2007年10月08日

F1は最近あまり見ていないのですが

かつてはフォード・コスワースDFVエンジン全盛の時代、マクラーレンやティレル、アルファロメオ、フェラーリ、そしてロータスなど、特徴的で魅力あるマシンがあふれかえっていた70年代後半にかけてのF1は、まだまだ自動車免許取得には遠かった私を虜にしていました。そのころのヒーローと言えば、天才ロニー・ピーターソンマリオ・アンドレッティ、不死鳥ニキ・ラウダや暴れ馬ジョディ・シェクターなど、魅力的なドライバーが多かったように感じます。

私は基本的に…
 
「天性が勝る」ドライバーが好きで、システマティックに走るドライバーよりも魅力を感じていました。なので、かつてアラン・プロストアイルトン・セナがマクラーレンでの確執が報道された時代、このころには既にF1への興味は薄れていたのですが、どちらかというと「天性が勝る」アイルトン・セナを応援していました。

そして現在、F1マシンはテクノロジーの固まりの様相を更に強め、システマティックに走るドライバーが勝つのが当たり前になりました。私はそんなF1が、観る立場からすると面白くなく、興味は更に薄れていたのです。

ですが、最近気になるドライバーが現れました。今年マクラーレンから出場しているルーキー、ルイス・ハミルトンです。彼の走りはシステマティックが当たり前のF1の中で、天性のキレ、さらにはネジが一本外れたような走りを魅せるもので、久々に「観ていて面白い」ドライバーです。昨日放送された中国グランプリ、彼は雨の中ポールポジションから中盤まで首位をキープするのですが、チーム監督の指示ミスでしょうね、タイヤ交換タイミングを逃し、仕舞いにはピットロードに入ったにもかかわらず、ピットロード途中のコーナーを曲がりきれずにコーナーサイドのセフティゾーンの砂利に乗り上げ、そのままリタイアとなっていました。しかし、それさえなければ、ルーキーイヤーでのシリーズチャンピオンという偉業を達成していました。

でもポイント1位は変わりませんので、最終戦ブラジルグランプリでの走りに期待したい所です。ともかく、彼のF1じゃ普通あり得ないテールスライドのキレた走りは観る者を釘付けにするものです。久々にF1サーカスが気になってきました。
 

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