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    <title>不純文學交遊録　</title>
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    <description>不特定多数の書物と交遊する不純なBLOG、不純文学交遊録。＜Fujun bungaku kouyuu LOG＞</description>
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    <itunes:author>不純文學交遊録　</itunes:author>
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      <title>古代越前の文字</title>
      <pubDate>Fri, 04 May 2012 21:34:12 +0900</pubDate>
      <description>福井市立郷土歴史博物館の春季特別展「古代越前の文字」を観覧しました。古墳に副葬された銘文入りの銅鏡、遺跡から出土した墨書土器、東大寺領の荘園を描いた絵図など、古代越前に関わる文字資料（一部、若狭、加賀もあり）を展示しています。平成24年春季特別展　古代越前の文字　展示目録今回の展示の目玉は、宮内庁書陵部が所蔵する泰澄の署名が入った法隆寺旧蔵経典（国内初公開）でしょう。泰澄（682-767）は、白山信仰の開祖とされる奈良時代の修験僧ですが、実在の人物ではないとの説もあります。同..</description>
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<a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/moji00.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/moji00-thumbnail2.jpg" width="224" height="320" border="0" align="" alt="moji00.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/moji00-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />福井市立郷土歴史博物館の春季特別展「古代越前の文字」を観覧しました。<br />古墳に副葬された銘文入りの銅鏡、遺跡から出土した墨書土器、東大寺領の荘園を描いた絵図など、古代越前に関わる文字資料（一部、若狭、加賀もあり）を展示しています。<br /><a href="http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/tenji/image/mojimokuroku.pdf" target="_blank">平成24年春季特別展　古代越前の文字　展示目録</a><br /><br />今回の展示の目玉は、宮内庁書陵部が所蔵する泰澄の署名が入った法隆寺旧蔵経典（国内初公開）でしょう。<br />泰澄（682-767）は、白山信仰の開祖とされる奈良時代の修験僧ですが、実在の人物ではないとの説もあります。同時代の役小角みたいな感じですね。小角ほど派手なパフォーマンスは伝わっていませんが。<br />さて、泰澄実在の証とされるこの経典。書写されたのは天平2年（730年）ですが、泰澄和尚伝によれば、泰澄の号を名乗ったのは天平9年（737年）だとされています。同名の別人が書いた可能性もあり、実在を裏付ける決定的な証拠とはなっていません。謎は残されたまま。<br /><br />東大寺荘園に関する文書からは、隣接する藤原仲麻呂（恵美押勝）の荘園との間で、水利権争いがあったことが判っています。朝廷の貴族たちは、東大寺の権益が強くなり過ぎるのを警戒していたようです。再現アニメが上映されていて、なかなか面白いのですが、エンドレスの映像はどこで始まりどこで終わるのかワカリマセン（笑）<br />都に近い越前は、全国六十六ヶ国のトップテンクラスに位置する豊かな大国でした。紫式部の父である藤原為時は、越前守になりたくて、時の一条天皇に奏上したといいます（藤原道長の計らいで実現）。<br />今となっては「ああ～日本のどこかに～あるのか分からぬ福井県♪」ですが（笑）<br /><br />古代の文字という地味なテーマですが、平城宮跡出土の木簡など重文級の貴重な展示物を見ることができました。<br />ゴールデンウィークとはいえ、雨の日の朝だったせいか、来場者は少なめ。しかし博物館の駐車場は、意外にも県外ナンバー車ばかりでした。<br /><br />【不純文學交遊録・過去記事】<br /><a href="http://blogs.dion.ne.jp/fujun/archives/3995058.html" target="_blank">白いカミサマ</a><br />
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            <category>書を捨てて街へ出る会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
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      <title>おのまいさんに魅せられて</title>
      <pubDate>Thu, 03 May 2012 17:40:17 +0900</pubDate>
      <description>福井県美浜町宮代の彌美神社で、毎年５月１日の例大祭で奉納される「王の舞」。地元の方は「おのまいさん」と呼ぶそうです。弥美（みみ）神社の祭神は、第９代開化天皇の孫で、若狭耳別の祖とされる室毘古王。大宝2年（702年）に創建された歴史ある神社です。この辺りはかつて耳村という地名で、近くには耳川が流れています。若狭地方には16箇所の神社に王の舞が伝わっており、衣装や舞い方がそれぞれ異なります。弥美神社の舞人は、ゴージャスな鳳凰の冠に天狗のような鼻高面、そして鮮やかな緋の衣。若狭が「..</description>
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福井県美浜町宮代の彌美神社で、毎年５月１日の例大祭で奉納される「王の舞」。<br />地元の方は「おのまいさん」と呼ぶそうです。<br /><br />弥美（みみ）神社の祭神は、第９代開化天皇の孫で、若狭耳別の祖とされる室毘古王。大宝2年（702年）に創建された歴史ある神社です。この辺りはかつて耳村という地名で、近くには耳川が流れています。<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/IMAG0097.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/IMAG0097-thumbnail2.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="IMAG0097.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/IMAG0097-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />若狭地方には16箇所の神社に王の舞が伝わっており、衣装や舞い方がそれぞれ異なります。弥美神社の舞人は、ゴージャスな鳳凰の冠に天狗のような鼻高面、そして鮮やかな緋の衣。若狭が「民俗文化の宝庫」であることを実感しました。<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/IMAG0096.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/IMAG0096-thumbnail2.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="IMAG0096.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/IMAG0096-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />屈んだ姿勢から、周りながら立ち上がり、鉾を高々と掲げて上体を反らす。ゆったりとした速度ですが、動きが大きく時間も長い（4～50分）ので、舞人は大変です。お稚児さんに鉾を渡すと、ふたたび素手になって舞い始めます。<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/IMAG0226.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/IMAG0226-thumbnail2.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="IMAG0226.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/IMAG0226-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />優雅な王の舞が終わると、最後は一転して激しい獅子舞。縦横無尽に暴れまわる獅子を裃姿の男たちが取り押さえようとしますが、なかなか捕まりません。観衆からは「まだまだ！」と声が掛かり、男衆が派手に転ぶと、境内は拍手と歓声に包まれました。<br /><br />数年ぶりに訪れた弥美神社。参道の前には、巨大なコンクリートの橋脚がずらりと立ち並んでいました。舞鶴若狭自動車道が開通するとアクセスは便利になりますが、隠れ里のような雰囲気がどうなるのか気がかりでもあります。<br /><br /><a href="http://www1.kl.mmnet-ai.ne.jp/~ohnomai/" target="_blank">彌美神社の王の舞（王の舞保存会）</a><br />
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            <category>書を捨てて街へ出る会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
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      <title>ストラスブール美術館展</title>
      <pubDate>Mon, 30 Apr 2012 18:25:16 +0900</pubDate>
