2005年08月17日

フレンズ1-12(その4)

フィービー: I make the best oatmeal raisin cookies in the world. (私は世界で一番おいしいオートミールレーズンクッキーを作れるの。)
私がリンクさせていただいているフレンズファンサイト める's Friends Page には
フィービーのオートミール・レーズン・クッキー挑戦記 というコーナーがあります。
結構おいしかった!とのことなので、腕に自信のある方は挑戦してみて下さい。
私も、このレシピが載っているCooking With Friendsという洋書を持っているのですが、料理を作ってみたことはなくて、本棚にきれいに飾ってあります(笑)。

またこのめるさんのサイトには、「フレンズ サブ・プロット一覧つきエピソードガイド」というコーナーがあります。
フレンズでは、メインの話以外に別の話(サブ・プロット)も交えながら話が進んでいきます。
例えば、11話のメインは、タイトル通り、チャンドラーのママ(とロスと)の話ですが、サブ・プロットとして、モニカとフィービーが昏睡男性に恋するという話がありますよね。
このように、タイトルからは思い出せないプロットを探すのに、めるさんのこのコーナーはとても役立ちます。
どんなに印象に残っている話でも、意外とどのシーズンかを思い出せなかったりすることってあるんですよ。
私も最近、このブログのために最初から見直しているんですが、「あれっ、この話って、こんなに早い時期に出てきてたんだ。」とかびっくりすること多いですし。

フィービー: Paolo made a pass at me. (パウロが私にモーションかけてきたの。)
make a pass atは「・・・に言い寄る、モーションをかける」という意味。
前に出たmake a move onと同じ意味です。

買ってきたテーブルをお披露目する二人。
チャンドラー: So what do you think? (それで、どう思う?)
ロス: It's the most beautiful table I've ever seen. (こんなに美しいテーブル、見たことないよ。)
そのテーブルは、ボールゲームが出来るテーブルでした。

パウロがフィービーにも色目を使っていたと知ったレイチェルは呆然。
レイチェル: I need some milk. (ミルクが飲みたい。)
フィービー: I've got milk. (ミルク持ってきたわ。)
フィービーはポットにミルクを入れて持ってきていました。
まるでレイチェルがそう言うのがわかっていたように。
フィービーはベジタリアンなんですが、ベジタリアンにもいろんなタイプがあり、そのことは第7話の解説で少し触れました。
第7話の"停電の歌"で、フィービーは「私は乳製品は食べない」と歌っていました。
ですが、自分の家からミルクを持ってきたわけですから、フィービーは乳製品は大丈夫なタイプのベジタリアンのようですね。
それからおまけですが、このエピソードの最後の方で、フィービーはモニカの作ったラザニアも食べてます。
あれ、これはベジタリアン用ラザニアじゃなかったはずなのに? 大丈夫なんでしょうか?

レイチェル: He's the pig. (パウロがブタ野郎なのよ。)
pigは「ブタ、ブタのような奴」という意味。
日本語でも、「このブタ!」とか言うのは相手を侮辱する言葉ですから、その辺りは同じようです。
ブタちゃん、かわいそう。
アリーmy Loveでも、"Male chauvinist pig!" 「男尊女卑のブタ!」と、相手をののしるシーンがありましたよ。

レイチェルがパウロと別れる瞬間を狙え、とアドバイスするジョーイとチャンドラー。
ジョーイ: Now is when you swoop. (今が割り込むチャンスだぞ。)
When Paolo walks out of there, you gotta be the first guy she sees. (パウロが出て行った時に、レイチェルが最初に目にする男になっとかなきゃ。)
She's got to know you're everything he's not. (お前がパウロとは全然違う人間だってレイチェルは気づくよ。)
swoopは「鳥が空から獲物に飛びかかる」ことを指します。
スウープ、という発音もスゥーっと空から舞い降りる様子を表しているように聞こえますね。
傷心の女性が、最初に優しくしてくれた相手に恋心を抱く、というのはよくあるパターンです。
ドラマやアニメでも、そういうときは、相手が涙目ごしに見えるので、ぼやけてキラキラしてたりしますよね。←ありがちな映像効果(笑)。

レイチェルとパウロが喧嘩している様子を教えているモニカ。
モニカ: Now there's just gesturing and arm-waving. (今は、ジェスチャーして、手を振ってるわ。)
That is either, "How could you?" or "Enormous breasts!" (あれは、「よくもそんなことができたわね。」か、「大きな胸でしょ。」かのどちらかね。)
レイチェルが怒りながら手を軽く丸めてアピールしている様子を見て、大きな胸を表すジェスチャーにも見えるというモニカ。
そう言われれば、胸の大きい人を描写するジェスチャーも、こんな感じですけど。

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Posted by Rach at 14:05  |Comments(4) | フレンズ シーズン1

2005年08月16日

フレンズ1-12(その3)

チャンドラー: It's just, with my last roommate... (ただ、前のルームメートがさ・・・)
ジョーイ: I know all about Kip. (キップの話はもういいよ。)
I know all about...は直訳すると、「・・・については全て知ってる」、つまり、もうその話は全部聞いたから、もう話さなくていい、ということですね。
前のルームメートの話を出されて怒り出すジョーイ。
「元彼の話をする彼女」(もしくは、元カノの話をする彼氏?)に怒ってるようなジョーイの態度が笑えます。

チャンドラー: We bought a hibachi together, then he ran off and got married...and things got ugly. (俺とキップは一緒にバーベキューコンロを買ったんだ。その後で彼は俺から逃げ出して結婚して・・・かなり悲惨な状況になったんだよ。)
hibachiは見てわかるとおり、日本語の「火鉢」が語源です。
こんな言葉が英語になってるなんて、面白いですね。
チャンドラーも、やはりルームメートを、自分を捨てた彼女か何かのように語っています。

ジョーイ: Let me ask you something. (ちょっと聞かせてくれ。)
Was Kip a better roommate than me? (キップは俺よりも良いルームメートだったか?)
チャンドラー: Don't do that. (それは聞かないで。)
二人の間では、キップの話はタブーとなっているようです。(チャンドラーはちょっとふざけてるようにも見えますが。)

フィービーはマッサージの仕事をしています。
フィービーの同僚: And Ms. Summerfield canceled her 5:30 shiatsu. (サマーフィールドさんの5:30の指圧はキャンセルね。)
ここでも、日本語から来た言葉、shiatsu(指圧)が出てきました。
今回のエピソードは、火鉢とか指圧とか何故か日本語が語源の単語が出てきますね。
スマトラ沖地震のニュースでよく使われていたtsunami(津波)もそうでした。

同僚: I don't mean to sound unprofessional, but...Yum! (プロらしくないかもしれないけど・・・おいしそう!)
yumは、yum-yumとかyummyとか言いますが、「おいしい、おいしそう」という意味です。
男性でも女性でも、魅力的な人を見た時に、使ったりします。
同僚もマッサージ師なので、お客さんをそうやって品定めしたり、そういう目で見たりするのは、プロらしくないと思っているようですが。
で、現れたのは、なんとレイチェルの彼氏のパウロでした。(彼っておいしそうですかねぇ?)

セントラルパークにイライラしながら入ってくるフィービー。
モニカ: What's the matter? (どうしたの?)
フィービー: Nothing! I'm sorry. I'm just, I'm out of sorts. (何でもないわ。ごめんね。ただ、機嫌が悪いだけよ。)
out of sortsは「元気がない、機嫌が悪い」という意味です。

フィービー: He made a move on me. (パウロが私にせまってきたのよ。)
ジョーイ: The store'll be open tomorrow. (家具屋は明日も開いてるだろうし。)
チャンドラー: More coffee. (コーヒーおかわり。)
make a move onは直訳すると、「・・・への行動を開始する」ということ、そこから、「・・・に言い寄る、ナンパする、口説く」という意味になります。
その発言を聞いたジョーイとチャンドラーは、机を買いに行く予定をキャンセルし、一緒に話に加わろうとします。

家具屋さんで机を選んでいるジョーイとチャンドラー。ですがなかなか決まりません。
チャンドラー: You pick one. (お前が選べよ。)
ジョーイ: How about the ladybugs? (テントウムシの机はどう?)
チャンドラー: So forget about the birds, but big red insects suggest fine dining?
(鳥の模様ならダメで、大きい赤い昆虫ならごちそう、って感じがするんだな?)
ジョーイ: Fine! Do you want the birds? Get the birds! (いいよ。鳥柄の机が欲しいんだろ? じゃあ鳥柄のにしろよ!)
チャンドラー: Not like that, I won't. (そんな風に言うなよ、鳥柄は選ばないよ。)
Kip would've liked the birds. (キップなら、鳥柄が気に入ってくれただろうに。)
ladybugは「テントウムシ」。アメリカでは縁起の良い虫といわれており、アクセサリーのデザインに使われることが多いそうです。
それにしても、まるで結婚前の夫婦がブライダル家具を買ってるかのような雰囲気の二人。
趣味が合わないので、どちらも納得せず、さらにチャンドラーは元ルームメートならわかってくれる、とまで言い出す始末。
泥沼のカップルみたいになってます。

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Posted by Rach at 19:27  |Comments(8) | フレンズ シーズン1

2005年08月15日

フレンズ1-12(その2)

キャロルの女友達のターニャがあまりに男っぽいので驚いているロスに、
キャロル: Don't you wanna know about the sex? (sexについて知りたくない?)
ロス: The sex? I'm having enough trouble with the image of you and Susan together. (sex? 君とスーザンが一緒にいるところのイメージだけでも大変なんだよ。)
But when you throw in Tanya... (ターニャまでそこに混ぜるとなると・・・)
キャロル: The sex of the baby, Ross. (赤ちゃんの性別の話よ、ロス。)
sexと聞いて、同性愛ネタで動揺していたロスは、make loveと間違えてしまいます。
キャロルは、「男か女か」の話をしていたのでした。

キャロル: Do you want to know? (知りたい?)
ロス: I don't want to know. Absolutely not. (知りたくないよ。絶対に。)
I think you shouldn't know until you look down there...and see, "Oh, there it is..."or isn't. (下の方を見るまでは知らない方がいいと思うよ。「あぁ、あるある・・・。」、もしくは、「あ、ないよ。」って。)
その気持ち、よくわかります。
私の場合、特に聞こうと思っていたわけではないのですが、超音波映像を見ていた先生が、「あ、ついてますね。」と一言おっしゃったので、わかっちゃった、と。
知ってた方が、名前付ける時の候補、絞りやすくて助かりましたけど。

赤ちゃんの性別は知りたくないと言って、帰っていったロスですが、何故かブザーが鳴り、キャロルが出ると、
ロス: ...Never mind. I don't wanna know. (気にしないで。知りたくないから。)
Never mind.は「気にしないで。」
日本語で「どんまい」はDon't mind.から来たとかいいますが、英語ではDon't mind.とは言わず、Never mind.になりますから、ご注意を。
また日本語のどんまい、はスポーツをしている時、失敗したチームメートに「大丈夫、気にするな」という意味でかける言葉ですが、英語のNever mind.は自分が何か発言した後、そのことについて深く追求されるのを避けるため、もしくは自分が言ったことを忘れて欲しいときに、よく使います。
「僕の言ったことは、気にしないで。忘れて。」というニュアンスです。
キャロルとスーザンが盛り上がってるのを見ると、ますます知りたくなるロスですが、信念も曲げたくないし、つらいところですね。

ジョーイとチャンドラーの部屋のテーブルが壊れて、どちらが新しいのを買うかでもめています。
ジョーイ: How about if we split it? (割り勘でどう?)
チャンドラー: What do you mean, like, buy it together? (どういう意味だよ、一緒に買うってことか?)
Do you think we're ready for that? (俺たちにそんな心の準備が出来てると思うか?)
ジョーイ: Why not? (どうしてダメなんだよ?)
チャンドラー: It's a big commitment. What if one of us wants to move out? (それってすごく深い関係になるぞ。もし、俺たちのどっちかが引越して出て行ったらどうする?)
splitは「分裂・分割する」という意味です。split the bill(請求を分割する)なので、「割り勘」という意味になります。
またsplitには、「離婚する、別れる」という意味もあります。
ready for thatは「そのことに対して準備が出来ている」ということ、つまり、「お金を出し合ってものを買う、という覚悟があるのか」という感じ。
何だかチャンドラーは、割り勘で買うという行為に、簡単には踏み出せないようですね。
結婚時にお金を出し合って家財道具を買うと、離婚時にどちらがどれだけ取るかでモメる、というイメージが、頭の中にあるようです。
commitmentは「献身、かかわり合い、特定の人と交際すること」という意味です。
これはよくフレンズに出てくる単語なんですが、ドンピシャの訳が難しい。
軽いお付き合いではなくって、お互いに干渉し合ったり、本音をぶつけ合ったりという、かかわりが深くなることを指します。

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(かみ合わない夫婦の会話) ←Rachの趣味の日記です。フレンズ、英語には無関係、おまけに長い(泣)。
HDD搭載DVDレコーダーで、録画すべき番組をチェック中。
ダンナ「何だこれ? ガンダム?」
私「えっ? 何なに?」
キーワード登録してある"ガンダム"が引っかかるようになってるんですが、BSアニメ夜話が3本もチェックされてる、これって何?
(実はマンガ夜話とアニメ夜話のために、"夜話"というキーワードも設定しており、そこでも引っかかってた(笑))。
なんと、BSアニメ夜話スペシャル「まるごと! 機動戦士ガンダム」というのがするらしい。
合計9時間半も語りつくすの? と驚いて番組説明を読むと、「機動戦士ガンダム」劇場版3部作を放映すると書いてある!!
これってDVD特別版のアフレコ新録音の分じゃなくって、公開当時のオリジナルなの?
声の出演を見ると、「塩沢兼人」って書いてある、ってことは、オリジナルじゃん!! ひえーっ!!
一人で盛り上がってる私を尻目に、TV Taro(1ヶ月のテレビ番組表が載っている雑誌)を見ていたダンナさんは、
「へぇ、本当だ。「めぐりあいうちゅう」って書いてあるよ。」
私「めぐりあい"うちゅう"??!! それ、"そら"って読むんだけど。」
ダンナ「へぇー。」
私「発売になったDVDは最近新たにアフレコ新録音されたやつで、BGMや効果音も、オリジナルとは違うのよ。その公開当時のオリジナル音声のDVDを出してくれーっていうファンの要望があってね・・・」
ダンナ「ふーん。」
・・・この感動を分かち合うことは出来ませんでした。
いくらファースト・ガンダム世代といえども、ガンダムに全く興味のない男性もいるのです(当たり前か・・・)。
でも「宇宙」を"そら"と読ませるのはガンダムのお約束だけど、どうしてTV版「光る宇宙」は"うちゅう"なんだろう? とか、ふと考えたりして・・・。(私はかなり暇人かも)

