2012年05月13日
母の日
ということで、今日は長芋のバター焼き、焼き厚揚げ、ホウレン草のおひたしに買ってきた刺身というあっさり系の食事であった。ただ、刺身の中に中トロが入っていたのだが、家内も子供も「脂っこいのでイヤ」とのこと。中トロも敬遠されるとは悲しいかぎりである。
2012年05月08日
イ・ルンガ・カフェ
リストランテの方は民家を改装した感じのミシュランの星一つであるが、カフェの方は「スタッフ募集」の案内もある気軽な所だ。ランチはパスタランチ、パ二―二のランチとカレーである。イタリアンだと当然、パスタかパ二―二なのだが、ここではあえてカレーを食べた。カレーは古代米(黒米)を使ったカレー。イ・ルンガが敢えて作っているカレーでこだわりがあるのだろう。出張中ながら話題のカフェでゆっくりと食事ができて満足したことである。
2012年05月06日
「パラダイス・ロスト」
いつものように短編集なので読みやすく、すぐに読んでしまえる作品である。
2012年05月05日
テルマエ・ロマエ
イタリアロケではあの海外ドラマ「ローマ」のセットをそのまま借用というから本格的。チネチッタと言えば「ローマの休日」やクりント・イーストウッドのマカロニ・ウエスタンを思い浮かべるが、日本映画がチネチッタで撮影とは面白いものだ。映画は「のだめ」のスタッフが取り組んだようだ。それを知っていたためだろう。日本人が外国人を演じたり、外国人の台詞には日本語の吹き替えをしたりというところも不思議と自然?な感じがした。
今回初めて夫婦で2000円で見ることができた。自分が50歳になったからだ。とてもお得だ。それにしてもかなりヒットしているらしい。毒のないコメディー映画なので幅広い観客層に受けると思う。家族で観に行くことのできる映画である。
ヨコハマ
2012年05月03日
「ペトロ」
今野敏著「ペトロ」を読んだ。刑事と大学教授が殺人事件を協力して解決するという趣向のミステリーである。
大学の研究室に関連する連続殺人事件。それぞれの現場に残されたペトログリフの謎の解明を刑事碓氷は担当する。そのペトログリフとは日本の神代文字とメソポタミアの楔文字だ。門外漢の碓氷は日本の大学で教鞭をとるアルトマン教授にその謎ときを依頼する。教授は大学を休んでまでも捜査に協力すると言い、碓氷のパートナーとして一緒に事件の解決に導く。
大学教授が謎を解くという趣向は東野圭吾のガリレオシリーズにもあるが、それはあくまで科学の謎が中心だ。こちらのアルトマン教授は捜査自体に参加し、被疑者をも含め、周囲の人間の話を聞き、自らの洞察により事件解決に導く。どちらかというと私立探偵のような役回りだ。日本語の流暢なユダヤ人教授という特異なキャラクター。シリーズ化があるのか興味深い。
ただ、残念なのはなぜ他のタイトルを選ばなかったのかである。これでは分かる人にはかなり早い段階で犯人が分かってしまうのだ。
住みやすい都市 神戸
これが、「最も便利」とか「最先端を行く」、「刺激的」となると違うのだが、「住みやすい」となるとそうなのだ。近くの大都市大阪や歴史のある観光都市京都と比べてもほどよい落ち着いたサイズ。「最先端」や「刺激」を求めたければ大阪へ、季節の行事や観光には京都や奈良へすぐに出かけられるところに位置するのもメリットだ。
中心街も大阪や東京と違って歩くのに苦労するわけではない。買い物に行ってもデパートの規模が大きすぎず、どこになにがあるかが把握できる。レストランも東京のように最先端や超一流はなくとも十分に満足できる味と豊富なバラエティーがある。六甲山に須磨海岸、有馬温泉と自然を身近に感じられる。思い立ったらすぐに訪れる距離だ。
世界のベスト10の中にはシンガポールやオーストラリアの数都市がランクインしていた。知っている限りではシンガポール、ブリスベーン、パースなど、どこも程良いサイズ、程良い人口、そして海に近く自然に恵まれ、基本的な都市機能を備えた上で安全で清潔な街だ。
神戸は観光に訪れるとなると、少し物足りないかもしれないが、暮らしていくのには本当に快適なところなのである。
緊急速報メール
スマホの方だが「緊急速報メール」で、気象庁が配信する緊急地震速報や国や地方自治体が配信する、災害・避難情報を受信できるようになっている。初めてのことで慌てたが、次回からは落ち着いて地震に備えることができるかもしれない。
「罪責 潜入捜査」
「ヘルプ」
「舟を編む」
そんな地味な辞書編纂をそこに集まる人間に焦点をあてながら面白く、味わい深く描いているところに人気の秘密がありそうだ。辞書編纂と言えば、学生時代に英語の辞書を編集している教授の授業を受けたことがある。授業自体の印象はあまり強くはないが、「この先生のために」という気持ちで院生達が数多く集い、執筆の手伝いをしていたのを思い出す。やはりどんな仕事でもそれをやる人の人柄、人間性に落ち着くのだということを改めて感じたことである。
2012年04月10日
「三匹のおっさん ふたたび」
この本、最後に「好きだよと言えずに初恋は、」という小編がおまけのようについえいる。有川浩ファンなら、読み進めるとこれは暫く前の作品、「植物図鑑」とつながりがあるとわかる。「植物図鑑」の「クロスオーバー作品」ということだが、なかなかうまくまとめられていて読んでいて心地がよかった。
2012年04月07日
「マウス」
後半ではその後数年を経て大学生となった律が描かれる。大人になったら、周囲の環境が変わったら人は変わるのか....。うまく説明するのが難しいが、女性の繊細な心の動きを描いた作品である。ちょっとした心の動きが的確な言葉で表現されているので、思わず首肯してしまう。
それにしても、小学生の頃、我が息子は「ジミーズ」というグループだったらしい。もちろん「地味な奴の集まった」グループだ。運動や勉強ができるのは「ハナヤカーズ」といったそうな。
復興くじ
2012年04月02日
「鉄の骨」
まるで本物の談合を描いているかのようにも思えるストーリー。読んでいて「談合も仕方がないのかな」と思ったり、「いやいや、不当に利益をあげられたら税金の無駄遣いだ」と思ったりと、心が揺れる。結局、談合など無い方が良いに決まっていのに無くならないのは、公正入札を含めたシステムに何かまずい点があるように思える。それにしても池井戸潤である。文庫本にして650頁ほどの作品だが、一気に読んでしまった。相変わらず面白いのだ。
2012年03月30日
「正義のミカタ -I'm a loser- 」
本多孝好著「正義のミカタ -I'm a loser-」を読んだ。この著者は連続で三作目。以前読んだ2作とは趣が違う。
主人公は通称「スカ大」の大学生。高校時代はいじめ標的となり、悲惨な生活。周囲のほとんどが就職する中、必死で勉強し、飛鳥大学になんとか合格。いじめとは無縁の大学生活を送れると思っていたところ、そのいじめの加害者がこともあろうに同じ大学に入学をしていた。その窮地を救ったのがボクシングで連続3年インターハイ優勝のトモイチ。そのトモイチに連れられて「正義の味方研究部」に入部することになった主人公は、先輩達や友達となったトモイチらと共に大学内の悪事に目を光らせる...。
世の中不公平なことだらけ、なんて思っている人にはうってつけかもしれない。自分なりの正義の定義なども問い直されるかもしれない。まぁ、そんな大げさなことはなくても面白い作品だ。
2012年03月28日
「WILL」
前作「MOMENT」よりも謎解きの度合いが大きく、ミステリーとして面白い。「MOMENT」の病院よりも人の死をダイレクトに扱う葬儀屋が主人公という設定は稀なこともあり、葬儀社にまつわる些細な話だけでも興味は尽きない。本当に面白い作品だ。
「MOMENT」
本多孝好著「MOMENT」を読んだ。最初は唐突な書き出しに思えるが、だんだんと様子が分かってきて、慣れると好きになる文体だ。伊坂幸太郎と雰囲気が似ているように思う。
主人公は病院で清掃のアルバイトをしている大学生。近所の幼馴染に紹介してもらったアルバイトだが、その幼馴染みとは病院に出入りする葬儀屋である。その病院ではちょっとした噂が飛び交っていた。即ち、「死を間近に控えた人の望みをかなえてくれる人がいる。それは病院の清掃員の姿をしている。」という必殺仕事人の噂である。主人公も噂話を耳にしていたが、ひょんなことから実際に患者の望みを叶えるようになる。
ぼーっとした人生を送っている自分のような人間が「生」をじっくりと見つめるのは「死」というものを通してが一番だ。「愛と死を見つめて」(古い!)などでも「死」が絡むと「生」は輝いて見えるものだ。この作品、末期の患者が主人公にある依頼をするのだが、依頼そのものよりもその依頼をする心情が心に迫る。
2012年03月20日
「ビブリア古書堂の事件手帖2 〜栞子さんと謎めく日常〜」
「ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」
「俺」は求職中の身だが、亡くなった祖母の本の鑑定を依頼に栞子を訪れ、それがきっかけでリブリア古書堂で働くようになる。そんなひと月の間に古書を巡って事件が起こる。その事件の謎を入院中の栞子がことごとく解き明かし、解決していく...。
北鎌倉の古書店という舞台、事件をもたらす小道具としての古書、栞子というキャラクターの魅力があいまって、没頭してしまう。出てくる本やそれにまつわる話も読書好きにはたまらないかもしれない。「俺」と栞子の関係がこの後どうなっていくのかというような興味もつきない。続編がでるのも納得である。
2012年03月19日
「銀行狐」
2012年03月18日
だぶり買い
2012年03月17日
「紙の月」
何不自由なく育てられ、学生時代、ボランティアに励み、正義感の強い生徒だった梨花。そんな女性が1億円という大金を横領するに至る心理状況をいとも自然に描いていく。梨花の起こした事件に驚きと興味を示す梨花の周囲の女性たちも、実は家庭での満たされない思いや、つい買い物に依存してしまう経験などを持っている。何かのきっかけがあれば梨花の側に陥らないとも限らない...そんな怖い思いを抱かせる作品であった。
2012年03月15日
Once more unto the breach!
今日は代休で映画を観に行った。「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」である。前作も観に行ってそれなりに面白かった。特に19世紀のロンドンの街並みが再現される様は「Always 三丁目の夕日」で昭和の東京の下町を見るくらいに面白い。風変わりなホームズと助手ワトソンのコンビも相変わらずなかなかのもの。原作とは趣が違うのだが、楽しめる。
今回はロンドンのみならず、フランス、ドイツ、スイスなどを駆け巡る。第一次世界大戦前夜の雰囲気があり、仏独を始めとする各国間の緊張が高まっている時代。敵は戦争でひと儲けをたくらむホームズ並みの知能を持つ大学教授である。
さて、前作で結婚の運びとなったワトソンがホームズから再び助手として働いてくれるよう頼んだ際に発した言葉が"Once more unto the breach!"である。さすが、シェークスピアの国。「ヘンリー五世」での有名なセリフだが、成程こんな風に使うのかと納得した次第である。![]()
PATISSIER eS KOYAMA(エス コヤマ)
「ルーズヴェルト・ゲーム」
いつもながら人物描写が単純ではないという点が池井戸潤だ。いろんな角度から同じ人物を描写してくことで、平面的になりがちな人物像が立体化してくる。いかに嫌な奴でも、それなりの魅力があるというのが池井戸潤の描き方だ。こういう点にじつに納得してしまい、物語にリアルさが増すのだ。
さて、またしばらくは新作待ちである。
「陽だまりの偽り」
その他の作品も母と子、会社の同僚、誘拐犯人と被害者、父と子の人間関係を軸にしたミステリーである。単に謎解きだけでは終わらない、人と人とのつながりが心に響くミステリーだというところに人気の秘密があるのだと思う。
結婚記念日
料理は素人のできる範囲でそれらしく。前菜にはどこかで買ってきたパテ。1皿目はポルチーニのリゾット2皿目は合鴨のドライフルーツソースである。オレンジソースは手間がかかるのでパスをしたようだ。でもバローロには正解だったようだ。
来年はついに銀婚式となる。まだ結婚した当時の事がそんな昔に感じられないと言うのに、早いものである。
2012年03月11日
「PK」
いずれにせよ、読みだした時には「これは一体何?」というようなぼんやりとした物事が次第に輪郭をなしてきて、最後にはしっかりとした形を為す、という作品である。表題のPKはもちろんサッカーのぺナルティ・キックのことである。
「傍聞き(かたえぎき)」
各短編とも人のために働く職業を集めている。救急隊員、消防士、刑事、更生施設職員。それぞれの仕事の現場を舞台に起こる謎めいた出来事。読み進めるうちに、その謎から明らかになる真相。その真相がわかる頃には読者はまんまと作者の罠に引っ掛かっていることを思い知る。そして、罠にかかる心地よさも同時に思い知るのだ。





