2012年02月22日

如月ふるふる

2月22日(火)天気晴れ

おっれ〜、猫〜♪
日常的にすぐ雪降りやがってからに(うちの町内だけ?)。
だから寒いのダメなんだってば。
たぶん、うちが寒いんだと思う(暖房つけなさいよ)。
窓グラデーション.jpg
上総掘りとは何の関係もなく、
時流に乗って、藤代さんあっけなくインフルエンザ罹患。
お布団の友.jpg
予防接種もマスクもろくにしてないのは、
普段乳幼児や人混みに接触する機会がほとんど無いから。
イコール、ちょっと接触すると撃沈。
7〜8年ぶりって気がする。
だって井戸掘り始めてから罹った記憶ないもん(笑)。

取材が少ない時期だったのは幸いだが、
〆切は普通にあるわけで、
医者が5日間自宅謹慎を申し付けたってことは、
その間、コタツで原稿描きってことよ(涙)。
ヤケクソで2月前半の鶴岡塾をご報告!

2月2日(木)、久々に鶴岡先生がそではく来訪。
先生と竹ヒゴ.jpg
人数も集まらないし、竹ヒゴデーとなったけど、
翌日が節分とあって、皆で豆まきをした。
皆で豆まき.jpg
年男であるそではく職員のTさんに音頭をとってもらい、
足場の周りに豆をこれでもかとばかりにまきまくった!
出せる限りの大声で、
鶴岡先生の「神をおっぱしっちゃいけねえよ」との教えで、
先に福はうち、続けて鬼は外!と絶叫する(笑)。
昨年はバタピーだったが今年はちゃんと大豆。
足場板に豆.jpg
そら井戸孔にも福が訪れてくれるに違いない。

2月5日(日)お休み

2月9日(木)晴れ
蔵波のFさんと2人で竹ヒゴ。
無駄に青空.jpg
仕上げ三昧。
今日も少人数.jpg
無駄にお天気だから掘りたいのは山々だけど、
だいぶ片付いたぞー。
遠近法.jpg

2月12日(日)晴れ
午前中はヒゴグルマの踏み板を1枚交換した。
踏み板交換.jpg
久留里の現場で、人が乗ってる時に折れたことがあったが、
乗ってた人が若くて運動能力高かったので被害無し。
でも、この高さでも落ちるのやっぱ危ないよ!
ただし倉庫にあった予備の踏み板、
別の足場セットのものだからサイズが違うのだ。
だいぶ違う.jpg
この際、安全最優先だから細かいこと言いっこなしで。
お昼までほんの1時間くらいしか掘れなかったが、
54cmも掘れた。
青空と上池.jpg
今日までの掘削深度は40m66cm。
12掘削深度.jpg
掘り屑に、急激に大粒の貝柄が増えてきた。
貝殻急増.jpg
よく掘れてるってことは、
しょっちゅう竹ヒゴを接がなければならず、
午後は仮ヒゴを接いだ。
It's a 割りツギ.jpg
今日はここまで!

Posted by 絵と文屋 at 18:33  |Comments(2)TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月11日

寒さ VS 鶴岡塾

2月11日(祝)天気晴れ

本業原稿連続〆切の、嵐・木枯らし!
久々に長時間、手描きでペンを握り続ける毎日で、
ありがたいけど右腕前腕、筋肉3つに割れそう。
ペンを持たない左腕は引っ越しバイトで痛め済み。
バッキバキな両腕に、追い打ちかけるならやっぱり井戸(笑)。
忙しさにまみれて、ブログ更新は順調に滞ってます。
寸暇を割いて、書いております。お許しあれ。

1月26日(木)、
かねてから直さなきゃいけなかった、
そではく掘削現場のネバミズダメの前の、
ポンプで上げてる水吹き出し口の土管が割れてるのを、
Aさんが家から持参してくれた土管と交換する。
割れた土管.jpg

まずは既存の土管を壊してみたところ、
中身はかなりガッチリとモルタルで固められていた。
中こんなでした.jpg
割れるだけ、削れるだけ、壊してみて、
新しい土管を被せたらちょうどいいサイズだった。
New土管.jpg
サンダで吹き出し口を開けて、セッティング。
サンダで穴開け.jpg
中身には再びモルタルを入れて固め、
蓋の隙間にも塗り込んでいく。
詰めました.jpg
塗ります.jpg
うーん、いつにも増して土木だわ。