BSアニメ夜話のHPもチェックしましたが、確かに
"『劇場版機動戦士ガンダム』三部作を、劇場版オリジナル音声にて一挙放送します。"
と明言してあります。ファンの皆様、一緒に喜びましょう。
もちろん、ガンダムファンのゲストが語るのを聞くのも楽しいので、今からワクワクしています。
↑こういうことを嬉々として書いてる私、ブログ、間違えてる?
フレンズも英語も大好きなんですよ、ただ、他にも好きなものがある、というだけで。本当にそれだけです。←誰に対して言い訳してるんだか(笑)。

 
Posted by Rach at 11:50  |Comments(2) | フレンズ シーズン1

2005年08月14日

フレンズ1-12(その1)

シーズン1 第12話
The One With the Dozen Lasagnas (おなかのベビーはどっち?)
原題は「12皿のラザニアの話」

モニカ: If you'd told me vegetarian lasagna...I would've made vegetarian lasagna. (ベジタリアン用ラザニアって言ってくれてたら、ベジタリアン用を作ったのに。)
The meat's only every third layer. Maybe you could scrape. (お肉はたったの三層だけだから、剥がせるんじゃない?)
ラザニアとは、ミートソースとラザニア用パスタとチーズを重ねて焼いた料理です。
「そのミートソースの部分を剥がせば?」とモニカは言っているようですが、それではパスタとチーズだけになってしまうのでは?
(2006.9.13 追記)
読者の方からご指摘がありました。
every third layer と every がついているので、「三層ごと」ですね。ですから、
The meat's only every third layer. Maybe you could scrape. (お肉はただ三層ごとにあるだけだから、剥がせるんじゃない?)
が正しい訳となります。
そうかぁ、三層だけあるよりも、三層”ごと”にある方が剥がすの大変ですよね。
そんな面倒くさいことできっこないのに、「ミートソースに文句があるなら自分で剥がせばいいじゃない?」と簡単そうに言ってるのがおかしいわけですね。なるほどぉ・・・。
ご指摘下さった方、ありがとうございました。
(追記はここまで)

ところで、現在WOWOWで放映中の、フレンズのスピンオフ「ジョーイ」13話にも、ラザニアの話がでてきたそうですね。
私がリンクさせて頂いているブログまるせるのひとりごとベジタリアン用ラザニアで、そのエピソードについての話を書かれていますので、興味を持たれた方は是非どうぞ。

ところで、スピンオフというのは、あるドラマからその設定を引き継いで別に作られたドラマのことです。
アメリカでは人気ドラマのスピンオフのドラマが多くあります。
最近は日本でも、「踊る大捜査線」のスピンオフ「交渉人 真下正義」、さらには「容疑者 室井慎次」というのがありますね。
私がリンクさせて頂いているフレンズファンサイトのMarcel's Friends Pageには、フレンズはもちろんのこと、「ジョーイ」に関する情報も載っていますので、「ジョーイ」に興味を持たれた方は是非ご覧下さいね。
Marcel's Friends Pageは、1997年から開設されているという、フレンズファンサイトの老舗[しにせ]です。(老舗という表現、フレンズのイメージとずれてるかしら? ごめんなさい、Marcelさん!)
私がフレンズで勉強を始めた頃から、ずっと拝見させていただいているサイトで、このサイトにあるBOOKS(フレンズ専門書[洋書]の紹介)を読んで、私もフレンズの洋書を集めたんですよ。(懐かしい思い出・・・)

(英語の説明に戻ります)
scrapeは「削り取る、こすり落とす」という意味。
ちょっと古いですが、プリプリ(Princess Princess)のヒット曲ダイアモンドで、「見上げるスカイスクレイパー」という歌詞がありますね。
あのスカイスクレイパーは、そびえ立つビル、「摩天楼」のことです。
「摩天楼」という日本語自体がskyscraperを直訳したもので、天を摩する(まする=こする、近づく)楼閣(高い建物)、という意味です。
sky(空)をscrape(削り取る)するという表現は、ニューヨークなど(東京もそうですが)のビル群を見た時のイメージにぴったりですね。

レイチェルとパウロが週末をポコノスで過ごすと知り、ショックのロス。
ロス: Wasn't this supposed to be just a fling? (ただの軽いお遊びのはずじゃなかったのか?)
Shouldn't it be flung by now? (もう今頃はどこかにポイされてるはずじゃないの?)
flingは「短期間の浮気、長続きしないロマンス」という意味です。
次のセリフのflungはfling(ものを投げる、放り出す)の過去分詞形です。
(単語としては同じ単語です。同じ綴りの別の単語ではありません。)
ロスは、fling(お遊び)だから、flung(放り出されている)はずじゃないか、とflingをかけているのです。
ちなみに、ポコノスはペンシルベニア州にあります。

ロス: What am I supposed to do? Call immigration? I could call immigration.
(僕はどうしたらいいんだ? 入国管理局に電話する? 入国管理局に電話できるな。)
このロスの怒りの勢いから見ると、本当に電話しかねませんね。
パウロは英語がほとんどしゃべれないので、不法入国者かも、と言いたいのでしょうか

キャロルの部屋を訪れるロス。そこに置いてある写真を見て、
ロス: When did you and Susan meet Huey Lewis? (君とスーザンは、いつヒューイ・ルイスに会ったの?)
キャロル: That's our friend Tanya. (それは私たちの友達のターニャよ。)
ヒューイ・ルイスは、80年代、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースとして活躍。
Sportsなどのアルバムがヒットしました。
1985年には、映画バック・トゥ・ザ・フューチャーの主題歌The Power of Loveを歌っていましたね。
AmazonでSportsというCDのジャケット写真が見られます。
Sports (ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース)

眉毛の濃い、かなり男っぽい人ですから、ターニャはその人と見間違えるほど男っぽかったということです。
同性愛のカップルには、男役と女役があるらしく(あまり詳しくないけど、そうなんですよね?)、その人は男役なのでしょう。
キャロルとスーザンの場合は、スーザンが男役ですね、きっと。
見た目は結構フェミニンですが、ロスと喧嘩してる様子は男同士の喧嘩みたいな感じですし。
ロスにしてみれば、奥さんを取られたわけですから、女としては見てないでしょう。
ちなみに・・・DVDの吹き替え版では、ターニャをアーノルド・シュワルツェネッガーと見間違えていましたし(字幕ではヒューイ・ルイス)、WOWOW初回放送時の日本語版では、マイク・タイソンと見間違えたそうです。
このことは、Marcel's Friends PageのFriends Quizに挑戦した時に知りました。
第1シーズンは、WOWOW版とDVDでは、日本語訳が大幅に変更されており、Friends QuizはWOWOW初回放送時の日本語版を元に作成されているそうです。
他の人に例えているのは、ヒューイ・ルイスって言っても、ピンと来ない人もいるから? (ファンの人、ごめんね。)
それにしても、シュワちゃんやら、タイソンやらに例えられる、ターシャって・・・。

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Posted by Rach at 16:47  |Comments(7) | フレンズ シーズン1

2005年08月13日

フレンズ1-11(その5)

とうとう、coma guy(昏睡していた男性)が目覚めました。
昏睡中にお世話をしていたモニカとフィービーに、男性は御礼を言います。が・・・
男性: So I guess I'll see you around. (それじゃあ、またどこかで会おう。)
フィービー: What? That's it? (何ですって? それだけ?)
モニカ: "See you around?" (「またどこかで会おう」ですって?)
男性: What do you want me to say? (なんて言ったらいいんだ?)
モニカ: I don' know. Maybe..."That was nice." "It meant something to me." "I'll call you." (よくわかんないけど、多分・・・「親切にしてくれたね。」「僕にとっては意味のあることだったよ。」「また電話するよ。」とか。)
男性: All right. I'll call you. (わかった。また電話するよ。)
フィービー: I don't think you mean that. (本気で言ってるとは思えない。)
モニカ: This is so typical. You know, we give...and we give...and we give. And then we just get nothing back. (よくあるパターンね。女が与えて、与えて、また与えて。それで何も返ってはこないのよ。)
see you aroundは「バイバイ、またね、またどこかで会おうね。」という意味。
このセリフを聞くと、もうここでサヨナラってこと。
この後、coma guyからの情熱的な告白が続く・・・ということはあり得ない展開になってしまいました。
coma guyが眠っている間に想像はどんどんふくらんで、情熱的な恋愛が始まるかのように錯覚していた二人。
彼が自分たちを特別な相手とは認識していないのを知って、愕然とします。
彼にしてみれば、二人が競い合って世話をしてくれていた間、全く意識がなかったのですから、起きたとたん、いろいろ言われてもねー、とcoma guyには同情しますが。
これが、少しでも意識があって、二人がかいがいしくお世話しているのを少しでも感じていたなら、ロマンティックな展開もあり得たかもしれませんが?
typicalは「典型的な、よくある」という意味。
男性のセリフを聞いて、「尽くしても尽くしても甲斐がない。男っていつもこんなに身勝手なのよ。」と結論付ける二人。
coma guyに典型的な男の身勝手さを見たようです。
昏睡から目覚めたとたん、こんな理不尽な言葉を投げつけられたcoma guy、かわいそー。

さらに、最後の捨て台詞。
フィービー: You know what? We thought you were different. (ねぇ、知ってる? 私たちは、あなたは他の男とは違う、って思ってたのに。)
いやー、勝手に二人がイメージを作り上げてただけですってば。
でも、人間って好きになった人のことを「この人は、他の誰とも違うわ。」って思い込みたいんですよね。ちょっと乙女チック?
勝手に思われた方は、いい迷惑でしょうけど。

ノーラとチャンドラーが言い合いを始めました。
それを廊下で聞いているジョーイ。
ロス: The forbidden love of a man and his door. (人間とドアとの禁断の愛、だな。)
ジョーイがドアにぴたーっと寄り添って、中の声を聞いている姿を、「許されない恋」に例えています。
forbidden fruitだと「禁断の木の実」。
これは、エデンの園で、アダムとイヴが食べてはいけないと言われていた「善悪を知る木の実」のことです。
この実を食べてしまったアダムとイヴはお互いが裸であることに気づいて恥ずかしくなり、イチジクの葉で体を隠した・・・という聖書のお話があります。
この木の実はリンゴのイメージがありますが、聖書には「木の実」としか書いていないそうです。
また、この意味から、forbidden fruitは、「禁じられているためによりいっそう欲しくなるもの、魅力的なもの」という意味にもなります。
日本語でも「禁断の・・・」という響きには、背徳的なものを感じますものね。
"許されぬ恋"ってヤツですか。

ノーラとの口論の結果を聞くロス。
ロス: How did it go? (どうだった?)
チャンドラー: Awful. Awful. Couldn't have gone worse. (最悪、最悪。最悪以下だね。)
couldn't have gone worseは、「これ以上悪くなりようがなかった」ということ。
つまり「最低最悪」という感じ。
これとは逆に、couldn't be betterは「これ以上は良くならない、絶好調だ、最高だ」という意味になります。
出会った時の挨拶で、"Hi! What's up?"「やぁ、調子どう?」と聞かれて、"Couldn't be better."「最高だよ。」という風に使います。

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Posted by Rach at 16:19  |Comments(0) | フレンズ シーズン1

2005年08月12日

フレンズ1-11(その4)

どうしてチャンドラーのママとキスしたのか、と問い詰めるジョーイに
ロス: It's not like she's a regular mom. She's sexy. She's ... (彼女は普通の母親とは違うんだ。セクシーだし・・・)
ジョーイ: You don't think my mom's sexy? (俺のママはセクシーじゃないと思ってるのか?)
ロス: Well, not in the same way. (いやぁ、全く同じとは言えないけど。)
ジョーイ: I'll have you know that Gloria Tribbiani was a handsome woman in her day. You think it's easy giving birth to seven children? (お前に教えといてやるよ。グロリア・トリビアーニは若い頃、ハンサム・ウーマンだったんだぜ。7人の子を産むってことはお前が思うほど簡単じゃないんだよ。)
ノーラは他の母親とは違ってセクシーだ、と言われて、ジョーイは自分のママがセクシーではないのかと怒り出します。
handsomeは「(男性が)ハンサムな」ですが、女性にも使います。
in one's dayは「若かりし頃は、全盛期は」という意味です。
7人も子供を産んで見違えてしまったけど、昔はセクシーだったんだ、とジョーイは訴えています。
ジョーイの家族の話は、後のエピソードにも何回が出てきます。
ジョーイは、母親をけなされたと思って憤っていますが、特にママのことは大事に思っているようですね。
ノーラとのキスの話から、話が随分とそれてしまっているのが笑えます。

良心の呵責に耐え切れず、チャンドラーに告白するロス。
ロス: I was upset about Rachel and Paolo and I had too much tequila, and Nora...Mrs. Mom, your Bing, was just being nice. But nothing happened.
(僕はレイチェルとパウロのことで混乱してたんだ。で、テキーラを飲みすぎた。すると、ノーラが、いや、ママ夫人が、君のビングが、優しくしてくれて。でも何もなかったんだ。)
ノーラのことを言うときに、Noraとファーストネームで言ってしまい、そうすると何だか男女の親密な関係を想像させてヤバイと思ったロスは、Mrs.Bing(ビング夫人)、your Mom(君のママ)と言おうとして、Mrs.Mom, your Bingと単語が交錯してしまっています。
ロスの動揺ぶりがわかりますね。

セントラルパークで、ジョーイはロスに写真を見せています。
ジョーイ: Here's my mother and father on their wedding day. Now, you tell me she's not a knockout. (これは、俺の両親の結婚式の写真だ。さあ、これでもママは美人じゃないって言えるか?)
knockoutはノックアウトされるほど「圧倒的なもの、すばらしいもの、美人・美男子」という意味です。
ロスとチャンドラーが険悪な雰囲気になっているのに、ジョーイはまだ、ママがセクシーかどうかの話にこだわっているようです。

話しかけるロスに
チャンドラー: I was talking to Joey. All right, there, mother-kisser? (俺はジョーイに話しかけたんだよ、いいかい、マザー・キッサー?)
mother-kisserというのは、motherfuckerのもじりです。
f***というのは、よく伏字にされる単語ですが、「エッチをする」という意味のかなり直接的で下品な卑語です。
ですから、motherf***erというのは、「自分の母親とエッチするような最低のやつ、軽蔑すべきやつ」という意味で、相手をののしる言葉です。
ここでは、実際にロスはママ(友達のママ、ですが)とキスしてるので、f***をkissに変えて使って、「お前は最低だ。」と、ののしっているのです。
ジョーイはそれを聞いて、「それって面白いじゃん。座布団1枚!」みたいな感じで喜んでいます。

