2008年05月17日

妻の愛人に会う:妻の愛人とドライブに行こう シアターイメージフォーラム

妻の愛人に会う

タイトル:妻の愛人に会う 
 (英題:DRIVING WITH MY WIFE'S LOVER)
監督・脚本:キム・テシク
出演:パク・クァンジョン/チョン・ボソク/チョ・ウンジ/キム・ソンミ
製作:2006年韓国

判子店の主人テハンが、彫刻刀で何かを彫っている。できたはんこにはチクショウと彫ってあった。彼の妻ウンスが男と浮気をしているようだ。テハンは浮気相手を詰問する練習をする。でも、言い方を聞いているととても男と対決できそうもない。気が小さい男だ。
彼は店を閉めて、妻の浮気相手のパク・ジュンシクに会うために旅に出た。

タクシーの運転手パク・ジュンシクが出勤していく。若い妻は裸の上にコートをはおってお見送り。コートの中を夫に見せて笑っている。

ジュンシクは坂の下で、長距離の客を拾った。
「ソウルからナクサンまでやってくれ。」
客はテハン。朝から長距離の客がついてジュンシクはごきげんだ。
「もてるんですね。さっき女の人と話していたでしょう。」
「僕はテクニックは使わない。それでももてるんだ。」
「相手が人妻でもいいんですか。」
「この世に不倫はない。愛だけです。」
なんにも知らずに調子のいいジュンシク。

途中で車がエンコしたのでレッカー車を呼んだ。待っている二人の前を大量のすいかが転がっていく。すいかを拾って食べる二人。なかなかレッカー車がは来ない。
「バトミントンでもしますか?」
車に積んであったバトミントンを始めた二人。二人とも本気で勝とうとする。結構姑息な勝負を展開。汗をかいたので、一緒に川で泳ぐ。
やっとレッカー車が来て、大量に割れたすいかの上を車が走っていく

修理工場に着いたら修理に1日かかるって言われて、二人はここで泊まることにした。
二人で近くに遊びに行く。女を買える喫茶店でジュンシクはすぐに女と消えた。テハンは女に誘われても、興味がない。お金をテハンにおごってもらってジュンシクはごきげんだ。
「兄貴のおかげで、遊びに来た気がする。遠足のようだ。」

翌日、テハンは自分の家の近くでタクシーを降りた。ジュンシクはそのままテハンの妻に会いに行く。テハンは家にしかけたカメラでジュンシクと妻ウンスの行為を観察する。韓国映画は相変わらず露骨な描写。
意を決して、商売道具の彫刻刀を握り締めて家に入っていくテハン。ところが家はもぬけのからだった。

一戦を交えた二人は海岸で泳いでいた。双眼鏡で二人を観察するテハン。
「俺は海岸のすぐ近くに家を持っているのに妻と泳いだことはない。」
テハンはジュンシクのタクシーを盗んでソウルに行った。

ジュンシクの妻の料理屋で酒を飲む。かんばんになっても飲みつづける。
女も今日は酒を飲みたい気分だった。
「夫は仕事に行ったっきり帰ってこないのよ。何をしてるんだか。」
「僕の妻は浮気しているんです。今、二人を殺して来たんです。」
信じない女。二人でカラオケを歌う。そこにうるさいと近所の人が苦情を言いに来た。
相手の耳に噛み付くテハン。警察に引っ張って行かれる。
やっと警察から返してもらって、これからどうしよう。
女が一曲歌おうかと言う。こりない女だな。テハンはそんなところが好きになる。
そのまま二人は抱き合って寝てしまった。

翌朝タクシーを盗まれた夫が家に帰ってきた。駐車場には盗まれた車がある。
家に帰ったら、妻が男と裸で抱き合って眠っていた。
いったいどういうことだ
・・・


なかなか面白いロードムービー。
映像的には、ツァイ・ミンリャンの雰囲気がある。
坂を大量のスイカが転がってくるところなんかは意識してるんじゃないのか。二人の会話もしゃれていた。

調子がよくて何にも知らないジュンシクと、相手を妻の愛人と知っているテハン。長時間一緒にいるとジュンシクはだんだんテハンと仲良くなっていくんだが、テハンのほうはいつまでもぎこちない。

テハンは何がしたかったんだ、復讐なのか絶縁なのか。

人は実際に見たことでも、信じたくないものは信じないんだ。

★★★★/5
 

この記事へのトラックバックURL

http://blogs.dion.ne.jp/eiga55/tb.cgi/7171443
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※半角英数字のみのトラックバックは受信されません。
 
※半角英数字のみのコメントは投稿できません。