      <description>4月30日、福井県立美術館で開催中のストラスブール美術館展を鑑賞しました。ストラスブール（Strasbourg）は、その語感から想像されるように、ドイツとの国境に近いフランス北東部のアルザス地方に位置し、数多くの博物館・美術館を擁する文化都市です。象徴主義、印象派、キュビスムなど、1998年に開館したストラスブール近・現代美術館の所蔵品83点を展示。さらに福井展では、小野光太郎さん（BBSアルミホイールで知られる小野グループ代表）のコレクションが加わりました。こんな人どこかに..</description>
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<a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/h24_kikaku_sutorasbour_poster.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/h24_kikaku_sutorasbour_poster-thumbnail2.jpg" width="320" height="269" border="0" align="" alt="h24_kikaku_sutorasbour_poster.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/h24_kikaku_sutorasbour_poster-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />4月30日、福井県立美術館で開催中のストラスブール美術館展を鑑賞しました。<br />ストラスブール（Strasbourg）は、その語感から想像されるように、ドイツとの国境に近いフランス北東部のアルザス地方に位置し、数多くの博物館・美術館を擁する文化都市です。<br />象徴主義、印象派、キュビスムなど、1998年に開館したストラスブール近・現代美術館の所蔵品83点を展示。さらに福井展では、小野光太郎さん（BBSアルミホイールで知られる小野グループ代表）のコレクションが加わりました。<br />こんな人どこかに居そうと思わせる写実的な肖像画から、目を凝らしても一体なにを描いたのか分からない抽象画まで、西洋近現代美術100年の歩みを体感することができます。<br />11時からは芹川貞夫館長によるギャラリートーク。近代美術とは何かという定義から始まって、主な展示作品と作者のプロフィールを紹介しました。<br /><br />ラファエル前派のロセッティに始まり、ゴーギャン、ピカソ、マグリットといった近代美術史を飾る巨匠たちの作品を間近で見ることが出来るのは、地方都市では貴重な機会。大変満足いたしました。<br />ただ、福井県立美術館の特別展示室は、一度出てしまったら再入場不可。入場券に日付スタンプを捺して、当日に限り再入場できるようにして欲しいと思います。<br /><a href="http://info.pref.fukui.jp/bunka/bijutukan/h24_kikaku_sutorasbour_tirasi_ura.pdf" target="_blank">福井県立美術館ストラスブール美術館展</a>
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            <category>書を捨てて街へ出る会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
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      <title>若狭の春に舞う</title>
      <pubDate>Sun, 08 Apr 2012 22:31:11 +0900</pubDate>
      <description>若狭地方には「王の舞」と呼ばれる民俗芸能が伝わっています。毎年４月８日に宇波西神社（福井県若狭町気山）で奉納される王の舞を拝観しました。宇波西と書いて「うわせ」と読みます（近くに上瀬という地名があります）。神武天皇の父、鵜草葺不合尊（ウガヤフキアエズノミコト）を祀る神社です。今年は日曜日で、好天に恵まれたとあって、境内は大勢の観衆で賑いました。デジカメを携えてレポートを書いている小学生の姿も。午後０時半頃、笛と太鼓のお囃子に乗って舞人が登場。鳳凰の冠を戴き、鼻高面に緋色の装束..</description>
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若狭地方には「王の舞」と呼ばれる民俗芸能が伝わっています。<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/2012040801.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/2012040801-thumbnail2.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="2012040801.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/2012040801-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />毎年４月８日に宇波西神社（福井県若狭町気山）で奉納される王の舞を拝観しました。<br />宇波西と書いて「うわせ」と読みます（近くに上瀬という地名があります）。<br />神武天皇の父、鵜草葺不合尊（ウガヤフキアエズノミコト）を祀る神社です。<br />今年は日曜日で、好天に恵まれたとあって、境内は大勢の観衆で賑いました。<br />デジカメを携えてレポートを書いている小学生の姿も。<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/2012040809.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/2012040809-thumbnail2.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="2012040809.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/2012040809-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />午後０時半頃、笛と太鼓のお囃子に乗って舞人が登場。<br />鳳凰の冠を戴き、鼻高面に緋色の装束。矛を掲げながら境内を三周します。<br />舞人は、四つの集落から交代で出します。近年は過疎化により、ひとつの集落は舞人を出せなくなってしまいました。<br />何百年にも渡って受け継がれていく間に、舞人の仕草やお囃子の調子が集落ごとに多少異なってきているそうですが、それもまた伝統。<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/2012040807.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/2012040807-thumbnail2.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="2012040807.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/2012040807-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />王の舞は、地域ごとに特色があります。<br />宇波西神社には、舞人を転ばせると豊作になるという言い伝えがあり、樫の棒を持った裃姿の男たちが舞人を守っています。この日は、背後から隙を突いた氏子に、舞人が抱え上げられる場面が何度か見られました。<br />観衆が静かに見守る彌美神社（福井県美浜町宮代）の王の舞と違い、こちらはかなり荒っぽいお祭りです。<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/2012040805.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/2012040805-thumbnail2.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="2012040805.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/2012040805-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />最後は拝殿の前で矛をお稚児さんに渡し、素手で舞います。<br />これは弥美神社の王の舞にも、共通する作法です。<br />その後、獅子舞、田楽、こども神輿が奉納されました。<br />「豊年じゃ～大漁じゃ～♪」<br />４月から５月にかけて、若狭各地で見られる王の舞。北陸に春の訪れを告げます。
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            <category>書を捨てて街へ出る会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
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      <title>辰年の恐竜博物館</title>
      <pubDate>Tue, 20 Mar 2012 21:43:30 +0900</pubDate>
      <description>今年に入って初めて福井県立恐竜博物館へ。東洋一特別館長による博物館セミナー「生命の歴史をひもとく 東アジアの恐竜研究最新情報！」を拝聴しました。その前に館内を散策。辰年（竜の年）ということで、さまざまな企画が…ちょっと不気味な恐竜ひな人形（制作過程はこちら）長崎県松浦市で発見された国内最古級（約1800万年前）のサイの化石クリーニングを終えた竜脚類カマラサウルスの頭骨（アメリカ・ワイオミング州産）恐竜博物館の研究員たちは、博物館のある福井県勝山市のみならず、国内外のいろんな場..</description>
            <content:encoded><![CDATA[