冬期なら2日程で乾くというので、
次回の掘削日までには固まっているはず。
後は乾けば.jpg

で、この日の午後は竹ヒゴ削り。
どれを誰がどこまで削りかけなのかアヤフヤ過ぎなので、
倉庫の中で整理をした。
なにせ7〜8mの竹ヒゴを曲げずに収納するのは難しい。
竹ひご収納.jpg
縄で柱にくくりつけたのが本ヒゴ、
床にそのまま置いたのは5m程の仮ヒゴ。
次の秋まで竹はもう取れないから、
ある分を削っておくしかない。
単純計算で本ヒゴ10本あれば70mぶん。
掘り進むスピードを考えれば余裕かもしれないが、
既存の竹ヒゴが傷んで交換することもあるし、
万が一、また事故で鉄管取られて挽回作業をするとなれば、
そのための竹ヒゴも深さぶん必要になるので、
予備はある程度、確保しておかないと。

1月29日(日)、
私が上総掘りを始めてから史上最悪に極寒の1日!!!
今年が例年より寒いのは仕方ないとして、
曇り空に鬼のような北風が吹き続ける。
ギブミー目出し帽!
極寒の空.jpg

とりあえず、私たちの掘削現場である、
そではく上池を臨む「水のふるさと」は、
水辺を吹き渡ってくる風が想定外の冷たさで!
確実に博物館の建物前(竹ヒゴを削る場所)と5℃は違う。
坂道を下っていくわずかな道のりで、ぐんぐん寒くなり、
足場の前に立つとやってらんないくらい寒い!!

前回、直した水の吹き出し口は無事に固まっていたが、
残念ながら水を流すと下から漏れ出て新たな流れが(笑)。
これは春になったら直す方向で。
だってどうせまた夜のうちに凍っちゃうからさ。
新吹き出し口.jpg

ネバダルにも厚い氷が張っていて、
取り出して置いといたらガラスみたいだった。
ガラスみたい.jpg

寒過ぎて、掘ってらんねーよ!とも思うのだが、
この日は静岡から見学者が来るというのもあり、
さらにじっとして竹ヒゴを削るのも寒いだろ、
と考えたものの、なんの、
水のふるさとにいるだけで猛烈な寒さだった…。
掘ってれば身体は温まるが、交替して足場板を降りると、
その場で足踏みしないと耐えられない程。
寒いんだもん.jpg
だからって、寒いから休んでたら春まで掘れないし…。
皆、ややヤケ気味にひたすら掘り、
ひたすら鉄管を上げ下げし、ひらすらヒゴグルマを廻した。
親方雑巾.jpg

3つ巴.jpg

鉄管重い!.jpg

泥出し.jpg

唯一の救いは、順調に掘れているということ。
掘り屑は相変わらず細かい砂、わずかに細かい貝殻の粒、
シュモクに伝わる孔底の感触は硬い。
29の掘り屑.jpg

足場の廻りには、真冬の寂しい木立をひっそりと彩る、
蝋梅と八重の水仙が咲きこぼれている。
蠟梅.jpg

八重水仙.jpg

午後は舞台装置のホリゾントみたいな色の青空になった。
午後は晴れた.jpg

そしてついに!40mを越えた。
寒さに負けず、1日で2m80cmも掘れた!
というわけで、この日までの掘削深度、40m12cm。
思わずドヤ顔したくなる。
ついに!.jpg

そうなのよ。掘れば1日2m、3mなのよ。
あとは黙って掘るだけなのよ!
Posted by 絵と文屋 at 10:26  |Comments(2)TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月24日

仕事はじめ2012

1月24日(火)天気晴れくもり

いやー今年寒いわー!!
降り出した雪.jpg
家中の窓が結露しまくり、
壁際に置いたカラーボックスの裏なんて恐くて見られない。
そしてここに越してきて初めての積雪。
雪の朝.jpg
意外に活躍してるのが、
お値段以上な◯トリで買った遮光カーテン。
値段の割に重くて分厚いだけあって、
同じ方角に向いてる普通のカーテンを下げた窓より、
格段に結露ぶりが違う気がする。

