2006年10月04日

紅蜘蛛女:こんな女に惚れられて 銀座シネパトス

紅蜘蛛女

坂上香織さんはこんな仕事をしているんですね。もっと若ければ体にもはりがあったのにねぇ。

タイトル:紅蜘蛛女
監督:ン・マンチン
出演:坂上香織/トニー・ホー/ヴォニー・ロイ/フィリップ・ン
製作:2005年香港


カメラマンのケニー(トニー・ホー)は個展を間近に控えているが、打ち合わせをすっぽかして雲隠れしたりして、スタッフ泣かせの男だ。
今日も個展の準備の打ち合わせと言うのに、店で会った女性にモーションをかけて仕事のことなんかそっちのけだ。

声をかけた人妻風の女性は由美(坂上香織)といい、夫が香港の人だと言って広東語を流暢に話した。ケニーがカメラマンだと聞くと自分を美しく写してほしいと申し出る。
ケニーは自分の個展が間近にあることを話して、自分の撮った写真を見ないかと誘う。女は了解し、ケニーの事務所までついてきた。ケニーはエレベーターの中で女にキスをする。女はいやがるどころか、抱きついてきて激しいキスを交わした。二人はそのまま一夜をともにした。

別れるとき女は、「次いつ会ってくれる。写真を撮ってくれる約束よね。」と聞いた。
男は「すぐ連絡するよ」と別れた。

ケニーには、個展をプロデュースしてくれるニキという恋人がいる。事務所で打ち合わせを終えた後、二人で残ったケニーとニキはそこで愛し合った。事務所をあの女が覗いていたとも知らずに。

次の日ケニーにニキからメールが届いた。「この住所で待ってるから来て」 ケニーはニキに会うために教えられた住所に出かける。

閑静な邸宅で彼を待っていたのはあの女だった。
「写真を撮ってくれる約束でしょ。どうして会ってくれないの」
適当にいいのがれをするケニーに女は飲み物をすすめた。コーヒーを飲んだ後、めんどうになったケニーは、付き合う気などないと告げ帰ろうとする。しかし、ケニーは突然意識が遠のいていった。

目がさめたときケニーは鎖でベッドにつながれていた。
「なにをするんだ、助けてくれ」ケニーは女に、訴える。
「男は嘘つきね。ずっと一緒だと思ったのに」
「あなたにチャンスをあげるわ。私の名前は何?」
ケニーは彼女の名前が思い出せなかった。
由美は剪定ばさみで、ケニーの足の指を1本切り落とした。

由美は監禁したケニーを夫として扱い、献身的に看病する。
普段はやさしい妻を装うが、ケニーが意に沿わないと恐ろしい行動に出る。ケニーは由美の精神が正常ではないと気づくが、逃げ出すことができない。
はたしてケニーの運命は・・・


普通の映画だったら監禁するのは男で、されるのは女。この映画はそれが逆になっているのがミソ。坂上香織の、ちょっとくたびれた裸身と、濃いめの化粧がこのキャラにマッチしている。特に残酷な行動にでるときの由美の目つき、どこか一点を見つめた狂気の顔はなかなかのもの。

でもねえ、この映画は劇場で見るほどじゃないね。坂上香織は時々昔を思い出させる表情をのぞかせるが、はりのない肌とか、腰のあたりの肉付きは隠せない。
女のほうから男に関係をせまっても、男は本当にいやそうだった。

時の流れの残酷さを感じたりしてちょっと痛い。

★★★/5


 

この記事へのトラックバックURL

http://blogs.dion.ne.jp/eiga55/tb.cgi/4276588
※半角英数字のみのトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
203「紅蜘蛛女 べにぐもおんな」(香港)  個展が控えているカメラマンのケニーは、ホテルのラウンジで打ち合わせ中一人で飲んでいる女性を見かける。彼女に声をかけるケニー。彼女は由美という日本人だった..
見せ場は濡れ場【CINECHANの映画感想】 at 2006年10月05日 00:55
「時間潰しになればいいなぁ」くらいの軽い気持ちで観始めた。最初こそ雑用をしながらの鑑賞だったが、まずは、主人公役の女優の美しさに惹きつけられて雑用の手が止まり、 次には、主人公の気持ちに共感を覚えて..
紅蜘蛛女【minaの官能世界】 at 2007年01月12日 23:43
紅蜘蛛女 禁室培慾 2005年 香港・日本(?)  ン・マンチン 監督坂上香織  トニー・ホー  ヴォニー・ロイ  フィリップ・ン  ヴェニー・ロイ なるほ..
紅蜘蛛女 07022【猫姫じゃ】 at 2007年01月27日 12:41
 
※半角英数字のみのコメントは投稿できません。