今年に入って初めて福井県立恐竜博物館へ。<br />東洋一特別館長による博物館セミナー「生命の歴史をひもとく 東アジアの恐竜研究最新情報！」を拝聴しました。<br /><br />その前に館内を散策。<br />辰年（竜の年）ということで、さまざまな企画が…<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/fpdm2012032001.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/fpdm2012032001-thumbnail2.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="fpdm2012032001.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/fpdm2012032001-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />ちょっと不気味な恐竜ひな人形（制作過程は<a href="http://dinomodel.cocolog-nifty.com/dinosaurs/2012/02/post-5bca.html" target="_blank">こちら</a>）<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/fpdm2012032003.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/fpdm2012032003-thumbnail2.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="fpdm2012032003.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/fpdm2012032003-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />長崎県松浦市で発見された国内最古級（約1800万年前）のサイの化石<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/fpdm2012032006.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/fpdm2012032006-thumbnail2.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="fpdm2012032006.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/fpdm2012032006-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />クリーニングを終えた竜脚類カマラサウルスの頭骨（アメリカ・ワイオミング州産）<br /><br />恐竜博物館の研究員たちは、博物館のある福井県勝山市のみならず、国内外のいろんな場所で発掘調査を行っています。今回のセミナーは、東特別館長による最新の成果報告です。<br />中華人民共和国では、恐竜の足跡や卵の化石を発掘。翼竜は、地上では前脚を突いて４足歩行をしていたようです。前脚しかない足跡は、水辺で後脚が浮いた状態で歩いていたと考えられます。<br />タイ王国では、恐竜時代の初期である三畳紀の古竜脚類や、これまで生態系のニッチ（隙間）だった白亜紀前期の大型獣脚類（肉食）など、東アジアにおける恐竜の進化の空白を埋める発見が相次いでいます。昨年秋にタイを襲った大洪水は、川岸の余分な土砂を押し流して、発掘にとってはプラスだったそうです。<br /><br />恐竜博物館は、今年３月に長崎県北浦町でハドロサウルス類（カモノハシ竜）の化石を発見しています（<a href="http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1330173234949_02/news/20120312-OYT8T01064.htm" target="_blank">記事</a>）。日本の恐竜化石の約８割を産出する福井県ですが、今後「恐竜王国」の地位が脅かされる可能性はないのか質問しました。<br />東特別館長の答えは、勝山市以上の恐竜化石の産地が見つかる可能性が、潜在的には「ある」。しかし福井県には、これまで培ってきた研究実績があり、より良好な化石の産地が現れても、少なくとも10年はその地位が揺らぐことはないと、断言しました。<br />また、長崎県で見つかった化石は白亜紀後期で、勝山市の化石は白亜紀前期。その時代（白亜紀後期）の勝山は、火山の噴火の影響で、恐竜が棲めない地になっていたそうです。期待した以上の回答が得られました。<br /><br />さて、2012年度特別展のテーマが決まりました。<br />『翼竜の謎‐恐竜が見あげた“竜”‐』<br />会期は7月6日（金）から10月8日（祝）まで。<br />特別展講演会は7月8日（日）、中国地質科学院地質研究所の呂君昌博士。<br />全く予想していなかった企画で、これは楽しみです。
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            <category>書を捨てて街へ出る会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
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      <title>チョコレートの伝説</title>
      <pubDate>Sun, 12 Feb 2012 23:11:47 +0900</pubDate>
      <description>2月14日は、キリスト教圏における聖ヴァレンタイン（ウァレンティヌス）の記念日であります。わが国では年間最大のチョコレートの消費日となっておりますが、その起源については定見がないようです（Wikipedia）。タイトルから、最初はチョコレートの本かと思いました（笑）表紙もゴディバを意識してか、チョコレート色ですし。高級チョコレートとして知られるベルギーのゴディバ。その商標は、裸で馬に跨る女性像です。イングランドの伝説によると、ゴディヴァは領主である夫の苛政を改めさせようと説得..</description>
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2月14日は、キリスト教圏における聖ヴァレンタイン（ウァレンティヌス）の記念日であります。わが国では年間最大のチョコレートの消費日となっておりますが、その起源については定見がないようです（<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC" target="_blank">Wikipedia</a>）。<br /><br /><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0544e4e7.c8f11481.0544e4e8.b390b1ba/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11427433%2f%3fscid%3daf_ich_link_img&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f15629689%2f" target="_blank"><img src ="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f8590%2f9784766418590.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f8590%2f9784766418590.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br /><br />タイトルから、最初はチョコレートの本かと思いました（笑）<br />表紙もゴディバを意識してか、チョコレート色ですし。<br /><br />高級チョコレートとして知られるベルギーのゴディバ。その商標は、裸で馬に跨る女性像です。<br />イングランドの伝説によると、ゴディヴァは領主である夫の苛政を改めさせようと説得していました。度重なる妻の懇願に夫は、裸で馬に乗ってコヴェントリーの市場を端から端まで行き来したら、願いを叶えようと言います。ゴディヴァはそれを実行し、夫は約束どおり領民の税を軽くしました。<br />ゴディヴァが裸で馬乗りをした日、コヴェントリーの民衆は窓を閉めて見ないようにしましたが、ただ一人覗き見した仕立て屋のトムは、眼が潰れたとの挿話もあります。英語で覗き見する者を「ピーピング・トム」と呼ぶのは、この伝承に由来します。<br /><br />ゴディヴァ夫人のモデルとなったゴードリヴは、11世紀のイングランドに実在した人物で、マーシアのアール（領主）だったレオフリッチの妻です。しかし「馬乗り」は全く以て史実ではありません。<br />実はコヴェントリーはゴードリヴ自身の所領であり、税率を決めることができたのは彼女をおいて他にいません。なにもレオフリッチに懇願する必要はなかったのです。また、コヴェントリーに民衆を苦しめるような重税はありませんでした。<br />裸で馬に跨るゴディヴァの伝説が生まれたのは、13世紀以降です。ゴードリヴの時代、コヴェントリーはまだ小さな農村で、伝説に語られたような街並みや市場はありませんでした。ピーピング・トムのエピソードが加わったのは、さらに後のことです。<br /><br />古代史に比べてマイナーな中世史ですが、だからこそ隠された知へと至る楽しみがあります。<br />あの荒唐無稽な「ハーメルンの笛吹き男」は史実に基づいていましたが、ゴディヴァの馬乗りには何ひとつ根拠がなかったという事実。では信仰心篤い女領主ゴードリヴに、なぜ裸の馬乗り伝説が生まれたのか、残念ながら全くわかりません。<br />それでも十分楽しめました。考古学的なロマン溢れる古代史、現在の社会情勢とリアルにリンクした近代史に対し、事実と伝説とが綯い交ぜになったある種のいかがわしさが、中世史の魅力でしょうか。<br /><br />（12月27日読了）★★★★★
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            <category>歴史・民俗交遊会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
          </item>
        <item>
      <link>http://blogs.dion.ne.jp/fujun/archives/10597587.html</link>
      <title>美学＋ミステリ</title>
      <pubDate>Mon, 23 Jan 2012 22:07:17 +0900</pubDate>
      <description>またひとつ、ミステリ小説の新人賞が誕生しました。海外モノのＳＦやミステリで知られる早川書房が主催するアガサ・クリスティー賞です。第一回受賞作となったのは、森晶麿の『黒猫の遊歩あるいは美学講義』。アガサ・クリスティーならぬ、エドガー・アラン・ポーの作品群をモチーフとした連作短編集であります。語り手はポー（作中での表記はポオ）の研究者で、大学院の博士課程に在籍する女性。語り手が体験する不可思議な出来事の謎を解き明かすのが、24歳の若さで美学教授に抜擢された「黒猫」と渾名される男性..</description>