お店の中で叫んでしまうチャンドラー
チャンドラー: Hey, you kissed my mom! (おい、お前は俺のママにキスしたんだぞ!)
ロス: [店内が騒然となったので] We're rehearsing a Greek play. (僕たち、ギリシャ悲劇をリハーサルしてるんだ。)
ギリシャ神話、ギリシャ悲劇というものは昔の話なので、近親間での恋愛や憎悪などの話が多いです。
大声でキスしたことを暴露されたロスは、チャンドラーの発言を、ギリシャ悲劇を練習中のセリフということにして誤魔化そうと思ったようですね。

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Posted by Rach at 13:38  |Comments(0) | フレンズ シーズン1

2005年08月11日

フレンズ1-11(その3)

レイチェルとパウロのベタベタぶりにヤケになっているロス。
女性トイレから出てきたくらいですから、かなり酔っているようですね。
それを励ますノーラ。
ノーラ: I have sold 100 million copies of my books, and you know why? (私の本は1億冊も売れてるのよ。どうしてだと思う?)
ロス: The girl on the cover with her nipples showing? (表紙の女性が乳首を見せてるから?)
ノーラの本はすごいベストセラーのようですね。
その理由をロスは、「表紙の絵がエッチだからだ。」と言っていますが、多少それも効果はあるのでしょう(笑)。

ノーラ: No, because I know how to write men that women fall in love with. (ちがうわ。私は、女性が恋に落ちる男性を描く方法を知ってるからよ。)
Believe me, I cannot sell a Paolo. (信じて。私ならパウロはお薦めしないわ。)
He's just a complication you eventually kill off. (彼はただ物語を複雑にするためにいるだけで、最後には死ぬことになるわ。)
ロス: When? (いつ?)
sellは「売る、売り込む」という意味。
そこから、「・・・をよいと思い込ませる」という意味にもなります。
ノーラは、パウロを主人公キャラとして売り込むことは出来ない、と言っています。
最後には死ぬキャラだとまで言われて、ロスは「いつ死ぬ予定なの?」と真面目な顔で聞いています。恨み骨髄、という感じですね。

ノーラ: He's not a hero. You know who our hero is? (パウロはヒーローじゃないわ。誰がヒーローかわかる?)
ロス: The guy on the cover with his nipples showing? (表紙で乳首を見せてる男性?)
ロスはまた、表紙の絵の話を持ち出します。
ロスには、絵の印象が強烈に残ってるようです。やっぱり表紙の絵って大切かも(笑)。

なぐさめているうちに、妙な雰囲気になってしまったロスとノーラ。
ついにはキスしてしまいます。
ところが、トイレに行こうとするジョーイに見られてしまい・・・
ジョーイ: I'll just pee in the street. (通りでオシッコしてくる。)
いくらプレイボーイのジョーイでも、この光景はショッキングだったようで、その場を去ってしまいます。
ジョーイの慌てぶりがセリフからも伺えますね。

次の日、ジョーイと話して、昨晩のキスのことを弁解するロスですが、
ジョーイ: You broke the code! (お前は掟[おきて]を破った!)
ロス: What code? (何の掟?)
ジョーイ: You don't kiss your friend's mom. (友達のママにキスしない、って掟だよ。)
Sisters are okay. Maybe a hot-looking aunt. But not a mom. Never a mom!
(姉や妹なら構わない。色っぽい叔母さんでもいいと思う。でも、ママはダメだ。
絶対にママだけは!)
codeは「規則、掟(おきて)」。dress codeだと「服装規定」という意味になります。
放送禁止用語のことを放送コードとも言いますが、そのコードはcodeから来ているようですね。

(ランキング頑張ってます)
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(今日のRach ←ただの趣味の日記です)
今日、息子が見たいというので、ポケモンの映画「ミュウと波導の勇者ルカリオ」を見に行ってきました。
私は隣でやってるエピソード3を見たかったんだけど・・・(泣)。
でも、今回の陰の主役とも言うべきポケモンの「ルカリオ」がカッコよかった(というか、かわいかった)ので許す(笑)。
波導(はどう)とは、「気」や「オーラ」などのような振動波のこと。(漢字は"波動"ではないです。)
ルカリオの決めゼリフで「波導は我にあり!」というのがあるんですが、これはスター・ウォーズの"May the Force be with you."「フォースと共にあらんことを。」を絶対意識してる、と思うのですが・・・。
公開時期が重なることをわかってやってるんだと思いますね。
そう言えば、ルカリオと師匠のアーロンとの師弟関係の話も出てくるし。
それから、日本語吹替版で、アナキンをアテている浪川大輔さんは、ルカリオの声もアテているのです。(これは単なる偶然?)
(妙にマニアックな話になってきた・・・このブログを読んでくれている人、何人に通じてるだろう?)
おたっきーな趣味の話を出したついでに・・・。
浪川大輔さんと言えば、OVA「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」でアル(アルフレッド・イズルハ)という小学生の少年の声をアテていました。
声変わり前のちょっと裏返ったようなカン高い(失礼)少年声で、かなりイメージ強かったです。
(洋画ではE.T.のエリオット少年とかもやってましたよ。)
その彼が、私がそういう方面に疎くなってる間に、こんな美青年の声(ルカリオも結構イケメンなポケモンです)に変わっていたなんて・・・。
私も年を取るはずだ・・・と実感。
オタク話、失礼しました。ブログ読む人が減らないように祈ってます(笑)。
でも、この手の話へのコメントもお待ちしています(半分本気)。

 
Posted by Rach at 19:29  |Comments(2) | フレンズ シーズン1

2005年08月10日

フレンズ1-11(その2)

coma guy(昏睡している男性)に新聞を読んであげるモニカ。
The mayor wants to raise subway fares. (市長は地下鉄料金値上げを求める。)
The high today was 45. (今日の最高気温は45度。)
Teams played sports. (いろんなチームがいろんなスポーツの試合をした。)
気温のところで45度?と驚かれた方もいるかもしれませんが、これは華氏です。
日本では気温と言えば、摂氏ですが、アメリカは華氏を使うことが多いようです。
華氏温度 = 摂氏温度×1.8 + 32という式で換算できます。
ですから、華氏45度は摂氏7度なのです。(吹き替えではちゃんと7度と言っています。)
華氏と言えば、華氏911(Fahrenheit 9/11)というマイケル・ムーアの映画がありましたね。
(私は見てませんけど・・・)

ここで少しアメリカにおける単位の話をします。
国際単位系は、MKS単位系(メートル、キログラム、セカンド(秒))です。(メートル法ともいいます。)
しかし、アメリカでは、以前から使用しているヤード・ポンド法をそのまま使っていることが多いです。
身長は何フィート何インチ、体重はポンド(pound)、野球の球の速度はmph(マイルズ・パー・アワー)で表しますので、映画やドラマでは、インチやポンドの単位をよく聞きますよね。
これを英語で聞いていると、どのくらいの大きさなのかがピンと来ないですが、かなり米国生活を長く送ってないとつらいかもしれません。
(私も、数字を聞いても全然見当がつきません。)
ちなみに、スタートレックはアメリカ製作のドラマですが、未来の宇宙の話なので、さすがにヤード・ポンド法の単位は出てこなかった気がするなぁ。

スポーツ欄を読んであげようとしたモニカですが、説明は適当に済ましています。
スポーツにはあまり興味がないようですね。
フレンズの男性陣は、お気に入りのチームの話でよく盛り上がっていますが、女性陣は概してスポーツには興味がないようです。
興味があるのは、やっぱり"おしゃれ"か"恋"のどちらかでしょうね?

coma guyの名前を考える二人。
フィービー: What about Glen? He could be a Glen. (グレンはどうかしら? グレンって感じするでしょ?)
モニカ: Not special enough. (特別な感じがしないわ。)
フィービー: How about Agamemnon? (アガメムノンは?)
モニカ: Way too special. (特別すぎるわよ。)
「特別じゃない」、すなわち、「平凡すぎる」名前だ、と言われて次に出した候補が「アガメムノン」!?
アガメムノンとは、ギリシャ神話に出てくる、トロイ戦争のギリシャの大将の名前です。
日本でいうと、「ヤマトタケル」ってつけてるようなものでは?

メキシコ料理店で一緒にディナーを囲むノーラ・ビングとチャンドラーとその仲間たち。
ノーラ・ビング: You watched the show! What did you think? (ショーを見てくれたのね! どうだった?)
チャンドラー: I think you need to come out of your shell. (もっと心を開いて打ち解けたら良かったと思うよ。)
come out of one's shellは「心を開く、打ち解ける」という意味。
直訳は「自分の殻から出る」ということです。
テレビという公共の場でプライベートなことを暴露しすぎたママへの、イヤミなセリフです。

電話中のノーラ。トイレから出てきたロスに声をかけます。
ノーラ: You okay, slugger? (あなた大丈夫?)
ここで、sluggerと呼びかけていますが、これは「(野球・ボクシングなどの)強打者」という意味。
スラッガーの松井秀喜選手、といいますが、それと同じです。
slugには、「・・・を殴りつける」という意味があるのですが、同じ綴りだけど違う単語でslugにはナメクジという意味もあります。
英語は相手に呼びかける表現が豊富ですが、これは日本語に直すのって難しいですよね。
この場合のsluggerも、「いかしたお兄さん」みたいな感じかと思うのですが、日本語にするとダサダサだし・・・。
ダーリンとかハニーとかも、日本語には訳しにくいですもんね。
「奥様は魔女」というアメリカのドラマを日本でやっていた時も、Darlingはダーリンのままでしたね。
彼の名前が「ダーリン」だと思っていた人が結構いた、という笑い話もあるくらいで。
このa term of endearment(愛称、親愛語)を見ていると、アメリカと日本の文化の違いを感じます。

(2005.9.2 追記)
上に書いてある「ダーリン」の話に間違いを発見しましたので、訂正いたします。
「奥さまは魔女」のダーリンは、Darling(愛しいあなた)ではなく、彼の名前(Darrin)でした。
私の勘違いです。紛らわしいことを書いて申し訳ありませんでした。
この間違いについて、詳しくは後の投稿記事 フレンズ1-15(その5) に書いてありますので、興味を持たれた方はどうぞ(笑)。(追記はここまで)

(Rachからの感謝の言葉)
またまたランキングの話で恐縮です。
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(最近、アニメ版「ガラスの仮面」を見てるもので・・・ははは。)
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Posted by Rach at 14:07  |Comments(8) | フレンズ シーズン1

2005年08月09日

フレンズ1-11(その1)

シーズン1 第11話
The One With Mrs. Bing (チャンドラーのママ登場!)
原題は「ミセス・ビングの話」

フィービー: Do you think they have yesterday's Daily News? (昨日のデイリーニュースまだ置いてあると思う?)
I just wanna check my horoscope, see if it was right. (私の星占いが当たってたかを確認したいだけよ。)
終わった占いを確認するってフィービーらしいですね。
でも、これを日課にすると、どの占いがよく当たるか、わかったりして・・・。
日本でも占い好きの女の子は多いですが、(私はあんまり信じないけど)、アメリカでも女性は占いが好きなんでしょうかね。

新聞のスタンドで会った美青年の気をひこうと声(音?)をかけるモニカたち。
その声に驚いた青年は車に轢かれてしまいます。
病院へ付き添った二人ですが、彼は昏睡状態。
フィービー: Hello, coma guy. (こんにちは、昏睡さん)
comaは「昏睡(状態)」。in a comaで「昏睡状態に陥って」という意味になります。

男性をうっとり見つめる二人。
モニカ: I mean, even sleeping he looks smart. I bet he's a lawyer. (寝ていても賢そうに見えるわ。きっと彼は弁護士よ。)
smartはフレンズでも誉め言葉としてよく出てきますが、日本語のスマート(やせている)ではなくて、「頭のよい、賢い」という意味です。
I betは「きっと・・・だと思う」です。
賢そうだから弁護士、というのはありがちな想像ですね。

フィービー: Yeah, but the dents in his knuckles mean he's artistic. (ええ、でも彼のこぶしのくぼみは芸術系って感じ。)
モニカ: Okay. He's a lawyer who teaches sculpting on the side. (わかった。彼は弁護士で、副業で彫刻を教えてるのよ。)
And he can dance! (それにダンスもできるの。)
on the sideは「アルバイトで、副業として」という意味。
「わきでやっている」仕事という意味ですね。
この後もどんどん二人の想像はふくらむのですが・・・。

モニカ: I wish all guys could be like him. (すべての男が彼みたいだったらいいのに。)
フィービー: I know. (そうね。)
勝手に想像して、「理想の男」に祭り上げられてしまったcoma guyです。
知らない相手を理想の王子様のように、どんどん美化してしまうのは、人間の性でしょうか。
モニカの発言に、フィービーまで同意しているのが笑えます。

チャンドラーのママ、ノーラ・ビングがテレビのトークショーに出ています。
彼女は官能小説作家で過激な発言を繰り返します。
トークショーのホスト: Don't take this wrong, I just don't see you as a mom somehow. I don't mean that bad.
(誤解しないで欲しいんですが、どうも、あなたを母親というイメージでは見れないんです。
悪い意味で言ってるんじゃないんですが。)
ノーラ・ビング: Oh, no. I'm a fabulous mom! I bought my son his first condoms.
(そんなことないわよ。私は素晴らしい母親よ。息子に初めてのコンドームを買ってあげたし。)
take ... wrongは「間違って受け取る、誤解する、勘違いする」という意味。
takeよりはgetを使ったget ... wrongの方をよく見かけます。
"Don't get me wrong."で「誤解しないでね。」というふうに使います。
fabulousは「素晴らしい、素敵な」。
有名なバンド、ビートルズの愛称で、FAB4(ファブフォー)というのがありますが、これはFabulous fourの略だそうです。
「素晴らしい4人組」という感じでしょうか。
息子にコンドームを買い与えた話を、平然とテレビでしゃべってしまうママ。
チャンドラーの苦労が伺えますね。

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Posted by Rach at 13:03  |Comments(2) | フレンズ シーズン1

2005年08月05日

フレンズ1-10(その6)

デビッドに、自ら別れ方を教授するフィービー。
Just say, "Phoebe, I love you, but my works is my life. That's what I have to do now." (ただこう言えばいいのよ。「フィービー、愛してるよ。でも、仕事は僕の人生なんだ。今やらなきゃいけないことは仕事なんだよ。」)
And I say, "Your work? How can you say that?" (そしたら私がこう言うの。「仕事ですって? よくそんなこと言えるわね。」)
一人二役で頑張るフィービー。そのけなげさにちょっと泣けます。

フィービー: Then you say that it's almost midnight and you have to go
because you don't want to start the year with me if you can't finish it.

