2006年05月08日

さよならハイベリー、さよならイングランド・サッカー

今日(7日)はプレミア・リーグ今期最終戦、そしてアーセナルの本拠highbury stadiumでの最後の試合でした。

写真:2005年9月撮影
highbury.jpg1913年から使用されて来たこのスタジアムですが、38,000人という人気チームにしては少な過ぎるキャパシティを増やすため、すぐ近くに建設中のemirates stadium(60,000人収容)に来シーズンから移動します。何れも我がロンドン・メトロポリタン大学の目と鼻の先です。

今日は試合の数時間前からヘリコプターが飛び交っているのが部屋の窓から見えて、思わずパブへ行きそうになりましたが、そんなことをしている場合ではないのでグッとこらえ机に向かっていました。

試合はアンリが見事にハットトリックを達成、勝って来期のチャンピオンズ・リーグ出場も決め、お別れにふさわしい試合となりました。夜のダイジェスト番組を見ながら、ファンでもないのに思わず拍手してしまいました。一応「地元」ということで。

留学中は残念ながらhighburyに足を運ぶことが出来ませんでしたが、10年程前に運良くFAカップの対ミルウォール戦を見たのを懐かしく思いました。highbury sutadiumは、ごく普通の住宅街の中に忽然と、こじんまりと建っていて、当時は「これがイングランドのサッカーなのか」と感激したものです。スカパーの中継等で見たことのある方は、コーナー付近の隙間から見える住宅街を目にしたことがあることと思います。そして、ピッチぎりぎりまでせり出すスタンド、今にも倒壊しそうな弱々しくもいかにもイングランドのスタジアム的な雰囲気が、私は大好きでした。

新しいスタジアムでは、ゲームもより盛り上がるばかりか、チームの経営も良くなるでしょう。しかし、しかしどうなんでしょうか。スタジアムはデカければそれで良いのでしょうか。フットボール(サッカー)はもはや単なるビジネスなのでしょうか。お金で選手を集めた結果、地域密着のはずのイングランドのフットボールに、イングランドの選手が一人も出ていなかったりで良いのでしょうか。

実は、このような疑問は、先日少しお話しした'Mass Spectacle'という授業を受けたことにより、私の中でより大きくなっています。機会があれば、また触れたいと思います。
 

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