            <content:encoded><![CDATA[

またひとつ、ミステリ小説の新人賞が誕生しました。海外モノのＳＦやミステリで知られる早川書房が主催するアガサ・クリスティー賞です。<br />第一回受賞作となったのは、森晶麿の『黒猫の遊歩あるいは美学講義』。アガサ・クリスティーならぬ、エドガー・アラン・ポーの作品群をモチーフとした連作短編集であります。<br /><br /><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0544e4e7.c8f11481.0544e4e8.b390b1ba/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11380596%2f%3fscid%3daf_ich_link_img&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f15589814%2f" target="_blank"><img src ="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f2489%2f9784152092489.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f2489%2f9784152092489.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br /><br />語り手はポー（作中での表記はポオ）の研究者で、大学院の博士課程に在籍する女性。語り手が体験する不可思議な出来事の謎を解き明かすのが、24歳の若さで美学教授に抜擢された「黒猫」と渾名される男性です。<br />各章はポーの作品のみならず、古今東西の作家や芸術家の作品論を絡めて構成されています。例えば第一話の『月まで』は、ポーの『モルグ街の殺人事件』を縦糸に、ジョルジュ・オスマンによるパリの都市計画と日本の『竹取物語』が横糸として織り込まれています。<br /><br />収録作品されているのは、以下の６編（カッコ内はモチーフとなったポーの作品）。<br /><blockquote>『月まで』　（モルグ街の殺人事件）<br />『壁と模倣』　（黒猫）<br />『水のレトリック』　（マリー・ロジェの謎）<br />『秘すれば花』　（盗まれた手紙）<br />『頭蓋骨のなかで』　（黄金虫）<br />『月と王様』　（大鴉）</blockquote><br />美学者と云う人種は、こんなにも面妖な理由で死ぬのでしょうか。飛躍しすぎでは。<br />日常的には起こらない偶然で、たびたび登場人物が結びつくのも都合が良すぎます。<br />どんなに自然界が神秘的でも、これは絶対に有り得ないという現象まで発生します。<br />これらは虚構の世界の出来事だからと、許すしかないのでしょうか。<br />それからポーの作品を論じるのが語り手の院生ではなく、若き教授の黒猫君というのもしっくり来ません。出る幕のない彼女が可哀そう。<br /><br />いろいろと文句を書きましたが「美学＋ミステリ」という今まで読んだことのない作風は新鮮で、雰囲気は十分に楽しめました。<br />ペダンティックでスノッブな文章は鼻につきますが、こんな洒落た会話を誰かとカフェで交わしてみたくなる、そんな読後感です。<br />一言でいえば、薀蓄系日常の謎ミステリ。ちなみに著者は、大学院の芸術学研究科博士前期課程を修了しています。<br /><br />巻末の選評では、ポーの『黒猫』のネタバレが強く批判されていました。<br />私は既読なので影響はありませんでしたが。<br /><br />（11月27日読了）★★★★
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            <category>文学・小説交遊会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
          </item>
        <item>
      <link>http://blogs.dion.ne.jp/fujun/archives/10587403.html</link>
      <title>私は誰？ここは何処？</title>
      <pubDate>Mon, 16 Jan 2012 18:04:11 +0900</pubDate>
      <description>1991年、郷ひろみの物真似で知られた歌手・若人あきら（現・我修院達也）が熱海の海岸で失踪し、三日後に小田原で記憶を失った状態で保護されました。ドラマや漫画の登場人物が頭を打って「私は誰？ここは何処？」と呟くのは、もはや古典的なギャグですが、事故で記憶を失うことが本当にあるのを実感した出来事でした。そんな古い話を思い出したのは、第21回鮎川哲也賞を受賞した山田彩人の『眼鏡屋は消えた』を読んだから。失われた記憶という時間の壁に挑むミステリです。森野学園高校の藤野千絵は、演劇部の..</description>
            <content:encoded><![CDATA[

1991年、郷ひろみの物真似で知られた歌手・若人あきら（現・我修院達也）が熱海の海岸で失踪し、三日後に小田原で記憶を失った状態で保護されました。ドラマや漫画の登場人物が頭を打って「私は誰？ここは何処？」と呟くのは、もはや古典的なギャグですが、事故で記憶を失うことが本当にあるのを実感した出来事でした。<br />そんな古い話を思い出したのは、第21回鮎川哲也賞を受賞した山田彩人の『眼鏡屋は消えた』を読んだから。失われた記憶という時間の壁に挑むミステリです。<br /><br /><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0544e4e7.c8f11481.0544e4e8.b390b1ba/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11400714%2f%3fscid%3daf_ich_link_img&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f15606350%2f" target="_blank"><img src ="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4833%2f9784488024833.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4833%2f9784488024833.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br /><br />森野学園高校の藤野千絵は、演劇部の部室で何者かに後頭部を殴打されて、記憶を失いました。学園祭で演じる創作劇「眼鏡屋は消えた」の稽古中に…<br />ところが千絵は演劇部の部員ではなく、演劇部顧問の英語教師になっていました。高校時代から今日までの８年間の記憶が、すっかり失われていたのです。<br /><br />「眼鏡屋は消えた」の脚本を書いたのは、千絵の親友・竹下実綺。<br />そういえば実綺は今、どうしているのだろうか。しかし千絵は、実綺が既にこの世の人でないことを知らされます。しかも、高校の学園祭の直前に自殺していたのです。<br />あの生命力旺盛な実綺が、自殺なんてするはずがない…千絵は失われた８年間を取り戻すべく、当時の関係者たちと連絡を取り始めます。<br /><br />そんな一人が、演劇部の幽霊部員だった戸川涼介でした。練習には全く参加しないくせに、他の部員の演技に対して偉そうに講評を述べていたイヤな奴。しかしルックスだけは、面食いの千絵好みな超イケメンです。<br />涼介は就職した会社が倒産し、現在は犬猫探しの依頼しか来ない探偵見習い。千絵の依頼に対し、探偵としての報酬を要求します。相変わらずイヤな奴ですが、いま頼れるのは涼介だけ。二人のドタバタ調査が始まります。<br /><br />「眼鏡屋は消えた」のストーリーは、３年前（現在の時系列からでは11年前）に森野学園高校で男子生徒が変死した事件がモデルとなっています。しかし劇の内容を知った保護者たちから非難の声があがり、上演中止の危機に瀕していました。そして８年後、演劇部顧問として再びこの劇を演じようとする千絵にも、中止の圧力がかかります。<br />千絵が殴打されたのは、上演反対派による実力行使なのか。劇の脚本には、触れてはならない学園の暗部が隠されているのか。そして竹下実綺の死の真相は…<br /><br />物語の大部分は、千絵と涼介のダイアローグで進行します。<br />そのテンポの良さで一気に読ませてくれる作品でしたが、会話だけで「事実」が積み上げられていく展開には、登場人物のご都合主義に陥る危うさを感じました。巻末の選評でも「推理ではなく推論」との辛い評価をされています。<br />ただ、その「ご都合主義」とやらが、事件の真相を見え難くしていたのです。<br /><br />鮎川哲也賞作品で毎度おなじみの選評。今回も笠井潔・北村薫・島田荘司・山田正紀の４氏ですが、各人の思い入れはそれぞれ。島田荘司は、本作中の小エピソードに異常な関心を示しています。<br />惜しくも受賞には至らなかったものの、アイデアは秀逸な作品もあったようで、日の目を見る機会があればぜひ読んでみたいですね。<br /><br />（11月23日読了）★★★
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            <category>文学・小説交遊会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
          </item>
        <item>
      <link>http://blogs.dion.ne.jp/fujun/archives/10562668.html</link>
      <title>午前零時のシンデレラ</title>
      <pubDate>Tue, 03 Jan 2012 15:03:46 +0900</pubDate>
      <description>これまでに読んだことがない新しい作家を開拓しよう！そこで手に取ったのが、1980年代生まれの新鋭作家たちによる作品集。『放課後探偵団』というタイトルから想像されるように、学園ミステリの競作です。これから単行本デビューする予定の作家の卵さんもいます。収録されているのは以下の５作。似鳥　鶏　『お届け先には不思議を添えて』鵜林伸也　『ボールがない』相沢沙呼　『恋のおまじないのチンク・ア・チンク』市井　豊　『横槍ワイン』梓崎　優　『スプリング・ハズ・カム』これは巧い！と思ったのは『恋..</description>
            <content:encoded><![CDATA[

これまでに読んだことがない新しい作家を開拓しよう！<br />そこで手に取ったのが、1980年代生まれの新鋭作家たちによる作品集。<br /><br /><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0544e4e7.c8f11481.0544e4e8.b390b1ba/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6877792%2f%3fscid%3daf_ich_link_img&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f14084699%2f" target="_blank"><img src ="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4884%2f48840055.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4884%2f48840055.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br /><br />『放課後探偵団』というタイトルから想像されるように、学園ミステリの競作です。<br />これから単行本デビューする予定の作家の卵さんもいます。<br />収録されているのは以下の５作。<br /><blockquote>似鳥　鶏　『お届け先には不思議を添えて』<br />鵜林伸也　『ボールがない』<br />相沢沙呼　『恋のおまじないのチンク・ア・チンク』<br />市井　豊　『横槍ワイン』<br />梓崎　優　『スプリング・ハズ・カム』</blockquote><br />これは巧い！と思ったのは『恋のおまじないのチンク・ア・チンク』。<br />そして『スプリング・ハズ・カム』はラストシーンに胸が熱くなります。<br />この２作が気に入りました。<br /><br />（7月30日読了）<br /><br /><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0544e4e7.c8f11481.0544e4e8.b390b1ba/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6211732%2f%3fscid%3daf_ich_link_img&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f13298923%2f" target="_blank"><img src ="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4880%2f48802449.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4880%2f48802449.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br /><br />そういうわけで、第19回鮎川哲也賞を受賞した相沢沙呼の『午前零時のサンドリヨン』でございます。<br />学校では無口で、いつもひとりぼっちの酉乃初。でもマジックを披露するときは、別人のように生き生きとしています。実は彼女、放課後はレストランバー「サンドリヨン」でマジシャンのアルバイトをしているのです。<br />そんな酉乃さんに一目惚れしてしまったのが、ポチこと須川君。酉乃さんのマジックの力を借りて、学園で起こった不思議な現象を解き明かそうとします。いわゆる日常の謎ミステリです。<br />謎解きの過程で浮かび上がる、高校生たちの微妙な人間関係。酉乃さんが名探偵のごとくサラリと事件を解決するのではなく、途中で大失態を演じてしまうのもいいですね。孤独を抱える酉乃さんに感情移入しながら読みました。<br />サンドリヨンとは、フランス語でシンデレラの意味です。<br /><br />鮎川哲也賞の受賞作品は、巻末に選評が掲載されています。プロに選ばれる作品は概して一致しているのかと思いきや、４名の選考委員（笠井潔・北村薫・島田荘司・山田正紀）の意見が見事にバラバラなのが面白いですね。<br /><br />（8月21日読了）★★★★<br /><br /><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0544e4e7.c8f11481.0544e4e8.b390b1ba/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11452419%2f%3fscid%3daf_ich_link_img&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f15650383%2f" target="_blank"><img src ="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4864%2f9784488024864.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4864%2f9784488024864.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br /><br />待望のシリーズ第２弾が『ロートケプシェン、こっちにおいで』。<br />『放課後探偵団』で既出の『恋のおまじないのチンク・ア・チンク』が収録されていて、連作ストーリーの一部を成しています。些細なきっかけから起こった女子生徒間のいじめがテーマ。なんとか彼女たちを仲直りさせようと、ポチ君が酉乃さんを巻き込んでお節介をやきます。<br />少しずつ酉乃さんとの距離を縮めようと画策するポチ君ですが、そこに割り込んでくる曲者が、酉乃さんとは幼馴染みの八反丸芹華。かつて酉乃さんをいじめたことがあり、それでいて彼女を一番理解しているのは自分だと主張する気の強い少女です。今後も八反丸さんが、物語を掻き回してくれそう。<br />このシリーズ、物語はポチ君の視点で進みますが、彼は重度の太腿フェチ。ちなみに作者は男性です。そうそう、ポチというニックネームの由来も気になりますね。<br />なお、ロートケプシェンとはドイツ語で赤ずきんのこと。<br /><br />ミステリ作家にしてマジシャンといえば泡坂妻夫が有名ですが、相沢沙呼も自らマジックを嗜むことで知られています。<br /><br />（12月12日読了）★★★★
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            <category>文学・小説交遊会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
          </item>
        <item>
      <link>http://blogs.dion.ne.jp/fujun/archives/10560018.html</link>
      <title>ネットワークは一般意志の夢を見るか</title>
      <pubDate>Sun, 01 Jan 2012 15:37:53 +0900</pubDate>
      <description>筆者は夢を語ろうと思う。それは未来社会についての夢だ。（東浩紀『一般意志2.0』第一章）新年の幕開けにふさわしい口上から始まるこの一冊から、今年の交遊を始めましょう。18世紀フランスの思想家ジャン＝ジャック・ルソーは、人民主権を唱えてフランス革命に大きな影響を与えました。ルソーは個人の自由を賞揚した一方で、全体主義を肯定しかねないとの批判も受けています。彼の『社会契約論』によると、個人（特殊意志）は全体（一般意志）に絶対服従すべきであると読めるのです。この大いなる矛盾を、どう..</description>
            <content:encoded><![CDATA[

<blockquote>筆者は夢を語ろうと思う。それは未来社会についての夢だ。<br />（東浩紀『一般意志2.0』第一章）</blockquote><br />新年の幕開けにふさわしい口上から始まるこの一冊から、今年の交遊を始めましょう。<br /><br /><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0544e4e7.c8f11481.0544e4e8.b390b1ba/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11427874%2f%3fscid%3daf_ich_link_img&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f15630064%2f" target="_blank"><img src ="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f3988%2f9784062173988.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f3988%2f9784062173988.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br /><br />18世紀フランスの思想家ジャン＝ジャック・ルソーは、人民主権を唱えてフランス革命に大きな影響を与えました。ルソーは個人の自由を賞揚した一方で、全体主義を肯定しかねないとの批判も受けています。彼の『社会契約論』によると、個人（特殊意志）は全体（一般意志）に絶対服従すべきであると読めるのです。この大いなる矛盾を、どう解釈すれば良いのでしょうか。<br />ルソーのいう一般意志は、民意や世論と似ているようで実は違います。一般意志とは、単なる大衆の意見の総和ではありません。ルソーはそれを全体意志と呼んで区別しています。一般意志とは「つねに正しく、つねに公共の利益に向かう」ものなのです。<br />また、一般意志は統治機構（政府）そのものではありません。政府は一般意志の代行機関に過ぎず、その担い手は王であっても貴族であっても構いません。ルソーは代議制（間接民主制）を否定したことでも知られています。<br /><br />一般意志も全体意志も個人の私的な利害（特殊意志）の集合ですが、前者はつねに正しいのに対し、後者はしばしば誤りを犯します。それでは一般意志とは、空疎な理念でしかないのでしょうか。<br />東浩紀は一般意志とは数学的存在であり、たとえ共同体の成員が一言も交わさなくとも存在するものだとします。そしてグーグルに代表される現代の情報テクノロジーによって、共同体の無意識である一般意志をデータベース化できるというのです。こうしてアップデートされた一般意志を、著者は「一般意志2.0」と呼んでいます。<br />しかし著者が構想するのは、大衆の欲望をそのまま反映した直接民主制ではありません。可視化された「一般意志2.0」は、選良の暴走に対する抑制力として働くとします。選良すなわち国会議員は存在するわけです。本書の主題からは逸脱しますが、著者が日本の選挙制度をどう考えているのか気になります。<br /><br />本書はルソーの一般意志を文字通り（ベタに）読めば、このような解釈が可能だというものです。もちろんルソーの真意は、本人に聞いてみなければ分かりません。しかし社会思想家でありながら、ロマン主義の文学者でもあったルソーです。こういう解釈はありだろうと非常に楽しく読ませてもらいました。<br />ただし本書が掲げる「民主主義2.0」に対して、最後まで消せない疑念が残りました。それは「一般意志2.0」のアーキテクチャに、設計者のバイアスが入り込む余地はないのかというものです。例えば「議員定数削減」が禁止ワードに設定されていたら、大衆の大多数がそれを望んでいても一般意志として吸い上げられることはないでしょう。<br /><br />とはいえ、夢を語ることは大事です。<br />政治家はもっと夢を語るべきだと思います。実現可能かどうかはひとまず措いて。<br />日本には実務部隊として優秀な官僚組織があるわけですから。<br /><br />（12月29日読了）★★★★
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            <category>社会・思想交遊会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
          </item>
        <item>
      <link>http://blogs.dion.ne.jp/fujun/archives/10558679.html</link>
      <title>不純文學交遊録７周年</title>
      <pubDate>Sat, 31 Dec 2011 23:00:00 +0900</pubDate>
      <description>…を迎えますが、喪中につき新年のご挨拶はご遠慮申し上げます。皇紀2671年12月31日　不純総合研究所</description>
            <content:encoded><![CDATA[

…を迎えますが、喪中につき新年のご挨拶はご遠慮申し上げます。<br /><br /><div style="text-align:right;">皇紀2671年12月31日　不純総合研究所</div>
]]></content:encoded>
            <category>不純総合研究所</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
          </item>
        <item>
      <link>http://blogs.dion.ne.jp/fujun/archives/10475860.html</link>
      <title>TPP交渉参加を支持します</title>
      <pubDate>Mon, 14 Nov 2011 17:21:12 +0900</pubDate>
      <description>11月11日、野田佳彦内閣総理大臣が「APEC首脳会合においてTPP（Trans Pacific Partnership：環太平洋戦略的経済連携協定）交渉参加に向けて関係国との協議に入る」と表明しました。野田内閣総理大臣記者会見（首相官邸）民主党内の反対勢力に配慮した玉虫色の表現ではありますが、TPP推進論者である野田総理のこれまでの言動から、参加宣言に他ならないと思います。それなのに反対派の山田正彦元農林水産大臣が「これは参加表明ではない」と満面の笑みで総理の会見を歓迎して..</description>
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11月11日、野田佳彦内閣総理大臣が「APEC首脳会合においてTPP（<ins>T</ins>rans <ins>P</ins>acific <ins>P</ins>artnership：環太平洋戦略的経済連携協定）交渉参加に向けて関係国との協議に入る」と表明しました。<br /><blockquote><a href="http://www.kantei.go.jp/jp/noda/statement/201111/11kaiken.html" target="_blank">野田内閣総理大臣記者会見</a>（首相官邸）</blockquote><br />民主党内の反対勢力に配慮した玉虫色の表現ではありますが、TPP推進論者である野田総理のこれまでの言動から、参加宣言に他ならないと思います。それなのに反対派の山田正彦元農林水産大臣が「これは参加表明ではない」と満面の笑みで総理の会見を歓迎していたのは、何度見ても笑えます。総理の慎重な発言を引き出したことで、農水族として最低限の仕事を果たし、これで有権者に顔向けができると安堵しているのでしょうか？（笑）<br /><br />生産者が作りたい物を作り、商業者が売りたい物を売り、消費者は買いたい物が買える。自由な市場・自由な貿易は、世界のあるべき姿です。また、なんでもかんでも自給自足するよりも、自国で生産すれば高コストなものは輸入するのが、有限な地球の資源の効率的な分配であると思います。<br />ところが最近、保護貿易主義を掲げる論者が現れています。経済産業省官僚の中野剛志です。ブロガーの池田信夫から「読んではいけない本」の著者として名指しされたことで、かえって読んでみたくなりました。２ちゃんねるからデビューした経済評論家の三橋貴明、ジャーナリスト・東谷暁との共著によるTPP反対論です。<br /><br /><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0544e4e7.c8f11481.0544e4e8.b390b1ba/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11189658%2f%3fscid%3daf_ich_link_img&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f14661054%2f" target="_blank"><img src ="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f0809%2f9784864100809.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f0809%2f9784864100809.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br /><br />TPPといえば、日本の農業が壊滅するという話題ばかりが先行しがちです。しかし本書がいうようにTPP＝農業問題ではありません。TPPには農業だけでなく24の作業部会があります。<br /><blockquote><br />１．物品市場アクセス<br />２．原産地規則<br />３．貿易円滑化<br />４．ＳＰＳ（衛生植物検疫）<br />５．ＴＢＴ（貿易の技術的障害）<br />６．貿易救済（セーフガード等）<br />７．政府調達<br />８．知的財産<br />９．競争政策<br />１０．越境サービス貿易<br />１１．商用関係者の移動<br />１２．金融サービス<br />１３．電気通信サービス<br />１４．電子商取引<br />１５．投資<br />１６．環境<br />１７．労働<br />１８．制度的事項<br />１９．紛争解決<br />２０．協力<br />２１．分野横断的事項<br /><br />※物品市場アクセス分野は工業、繊維・衣料品、農業の三つの部会に分けられる。<br />※特定の分野を扱わないが、首席交渉官会議も一つの部会である。<br /></blockquote><br />本書の主張を要約すれば、TPPとは実質的に日本とアメリカの二国間協定であり、アメリカ政府の陰謀である。賛成派はTPPのごく一部に過ぎない農業を悪者にして、アメリカによる日本支配の片棒を担いでいる…ということになります。<br /><br />「TPP＝農業問題ではない」という主張には、大いに賛同します。ただし、私の場合は本書の著者たちとは違って、TPPという外圧がなくても日本の過剰な農業保護は断固廃止すべきとの立場です。<br />コメくらいは100％自給を維持しても良いと思いますが、778％ものバカげた関税は撤廃し、所得補償が必要ならば専業農家だけにすべきです。兼業農家は日本から消えてしまっても構いません。そもそも公務員の副業は法律で禁止されていますし、副業を社則で禁じる民間企業もありますが、なぜ農業の兼業は不問なんでしょうか。家業だから仕方なくやっている方も少なくないでしょうが、そんな農家に日本の食糧生産を支えてもらいたくはありません。<br />先ごろ、世界の人口は70億を超えました。TPPに参加すると日本の食糧輸入が増えて、世界の食糧価格が高騰するとの懸念も聞かれます。しかしながら世界の食糧生産は過剰であり、アメリカ・フランスなどの農業大国は国外に市場を求めています。<br />その一方で、深刻な飢餓に苦しむ貧困国があることも確かです。アフリカでは、植民地時代に部族や宗教を無視して引かれた国境線のせいで、未だ内戦が絶えません。政情不安定な国に、健全な農業を育成することが求められます。まずは、アフリカの内戦国に武器を輸出している世界第２位のGDP大国へのODAを、即刻停止しましょう。その分を貧困国の支援に回したらどうでしょうか。<br /><br />日本の市場は既に十分開放されており、TPPに参加する理由はないとの意見もあります。それならばTPPに参加したところで国内産業にほとんど影響はなく、反対する理由もありません。むしろTPPへの参加で輸出がしやすくなります。<br />自動車には関税による保護が全くありませんが、輸入車のシェアは１割もありません。自動車は日本が最も高い競争力を誇る分野であると思われるでしょうが、自動車ほど輸入品の評価が高くて国産品の評価が低い商品はないでしょう。<br />混合医療を認めれば国民皆保険制度が崩壊するとの主張も、よくわかりません。保健診療に自由診療を併用すると保健診療対象分まで自己負担にされるなんて、おかしくはありませんか。<br />自由な市場では、消費者に商品を選択する権利があります。良くも悪くもTPPで私たちの生活は大きく変わらないでしょう。<br />いったん交渉に参加すると、日本に不利な条件になっても抜けられないと言うのなら、TPPそのものではなく、日本政府の交渉力のなさを批判すべきです。国際会議で各国のエゴが剥き出しになるのは当然のこと。それが嫌なら鎖国するしかないでしょう。かつて世界史上稀にみる経済成長を遂げた東洋の神秘的な島国として、孤立衰退の道を歩むのも悪くはないと思いますが。<br /><br />TPPはシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの４か国で発足しました。経済規模や文化の似た国同士なら締結しやすいでしょうが、多国間での合意となると、かなりハードルが高くなります。<br />それならば多国間で数多くの分野を合意せねばならないTPPよりは、個別にFTA（自由貿易協定）かEPA（経済連携協定）を、なるべく多くの国と結ぶのが良いのではないかと思います。もっとも、日米の二国間協議だとアメリカに圧倒されがちですが、多国間での交渉ならアメリカの横暴を防ぎやすいというメリットはあるでしょう。<br />国会議員ばかりでなく、都道府県知事にもTPP反対派がいます。日本が国を挙げてTPPに参加することに不安があるのでしたら、先行して市場開放を実施するTPP経済特区を、政府が募集してはどうでしょうか。経済特区となった地方自治体に、企業が進出したり人口が増加に転じたりすれば、頑固な反対派も考えが変わることでしょう。<br />いずれ日本がどこかの自由貿易圏に入らざるを得ないのであれば、出来てしまったルールに従うよりは、ルールの作成段階から参加するのが賢明というものです。<br /><br />（6月13日読了）★★★
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            <category>政治・経済交遊会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
          </item>
        <item>
      <link>http://blogs.dion.ne.jp/fujun/archives/10458080.html</link>
      <title>KARAモノ礼賛</title>
      <pubDate>Thu, 03 Nov 2011 23:22:08 +0900</pubDate>
      <description>いつの時代も、異国の文物は見る者に憧憬を抱かせます。中世において、支那からの渡来品は「唐物」と呼ばれて珍重されました。名品とされた茶器は、時に一国一城に値したといいます。足利義満や織田信長が愛した唐物の世界と交遊すべく、福井市の愛宕坂茶道美術館を訪れました。文字通り、坂に面して建っているためエントランスは３階。企画展示室は２階へと降ります。唐物の茶器は、足利将軍家や大名が催した「書院の茶」で用いられました。豪華な「書院の茶」に対し、質素な道具で精神性を重視したのが、村田珠光に..</description>
            <content:encoded><![CDATA[

いつの時代も、異国の文物は見る者に憧憬を抱かせます。中世において、支那からの渡来品は「唐物」と呼ばれて珍重されました。名品とされた茶器は、時に一国一城に値したといいます。<br />足利義満や織田信長が愛した唐物の世界と交遊すべく、福井市の愛宕坂茶道美術館を訪れました。文字通り、坂に面して建っているためエントランスは３階。企画展示室は２階へと降ります。<br />唐物の茶器は、足利将軍家や大名が催した「書院の茶」で用いられました。豪華な「書院の茶」に対し、質素な道具で精神性を重視したのが、村田珠光に始まり千利休が完成させた「わび茶」です。とはいえ展示されている建盞天目茶碗は、決して煌びやかではありません。室町時代の書画も展示されており、ちょっとした文人気分に浸りました。複製とは書いてないので、おそらく全て本物でしょう。<br />１階は常設展示室。日本の茶道の歴史を、戦国時代随一の文化人大名だった朝倉氏を中心に解説しています。こちらの展示品は一乗谷朝倉氏遺跡から出土した茶器の複製で、あまり見応え無し。美術館には「尚庵」という名の茶室も併設されており、当日は外国人のための茶道講座が開かれていました。<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/sadou.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/sadou-thumbnail2.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="sadou.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/sadou-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />尚庵（愛宕坂茶道美術館）<br /><br /><blockquote><a href="http://www.fukui-rekimachi.jp/atagozaka/index.html" target="_blank">福井市愛宕坂茶道美術館</a>　企画展「唐物～書院の茶～」　9月28日～12月11日</blockquote><br /><br />愛宕坂茶道美術館の向かいにある、橘曙覧記念文学館にも足を運びました。<br />橘曙覧は幕末の歌人。アメリカ合衆国第42代大統領ビル・クリントンが演説で引用した「たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時」など、日常の何気ない楽しみを詠んだ歌（独楽吟）で知られています。常設展示では「昭和のこどもたち」で知られる人形作家・石井美千子が、曙覧の素朴な生活ぶりを再現しています。<br />企画展示室では、銅版画家・山本容子の『<a href="http://www.fukui-rekimachi.jp/tachibana/images/yamamoto_yoko.pdf" target="_blank">himegimi@heian</a>』が開催されていました。文学館でなぜ絵画？と思ったのですが、『不思議の国のアリス』にインスピレーションを得て『源氏物語』や『堤中納言物語』など日本の古典に登場する少女たち（なんとなく顔つきが本人に似ている）を描いた作品群で、立派に文学しているのでした。まるで『更級日記』の作者・菅原孝標の女のように、物語の世界に入りきって描いているのが伝わってきます。<br />平安時代のラノベである『源氏物語』（当時の純文学は漢文でしょう）の熱烈な愛好家だった菅原孝標の女は、いわば“世界最初のヲタク少女”ですね。<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/tachibana.jpg" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/tachibana-thumbnail2.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="tachibana.jpg" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/tachibana-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />橘曙覧が隠棲した黄金舎跡（橘曙覧記念文学館）<br /><br /><blockquote><a href="http://www.fukui-rekimachi.jp/tachibana/" target="_blank">福井市橘曙覧記念文学館</a>　秋季特別展「山本容子の姫君たち」　10月8日～11月29日</blockquote><br /><br /><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0544e4e7.c8f11481.0544e4e8.b390b1ba/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6051976%2f%3fscid%3daf_ich_link_img&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f13181301%2f" target="_blank"><img src ="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f0621%2f06215459.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f0621%2f06215459.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br /><br />【不純文學交遊録・過去記事】<br /><a href="http://blogs.dion.ne.jp/fujun/archives/8730827.html#comments" target="_blank">歴史を動かした茶会</a>
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            <category>書を捨てて街へ出る会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
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      <link>http://blogs.dion.ne.jp/fujun/archives/10441195.html</link>
      <title>一の宮めぐり</title>
      <pubDate>Mon, 24 Oct 2011 18:47:59 +0900</pubDate>
      <description>せっかく小浜市までやってきたので、福井県立若狭歴史民俗資料館の近くにある若狭国一の宮「若狭彦神社」と二の宮「若狭姫神社」にも行って参りました。若狭彦神社（上社）祭神の若狭彦大神とは、山幸彦の名で知られる彦火火出見尊のこと。若狭姫神社（下社）祭神の若狭姫大神は、海神の娘である豊玉姫命。山幸彦の妻となる。若狭彦神社と若狭姫神社、参拝するのに順序はあるのか。資料館の職員の方に聞いてみました。「特に決まっていないが、最近は一の宮めぐりが人気とかで、今はどちらも若狭一の宮を名乗っている..</description>
            <content:encoded><![CDATA[