(それからあなたはこう言うの。もう真夜中だ。僕は行かなくちゃ。だって、もしこの一年を君と一緒に終わることが出来ないなら、君と一緒に一年の最初を迎えたくない。)
なんてロマンティックなセリフでしょう(うっとり)。
今回のフィービーはかなり本気っぽいです。
デビッドもいい人なので、この二人が別れるのは私も残念でした。
ちなみに、またデビッドは後のエピソードに何度が出てきますので、お楽しみに。
(どういう状況かは言いませんよ・・・ネタバレ禁止でいきましょう!!)

フィービー: I'm gonna miss you scientist guy. (科学者さんがいなくなると、寂しいわ。)
youとscientist guyは同格です。「あなた、という科学者さん」というニュアンス。
第1話でも、Paul, the wine guy(ワイン担当のポール)という表現がありましたね。
guyはもともと「男」という意味ですが、フレンズのみんながよく挨拶で使っている、"Hey, guys." (はーい、みんな。)でもわかるように、guysと複数にすると、男性だけではなく、女性が混ざっていても、また女性だけの場合でも使うことができます。

自分のデート相手のサンディーというシングルマザーを探すジョーイ。
ジョーイ: You seen Sandy? (サンディー見なかった?)
チャンドラー: I don't know how to tell you this, but she's in the bedroom getting it on with Max, that scientist geek. (どう説明したらいいかわかんないんだけど、サンディーはマックスっていうあの科学者オタクと寝室でいちゃついてるよ。)
Cool, look at that. I did know how to tell you. (すごい、見てたか? 俺、ちゃんと説明できたよ。)
get it on withは「・・・とエッチする、いちゃいちゃする」という意味です。
geekは「オタク」。
第1話で、ロスは自分のことを、モニカの"geeky older brother"(変わった兄)だとレイチェルに言っていましたよね。
言いにくいと言いながら、状況をズバリと説明するチャンドラーでした。
マックスは、デビッドのラブラブぶりを非難していましたが、結構モテるじゃん。
ちょっと普通のプレイボーイとは異なる雰囲気に、女性は魅了されるのでしょうか??

ジョーイ: Looks like that "No-Date Pact" thing worked out. (「恋人なしの協定」ってやつは守られたようだな。)
dateは、いわゆる「デート」ですが、この場合は、「デート相手」のこと。
work outは「成り立つ、実現する、うまくいく」という意味です。
友達を出し抜いても、結局、最初の協定どおりの結果になってしまった、寂しい6人でした。

またマルセルのことを気にしているロス。
I wanted this to work so much. I'm still in there, you know? (このマルセルとの関係がうまくいって欲しいんだ。まだ頑張ってるんだ。)
Changing his diapers. Picking his fleas. But he's just phoning it in. (彼のオムツを替えたり、ノミを取ったり。でも、彼には通じないんだ。)
It's hard to accept that something you love so much doesn't love you back, you know? (すごく愛してるのに、その愛に答えてくれないっていう事実を受け入れるのはつらいよね。)
fleaは「ノミ」です。
今、はやりのフリー・マーケットは、flea market「蚤[のみ]の市・・・露天で安いものや古いものを売る市」のことです。
(free market[無料の市場]、ではないですよ。)
おむつを替えたり・・・と自分の子供のように世話してるロス。
でもその想いはなかなか彼の届かない。すっかり片想いのロスでした。

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Posted by Rach at 13:33  |Comments(3) | フレンズ シーズン1

2005年08月04日

フレンズ1-10(その5)

レイチェルがボロボロの格好で部屋に入ってきます。
レイチェル: Jerk missed his flight. (あのバカ、飛行機に乗りそこねたの。)
フィービー: And then your face exploded? (それで、あなたの顔が爆発したの?)
jerkとは、「バカ、まぬけ、バカな奴」という意味です。
一応パウロとはラブラブのはずのレイチェルですが、パウロのせいで、自分がひどい目にあったので、「あのバカ」と罵っています。
missは「・・・しそこなう」という意味です。
この場合は、flightに間に合わなかったという意味。
番組を見逃すのにもmissを使うので、よく番組の宣伝をする人が、"Stay tuned. Don't miss it!" 「チャンネルはそのままで。見逃すな!」とか言いますね。
explodeは「爆発する」。レイチェルの頭はまさに「爆発」状態です。
フレンズのエピソードの中でもここまですさまじい姿になっているのは他にないのでは?

パーティーにファン・ボビーが登場。
ちなみにファン・ボビーとは、「愉快なボビー」という感じのあだ名で、日本語字幕と吹き替えでは、「ネアカのボビー」となっています(このネーミングも好き!)。
明るい彼が、場を盛り上げてくれると思ったのですが・・・
ボビー: My grandfather died about two hours ago. But I couldn't get a flight out till tomorrow, so...here I am.
(僕のおじいちゃんが2時間前に死んだんだ。でも、明日まで飛行機の予約は取れなくて・・・だから、ここに来たんだ。)
ジョーイ: Hey, Fun Bobby! How's it going, man? Whoa! Who died?
(やぁ、ファン・ボビー! 元気か? [ファン・ボビーが暗いので] あれ? 誰か死んだのか?)
年末年始は日本と同じく乗り物の予約は取れないようです。
ジョーイはいつもの調子で挨拶しますが、ボビーが暗いので、Who died?と聞いてしまいます。
それがなんとビンゴ! その通りだったんですね。
日本でも、暗い雰囲気の人を「今日は葬式みたいだな」とか言いますが、アメリカでも同じような表現があるんですね。
ちなみに、こういう「明るい人」は、ひとたび落ち込むと、並みの人間よりも落ち込みが激しかったりするというのもよくあるパターンかと・・・。

フィービーとデビッドが仲良くしているところへ、同僚のマックスがやって来ます。
フィービー: Hi, Max! (はーい、マックス!)
マックス: Yoko. (オノ・ヨーコ。)
マックスは、デビッドと一緒にミンスクへ行って研究を続けたいのに、それをフィービーという女性が邪魔していると感じています。
そこに出たこの"Yoko."というセリフ。
これ、デビッドとフィービーを、ジョン・レノンとオノ・ヨーコに例えているようです。
ビートルズという偉大なバンド、その男性同士の仕事と友情の中に割り込んできた女、というニュアンスで使っているようなんですよね・・・。
私はビートルズの音楽は大好きですが、その歴史にはあんまりくわしくないので、よくわかりません。
ジョン・レノンはオノ・ヨーコと会ってから、前衛芸術とか平和運動とかに積極的に関わるようになり、その方向性の違いがビートルズ解散の原因となった、という"意見"を聞いたことがあります。
実際のところは知りませんが、そういう認識から来たセリフですね、これは。
その辺の事情にくわしい方は教えて下さい。

デビッドにミンスク行きを勧めるフィービー。
フィービー: You belong in Minsk. You can't stay here just for me.
(あなたはミンスクにいるべき人よ。私のためだけにここに残ってはだめよ。)
belongは「[人・ものが](あるべきところに)ある、いる、ふさわしい」という意味です。
インデペンデンス・デイで、ビル・プルマン扮する大統領が司令部から命令するのではなく、実際に戦闘機に乗って戦おうとした時のセリフが、
"I belong in the air." (空が俺の居場所なんだ。)
くうぅー、かっこいいセリフっ!
この大統領は、もともと湾岸戦争で活躍したパイロットで、その人気から大統領にまで上り詰めたという設定になっていました。
ですから、異星人と戦う状況になれば、自分も共に出撃する、飛行機に乗ってこその自分なんだ、という意味ですね。

(Rachからのお詫び)
ここ最近は、ひとつのエピソードを5つに分けることで安定していたのですが、今回は長くなって、その6まで続くことになってしまいました。
このまま、エピソードが進むにつれて、どんどん長くなる・・・ということは"多分"ないと思いますので、あきれずにお付き合い下さいませ。
あんまりひとつのエピソードを長くすると、いつまで経っても先に進まないのはわかってるんですが、ついついあれもこれもと盛り込み過ぎてるのかな?

その辺のところのご意見もお待ちしています。

 
Posted by Rach at 12:22  |Comments(4) | フレンズ シーズン1

2005年08月03日

フレンズ1-10(その4)

チャンドラー: That's weird. I had a blast with him the other night. That juggling thing is amazing. (それは変だな。俺はこないだの夜、マルセルとすっごく楽しい夜を過ごしたぜ。あのジャグリングには驚いたね。)
ロス: What juggling thing? (ジャグリングって何のこと?)
チャンドラー: With the balled-up socks? I figured you taught him that. (丸めた靴下でやるジャグリングだよ。おれはてっきり、お前が教えたんだと思ってた。)
blastは「らっぱの一吹き、突風、爆発」などを指しますが、そこから派生して「楽しいひととき」という意味もあります。
juggleは大道芸人さんがよくやっている、ボールやナイフを投げては受ける曲芸のことですね。
そこから、「複数のことをうまく処理する、巧みに同時にあやつる」という意味にもなります。
She juggled career and family. 「彼女は、仕事と家庭を両立させた。」という風に使います。
I figure (that)で、「(that以下)だと思う、考える」という意味です。

ロスの知らない遊びでマルセルとチャンドラーが盛り上がってたと知り、ショックのロス。
ロスをなぐさめるように、
チャンドラー: It wasn't that big a deal. Just balled-up socks. And a melon.
(そんな気にするような大したことじゃないよ。ただの丸めた靴下だ。それから、メロンとか。)
メロン!? メロンをジャグリングするの?
多分、これはチャンドラーがロスをもっと落ち込ませるためについた、いじわるな嘘だと思うのですが・・・。
マルセルは小さな猿なので、メロンは重すぎるだろ、って感じなんですけど。

奨学金が出て、同僚のマックスと一緒にロシアのミンスクに行くことになったデビッド。
ですが、フィービーが研究室を訪ねると、デビッドは行かないことにした、と言います。
同僚のマックスが、デビッドの気持ちを代弁してくれます。
マックス: I want to stay here and make out with my girlfriend!
(僕は、ここにとどまって、彼女といちゃいちゃしてたいんだ。)
make outは「いちゃいちゃする」という意味です。
フレンズには時々出てくる表現です。

モニカの部屋では、大晦日のパーティーが開かれています。
ジャニスは相変わらず絶好調。
チャンドラー: You remember Janice. (ジャニスのこと、覚えてるよね。)
モニカ: Vividly. (鮮やかに。)
このvividlyという副詞は、ジャニスの強烈なイメージを描写するのにピッタリ!
忘れたくても忘れられない、強い個性の持ち主なのでした。

パーティーに、ロスはマルセルを同伴してきます。
モニカ: That thing is not coming in here! (そんなもの、ここに入れないでよ!)
ロス: "That thing"? This is how you greet guests at a party? (「そんなもの」だって? モニカはそういってお客を歓迎するのか?)
ロスはマルセルをhe(彼)と呼んでいますが、モニカはthing(もの)呼ばわり。
几帳面なモニカにとっては、暴れまわる動物は天敵みたいなものなのでしょうか?
ちなみに、アメリカでも日本でも、自分の大切なペットは家族のようにみなしている人が多いですよね(あいにく、私は飼ってませんが・・・)。
ですから、アメリカでペットのことをitという代名詞で呼ぶと飼い主は嫌がりますので、必ずheかsheと呼んだ方がいいそうです。
ちなみに、お腹にいる赤ちゃんの性別がわからない間はitと呼ぶようですが。

ロス: If I showed up with my new girlfriend, she wouldn't be welcome?
(もし、僕が新しい彼女と現れても、彼女は歓迎されないってわけ?)
モニカ: Your new girlfriend wouldn't urinate on my coffee table.
(ロスの新しい彼女なら、うちのコーヒーテーブルにオシッコしたりしないわよ。)
ロス: He was more embarrassed about that than anyone.
(マルセルはそのことで誰よりも恥ずかしいと思ってるんだぞ。)
ロス: And for him to have the courage to walk back in here like nothing happened... (それなのに、何事もなかったかのように、ここに戻ってくることがどんなに勇気のいることだったか・・・)
新しい彼女と同じようにマルセルを扱ってくれ、というロス。
マルセルへの愛情の深さを感じますね。
マルセルはテーブルにオシッコしたことなど気にも留めてないと思うですが、彼のために一生懸命弁護しているロスがけなげです。

(Rachからの感謝の言葉2連発)
今日(8月3日)、DIONのLOVELOGの「学問」カテゴリで、このブログが19位にランクインしました!! (前にもランクインしたことがあったのですが、それから圏外へと去ってしばらくぶりの復活です!!)
チェックはこちらで↓(笑)
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さらに、みんなの英会話奮闘記トップページの8月2日付「週刊! 人気ランキング」では
何と6位に上昇!! (自分でもちょっとびっくり。)
本当にありがとうございました。
これからも頑張ります!!!
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Posted by Rach at 12:02  |Comments(3) | フレンズ シーズン1

2005年08月02日

フレンズ1-10(その3)

チャンドラーに、お猿のマルセルの面倒を見てもらうことにしたロスですが、
But make sure it seems like you're there to see him and you're not doing it as a favor to me. (これだけは頼むよ、チャンドラーがマルセルの顔を見に寄っただけで、僕が頼んだからそうしてるってマルセルに思われないように。)
チャンドラー: Okay. But if he asks, I'm not going to lie. (オーケー。だけど、もしマルセルが尋ねたら、俺には嘘はつけないよ。)
マルセルがロスに置いてけぼりにされたと思わないように、細心の注意を払ってほしいと言うロス。
でも、チャンドラーは、人語を理解しないマルセルにそこまで気を回すことはない、ということを暗に言いたいようですね。

実験室でフィービーに講義をしているデビッド。
それを黙って聞いているフィービーにも笑えますが。
キスするつもりはないのかと迫るフィービーに、
デビッド: That's definitely a valid question...and the answer would be yes.
(それは非常に正当な質問だ・・・その答えはイエスだ。)
validは「正当な、妥当な」という意味で、この場合は、フィービーがそういう質問をするのはもっともだということです。
またvalidは「有効な」という意味もあり、a ticket valid for three days 「3日間有効のチケット」という風に使います。
ホワイトボードにYESと書く様子も、何だか学校の先生みたいに、さまになってるデビッドです。

デビッド: But the longer I waited, the more phenomenal the kiss had to be.
(だけど、僕が長く待てば待つほど、そのキスはより素晴らしいものになるはずだ。)
これは学校で比較級の時に習う表現の、「the+比較級〜, the+比較級・・・」で、「〜すればするほど、ますます・・・」という意味です。
The sooner, the better. 「早ければ早いほど良い」という表現もあります。

デビッド: And now, it's just got to be one of those things where I sweep everything off the table and throw you down on it.
(それで今、机の上のものを全部なぎ払って、君を机に押し倒して・・・って思うけど。)
And I'm not really a sweeping sort of fella. (僕は、そういう「なぎ払う」タイプの男じゃないから。)
sweepは「掃除する、掃く」という意味で、それと似た動作の「さっと動く」いろいろなことを指します。
この場合は、「さっと払いのける、払い落とす」みたいな感じでしょうか。
fellaはfellowから来た言葉で「やつ、男」という意味です。
情熱的な映画のシーンみたいにしてみたいと思いつつ、それが出来ない自分をよく知っているデビッドです。
さすが、科学者、自己分析も冷静!!

