録し、ついに発売でございます。

 今巻の見所は「回転草の兄弟団」の大活躍ももちろんですが、やはりなんといっても、伍長とアリス少尉、それぞれが見出した命題の答えに尽きるでしょう。
 2人が自らの問いにどのような答えを見出したのか、それは是非作品を読んで直に確認して頂きたいところ。

 あと、アベルのもんの凄い屈折したツンデレっぷりな!
 自らが利用価値を認めたもの以外は平気で見捨てる酷薄さは、誰より無法の街で生きる覚悟を決めている証でもあるわけですが、その根底には、かつて金がなくて<家族>を救えなかった無力な自分への悔恨があるのでしょう。ああ見えて意外とHOTな男ですからして。
 次巻に収録されるロンダリオとの丁々発止のやり取りをお楽しみに!

 ああ、あと巻末インターバルのマユなし2課長はなんかもう、ホントズルイっつーか、なんつーか。
 色々と面白すぎるだろう、人として。
 久々登場ヴィッター少尉とカッコいい会話の応酬の後に、あの狼藉。
 名もなき副官殿の日頃の苦労が忍ばれます。合掌。
 

2008/09/17

「Pumpkin Scissors」第10巻発売!


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 ついに巻数も二桁台へと突入!
 それに伴いカバーデザインも従来のものからよりポップな印象のものへとリニューアル!
 めでた尽くしの第10巻、第35話「情熱的な人(おんな)達」から第39話「秩序への無法」までを収録し、本日より発売開始であります。

 お話としては、西方諸国連盟合同会議を間近に控えた帝都を背景に、謎多き伍長の過去へと迫る「0番地区(オーランド)編」へと突入。
 いきなりゴスロリファッションで登場するやいなや、一部読者の人気を掻っ攫っていったツンデレ義妹、ウルスラ率いるチビッ子軍団「回転草の兄弟団(タンブル・ウィード)」が大活躍!
 0番地区に蠢く不穏な陰謀を察知し、思わぬ帰郷を果たした伍長、それを追うアリス少尉。
 法の光すら届かぬ暗黒街の奥底で、一体何が起きようとしているのか?
 大切な<家族>と<故郷>を守ろうとする伍長の戦いが、今始まる!
 アカシア嬢のマタタビコースの内容に思いを馳せている場合じゃないぞ、俺!

 無法の街にありながらも逞しく生きる「回転草の兄弟団」は、ウルスラを筆頭に皆が魅力的。
 血の繋がりこそないけれど、強い絆で結ばれた擬似家族って設定、好きなんですよ、昔から。
 故に、彼らが逞しく活躍する今編は、前編との落差もあってか非常に明るく楽しい印象。

 しかしウルスラからして元病弱な現少女娼婦(候補生)のツンデレ義妹って、おいおいどんだけドラがのってんだよその配牌は、つーぐらいの強烈な配役ですが、それに輪をかけて凄いのがC・Jですよ、C・J。
 てっきり色香たっぷりのおませな少女なのかと思えば、実は○○○ってアンタ。
 なんだ、その無駄にアグレッシブな設定は?! 少年誌的にいいのか、それ?!
 でもスナイプス、君は決して悪くない。むしろ応援するぜ、その恋路!

 あと当方としては伍長の義父の存在がとても印象深いところ。
 共和国人との混血であったが為に帝国社会から追放され、無法街の娼館でかかりつけの堕胎医として生きるしかなかった悲劇の人。
 人を救う為に医師となったのに、無数の命を奪うことでしか生きることができず、誰よりもそんな自分が許せなかった哀しい人。
 彼が死に際に泣きながら愛する伍長へと告げた祈りの言葉……それが今は伍長の心を縛る呪いの言葉になってしまっているという、この人生の皮肉。
 彼が息子に告げたかった本当の想いは「お前だけは幸せに生きて欲しい」であったはずなのに。

 守りたい<家族>たちの為に、一度は決別した過去と向き合い、奔走する伍長。
 彼を追う形で0番地区へとやってきたアリス少尉もまた、かつての己が失敗と対峙し、自分たちが目指すべき戦災復興の在り方を模索する。
 果たして2人は0番地区に迫る危機的抗争の勃発を未然に阻止することが出来るのか?
 そして健気なウルスラの恋慕は、今後伍長とアリス少尉の強固な関係にどこまで喰い込んでいけるのか?!
 次巻以降の展開も要注目!
 

2008/04/01

「Pumpkin Scissors」第9巻発売!


