友人から聞いた話。その友人の関わる古いビルの改装工事の現場で天井を解体したら、しっくいで仕上げられたスラブ天井が現れ、床から4メートルくらいの天井面にセクシーな女性のイラストが描かれていたそうです。こういった古い現場では昔そこを使っていた人や職人さんの落書きが残っていることがたまにあるのですが、そのイラストはとても素人が描いたとは思えないようなもの。よく見ると「マンガ太郎」というサインが添えられていて、別の場所には39年8月22日という日付が。
友人:マンガ太郎ってジャンプで「珍遊記」とか描いていた人?
俺 :いやアイツはそんな昔から漫画家やってないだろ。
マンガ太郎さんは漫画家というより観客の前で即興でマンガを描くのを売りにする昔から活躍していた芸人さんで、今も現役で舞台に立たれているそうです。どうやらそのビルにはキャバレーが入っていた時期があったみたいで、きっとマンガ太郎さんに天井画を描いてもらう企画でもあったのでしょう。
それにしてもこのイラスト、線が生き生きとしていて本当に見事です。40年前のものですが、セクシーなお姉さんのヌードには時代を超えた魅力を感じます。
現場では新しい天井が張られて、イラストは再び姿を隠すことになったのですが、偶然なのか職人さんが気を配ったのか、天井を吊るアンカーはイラストを避けるように打たれていたそうです。
この美女が再び人の眼の前に現れるのは、いつのことになるのでしょうか。

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