それでもフィービーに励まされてやってみようとしますが、
デビッド: You know what? This is just really expensive. And this was a gift.
(そうだ。これはすっごく高価なもので。これはプレゼントされたものだし。)
高そうなパソコンや、もらい物の顕微鏡を机から払い落とすことはやはりできませんでした。

ロス以外の5人は結局みんなデートの相手が見つかってしまい、ロスは御機嫌斜め。
でも実は、ロスの悩みはマルセルとの関係がうまくいってないことなのでした。
ロス: He keeps shutting me out. (僕を近づけようとしないんだ。)
He's walking around all the time, dragging his hands. (マルセルは手を引きずりながら、ずっとウロウロ歩き回ってるんだ。)
shut someone outは「・・・を締め出す」こと。
日本語でもシャットアウトする、といいますよね。
壁を作ってる感じ、もしくは心の扉を閉めちゃった感じでしょうか。
ロスは気にしてますが、手を引きずってウロウロするのはお猿の習性かと・・・。

(Rachからのお願いです)
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Posted by Rach at 13:54  |Comments(6) | フレンズ シーズン1

2005年08月01日

フレンズ1-10(その2)


ライブ中におしゃべりしていてフィービーに怒られた男性二人。
おしゃべりの内容を説明しています。
デビッド: While Daryl Hannah is beautiful in a conventional way, you are luminous with a kind of delicate grace.
(ダリル・ハンナはいわゆる美人というやつだけど、君は繊細な気品で輝いていると思う。)
conventional は、「それまでの、従来の、型にはまった、決まりきった」という意味です。
conventional weaponは「通常兵器、非核兵器」。
これは、nuclear weapon「核兵器」ではない兵器、という意味です。
用例が物騒なもので、すみません。

で、フィービーに怒られた男性デビッドはフィービーと仲良くなります。
このデビッド役のハンク・アザリア(Hank Azaria)は、他にもいろんな映画に出ている俳優です。
先日、BS2で放送していた「第59回トニー賞授賞式」にも出ていました。
インタビューに答えるシーンもありましたよ。
彼はミュージカル主演男優賞にノミネートされましたが、男優賞での受賞は逃しました。
ですが、彼の出演した「モンティ・パイソンのスパマロット」という作品が、ミュージカル作品賞を見事受賞しました。
彼はフレンズの後のエピソードでゲスト出演するヘレン・ハントと結婚しましたが、離婚しています。

デビッドがどんなに素敵かを語るフィービー
Did you ever see An Officer and a Gentleman?
(「愛と青春の旅立ち」っていう映画見た?)
He's kind of like the guy I went to see that with. (デビッドって、あの映画を一緒に見に行った人に感じが似てるのよ。)
てっきり、その映画に出てくるリチャード・ギアに似てる、っていうのかと思ったら、すごい変化球!
それにしても、この映画、原題と邦題が全然違いますね。
原題を訳すと「士官と紳士」?
実は、この映画見てないので内容知らないんですよ。
だから、原題の意味もよくわかりません。
ですが、この邦題のお陰で、たくさんの女性が見に行こうかと思ったのかもしれませんね。

フィービーのおのろけは続きます。
I just want to be with him all the time. (彼とずっと一緒にいたい。)
You know, day and night. And night and day. And special occasions. (昼も夜も。そして夜も昼も。それから、特別な時も。)
チャンドラー: I see where this is going. You're gonna ask him to New Year's.
(言いたいことがわかったぞ。フィービーは彼に新年を一緒に過ごそうって言うつもりだな。)
You'll break the pact. She's breaking the pact. (フィービーは協定を破るつもりだな。みんな、フィービーは協定を破るつもりだぞ。)
[フィービーは否定するふりをしますが・・・]
フィービー: Yeah, could I just...? (えっと、破ってもいい?)
フィービーはさりげなく特別な日(大晦日から新年にかけて)も、一緒にいたいの、という方向に話を持っていこうとします。
I see where this is going.は直訳すると、「この話がどこに行こうとしてるのかがわかる」、つまり、この話の結論が見えた、という意味になります。

そうしてフィービーを非難していたチャンドラーですが、
チャンドラー: Yeah, because I already asked Janice. (あぁ、だって、俺もジャニスをもう誘っちゃってるんだ。)
ロス: Come on, this was a pact! This was your pact! (待てよ、これは協定だぞ! それもお前が提案した協定だ!)
チャンドラー: I couldn't handle the pressure and I snapped! (俺はプレッシャーを制御できなかったんだ、それでキレたんだよ!)
this was a pact.と過去形になっているのは、次々と破る人が続出で、もう現在は協定として機能していないからでしょう。
handleは「操縦する」という意味ですが、「対処する、処理する」という意味もあります。
I can handle this. 「私がやります。私ならやれます。」は、何か困難なことが起こった場合に使う表現です。
snapは元々「ピシャリ、ピシッと鳴らす(鳴る)」という意味です。
そこから、「プッツリ切れる」という意味にもなり、これは「神経などが耐えられなくなる」ということにもなります。
(日本語の「プッツンキレる」と似ていますね。)
スナップ写真といいますが、これは「写真を"パチリ"と取る」ことからきています。
「パクリと噛み付く」という意味もあって、snapping turtleは「カミツキガメ、スッポン」です。

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Posted by Rach at 14:37  |Comments(2) | フレンズ シーズン1

2005年07月31日

フレンズ1-10(その1)

シーズン1 第10話 The One With the Monkey (大晦日の約束)
原題は「お猿の話」

ロスはマルセルという猿を連れてきます。
レイチェル: He is precious! (その子、かわいい!)
precious は、「貴重な」という意味ですが、「かわいい」という意味もあります。

ロス: My friend Bethel rescued him from some lab. (僕の友達のベセルが研究所から助け出したんだ。)
フィービー: That is so cruel. Why? Why would a parent name their child Bethel?
(それって残酷だわ。どうして、親が自分の子供にベセルなんて名前をつけるのかしら?)
残酷だというから、てっきり猿を動物実験に使うことを非難するのかと思いきや、ベセルという名前をつけたことを残酷だと言っているのでした。
しかし、それほど妙な名前なんでしょうか?
bethel は、「ベテル、霊場、礼拝堂」という意味があり、また Indiana 州に Bethel という地名もあるようですが・・・。

マルセルを飼うのは、前妻のキャロルが出て行ってから寂しいからなんだ、というロスに
モニカ: Why don't you just get a roommate? (ルームメイトを探したらどう?)
ロス: I don't know. You reach a certain age, having a roommate is just kind of pathe...
(どうかな。ある程度の年齢になったら、ルームメイトと住むなんて、ちょっと、みじ・・・)
[「みじめ」と言いかけるが、みんなが気分を害しかけたので・・・]
ロス: Sorry, that's "pathet," which is Sanskrit for "cool way to live."
(ごめん、その「ミジ・・・」っていうのは、サンスクリットで「カッコイイ生き方」っていう意味なんだ。)
pathetic は「哀れを誘う、痛ましい、みじめな」という意味です。
この形容詞の元になった名詞の pathos は「哀愁、ペーソス」、「情念、パトス」という意味になります。
ロスはいい年になってルームメイトと住むのはみじめだと言おうとしたのですが、レイチェルとモニカ、ジョーイとチャンドラーがそれぞれ一緒の部屋でルームメイトとして暮らしているのです。
そのことを非難するとマズいと悟ったロスは、とっさに「サンスクリット語ネタ」で誤魔化したわけです。
サンスクリット語なら、きっと誰にもわからないだろうと思うのは、日本人でも同じですね。

サンタのバイトの仕事がゲットできなかったジョーイ。
ジョーイ: Some fat guy's sleeping with the store manager. (あの太っちょが、店長と寝てるんだな。)
He's not even jolly. It's all political. (あいつは陽気でも何でもないんだ。ただの策略家だ。)
jolly は「楽しい、愉快な、陽気な」という意味。
サンタクロースやクリスマスのイメージですね。
ところが、サンタという陽気で明るいイメージのバイトにも、陰ではドロドロした争奪戦が繰り広げられているようで。

サンタの手伝いの役しかもらえず、怒るジョーイ
ジョーイ: It's just such a slap in the face, you know?
(それって、侮辱だと思わないか?)
slap とは「(平手で)ピシャリと打つこと」なので、slap in the face は直訳すると「顔をピシャリとたたかれること」、つまり、「侮辱」という意味になります。

大晦日に恋人がいるのはレイチェルだけ、ところが
レイチェル: For your information, Paolo's gonna be in Rome this New Year's.
(ご参考までに、パウロはこの新年はローマにいる予定なの。)
for your information は「ご参考までに」という意味で、略して FYI とも書きます。

チャンドラー: I say this year, no dates, we make a pact. (今年の年末は、恋人はなしで過ごす、っていうデートなしっていう協定を結ぼう。)
pact は「協定、条約」です。a nonaggression pact は「不可侵条約」です。
promise に比べると、ちょっと堅い感じがしますが。

フィービーのライブ、クリスマスに合わせた歌らしいのですが、これがまた・・・(笑)。
ざっと日本語訳だけ、書いておきます。
「石炭の目の人形[雪だるま]を作った。微笑みがうっとりするくらい。ママが台所で自殺してたなんて、どうして私が知ることができただろうか・・・」
とか歌いながら、手に持った鈴を振って、la,la,la と高らかに歌い上げるフィービー。
「ママの遺灰が、ママのまつ毛までもが、小さな黄色いビンの中で眠ってる・・・」
ashes (灰、遺灰)と eyelashes (まつ毛)が韻を踏んでます。
jar は広い口の瓶のことです。ジャムが入ってる瓶などがそうです。
日本語のジャー(魔法瓶)という意味は、英語にはありません。

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Posted by Rach at 12:55  |Comments(2) | フレンズ シーズン1

2005年07月30日

フレンズ1-9(その5)

ついに怒り出すモニカ、せっかくみんなのリクエスト通りの料理を作ったのに・・・と泣きながらわめいています。
チャンドラー: Monica, only dogs can hear you now. (モニカ、言ってること、犬にしかわかんないよ。)
泣きながらしゃべる声が、まるで犬の鳴き声のように聞こえるからです。

ついにみんなは大喧嘩。ふてくされて黙り込んでいますが、
フィービー: Ugly Naked Guy's taking his turkey out of the oven. (裸のブ男が、七面鳥をオーブンから出してる。)
Oh, my God! He's not alone. Ugly Naked Guy is having Thanksgiving dinner with Ugly Naked Gal.
(まあ大変。彼は一人じゃないわ。裸のブ男が裸のブ女と感謝祭のディナーを食べてる。)
galは「ギャル」(死語?)です。girlが変形したもの。
それにしても、「裸のブ女」ってどんな人?
(というより、「ブ男」とはいうけど、「ブ女」って言葉はないような・・・)
このエピソード以降、この女性は登場しなかったように思いますが・・・
イメージがわきにくいから? イメージしても、ちょっとつらいから?

フィービー: It's nice that he has someone. (彼も誰かがそばにいて、良かったわね。)
このフィービーの一言で、「フレンズ」はお互いの大切さを知り、仲直りします。
ちょっとベタな感じもしますが、ここは素直に「友達っていいな。」と思える方が、フレンズの良さを楽しめると思います。
なんか、すっごい喧嘩しても、結局、仲直りできちゃうっていうのがこのドラマの良さなのです。
日本のドラマはどうしても「恋愛」がメインになるのでこういう雰囲気のドラマってあるかなぁ?
実は日本のドラマはあまり見ないんですが、思い出すのは「白線流し」くらいかな?

仲直りした6人は、ディナーを囲みます。
チャンドラー: Shall I carve? (お切りいたしましょうか?)
レイチェル: By all means. (ぜひ、お願いします。)
carveは「(食卓で肉などを)切る、切り分ける」という意味です。
アメリカでは、七面鳥の丸焼きを切り分けるのは、男の仕事だとされているそうです。
なかなか女の細腕では、てごわそうですもんね。

食パンをモニカとジョーイが分けようとします。
フィービー: You guys have to make a wish. (願いごとをしなくちゃいけないわ。)
願いごとをしながら、食パンを引っ張り合う二人。
フィービー: You got the bigger half! What did you wish for? (ジョーイが大きい方を取ったわ。何をお願いしたの?)
ジョーイ: The bigger half. (「大きい方」が欲しい、って。)
いかにもジョーイらしい願いごとでした。
願いが叶って、良かったね、ジョーイ。

チャンドラー: All right, I'd like to propose a toast. (オーケー、俺が乾杯の音頭を取るよ。)
proposeは「提案する、結婚を申し込む(プロポースする)」という意味もありますが、propose a toastで、「乾杯の音頭を取る」という意味になります。
乾杯はCheers!と言っているのもよく見かけますね。
どうしてtoastかと言うと、乾杯の飲み物にトースト(焼いたパン)を入れていたから、と聞いたことがあります。

乾杯のついでに、
ロス: Here's to a lousy Christmas! (最低のクリスマスになりますように。)
レイチェル: And a crappy New Year! (そして、くだらない新年が迎えられますように。)
Here's to...!は「・・・に乾杯! ・・・がありますように。」という意味。
lousyはもともと「シラミがいっぱいの」という意味で(シラミは、単数形はlouse、複数形はlice)、
そこから、「最低の」という意味になります。
また、crappy(くだらない)もcrap(うんち)から来た言葉です。
お食事中の方、ごめんなさい。

ラスト、地下鉄にある、例のポスターの前に立つジョーイ。
性病のことが書いてある部分を剥がすと、下には別のポスターの文字が。
"Bladder Control Problem?" (尿漏れが心配ですか?)
"STOP WIFE BEATING" (妻への暴力はやめて)
"HEMORRHOIDS?" (「ぢ」ですか?)
そして、もう一枚めくると、
"WINNER OF 3 TONY AWARDS" (トニー賞3部門で受賞)
トニー賞とは、アメリカ演劇界の権威ある賞のことです。
お芝居をやっている俳優のジョーイには、憧れの賞なわけですね。
これで良し、とニヤリとして去っていくジョーイでした。

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Posted by Rach at 11:12  |Comments(6) | フレンズ シーズン1

2005年07月29日

フレンズ1-9(その4)

チャンドラーが興奮してやってきます。
The most unbelievable thing has happened! Underdog has gotten away!
(最も信じられないことが起こった! アンダードッグが逃げ出したんだ!)
Underdogとは、1960年代後半から70年代前半にかけて9年間アメリカで放送されていたUnderdogというアニメの主人公です。
このエピソードの中で、感謝祭のパレードの様子が3シーン挿入されますが、最後に出てきたウルトラマンが飛んでるようなポーズの赤い服を着た犬がUnderdogです。
チャンドラーは、このバルーンが飛んでいったという話をしているのです。
ちなみに、underdogとは今年(去年?)の流行語の「負け犬」という意味です。("負け犬"という言葉、私はどうも好きになれないなぁ・・・)

モニカ: Got the keys? (カギ持った?)
レイチェル: OK. (オーケー。)
この会話が後に大喧嘩の原因になるのですが・・・。

元妻のキャロルの家で、お腹の赤ちゃんに話しかけようとするロス。
ロス: Where am I talking to here? (どこに話しかけたらいいの?)
There is one way that seems to offer a certain acoustical advantage, but...
(音響学的な効果を生みそうな方法がひとつあるんだけど・・・)
ロスは「赤ちゃんが出てくるところ」(キャー、やだぁ〜!!)から話しかけたらいいんじゃないかなー、と提案しているわけです。
acousticはアコースティックギター(エレキギターではない、生の楽器のギター)のアコースティックですが、発音は、「アクースティック」になります。

ちなみに、キャロル役の女優さんがこのエピソードから代わっています。
こういうことはアメリカではよくあるようで、活躍の場が少ないとか、別の方面で頑張りたいとかの理由で、途中でキャストが交代するそうです。

アンダードッグの逃走を見て大喜びの5人ですが、部屋のドアを開ける時になって、
レイチェル: You've got the keys. (モニカがカギを持ってるわよ。)
モニカ: No, I don't. (いいえ、私は持ってない。)
レイチェル: Yes, you do. When we left, you said, "Got the keys." (いいえ、あなたが持ってるわ。出る時に、あなた言ったもの。「カギ持った。」って。)
モニカ: No, I didn't. I asked "Got the keys?" (いいえ、そうは言ってないわ。私は尋ねたのよ、「カギ持った?」って。)
レイチェル: You said, "Got the keys!" (モニカは「カギ持った!」って言ったわ。)
押し問答をする二人。
日本語と違い、英語では主語を省略することはあまりありません。
つまり、英語にとって主語は大事なんですが、このシチュエーションではまさにそうですね。
モニカが"Have you got the keys?"と質問していれば、誤解は生まれなかったのに・・・。
レイチェルはモニカが"I've got the keys."「カギは持ってるから。」と言ったと勘違いしたんですね。
ちなみに、have gotは「持っている」という意味です。
さらに、この押し問答でのポイントは、yesとnoの使い分けです。
上のセリフの3行目、日本語では「いいえ、あなたが持ってるわ。」としましたが、英語ではYes, you do.です。
日本語の「はい、いいえ」は相手の言ったことを肯定するか否定するかで決まりますが、英語の場合は、後に続く文章が、肯定文か否定文かでyes, noが決まるのです。
日本語の「いいえ、あなたが持ってるわ。」をそのまま直訳しようとして、"No, you do."と書くと間違いです。

ここで、日本人が間違いやすい、否定疑問文についてお話します。
否定疑問文で尋ねられたら、その答えの「内容」が肯定ならyes、否定ならnoを使うのです。
例えば、Can't you speak English?「英語がしゃべれませんか?」に対して、
「いいえ、しゃべれます。」はYes, I can.
「はい、しゃべれません。」はNo, I can't.
になるのです。
つまり、否定疑問文ではなく、普通の疑問文で尋ねられた場合(Can you speak English?)の時の答えと同じになる、ということです。

ジョーイの持っているスペアキーをいろいろ試してみるが、なかなか扉は開きません。
七面鳥が焦げちゃうとイライラするモニカに、
ジョーイ: I got one keyhole and a zillion keys! You do the math.
(一つの鍵穴に対して、数え切れないくらいのカギがあるんだ。計算してくれよ。)
zillionは、million, billionから派生した口語で、「無数の、すごい数の」という意味になります。
さすがにzillionは大袈裟ですが、それにしても、一体どこのスペアキーをこんなにたくさん持っているのでしょう。
math = mathematics(数学)ですから、do the mathで「数学をする、計算をする」という意味になります。

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Posted by Rach at 15:07  |Comments(0) | フレンズ シーズン1

2005年07月28日

フレンズ1-9(その3)

地下鉄で、ジョーイは美人に声をかけます。
ジョーイ: We used to work together. (僕たち、昔、一緒に働いてたよね。)
女性: We did? (そうだった?)
ジョーイ: At Macy's. You're the Obsession girl, right? I was the Aramis guy. Aramis? Aramis? (メイシーズで。君はオブセッションっていう香水担当だろ? 俺はアラミス担当だった。 [香水をかける真似をしながら] アラミスどうですか? アラミスどうですか?)
used toは「昔・・・だった」という意味です。
特にいつのことだったかを言う必要がない時に使います。
「今は違う。」ということも暗に示しています。
ジョーイが香水をお客さんにかけるしぐさをしていますが、後のエピソードで、香水のバイトをするシーンがちゃんと出てきます。
日本ではこういうバイト、見かけないなぁ。

ジョーイ: You're the best in the business. (君は、一番の売り手だったよね!)
女性: Get out! (やめてよ!)
ジョーイ: I'm serious. (まじだよ。)
普通、Get out!は「出て行け!」という意味ですが、「ばかな。」という意味もあります。
ここでは、それほどキツい意味ではなく、「冗談言わないで。やめて。」という感じ。
本人は誉められて喜んでいるのです。
ですから、ジョーイはI'm serious.「俺は本気で言ってるんだよ。」と言っています。

誉められた女性は嬉しそうに、
Really? You don't know what that means to me.
(そんな風に言ってもらえると嬉しいわ。)
これは直訳すると、「そのあなたの言葉が私にとってどういう意味があるか、あなたにはわからないでしょうね。」という意味。
つまり、「私にとって、とても意味のある言葉だわ、嬉しいわ。」ということになります。

いい雰囲気になりかけたのに、女性は突然用事があるからと去っていきます。
振り返ったジョーイは、自分がモデルになった市の無料診療所のポスターを発見。
そこには、ジョーイの写真と
What Mario isn't telling you... VD You never know who might have it.
(マリオがあなたに言っていないことがある・・・"性病" 誰が性病にかかっているかなんてあなたには決してわからないのだ)
つまり、「あなたのお付き合いしている彼(彼女)が性病を持ってるかもしれませんよ。だから、今すぐ検診を受けて下さい。」というPRのポスターのようです。
ジョーイは性病患者のモデルになってしまったわけですね。
それを見た彼女は、逃げ出してしまったわけです。
VDはvenereal diseaseの略で、性病という意味なのですが・・・しかし、日本語で書くと、なんともこわいポスターですね。

セントラルパークに入ると、5人が笑いながら話をしています。
ジョーイ: I guess you all saw it. (お前ら、みんな、あれを見たんだな。)
レイチェル: Saw what? (見たって何を?)
フィービー: We're just laughing. You know how laughter can be infectious. (ただ笑ってただけよ。だって、笑いって伝染するじゃない。)
infectiousはinfection(感染、伝染)の形容詞です。
an infectious diseaseは「伝染病」。
伝染するという言葉から派生して、笑いなども人から人へ移るので、infectious laughter(つられてしまう笑い)という表現もあるのです。
フィービーは、infectiousという言葉をわざと使って、ジョーイをからかっているのですね。

モニカが感謝祭ディナーを準備中。ロスは何だかご機嫌ななめ。
モニカ: What? (何よ?)
ロス: I don't know. It's just not the same without Mom in the kitchen. (別に。ただ、台所にママがいないと、いつもと違うなーって。)
モニカ: That's it. Get out of my way and stop annoying me! (それ以上言わないで。もうどいて、イライラさせないでよ!)
ロス: Well, that's closer. (あぁ、それで似てきた。)
モニカの性格はママ譲りのようです。
ロスは何だかマザコンみたいな発言ですが、それだけ感謝祭という行事が家族で過ごす大切な行事だ、ということがわかりますね。

フィービーはチャンドラーが大嫌いなパンプキンパイを見せびらかします。
チャンドラー: We all laughed when you did it with the stuffing, but that's not funny. (フィービーが七面鳥の詰め物でふざけたのは大笑いしたけど、それは笑えないよ。)
stuffingとは、七面鳥の中に詰める詰め物のことです。
売っている七面鳥のお腹の中には、あらかじめ処理された内臓が入っていて、それを取り出し、野菜などと一緒に味付けしてから、お腹の中に再び詰めます。
それがstuffing(詰め物)です。
チャンドラーは、ロスの頭を詰め物にする話(七面鳥の中に、ロスの頭を突っ込んでみたら・・・と言ったこと)は面白かったが、パンプキンネタは、自分にはヘビーすぎると言いたいようです。
かなりのトラウマになっていますね。かわいそうなチャンドラー。

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Posted by Rach at 12:09  |Comments(0) | フレンズ シーズン1

2005年07月27日

フレンズ1-9(その2)

ロスはキャロルの部屋を訪ねますが、恋人のスーザンしかいません。
ロス: I just came by to pick up my skull. Well, not mine, but... (僕はただ、僕の頭蓋骨を取りに寄っただけなんだ。[驚いたスーザンに] あぁ、「僕の」じゃないけどね。)
come byは「立ち寄る」。ロスは科学者(古生物学者)なので、骨の標本を博物館から借りれるらしく、それを学校の先生をしている元奥さんに貸していたようです。
何気なく、my skullと言ってしまいましたが、ロスの頭蓋骨であるはずもなく(ロスは生きてるんで)、not mineと説明を付け足したわけ。
まぁ、考えれば当たり前の話ですが、「僕の頭蓋骨」と言われたら、日本語でもビクっとするかも?

頭蓋骨といえば、落語か小噺でこんなのがありました。(ちょっと内容が違ってるかも・・・)

ある物売りが大声でお客を呼んでいます。
「ここにあるのは、実に珍しい代物だよ。なんと、あの織田信長公、御歳九歳のしゃれこうべ(頭蓋骨)だよ。」
「織田信長は48歳くらいまで生きたんだろ。そんなもの、あるわけないよ。」
物売りは澄ました顔で、「あるわけないものがあるから、珍しいんじゃないですか。」

・・・と、何だか、フレンズとは全然方向性が違ってしまいましたね、すみません。
でも、頭蓋骨というと、何故か思い出してしまって・・・。

頭蓋骨を探しに来たロスに、
スーザン: What's it look like? (どんな感じのもの?)
ロス: Kind of like a big face without skin. (皮膚のない大きな顔、って感じかな。)
スーザン: I'm familiar with the concept. (頭蓋骨の概念は理解してるわよ。)
馬鹿にされたスーザンは怒っています。
be familiar withは「・・・をよく知っている」という意味です。
familiar faceは「見覚えのある顔」という意味になります。

おなかの赤ちゃんにキャロルとスーザンが話しかけていると知ったロス。
赤ちゃんに聞こえるわけないと言い張りますが、
フィービー: I believe it. I think the baby can totally hear everything. (私は信じてるわ。赤ちゃんには全部聞こえてると思う。)
I'll show you. This will seem a little weird. But you put your head inside this turkey and we'll all talk and you'll hear everything we say. (実演してあげるわ。変な感じがするとは思うけど。でも、ロスがこの七面鳥に頭を突っ込んで、私たちみんながしゃべるわ。そしたら、ロスには私たちの言ってることが全部聞こえるでしょうね。)
チャンドラー: I'd just like to say I'm totally behind this experiment. (俺はこの実験に全面的に賛成だ、と言わせてもらうよ。)
showは「実際にやり方を見せながら教える」というニュアンスです。
behindは「・・・の後ろに」という意味ですが、そこから派生して「・・・を支持して、賛成して」という意味にもなります。
「バックについてるぞ」という感じでしょうか。

お金がなくて、家族とのスキー旅行に行けないと嘆くレイチェルですが、
モニカから渡された封筒には、なんとお金が。
モニカ: We all chipped in. (私たちみんなでお金を出し合ったのよ。)
ロス: We did? (僕たちみんな?)
モニカ: You owe me $20. (20ドル貸しよ。)
chip inは「カンパする、お金を出し合う」という意味。
モニカのYou owe me..は、第7話で、ヘッケルさんがYou owe me a cat. 「猫は貸しにしておく。」と言ったのと同じ表現です。
$20は、20 dollarsですが、ここでは、20bucks(バックス)と言っています。
buckは「ドル」を表す俗語で、フレンズではdollarよりもbuckの方をよく使っているように思います。

チャンドラー専用のお菓子や缶詰の感謝祭ディナーを見たレイチェル、
This is your Thanksgiving dinner? What is it with you and this holiday?
(これが感謝祭のディナーなの? あなたと感謝祭に何があったの?)
チャンドラー: I'm 9 years old. (僕が9歳の時だった。)
ロス: I hate this story! (この話、もういやだよ。)
この後、チャンドラーはトラウマになっている子供の頃の感謝祭の話をします。
感謝祭のディナーを食べてる最中に、両親の離婚を聞かされたという暗い過去を持つチャンドラー。
レイチェルは初めて聞く話ですが、他のメンバーは、もう聞くのもいやなようですね。

(Rachからの感謝のことば)
<ランキングの話ばかりして恐縮なんですが>
みんなの英会話奮闘記トップページの7月25日付「週刊! 人気ランキング」で、
何と8位にランキングされました!!!
それもこれも、このブログを応援してくださった皆々様のお陰でございます。
ありがとうございました。
これからも頑張りますので、よろしくお願いします。
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Posted by Rach at 12:29  |Comments(2) | フレンズ シーズン1

2005年07月26日

フレンズ1-9(その1)

シーズン1 第9話 The One Where the Underdog Gets Away (感謝祭の大騒動)
原題は「アンダードッグが逃げた話」

セントラルパークの店長にお願いしているレイチェル。
レイチェル: Terry, I know I haven't worked here long, but I was wondering, would it be possible, if I got a $100 advance on my salary? (テリー、ここでまだ長くは働いてないことはわかってるわ。でも、お給料を100ドル前倒しで、もらえたりするかなー、って思ったりしてるんだけど。)
I was wondering if...で、「・・・かどうかと思っていたんですが。」という意味です。
この場合は、「100ドル前倒しでもらうことが可能かどうか」について、どうかな、いけるかな、と思い悩んでいたという意味になります。
これは遠回しな言い方で、上司に休暇を申請する場合に厚かましくならないようにお願いする場合などにも、I was wondering if I could take a day off. 「一日お休みをいただきたいのですが・・・。」という風に使えます。
さすがのレイチェルも、いきなり、前倒しで下さいとは頼めないようで、精一杯、控えめにお願いしています。