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 単行本にして3巻に跨る大長編「国境の街カルッセル編」がついに完結!
 第30話「Merry…」から第34話「Called Vitter」までを収録、長きに渡った物語のトリを飾るに相応しく、分厚く読み応えのある一冊となっております。

 いやー、それにしても今回のカルッセル編におけるストーリーテリングの巧みさときたら!
 最初は何が敵なのかすら判らないエスピオナージ・サスペンスから入って、やがて徐々に解き明かされて行く災厄の正体、そして謀略の狭間に消えた不器用な男女の悲恋に、いまだ旧弊を抱える帝国と躍進めざましい共和国との対比、そして伍長の心身を蝕む「命を無視された兵隊」の禍々しい影に、危機を経て更に強くなるアリス少尉と伍長の絆。
 幾重ものストーリーラインが重層的に絡み合い、やがて大きなうねりとなって1つのテーマへと収束されていく、その手練手管の鮮やかさ!

 登場人物たちはいずれも互いの思想や行動に影響を与え合い、より希望に満ちた明日へと歩みだす。
 誰が欠けても到達しえなかった未来、気づけなかった想い。
 起こった悲劇は変えられず、犯した罪は消えずとも、明日はより良くできるはず。
 このカルッセル編、改めて最初から通読してみると、より感慨深く胸に迫るものがあります。

 いや、それにしても、本当に味のある男になったもんだなぁ、「冷淡なヴィッター」!
 今回の描き下ろしインターバルで加筆されたラストシーンの独白(しかも冒頭のフランシア伍長の独白シーンと対になっている!)がまた、切なくも暖かくていいんだ、これが。

 あと前巻予告より待望の陸情2課長のラインベルカ少佐は、毒蛇もかくやのプリティーフェイスに、かなりステキな人生観の持ち主のようで、これまた流石っつーか、なんつーか。
 さて、今後どのように物語に絡んできますことやら?

 アリス少尉と伍長も、改めて互いの絆の在り方を見つめなおす契機ともなった、今回の事件。
 ですが2人が背負った十字架はあまりに重く、その行く先はあまりに暗く。
 2人の行く手にはまだまだ数多の試練が待ち構えていること必定。
 この先どのような未来が待っているのか、我々読者もハラハラと見守っていきたいところです。


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 ちなみに前回と今回の表紙に隠された、とある仕掛け。
 それぞれ単体では遠くを見つめているように見えるヴィッター少尉とフランシア伍長。
 ですが、互いの瞳の先にあったものは……いやはや、なんとも粋な計らいで。
 

2007/10/25

「Pumpkin Scissors」第30話&第31話 雑感

 月刊移籍後初の大長編「カルッセル」編も、ようやく終わりが見えてきました。
 今までのタメが長かった分、大きなカタルシスを期待したいところ。

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2007/09/17

「Pumpkin Scissors」第8巻発売!


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 はて、そういえば前回の記事を書いたのはいつのことだったかしらん、とふと見れば、なんと5月の半ばってんだから驚き桃の木なんとやらですよ、アータ!
 さすがにさぼりすぎた!

 猛省してここに「パンプキン・シザーズ」最新巻発売を言祝(ことほ)ぐと共に、その間にすっぽかしてきた各話雑感やらもついでにまとめてやっつけちまおうというワタクシめの大概なズボライズムをどうかお許し下さい。

 てなわけで、様々な陰謀と謎が交錯する緊迫の「カルッセル」編、その中編であります。
 フランシア伍長の謎の暗号文書に端を発した、カルッセルを巡る陰謀の全容が遂に明らかに。
 今巻では第25話「廻る街(3)」から第29話「帝国軍(FOOLISH ARMY)」までの全5話を収録。

■第26話「あたたかい雨」

 通り雨が呼び起こした遠い日の追憶。
 あたたかい雨が、凍てついた男の心をも溶かして行く。

 「冷淡なヴィッター」がその奥底に抱えていたものが一気に露呈するお話。
 こうして色々と明らかになってみると、フランシア伍長は「もういない」ことに意味のあるキャラクターだったんですなぁ、哀しいことに。
 逃げるティラミスの心を開こうと、懸命に仔犬の鳴き真似をしてみせるヴィッター少尉の姿も大層グッと来るいい場面ですが、その行為に敬礼でもって敬意を表すアリス少尉の姿がまたごっつい男前でなぁ!