そんな寒さの中、
今年も鶴岡塾・上総掘り技術伝承研究会の活動が始まった。
1月15日(日)、仕事はじめは竹ヒゴ削り。
人数が集まらず、牛久のAさんとともに地道に竹を削る。
'12仕事初め.jpg
切り出してから日数が経ってしまい、
さすがに硬くなってきて、特に腹の方を削るのが難儀だ。
嗚呼面取り.jpg
これは人数が集まった日にでも、
電ノコで一気に仕上げてしまった方が良いのかも。
面取りまくり.jpg
でも鶴岡先生に教わった通りに地面に腰を下ろし、
足でセンを押さえながら竹削りにいそしむAさんの姿には、
昔ながらの手仕事を忠実に覚えようという情熱が、
静かに伝わってくる。

何せ冬場の作業が多い竹削り、
超がつく寒がりの私は、イスに腰掛け、座布団を敷き、
ホントに寒い日は掘削もしないのにゴム長靴で作業する。
何でって、スニーカーよりあったかいからよ(汗)。

Aさんは常に地下足袋姿なので、足技が自由になるのだ。
先生の現役時代は年中裸足で井戸を掘っていたから、
竹削りも地面に腰を下ろし、足指で押さえながらが当たり前

足場に上がる時も、靴より滑らないから裸足が一番だった、
という話を聞いている。
もー、昔の人にはかなわんわ!
水を使う井戸の掘削で裸足なんて、
今の私には真夏以外、到底不可能(涙)。

私らボランティアでやってるから、
ケガ防止のためにちゃんと靴履いて作業すべきだけど、
暑い時期なら確かに裸足で丸太に上ると気持ちいい。
しかし真冬である今、
私の防寒対策と言ったら右に出る者ナシであろう。

それはさておき、早く掘り始めたい!と、
気短かな私は2012年の掘削はじめを切望していた。
だって、掘れば1日2mよ?
今、掘らずにいつ掘るのさ!

その4日後の1月19日(木)、ようやく掘削はじめ!
冬枯れ足場.jpg
4名が作業に参加、まずは現場整備。
ネバミズダメをスコップで掘ったり、
入念な竹ヒゴの継ぎ目チェック。

暮れから傷みが心配されていた部分を、
外して少し切って、新たに4つ割りで継ぎ直す。
竹ヒゴ断面.jpg
ウワガマから1本目が短い仮ヒゴだったので、
7mの本ヒゴに付け替え。
重りをつける.jpg

竹ヒゴ♂.jpg

竹ヒゴ繋ぎ替え.jpg

そして、午前中に丁寧なスイコ作業。
4回程、井戸孔に下ろして溜まった粘土をさらう。
午後、掘り鉄管を下ろして、約1ヶ月ぶりの掘削開始。
ヒゴグルマから冬空.jpg

相変わらず当たりは硬く、掘り屑はごく細かい砂。
微量の貝のかけらも混じっている。
1.19掘り屑.jpg

4人で交替しながら、ひたすらシュモクを握る。
本ヒゴにしたぶん、長くなって空で踊る竹ヒゴが、
あっと言う間に短くなっていって、
午後からのほんの2時間程度で、92cm掘れて、
現在の掘削深度は37m32cm。
順調だわー。
1.19掘削深度.jpg

早いとこ40mを超えてみたいのだが、
深くなってくるとヒゴグルマを廻すのが大変になる。
掘り始めの、竹ヒゴ2〜3本ぶん廻すのと違い、
だんだん距離が延びていくわけで、
これが100m超えた日にゃー、
掘り屑の詰まった鉄管を地上まで上げると、
完全に息が上がって喘息の発作か?!という状態になる。
ブリキ製で軽いスイコならまだしも、
鉄管はやっぱ重いよ〜。
自分の体重で鉄管を持ち上げながら、
急な上り坂を、同じペースで掘削深度ぶん、ゆっくり登る。
これをラクにこなすには太るのがかなり有効なのだが、
この年で太ると戻らない→命取り(涙)なので、
この前いっぺん激重たいリュックを背負って廻してみたが、
逆にしんどかった(当たり前か)。
ネズミプレイは楽しそうに見えて、
実はなかなかハードなのだ。

でも、実際に掘ってナンボの上総掘り、
ヒゴグルマがハードになればなっただけ、掘れたってこと。井戸掘り職人冥利に尽きるわけさ。
Posted by 絵と文屋 at 21:25  |Comments(2)TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする