メトロで恋して:フランス映画はハイヒール履くだけでも色っぽい ル・シネマ

32歳役者の卵アントワーヌは、メトロで会ったクララに一目惚れ。
ちょっとしたゲームで電話番号を教えてもらって、交際が始まる。
いい雰囲気で付き合いが深まり、結婚を考えるようになる。
結婚前の健康診断に二人で出かける。(ヨーロッパではあたりまえなんですかね)
診断の結果彼女はHIVポジティブだった。
彼はどうすることもできず、彼女ともうまく付き合えなくなり...
こう聞くと、泣かせる映画だと思うでしょう。
私も予告で、いっぱい泣かされると思って見に行ったのに、この映画は違いました。
主人公アントワーヌの私小説といった趣の映画でした。
主人公は結構自分勝手で、親ともうまくいっていないし、誕生会の打ち上げでは姉さんに、あんたは自分のことばっかりしゃべってると言われる。
でも、鈍感なわけではなく、姉さんに言われて傷ついて、「いつもじゃなくてときどきよ」と姉さんにフォローされたりしている。
クララの病気がわかったときも、自分がオーディションに合格したことがうれしくてそのことばかり話してた。だからって、悪い奴じゃないんですよ。
彼の気持ちに感情移入してしまいました。
この映画なんともいえない雰囲気があります。
彼女とデートをしているときに、川岸に座って、シャンペンを飲んでいたと思ったら二人で歌を歌って踊りだす。フランス語の歌ってなんともいい響きしてますよね。
そうかと思うと、父親と和解した後、列車で帰る時に、父親にもらったマルテの手記が朗読される。主人公は病気の彼女のことを思いながら聞いているんだけど、父親の声がまたいいんですよ。
あと、クララ役のジュリー・ガイエが色っぽい。
TGVの客室乗務員の仕事に行くところで、制服に着替えるんですが、ハイヒールのストラップ留めるところとか別にそういうシーンじゃないのに色気がある。アントワーヌと普通にキスしてても、なんであんなに色っぽいの。腰のいれずみとか、ほんと見せ方でエッチなシーンがなくたって色気は出せます。
最近の日本映画は、平気でエッチなシーンを入れるけど色気がないんですよね。見習ってほしい。
★★★★/5
Posted by eiga55 at 00:40
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こんばんは、前半は知り合った二人の楽しげな雰囲気が映像からも伝わりますね。でもHIVを告白されてからの後半は一転して重くなりましたね。
最後は何だか吹っ切れたかのようなクララの表情が印象に残りました。
TB付けさせていただきました。
夜のセーヌ河デートはステキでしたねー。
フランス映画の情緒やエスプリが大好きですー