■第27話「即興世界(Instant Karussell)」

 街の住人の心を今なお縛る哀しい「即興劇」の掟。
 遂に明らかになったカルッセルの秘密。囚われの身となった少尉たちにも危機が迫る。

 木馬の街を縛る忌まわしいルールの数々が明らかに。
 戦争によって剥き出しとなった人間の弱さと醜さが、これでもかというほどに歪に絡み合い、戦後も延々と輪舞(ロンド)を踊り続けていたという、なんともやりきれんお話。

 オーランド伍長に件の例え話を教えた「少尉」ってのは、やっぱり901時代の上官なんでしょうなぁ。
 今後に絡む大きな伏線の一つとして、覚えておきたいところ。

■第28話「解ける氷(Confession)」

 アーヴィーの不興を買ったアリス少尉に、共和国式拷問「釣鐘」の魔手が迫る。
 一方、区長の機転によりカルッセルで起きている事態の一部始終を知ったハンクス大尉は、アリス少尉たちに救いの手を差し伸べるべく、その老獪な手腕を発揮し始める。

 嬉々として拷問に興じる下衆野郎ばかりの国境警備隊の方々には、後々身の毛もよだつような恐ろしい運命が待ち構えているのでまぁいいとして、アリス少尉超強い! 超HERO!
 フランシア伍長の残した謎のメッセージを聞いてからこっち、すっかり腑抜けになってしまったヴィッター少尉を他所にモリモリと状況を打破していく、その凛々しさ勇ましさ!

 またその一方で明らかとなる、フランシア伍長とヴィッター少尉の過去。
 はたしてフランシア伍長の真意はどこにあったのか?
 アリス少尉はそこに隠された「なにか」に思い至ったようですが……?
 
■第29話「帝国軍(FOOLISH ARMY)」

 カルッセルを支配する暴君の鉄馬、装甲列車に隠された秘密。
 それは帝国軍部の歪なプライドが産んだ、愚かさの象徴だった。

 いやー、やっぱ想像以上に歪んどるなー、帝国軍部。
 イヤげな選民思想バリバリな上に、無理を通して道理を引っ込める、その態度!
 まさに副題が示す通り「愚かな軍隊」ってなもんで。
 どうやらブランドン中尉が亡命を企てたのも、そこいら辺に原因の一端がある様子。
 そりゃ他がこの有様では、当然3課の連中なんざぁ異端扱いされちまうわけですわな。
 
 破滅に向かって加速し始める愚者の回転木馬。
 忌まわしい過去に囚われた街と民衆を救うべく、3課の面々が動き始める。

 それはそうとして、マーチスさんはホンマに「パンプキン・シザーズ」いちのすべり知らずやで!
 今回のインターバルでは、陰鬱な本編における一服の清涼剤どころか、もはや劇薬レベルとも言える益荒男(ますらお)ぶり。
 さすがは七姫さまのお気に入り。ただのタートルネックではないな!

 あと恒例のカバー折り返し予告に陸情2課長「ラインベルカ少佐」登場!
 ラインベルカ?! つーことは、もしかしてあの眼鏡ビューティーのお姉さまですか?!
 本編でのご登場とご活躍を、今から楽しみにお待ちしております。
 

2007/05/18

「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」第7巻発売!


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 愛読者諸氏が待ちに待ってた最新巻、ついに発売開始であります。
 というか帯に書かれていたのですが、すでにシリーズ累計120万部を突破してたのか! スゲエ!
 やはりアニメ化&月刊連載の効果たるや、恐るべし。

 今巻では、現在も月刊少年マガジン誌上で連載中の長編「カルッセル編」がスタート。
 陸情2課のエリート諜報員、「冷淡なヴィッター(コールド・ヴィッター)」ことヴィッター少尉と、彼にとっての「運命の女」であるフラウス・フランシア伍長の関係を主軸に、国境の街カルッセルで繰り広げられる静かなる諜報戦。
 街を牛耳る「国境警備隊」と「装甲列車」、そして見えざる「何か」に怯え続ける住人達。
 回転木馬の名を冠する街に蠢く不穏な陰謀に、アリス少尉とオーランド伍長はどう立ち向かうのか?
 第20話「Cold Ruler」から第24話「廻る街(2)」までをずずずいっと収録。

 そして毎度恒例のお楽しみ、インターバルは、今回も怒涛の17ページ超!
 中でも特筆すべきは、帝国一のほのぼの夫婦、ラーヴィンス家に仕える特命メイド、ロザリィ嬢の縦横無尽な大活躍(主にマムシ殺し)だ!
 つーか、なんだその愛らしいやり取りは! 
 貴様、俺の海兵隊を(性的な意味合いにおいて)どうするつもりだ!
 今回は特に本編が陰鬱で殺伐とした内容が続いていた為、このコメディーパートが殊更に際立っている印象がありました。
 とかく必見であります。

 また今巻は本編への加筆修正も半端なく、ああ本当に身を削って描いているのだなあ、としみじみ。
 くれぐれも身体には気をつけて、その熱筆を揮い続けてほしいところ。
 

2007/04/11

「Pumpkin Scissors」第25話 雑感

 春先は何かとせわしない日々が続きまして、なんともはや。
 だが今こそ唸れ、俺の逃避エネルギーよ!

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2007/03/14

「Pumpkin Scissors」第23話&第24話 雑感

 またもや2話まとめてという体たらくでホント申し訳ない!

