2006年04月02日

フレンズ2-13(その1)

シーズン2 第13話
The One After the Superbowl, Part 2 (プリティ・ウーマン登場!)
原題は「スーパーボールの後の話 パート2」

マルセルに会いに来たロスたち。
ロス: Your old friend, Harry Elafonte! (マルセルの昔の友達、ハリー・エラフォンテだよ!)

ハリー・エラフォンテというのは、ロスが持ってきた象のぬいぐるみの名前。
これは Harry Belafonte (ハリー・ベラフォンテ)という歌手の名前と、象の elephant (エレファント) とをかけた名前のようですね。
ハリー・ベラフォンテというのは、「バナナボート」という曲で有名な歌手です。
アメリカでこの曲がヒットした翌年の昭和23年に、日本語でもカバーされて、浜村美智子さんという人が歌っていました。
♪デーオ、デエエオー♪というフレーズが印象的な歌です。
大リーグ野茂英雄投手の応援歌(?)で♪デーオ、ヒデーオ♪というのがありますが、あれはこの「バナナボート」の替え歌なんですよ。
(昭和23年のヒット曲なのに、私はこのバナナボートという曲を知ってます。もっちろん生まれてませんよっ(←強調!)。私の両親は懐メロ番組好きなんで、そこでよく聴いてたからでしょうねぇ・・・)
アマゾンで、ハリー・ベラフォンテさんの顔写真が見れます。
「ベスト・オブ・ハリー・ベラフォンテ」 ハリー・ベラフォンテ


せっかく持って来た人形を捨ててしまうマルセルに、
ロス: I don't get it. He seemed so happy to see me yesterday. (わからないよ。昨日会った時はとっても幸せそうに見えたのに。)
映画スタッフ: Don't take it personal. He's under pressure, starring in a movie and all. (自分のせいだと思わないで下さい。マルセルはプレッシャーを感じてるんですよ。映画に主演することとかいろいろで。)

セリフでは personal と形容詞になっていますが、ここは本当なら personally と副詞になるかと思うのですが・・・。
personally は「個人的に、個人に当てつけて」という意味なので、take it personally を直訳すると「それを個人的に当てつけたものとして受け取る」、つまり「自分に当てつけたものと考える、個人攻撃と受け取る、被害者意識を持つ、むきになる」という意味になります。
何か発言をした後、相手が自分のことを悪く言われたと勘違いしないように、"Don't take it personally." 「あてつけだと思わないで。」と付け加えたりします。
star は「(人を)主役にする、主役として使う」という意味。
a movie starring Brad Pitt だと「ブラッド・ピット主演の映画」ということです。
え? この映画、マルセルが「主役」なの?(うっそー! でも本当なら、すげぇー(笑))


レイチェル: How big of a star is Marcel? (マルセルってどのくらいビッグなスターなの?)
映画スタッフ: In human terms? I'd say...Cybill Shepherd. (人間で言うと・・・シビル・シェパードってとこかな。)

term は複数形で「言い方、表現」あるいは「条件、料金、賃金」という意味です。
ここでは「人間的に言うと」という意味か、「人間の賃金条件で言うと」くらいの意味でしょうか?
Cybill Shepherd (シビル・シェパード)は1950年生まれの女優。
TVシリーズ「こちらブルームーン探偵社」では主役を演じていました。
NHKでも放送してましたよね。(ちゃんと見たことはないけど、タイトルだけ知ってる)
ここで、マルセルをシビル・シェパードに例えていますが、日本で言うと、どういう感じの俳優さんに当たるんでしょうねぇ。
これがピンと来ないのが、ちょっと寂しいですが。
こういうところで笑えると通(つう)っぽくていいんですけどね。

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この記事へのコメント
おお、ついにこの話になりましたね!とても面白くて印象に残っています。私は最初レンタルで見てたので、ランダムになってしまいました。解説楽しみにしてます。

Posted by agathe at 2006年04月02日 17:35
terms って、terminology系でしょうか?
ご説明されているように、
a word or expression that has a precise meaning in some uses or is peculiar to a science, art, profession, or subject
という意味であり、賃金云々はここでは関係ないと思いますが。
Posted by D Flowers at 2006年04月02日 20:33
agatheさんへ
やっとこの辺りまでたどり着きましたよ(笑)。
この話は本当に面白いですよね。ジュリア・ロバーツの魅力、大爆発と言ったところでしょうか?
やっぱり、大スターっていうのは、オーラが違いますよねぇ。
Posted by Rach at 2006年04月03日 14:50
D Flowersさんへ
うーん、確かに「賃金云々」は違う気がしてきました。
我ながら何故「賃金」と書いたかというと、多分、俳優のランク=ギャラ、という図式が頭に浮かんで、英和辞典の「賃金」っていう項目に目が行ったんだと思います(安易・・・)。
それに、もし賃金とか条件なら、in ではなくて、on human terms になるような気もします。(どうでしょう?この前置詞からのアプローチは?・・・笑)

terminology(専門用語)系でしょうかね、やっぱり。legal terms「法律用語」の類の。
「人間用語で言うと」「人間の言葉で言うと」っていう感じでしょうか。
in terms of 「・・・の点から見て、・・・の言葉で言えば」という表現があるので、ここでの形容詞のhumanを名詞として使って、in terms of human と言い換えることも可能かなぁ?
Posted by Rach at 2006年04月03日 15:02


 
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