予定通り、京都外国語大学まで、公開講演会を聴き(観)に行ってきた。
イタリア文花研究会の主催で、国立民族学博物館の野村雅一教授が、『タランテッラ 〜南イタリアの毒グモ踊り』というタイトルで講演を行なった。
「タランテッラ」は、ナポリで「伝統芸能」化している他、クラシック音楽にも同名の音楽形式を与えたりしているが、今回は、南イタリアのある地方に伝わる、民俗舞踏としてのそれが講演の中心となった。
(もともと、「タランテッラ」は、毒グモに刺された人間が、音曲を伴奏に「舞踏」するという治療方法がその起源となっている。ただし、毒と「舞踏」との因果関係ははっきりとせず、一部地域で、しかも、農業の繁忙期にほとんどの場合「女性」がかかることなどから、病理学的には様々な疑問が持たれている)
「タランテッラ」の実演フィルムを交えての講演だったが、昨年末に東京で観聴きしたベリーダンスやトルコの民俗音楽との共通点が強く感じられて面白かったし*、社会精神史、民俗史という観点からも興味深い内容だったと思う。
ただし、必要以上に講演時間が長くなったというきらいもないではないが。
(*音楽のリズムや曲調、使用楽器、踊り手が何度も回転したり、剣を使って踊りを踊ったりするところなど。野村教授自身、地中海沿岸一帯に類似の楽器や舞踏が伝わっていることを、話されていた)
NHK・FMのベスト・オブ・クラシック、クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
ノーノの作品、管弦楽伴奏によるシューベルトの歌曲、ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死が演奏されていた。
ノーノの作品は、実際に音楽として接することができて嬉しかったし、シューベルトの歌曲では、トーマス・クヴァストホフ(バス)のごつごつとした力強い独唱が、オーケストレーションされた伴奏とよくあっていた。
そして、清澄感あふれるワーグナーも、非常に聴き応えがあった。
(バイロイト音楽祭における、大植英次の楽曲解釈との差は歴然としているのではないか?)
とても刺激的で、愉しい放送だった。
昨晩、奇跡的にテレビの調子がよかったので、『神はサイコロを振らない』を観ることができた。
外村倫子さんの出演シーンは、まああんなものだろう。
(本当に、「若い」なあ。ため息が出る)
なかなか好感の持てそうなドラマだったが、小林聡美と尾美としのり(転校生!)に加え、ベンガル、岸部一徳の出演と、ドラマのシチュエーション(細部は異なるものの)から、大林宣彦的だな、と思ってしまった。
って、これは確信犯か?
『ひゃっけんもどき』の16の下書きとワープロ打ち、打ち出しを終える。
原稿用紙に換算して、45枚分をこえた。
今日も甘いものは食さず。
ただし、喉飴代わりにミルクキャンディーをなめる。
深夜の更新はお休みします。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。