せっかく小浜市までやってきたので、福井県立若狭歴史民俗資料館の近くにある若狭国一の宮「若狭彦神社」と二の宮「若狭姫神社」にも行って参りました。<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/CA320027.JPG" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/CA320027-thumbnail2.JPG" width="320" height="240" border="0" align="" alt="CA320027.JPG" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/CA320027-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />若狭彦神社（上社）<br />祭神の若狭彦大神とは、山幸彦の名で知られる彦火火出見尊のこと。<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/CA320031.JPG" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/CA320031-thumbnail2.JPG" width="320" height="240" border="0" align="" alt="CA320031.JPG" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/CA320031-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />若狭姫神社（下社）<br />祭神の若狭姫大神は、海神の娘である豊玉姫命。山幸彦の妻となる。<br /><br />若狭彦神社と若狭姫神社、参拝するのに順序はあるのか。資料館の職員の方に聞いてみました。<br />「特に決まっていないが、最近は一の宮めぐりが人気とかで、今はどちらも若狭一の宮を名乗っている。しかし本来は若狭彦神社が一の宮で、若狭姫神社が二の宮。やはり一の宮から行くべきでしょう」<br />というわけで若狭彦神社へ。帰路の無事を祈願しました。<br />ところが帰りに立て看板を見ると「①下社（若狭姫神社）→②上社（若狭彦神社）」の順序になっていました。<br />普通に考えれば、里にある下社が先、山にある上社が後ですよね。看板には「逆も可」と書いてあったので、まあ良しとしましょう（笑）<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/CA320034.JPG" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/CA320034-thumbnail2.JPG" width="320" height="240" border="0" align="" alt="CA320034.JPG" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/CA320034-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />帰りは、国道27号線沿いにある<a href="http://info.pref.fukui.jp/bunka/bunkazai/sitei/siseki/tentokuji-juzennomori.html" target="_blank">十善の森古墳</a>（前方後円墳）にも立ち寄りました。<br /><br />【不純文學交遊録・過去記事】<br /><a href="http://blogs.dion.ne.jp/fujun/archives/8689819.html" target="_blank">若狭国の古墳と交遊</a>
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            <category>書を捨てて街へ出る会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
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      <link>http://blogs.dion.ne.jp/fujun/archives/10440358.html</link>
      <title>世界最古のウルシの木</title>
      <pubDate>Sun, 23 Oct 2011 23:37:46 +0900</pubDate>
      <description>1984年に鳥浜貝塚（福井県若狭町）から出土したウルシの木片が、約1万2600年前の縄文時代草創期のものと判明しました。asahi.com 2011年10月7日10月23日、福井県立若狭歴史民俗資料館で開催中の平成23年度特別展「縄文人の業と心－自然とともにある暮らし－」において、この世界最古のウルシの木が一日限りで公開されました（館内は撮影禁止のため写真はありません）。福井県立若狭歴史民俗資料館（福井県小浜市）有栖川有栖氏の小説のタイトルにもあるように、若狭国の国府があった..</description>
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1984年に鳥浜貝塚（福井県若狭町）から出土したウルシの木片が、約1万2600年前の縄文時代草創期のものと判明しました。<br /><a href="http://www.asahi.com/culture/update/1007/OSK201110070176.html" target="_blank">asahi.com 2011年10月7日</a><br />10月23日、福井県立若狭歴史民俗資料館で開催中の平成23年度特別展「<a href="http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/rekimin/topics/theme111013_d/img/005.JPG" target="_blank">縄文人の業と心－自然とともにある暮らし－</a>」において、この世界最古のウルシの木が一日限りで公開されました（館内は撮影禁止のため写真はありません）。<br /><br /><a href="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/CA320022.JPG" target="_blank"><img src="http://up.blogs.dion.ne.jp/fujun/image/CA320022-thumbnail2.JPG" width="320" height="240" border="0" align="" alt="CA320022.JPG" onclick="location.href = 'http://blogs.dion.ne.jp/fujun/upload/detail/image/CA320022-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />福井県立若狭歴史民俗資料館（福井県小浜市）<br />有栖川有栖氏の小説のタイトルにもあるように、若狭国の国府があった小浜は「海のある奈良」と呼ばれています。東大寺の正倉院を思わせるデザインの建物です。<br /><br />四柳嘉章氏（石川県輪島漆芸美術館館長・漆器文化財研究所所長）による記念講演会「縄文時代の漆文化」を拝聴いたしました。<br />漆の赤は、血の色であり、火の色であり、そして太陽の色です。触れるとかぶれることから、漆には破邪（魔除け）の意味合いもあります。漆は実用品としてではなく、呪術的に用いられたものであり、漆を用いる文化には高い精神性が認められるのです。<br /><blockquote>漆黒という言葉があるように、漆といえば黒のイメージがありますが、黒い漆器が出土するのは日本では弥生時代の後期以降です。支那・漢代の影響と考えられます。</blockquote><br />最も呪術性が高いのが、髪に挿す竪櫛です。櫛の上部には角のような二本の突起がありますが、これはシカの角をイメージしたものです。生え変わるシカの角は再生のシンボルであり、漆の赤とともに生命の神秘を表現します。長い縄文時代を通して、二本の突起をもった基本デザインは変わりません。今回の特別展のチラシには、ニホンジカの頭骨と漆塗櫛が上下に並んでいますが、こうした意味があったんですね。<br />天皇が皇女を斎王として伊勢に送り出す時は、髪に別れの櫛を挿します。角を着けることで、向こうの世界の住人となるのです。鬼の頭に角があるのも、巫者（シャーマン）が祭礼で頭に角を着けるのも、ルーツは同じだといいます。<br /><br />ウルシは大陸から伝来したとされてきましたが、このたびの発見で日本列島に自生していた可能性が出てきました。ただ、縄文時代の漆製品の出土例は日本海側に多く、これはウルシが大陸から伝来した傍証であると考えられることから、結論はまだ先のようです。ウルシの木の遺伝子解析もされていますが、漆器をDNA鑑定して産地を特定することは不可能だそうです。<br />なお、漆器のことを英語で「Japan」といいますが、「Japan」には「まがい物」という意味もあるため、近年はそのまま「Urushi」と呼ぶようになっています。<br /><br />講演が始まる前は、漆製品の技術的な話だけかと思っていましたが、漆文化を通して古代人の世界観を解き明かす内容で、大変に満足いたしました。<br />四柳館長は、石川県穴水町にある美麻奈比古神社の宮司でもあります。呪術性に溢れた漆製品の出土は、神道的な世界観が縄文時代にまで遡ることの物証かもしれないと、管理人は妄想を逞しくするのでした。<br /><br />若狭歴史民俗資料館の常設展は、鳥浜貝塚を中心とした縄文時代、若狭国造・膳臣と古墳時代、御食国と呼ばれた律令時代、武田氏が守護となった中世、小浜藩主・酒井氏の近世と、若狭国の歴史を一望できます。また「民俗」の名が示すように、若狭地方各地に残る伝統行事に関する展示が豊富なのも特徴です。<br />現在、NHK大河ドラマ「江～姫たちの戦国～」が放映中であることから、浅井三姉妹の次女・初（初代小浜藩主・京極高次の正室）にまつわる品々も展示されています。<br /><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0544e4e7.c8f11481.0544e4e8.b390b1ba/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6279004%2f%3fscid%3daf_ich_link_img&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f13462140%2f" target="_blank"><img src ="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f0043%2f00431223.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f0043%2f00431223.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a>
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            <category>書を捨てて街へ出る会</category>
      <author>不純文學交遊録　</author>
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