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2007/01/16

「Pumpkin Scissors」第21話&第22話 雑感

 今回は前回すっぽかしてしまった分もまとめてゴンヌズバーっと。
 新年早々、ズボラなスタートで申し訳ない!

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2006/11/23

「Pumpkin Scissors」第20話 雑感

 毎年のことながら、年の瀬が近づくと、時の過ぎるのが早いこと早いこと!
 ずいぶんと遅くなってしまいましたが、以下に月刊少年マガジン12月号に掲載された「パンプキン・シザーズ」の雑感をば。

 と、その前にここでミニ情報。
 今月末11月30日(木曜日)に発売予定の「ぱふ」2007年1月号に「パンプキン・シザーズ」の特集記事が掲載予定!
 愛読者諸氏はぜひ「ぱふ」最新号誌面をチェック!
 しかし、ついにあの漫画専門誌「ぱふ」で特集を組んでもらえるまでになったのかと思うと、まさに感慨無量ですやなぁ。
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2006/10/23

「Pumpkin Scissors」第19話 雑感

 いま日本でいちばん読まれている月刊少年誌、月刊少年マガジンという桧舞台を得て、ついに始まった新連載。
 GREATからの途中移籍連載ということもあり、詳細な既出データのまとめページまで用意されております。
 これがまた未読者のみならず、ファンなら必読の充実した内容。
 尿瓶の死天使ロゼッタちゃんの名前なんて、公式ではここが初出じゃないでしょうか?
 まだ未読の愛読者諸氏は購読をお早めに!
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2006/09/01

マガジンGREAT9月号 雑感

 アニメに関する新情報もズンドコ発表され、がぜん勢いを増す「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」ですが、ここにきて連載の方にも大きな動きが!

 なんと10月より「月刊少年マガジン」への移籍連載が大・決・定!
 これまで隔月連載だった「パンプキン・シザーズ」が、ちょうどアニメも放映開始される10月から月刊連載に昇格って寸法ですよ、旦那!

 より大きな舞台へと挑む岩永亮太郎先生に、これまで以上の熱いエールを、どうぞよろしくお願いしまっす!

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2006/06/22

マガジンGREAT7月号 雑感


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 今月のマガジンGREATの表紙は「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」!
 しかもアリス少尉たちの肌もあらわな水着姿だー!

 岩永先生曰く、「夏の号だからな、もちろん世界観なんか無視して水着だぜ!」との力強いお言葉。
 そうだよな! そんなの、わざわざ説明するまでもなく自明の理だよな!
 これだから物のわかった人間は話が早くて助かるぜ!

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2006/04/24

マガジンGREAT5月号 雑感

 なにはともあれ「パンプキン・シザーズ」のアニメ化、大いにめでたし!
 あとファン待望の最新単行本第5巻は6月17日発売予定! お忘れなく!

 あれ、でも「講談社BOOK倶楽部」コミックス発売予定では6月16日発売予定になってる?

 ……とにかくそのどちらかの日に発売!

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2006/03/12

月刊少年マガジン出張版「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」雑感

 前回でも予告した通り、現在発売中の月刊少年マガジン4月超特大号に「パンプキン・シザーズ」の読み切りが掲載されました。

 これがまた、お話としては完全に前回「忘れえぬ姫君」からの続きでありながら、今話から読む新規読者に向けての宣伝も兼ねたパイロット版にもなっているという、実にアクロバティックな代物。

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2005/12/27

マガジンGREAT1月号 雑感

 今年のサンタさんからの素敵なプレゼントは”腸風邪”でした。
 腸痙攣による腹痛と壮絶な下痢のアンサンブルに、いい歳ぶっこいた大人が思わず呻いたっつーのな! 
 布団と便所を悶絶しながら往復している間に今年の聖夜も粛々と過ぎていきましたとさ。
 わーい、メリクリー! (死んだ魚のような目で)

 さて「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」愛読者諸氏は、宝島社より現在発売中の「このマンガがすごい! 2006・オトコ版」内の1コーナー、「編集部の隠し玉」にご注目!
 「月刊少年マガジン増刊 マガジンGREAT」編集部がオススメする隠し玉は、なんと我らが「パンプキン・シザーズ」だってんだから、さぁ、お立会い!
 当編集部では2006年からの大ブレイクを期待しています! とかなんとか嬉しい事書かれてたりして、ウホッ、いい後ろ盾!
 その調子で来年以降もますますの盛り上がりを期待したい!
 ガンバだ、亮太郎!
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2005/11/01

マガジンGREAT9月号&11月号 雑感

 掲載がずいぶん遅れてしまいました。ご勘弁を。

 ともあれ今号は「Pumpkin Scissors」が3度目の表紙Getでございます! めでたし!
 そして取りこぼしてしまった前号の雑感とまとめて、いざ参る!

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