ジョーイが何故か化粧をしてセントラルパークに入ってきます。
ジョーイ: As of today, I'm officially "Joey Tribbiani: actor/model." (本日をもって、俺は正式に「ジョーイ・トリビアーニ: 俳優兼モデル」になったんだ。)
チャンドラー: I was thinking you look more like "Joey Tribbiani: man/woman."
(俺には、「ジョーイ・トリビアーニ: 男兼女」に見えるけど。)
as of todayは、「本日をもって、本日付けで」という意味です。
確かに、モデルというよりも、ちょっと女っぽいメイクのジョーイであります。

ロス: You were right. How can they do this to us? It's Thanksgiving!
(モニカの言ったとおりだったよ。うちの両親は僕らに何て仕打ちをするんだ。感謝祭だぞ!)
感謝祭に家にいない両親に大激怒のロス。
Thanksgiving Dayとは、米国の祝日で、11月の第4木曜日。
イギリスから1620年 Mayflower号で新天地アメリカにやってきたPilgrim Fathers(英国清教徒団)が、秋の収穫を神に感謝し祝ったのが始まりと言われています。
今回のエピソードにも出てきますが、roasted turkey(七面鳥の丸焼き)やパンプキンパイなどを食べるのが習わしです。
ところで、どうしてロスはこんなに怒っているのか?
アメリカ人にとっては、感謝祭は、家族が揃って食事をする大切な行事のようです。
アリーmy Loveで、アリーの同僚のジョージア(アリーの元カレの奥さん)が自分の悩み(確か不倫?)で頭がいっぱいで、感謝祭の七面鳥(焼く前のもの)を買い忘れたと言ったら、みんなに「主婦失格」みたいに非難されてた、というシーンがありました。
彼女は弁護士でキャリアウーマンですが、それでもそれを買い忘れただけで攻撃されてしまうほど、アメリカ人にとっては重要なイベントなのでしょう。

フィービーを感謝祭に誘うモニカ。
So you're free Thursday, then? (それじゃあ、木曜日は予定空いてるのね?)
フィービー: Yeah. Oh, can I come? (えぇ。あっ、私、モニカの家に行ってもいい?)
ここで、日本人が間違えやすい、comeとgoの話をします。
come=来る、go=行く、と覚えている人が多いのですが、実はちょっと違います。
comeは、話し手の方へ誰かが来る場合、さらに、相手の方へ行く場合にも使います。
ここでフィービーの使っているcomeは、「相手の方(モニカの家)へ行く」という意味です。
また相手が今いる場所でなくても、相手が行こうとしている場所へ一緒に行きたいという場合もcomeを使います。
"We're going on a picnic today. Will you come, too?" "Yes, I'd love to come with you."
「僕たち今日、ピクニックに行くんだけど、君もどう?」「私も一緒に行きたいわ。」という感じです。
つまり、comeは、"話者がイメージしている場所、話題の中心となる場所"に向かう、近づく、というのが基本的な意味になるのです。
一方、goは、イメージしている所とは、別の場所に行く、という意味になります。
日本語の、来る、行くは、あくまでも"話者のいる場所"を起点にして考えているという点で異なります。

ロス: Well, I'm off to Carol's. (キャロルの家に行ってくる。)
be off toは、「・・・へ出かける、出発する」という意味。
もともとoffは「・・・から離れて」という基本的な意味がありますが、今いる所から離れて(off)、・・・へ(to)向かう、ということですね。

 
Posted by Rach at 13:03  |Comments(8) | フレンズ シーズン1

2005年07月24日

フレンズ1-8(その5)

モニカと会話している間に、自分もモニカに干渉しすぎていたことに気づいてきたママ。
髪型を直そうと手を伸ばしますが・・・
ママ: Those earrings look really lovely on you. (このイヤリング、あなたにとってもよく似合うわ。)
モニカ: Thank you. They're yours. (ありがとう。このイヤリングはママのよ。)
ママ: Actually, they were Nana's. (もともとは、おばあちゃんの持ち物よ。)
actuallyは文全体を修飾して、「本当は、実は」という意味になります。
ママには小言ばかり言われてきたモニカ。
おばあちゃんという肉親を亡くして、かえって、祖母、母、娘と受け継がれてきたものの大切さを知ったのかもしれません。
ママとモニカの距離が少し縮んだ瞬間でした。
(でも、今後もママの小言がなくなることはないようですが・・・)

と、しんみりしていると、出席者の男性陣はラジオのフットボールで大騒ぎ。
パパ: Now I'm depressed! Even more than I was.
(今、すっかり落ち込んだよ。[ママたちににらまれて] ますます意気消沈だね。)
depressedは「意気消沈する、落ち込む」という意味。
depressionは「不景気、不況」という意味になります。
やっぱり義理の母なのでパパはあんまり悲しんでなかったようです。
now(今やっと、というニュアンス)落ち込んだ、と言ってしまいますが、気まずくなったので、前(お葬式)も落ち込んだけど、そのまた上にがっかりした、とおまけのように付け加えたのです。
あまりフォローになってませんが。

セントラルパークでおばあちゃんの遺品の写真を見る6人。
おばあちゃんと友達の写真のタイトルは
"Me and the gang at Java Joe's" (私とジャワジョーズの仲間)
レイチェル: Monica, you look just like your grandmother. (モニカ、あなた、おばあちゃんにそっくりね。)
ロス: It looks like a fun gang. (楽しい仲間みたいだな。)
gangは「ギャング、一団、一味」。
Javaは「ジャワ、ジャワ産のコーヒー」、javaも「コーヒー」という意味です。
また、joeにもコーヒーという意味があるので、Java Joe'sという名前はコーヒーハウスの名前のようです。
おばあちゃんが仲間と過ごしたJava Joe'sは、モニカたちのセントラルパークみたいなもののようですね。
カメラが引いていって、6人を映し出します。
おばあちゃんの仲間たちみたいに、自分たちも将来こんなふうに懐かしむことができるのかなぁー、みたいに、ちょっと照れてる6人です。
見ている方もちょっぴり恥ずかしいというか、何だかキュンとしてしまいますが、時代を超えて、楽しい仲間たちが集う風景というのは同じなんだなー、と友情の大切さを認識できるシーンです。

ジョーイ: Look, look, look! I got Monica naked! (見ろよ! モニカの裸、発見!)
ロス: No, no. That would be me again. (違う。それも、また僕の写真みたいだ。)
I'm just trying something. (ちょっと「何か」になろうと挑戦してるところだよ。)
somethingとは、girlのようです。「あるものを隠して」女の子のふりをしている写真のようですね。
あんまり見たくないけど・・・みんなもちょっと唖然としてましたね。

シェリーがデートさせようとしたローウェルと休憩室で会ったチャンドラー。
チャンドラー: I don't know what shelly told you about me, but I'm not.
(シェリーが僕のことなんて言ったか知らないけど、僕は、(ゲイとは)違うぞ。)
ローウェル: I know. That's what I told her. (わかってるよ。僕もシェリーにそう言ったんだ。)
チャンドラー: Really? So you can tell? (本当? じゃあ、君は(ゲイかそうでないかの)違いが分かるの?)
ローウェル: Pretty much. Most of the time. We have a kind of radar. (大体は、ほとんどわかるよ。僕たちはその手のレーダー(探知機)を持ってるんだ。)
ゲイだと思われてずっと悩んでいたチャンドラーですが、本当のゲイの人には区別がつくようで、
「君は違う」とのお墨付きをいただきました(笑)

ローウェル: By the way, your friend, Brian, from Payroll? He is. (ところで、君の友達の、給与担当のブライアンだけど。彼は、そうだよ。)
チャンドラー: He is? (彼はゲイなのか?)
ローウェル: And way out of your league. (君には高嶺の花だけどね。)
チャンドラー: Out of my league? I could get a Brian. If I wanted to get a Brian, I could get a Brian. (高嶺の花? 俺だって、ブライアンくらい落とせるさ。もし、その気になれば、ブライアンくらい、ものに出来るよ。)
たまたま入ってきた男性に、
チャンドラー: Hey, Brian. (やぁ、ブライアン。)
チャンドラーが密かに(?)狙っていたブライアンはやはりゲイでしたが、シェリーだけでなく、ローウェルにまで「高嶺の花」だと言われてしまいます。
むっとしたチャンドラーは一人ぶつぶつ言いながら出て行きますが、偶然ブライアンが居合わせており、彼に挨拶をしてチャンドラーは去っていきます。
聞いてたブライアンの心中やいかに!?

こういう風に最後の最後のエンディングで、劇中で名前の出てきた人が実際に登場するのも、演出として非常に面白いですよね。
何となく、みんなの話から、漠然とした人物のイメージを持つものですから、その期待を裏切らないような人が出てきた時、観客は爆笑してしまうのです。
キャスティング担当のセンスの見せ所ですね。

(2009.12.10 追記)
以下の記事で、チャンドラーとローウェルが休憩室で会った時の最初の会話、
チャンドラー: So how's it going there in Financial Services? (それで、財務担当はどんな感じ?)
ローウェル: It's like Mardi gras without the papier-mache heads. (張り子の頭がないマルディグラみたいな感じだね。)
について、いろいろと考察しています。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ1-8(その7)
(追記はここまで)


(Rach、今日も頑張ります)
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Posted by Rach at 11:33  |Comments(2) | フレンズ シーズン1

2005年07月23日

フレンズ1-8(その4)

お葬式に行くために、モニカの部屋に集まるみんな。
フィービー: Hi! I'm sorry I'm late. I couldn't find my bearings.
(どうもー! 遅れてごめんね。ベアリングが見つからなくて。)
レイチェル: You mean your earrings? (イヤリング、じゃないの?)
フィービー: What did I say? (私、何て言った?)
bearingは「方角、方面」という意味で、lose one's bearingsは「道に迷う、方向がわからなくなる」という意味になります。
フィービーの言葉は、「道に迷った」とも取れるのですが、レイチェルの言うようにやはりイヤリングを言い間違えた可能性が高いです。

チャンドラー: Don't we look nice all dressed up? (みんなドレスアップして、いい感じに見えない?)
でもこれからお葬式に行くところ。
やはりアメリカでもこういうことを言うのは不謹慎なようです。
でも、みんなの服装を見ていると、確かに日本の喪服に比べておしゃれな感じ。

墓地を歩いている時、
フィービー: God, what a great day! ...What? Weatherwise.
(あぁ、今日はすっごく良い日ね! [みんなににらまれて] 何? 天気の話をしてるのよ。)
wiseは接尾語で、この場合は「・・・関連の」という意味になります。
ここでは、さきほどのチャンドラーと同じく、フィービーの不謹慎な発言をみんなが非難したのですが、天気のことだと言い訳するフィービーです。
いや、言い訳というか、実際天気が良いことを言おうとしただけなんでしょうけど、やはりお葬式にgreat dayという表現はまずいようで。

埋葬用の穴に落っこちて腰を打ったロス。
フィービーが診察しています(彼女はマッサージ師なので、その辺は専門だから?)
フィービー: You missed a belt loop. (ベルト通しを1個ぬかしてるわよ。)
missは「・・・を取りそこなう、乗りそこなう、見逃す」など、「・・・しそこなう」という意味です。
この場合は、ズボンについているベルトを通す所をひとつ、「通し忘れた」ということ。

ママに貰った痛み止めの薬を飲んだロスは、妙にハイになっています。
女性と話しているチャンドラーのそばへ来て、
ロス: I love you, man. And listen, if you wanna be gay, be gay! It doesn't matter to me. (愛してるよー。なぁ、いいか。もしゲイになりたいんだったら、なっちゃえよ。俺は気にしないからさ。)
アンドレア: [隣の女性に] You were right. (あなたの言ったとおりね。)
せっかく女性と親しくなりかけたのに、またゲイの話を持ち出されてしまった・・・と残念に思うチャンドラーですが、なんとその女性の友達も、チャンドラーのことをゲイだと疑っていたのでした。
ありとあらゆる人にゲイと思われるチャンドラーって一体・・・。

ハイになった勢いで大胆になるロスはレイチェルに
I love you the most. (一番、君が好きだよ。)
レイチェル: Well, you know who I love the most? You! (ねぇ、私が一番好きなのは誰か知ってる? あなたよ。)
ロス: Oh, you don't get it! (あぁ、君はちっともわかってない!)
レイチェルをデートに誘うのもなかなか勇気が出ないロスですが、薬の力ってすごいですね。
アメリカ人は、簡単にI love you.を口にするようなイメージがありますが、フレンズを見ている限りは、かなり相手のことを思うようになってからでないと使わないようです。
付き合ってすぐにloveという言葉を言っているのは、あまり聞きません。
I love you.と言われて、「私のことを、そこまで本気で思ってくれてるの? 軽い付き合いじゃないのね?」と感動するシーンが、後のエピソードでは何度か出てきます。
それほどの告白をしたロスですが、いかんせん、薬でヘロヘロになっているのが明白なので、レイチェルに真に受けてもらえず、ジョークで返されてしまったロス。なかなか前途多難です。
get itは「理解する」という意味です。
言っている意味を「つかむ、ゲットする」わけですね。

お葬式の食事会の最中なのに、フットボールの試合をラジオで聞いているジョーイ。
ロスのパパが近づいてきて、
パパ: What do you got there? (それは何をしてるんだ?)
ジョーイ: Just a hearing disability. (聴覚障害があって・・・)
パパ: What's the score. (スコアは?)
ラジオのことをとがめられると思ったジョーイは、聴覚障害だと言い、イアホンを補聴器だと思わせようとしますが、パパはフットボールの試合だと気づいていたようです。

おばあちゃんの話をするモニカとママ。
ママ: Do you know what it's like to grow up with someone who is critical of every single thing you say?
(自分の言う一言一句に批判的な人と、一緒に生活することが、どんな感じかわかる?)
モニカ: I can imagine. (想像は出来るわ。)
モニカは、自分も全く同じ境遇(モニカのママは口うるさい)なので、その気持ちは痛いほどわかるのです。が・・・

ママ: I tell you, it's a wonder your mother turned out to be the positive, life-affirming person she is.
(<そういう人に育てられた>あなたのママは、前向きで人生を肯定的に捉える人間になったなんて、驚くべきことね。)
モニカ: That is a wonder! (それは、驚きね!)
当のママはちっとも自覚症状がないようで、ママは自分が「人生を肯定的に捉える母親」であると思っていることに、モニカは驚いているのです。

