
ここのところ前編、後編とか三部作ではずしが多い。大丈夫かね。
タイトル:のだめカンタービレ最終楽章-前編-
監督:武内英樹
出演:上野樹里/玉木宏/ウエンツ瑛士/ベッキー/山口紗弥加/山田優/吉瀬美智子/竹中直人
原作:二ノ宮知子「のだめカンタービレ」(講談社 KC KISS)
製作:2009年日本
千秋は、あのシュトレーゼマンが育てられたというパリの名門オーケストラ、マルレ・オーケストラの常任指揮者に就任が決まった。
丸メガネに七三分けの髪型で偵察に行く千秋。リハーサルをするはずだったのに、指揮者がやめてしまって練習中止。なんでも楽団員の三分の一がやめて、エキストラばかりで質が落ちているらしい。
千秋はコンマスのシモンにおどされて、手探りで練習したけれどリハーサル2回で本番になった。案の定演奏はボロボロで、長年のひいきのファンももう来ないと言いだすありさま。
そんなときに孫ルイが、コンセルヴァトワールに入学すると言って現れた。
「妻です」というのだめに、「あいつは変態で、妄想癖だから適当に聞き流してくれ」という千秋。のだめは猫のようにフーと暴れる。
千秋は楽団で厳しく練習を始めるが、シモンが自分で全部しきろうとする。楽団の問題児はこの男かと千秋は気がつく。楽団は貧乏で、練習場を子供バレエ団に貸しているので、時間がくれば子供に追い出される。メンバも給料だけでは食べて行けないんで、みんなアルバイトをしている。バイトが忙しくて練習に来れない人もいる。本末転倒だろ。
そうこうしているうちに、また演奏会が来て、千秋はのだめにピアノで共演を依頼する。初共演と期待してやってきたのだめは、練習場の入り口でルイと出会う。ルイはパリでのアパート探しの手伝いを頼みに来たのだった。
ルイを見て楽団員は共演者がルイだと勘違いする。喜ぶ彼らを見てのだめは遠慮した。
楽団があまりにひどいので、シモンと千秋はメンバのオーディションをおこなうことにした。オーディションでシモンと千秋は不思議と意見が会う。くせはあるがうまい奴。古い楽器にこだわっているが、腕はいい奴。いいメンバを集めることができた。
オーディションの後で千秋はシモンと話した。シモンはこの楽団を愛している。しかし、この楽団は紹介と世襲でメンバを補充していてだんだん質が落ちてきていた。オーディションを主張するシモンと反対するメンバがもめて反対するメンバがやめたのだった。
だったらよくなる。千秋はそれからメンバを集めて特訓を始める。
そうして、離れたファンがもどってくるかどうか、今シーズン最初のコンサートが始まった。
・・・
この映画の前にTVのスペシャル「inヨーロッパ」の一夜、二夜を見ておさらいをしてから見た。
のだめのファンだからって言うわけじゃないけどよくできてた。
ゲピョ、キョポ、ハフン。のだめの変態ぶりは相変わらずで、人形が投げられるところもお約束。
のだめがピアノを弾いていると、一番いいところで小さな光の玉が泡のように湧いてくる。このシーンはいつも感動的。
千秋の黒い羽は1回しかなかったけど、指揮はかっこよくて、弾き振りなんてのは始めて知りました。
まったく、この楽しさはどうだ。
一方、千秋とのだめの恋は、暗雲が漂う。
千秋についていこうと必死ののだめに対して、このままでは のだめのためにならないと考えた千秋が距離を置こうとアパートを出ていった。
ずぶぬれの子犬のような のだめのシーンで後編に続く。
★★★★/5