(Rachのあくなき挑戦)
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Posted by Rach at 09:13  |Comments(7) | フレンズ シーズン1

2005年07月22日

フレンズ1-8(その3)


おばあちゃんの遺品があふれかえっている棚。その奥に入ったロスは、
Here's my retainer! (僕の歯列固定装置だ!)
retainerとは、歯並びを矯正した後、その歯並びを固定させるために取り付ける固定・保定装置のこと。
retain は「保持する、維持する」という意味。
アメリカ人はほとんど子供の時に歯を矯正するらしいですね。
だからみんなあんなに歯並びがきれいなんだ。
日本人は八重歯がかわいらしいアイドルも多いですが、アメリカでは八重歯はチャームポイントではないそうです。
ファインディング・ニモでも、ニモを欲しがっている女の子(歯医者さんの姪)が歯列矯正器をつけていました。
かなりのわがままやんちゃ娘で、あの矯正器が良いアクセントになってましたね。
また、Mr.インクレディブルでも、赤ちゃんのジャック・ジャックのベビーシッターをしていたカーリという女の子が、同じく歯列矯正器をつけていました。
歯列矯正器って、まだ子供であることを示すわかりやすいアイテムなんですかね。

モニカのパパ: When my time comes, I wanna be buried at sea. (私が死ぬときがきたら、海に埋葬して欲しい。)
my timeは「私の時、つまり私の死期」。
「私が死んだら・・・」などと言い始めるので、「その時は、後を頼むぞ。」とか悲しい話になりそうかと思ったら、埋葬場所を指定しているだけでした。
それも楽しそうという理由だけで。
「埋葬する」という意味のburyはブリーではなく、「ベリー」と発音しますので、注意して下さい。

同僚はチャンドラーに昨日ゲイだと勘違いしてたことを謝りますが、チャンドラーは、
Don't worry about it. Apparently, other people have made the same mistake.
(気にしないでよ。どうやら、他の人たちも同じ間違いをしてたようだから。)
同僚のシェリー: Okay. Phew! (そうなの。ふうー。)
apparentlyは文章全体を修飾して、「どうやら・・・(以下の文章)らしい」という意味になります。
phewは「ヒュー」と発音しますが、手を顔からパッと離す仕草がつくことが多いようです。
冷や汗をぬぐう仕草かと思うのですが、どうなんでしょうか。
後のエピソードでも、フィービーが同じジェスチャーでPhew!と言ってるシーンがありました。
日本語でも安心した時に、「ふうー。」と言いますが、音も何となく似ていますよね。

ローウェルならお似合いだったという同僚に
チャンドラー: Lowell? Financial Services Lowell? That's who you saw me with?
(ローウェル? 財務課のローウェル? 彼とデートさせようとしたの?)
同僚: What? He's cute. (何で? 彼、可愛いわよ。)
チャンドラー: He's no Brian in Payroll.
(ローウェルは給与担当のブライアンほどじゃないよ。)
紹介しようとした人が、大した人じゃないと知って、自分から名前を挙げてしまうチャンドラー。
墓穴掘ってます(笑)。

チャンドラー: The point is, if you were gonna set me up...I'd like to think it'd be with somebody like him. (俺が言いたいのは、もしデートをセッティングするつもりだったなら、彼みたいな男を選んで欲しかったって思うだけだよ。)
同僚: I think Brian's a little out of your league.
(ブライアンはちょっと高嶺の花なんじゃないの?)
チャンドラー: Excuse me. You don't think I could get a Brian? Because I could get a Brian. Believe you me...I'm really not.
(ちょっと待て。俺にはブライアンを落とせないとでも? ブライアンみたいな男なら、ものにできるさ。本当だぞ。・・・[気まずくなり]俺はゲイじゃないからな。)
言い訳すればするほど、深みにハマっていきます。
The point is...は「私が言いたいのは・・・ということだ。」という意味。
「私の話のポイントは、重要な点は」というニュアンスです。
leagueはメジャーリーグのリーグで、「グループ、仲間」という意味なので、out of one's leagueは「グループの仲間以外の、同類ではない、手の届かない」、つまり「高嶺の花の、高望みの」ということになります。
ブライアンとは釣り合わないと言われて、ムキになるチャンドラー。
やっぱりチャンドラーはもしかして・・・。
捨てゼリフで「ゲイじゃないぞ」、というのも却って寂しく聞こえます。

(2009.7.9 追記)
以下の記事で、この部分に当たるシーンの追加説明をしています。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ1-8(その6)
(追記はここまで)



おばあちゃんの靴を探していて、あるものを発見して、懐かしむロス。
Just Nana's stuff. (おばあちゃんのものだよ。)
それは、どこからでもくすねてきたという(笑)、ダイエット甘味料のSweet'N Lowの袋。
どれだけ貯めてあったのか、ロスの頭の上に、雪崩のように落ちてきました。
おかしいけれど、ちょっとしんみりしちゃうシーンですよね。

(Rachからの寂しいお知らせ)
ここ数日、スパムトラックバックが頻繁に来るようになりました。
削除しても削除しても来るんです。
ネットで調べたら、同じようにスパムTBに悩んでいる方、多いようですね。
そこで、スパム対策として、「トラックバックを受け入れない」という設定にすることにしました。さらに、プラグイン(サイドバー)内の、「最新トラックバック」の項目も非表示にしました。
今までいただいたトラックバックは嬉しいものばかりだったのに、非常に残念なんですが、これが最も効果的な対策かと思うので・・・。残念なお知らせでした、くすん(泣)。

 
Posted by Rach at 14:50  |Comments(2) | フレンズ シーズン1

2005年07月21日

フレンズ1-8(その2)

おばあちゃんのことを話す家族たち。
ロス: You know what I love? Her Sweet'N Lows. How she was always stealing them from restaurants.
(何が懐かしいと思う? おばあちゃんのスウィートンロウ(ダイエット甘味料)だね。いつもレストランからくすねてたろ。)
父: Not just from restaurants, from our house.
(レストランだけじゃない。うちの家からもだ。)
Sweet'N Lowと言えば、第1話で、ウェディングドレス姿のレイチェルが、これを使っていました。
おばあちゃんは、ダイエット甘味料フェチなのか?

おばあちゃんが亡くなり、別れの挨拶をしていると、おばあちゃんがピクっと動いてびっくり!!
ロス: She's not passed! She's present! She's back!
(おばあちゃんは亡くなってないよ! 今ここにいるんだ! この世に戻ってきたんだ!)
父: She may have died. We're looking into it.
(いったんは死んだのかもしれない。目下調査中だ。)
passは「通過する、過ぎ去る」という意味です。そこから、「亡くなる」という意味にもなります。
普通はdie(死ぬ)の婉曲語として、pass awayという形で使います。
may have diedは、may+have+過去分詞で、過去についての不確実な推量を表します。
look intoは「・・・を調査する、詳しく調べる」という意味ですが、パパはこのおばあちゃんとは血のつながりがないので(ママのママだから)、ひとごとみたいで、緊迫感に欠けています。

病院からセントラルパークに戻ってきた二人。
ロス: I know she's gone, but I just don't feel... (おばあちゃんが亡くなったのはわかってるんだ。でも、なんかそういう感じがしなくて・・・)
フィービー: Maybe she's not really gone. (多分、おばあちゃんは亡くなってないのよ。)
ロス: No, no, she's gone. (いや、死んだ。)
モニカ: We checked. A lot. (チェックしたんだから。何度も。)
goneも死ぬ、という意味です。あちらの方へ「行ってしまった」という感じ。
ロスとモニカは、ちょっと不謹慎ですが、「生き返った」騒ぎで、精魂尽き果ててしまったのでしょう。A lot.「たくさん(チェックした)。」という単語に二人の、「もう勘弁してよ。」という気持ちが見えますね。

フィービー: No, I mean, maybe no one ever really goes. Ever since my mom died, every now and then...I get this feeling that she's, like, right here, you know? (いいえ、多分誰も本当には死なないのよ。私のママが死んでからも時々、感じるのよね、ママが、ほら、ちょうどここらへんにいる、ってね。)
ギョッとした顔で、「ちょうどここらへん」から離れるチャンドラー。

フィービーの死生観は続きます。友達のデビーは死んだけど、
フィービー: I always get this strong Debbie vibe...whenever I use a little yellow pencil. (いつも強い「デビーの霊気」を感じるの・・・ちっちゃい黄色の鉛筆を使ってるとね。)
vibeはvibrationの略で、霊気や精神波などのことです。
フィービーはちょっと霊感が強いタイプで(本人がそう思ってるだけかも)、この手の発言は多いです。

現実的なジョーイは
I think when you're dead...you're dead. You're gone. You're worm food.
(人が死んだら、確かに死ぬんだ。どこかへ行っちゃうんだ。虫のエサになるんだよ。)
ここでのyouは他の5人を指しているのではなく、世間一般の人を指しています。
「あなたを含んだ一般の人」というニュアンスです。
友達の身内の死があったばかりなのに、あまりに不謹慎な発言で、みんなににらまれるのでした。

デビーを思い出すフィービーに、レイチェルは自分の持っている黄色い小さな鉛筆を貸してあげますが、
フィービー: I don't know who this is, but it's not Debbie. (これは誰だか知らないけど、デビーじゃないわ。)
デビーじゃない、だけならいいんですが、やっぱり誰か知らない人のvibeは感じるらしい。
鉛筆をこわごわ受け取るレイチェルでした。

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Posted by Rach at 12:29  |Comments(8) | フレンズ シーズン1

2005年07月20日

フレンズ1-8(その1)

シーズン1 第8話 The One Where Nana Dies Twice (陽気なお葬式)
原題は「おばあちゃんが2回死ぬ話」

チャンドラーは会社で同僚のシェリーと話をしています。
シェリー: I met somebody who would be perfect for you. You want a date Saturday? (私、あなたにピッタリの人見つけたわ。土曜日、デートしたくない?)
チャンドラー: Yes, please. (うん、お願い。)
同僚: He is cute. He's funny. He's... (彼は可愛いし、彼は面白いし、彼は・・・)
チャンドラー: He's a he? (「彼」って、男?)
シェリー: Well, yeah. Oh, God! I just... I'm gonna go flush myself down the toilet now. (えぇ、そうよ。あら、やだ。私はただ・・・私、今から自分をトイレに流してくるわ。)
チャンドラーはデートをセッティングしてくれるというので喜びますが、なんと紹介された相手は男!
同僚は、チャンドラーをゲイ(同性愛者)だと思っていたようです。
やばいと思った同僚は、去っていきますが、「自分をトイレに流してくる」というのは面白い表現ですね。
日本語では、恥ずかしい時、「穴があったら入りたい」とは言いますが・・・。
今度、気まずいことがあった時は、この「トイレに流す」を使ってみよう、うん。

みんなにゲイに間違えられた話をするチャンドラー
Can you believe she actually thought that?
(彼女、本当に俺をゲイだと思ってたなんて、信じられるか?)
レイチェル: When I first met you, I thought maybe...possibly...you might be.
(私も最初にあなたに会った時、もしかして、ゲイかもって思ったわ。)
実は、少なくとも女性陣はみんな最初の頃、チャンドラーをゲイだと思っていたことが発覚。

チャンドラー: So what is it about me? (俺に一体なにがあるっていうんだ?)
フィービー: I don't know. Because you're smart, you're funny... (わからないわ。あなたは賢いし、面白いし・・・)
チャンドラー: So is Ross. You ever think that about him? (ロスも賢いし、面白いよ。ロスもゲイだと思ったことある?)
みんな: Yeah, right! (まさか!)
ゲイの人は「賢くて面白い」というのが、アメリカ人の共通した概念なのかもしれません。
アリーmy Loveでリチャードという弁護士が、「ゲイの人は、小さい頃から「自分は他の人たちと何か違うかも。それは何故だ。」と理由を探すために、いろんな本をたくさん読んで勉強してるから、賢いんだ。」とか言っていました(それが真実かどうかは知りませんが・・・)。
Yeah, right!は直訳すると、「はい、その通り!」となるように思いますが、実は、「そんなはずはないよ。」という逆の意味になります。
みんなの表情や声のトーンを聞いていると、ちょっと小バカにした感じがします。
バカバカしい話を聞いた時に、ジョーイが"Yeah, right!"と言っているのをよく聞くように思います。
ニュアンスとしては、「はぁ、その通りだよね、全く!」と言いながら皮肉っているのです。

モニカ: You just...You have a quality. (チャンドラーはただ・・・そういう資質があるのよ。)
qualityは「資質、特質」。
理由を聞いても、「ゲイの資質があるから」と言われては、反論のしようもありませんね。
どうする、チャンドラー!

Nana(おばあちゃん)の具合が悪いと電話連絡を受けたロスとモニカは、慌てて病院へ。
ロス: How's she doing? (おばあちゃんの具合は?)
おばさん: The doctor says it's a matter of hours.
(お医者さんは、時間の問題だ、って。)
Nanaは「おばあちゃん」という意味です。
辞書をひいてもあんまり載ってないんですが、スタートレックでもドクター・クラッシャーが自分の祖母をNanaと呼んでいたように思いますので、よく使われる表現のようです。
a matter of hoursは「時間の問題」、つまり、あと何時間かくらいしかもたない、ということ。
It's a matter of time. 「それは時間の問題だ。」というふうにも使います。

母: What's with your hair? What's different?
(あなたの髪、どうしたの? どこか髪型変えた?)
モニカ: Nothing. (何も変えてないわよ。)
母: Oh, maybe that's it. (あぁ、それでだわ。)
また母に、「いつもと一緒だから、変な髪形なのね。」と言われてしまう、かわいそうなモニカ。

ロスに母の仕打ちを訴えますが、
ロス: We are gonna be here a while, it looks like. We still have boyfriends and your career to cover. (僕らはしばらくここにいなきゃならないようだ。まだまだ話題として取り上げる、ボーイフレンドネタとか仕事ネタがあるんだぞ。)
careerは日本語のキャリアですが、発音は、カリアで、リにアクセントがあります。
かなり日本語のキャリアとは発音が違うので、注意が必要です。

(Rachからの感謝の言葉)
今日(7月20日)、DIONのLOVELOGの「学問」カテゴリで、このブログが20位にランクインしていました!! (やったぁー!)
それもこれも、私のつたないブログを読んで下さり、応援して下さった方々のお陰だと、心より感謝いたしております。
これからも頑張りますので、どうかよろしくお付き合い下さいませ。
しかし、20位だから、すぐに圏外へ消え去ってしまうかも・・・
チェックするなら今ですよ(笑)
DIONのLOVELOG カテゴリ「学問」のランキング
明日になったら、影も形もなかったりして・・・ははは。

 
Posted by Rach at 11:48  |Comments(4) | フレンズ シーズン1