2009年01月18日

特許。

今日、ホームセンターにて巻尺を購入。
今まで自宅にあったやつを使ってたんですが、ガレージ専用のが欲しくなったんで。
希望はかさばらないサイズで、ワンタッチ巻取り型。
今まで使ってたのに慣れてしまったので、良くあるスライドレバーで止めるやつはなんだかまどろっこしい。
で、色々検討


・・・しようとしても、
ボタンで巻き取る方式のヤツはどこに行っても1種類しか置いてない。
製品パッケージによると、どうやらこの方式はKOMELON(韓国メーカーのグローバルブランド)が日本で特許を取得しているかららしい。
まぁ、使用感も価格も納得できたので購入と相成ったんですが。

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右がKOMELON、左が今まで使っていたTAJIMA。
TAJIMAはもう20年以上前の製品ですが、デザインもサイズも圧倒的に勝っていると思います。
しかし、今はTAJIMAもKOMELONも似たり寄ったりのものしか置いてありません。

もうちょっとこの方式の巻尺が選べれると良いな〜、なんて思いながら、ふとNAGさんのところで交わした会話を思い出しちゃいました。

ワタシ永冶さん、内圧コントロールバルブって特許取ったりしないんですか?
仙人殿特許は取らないよ。こういった部品の有用性が認められてメーカーが動けば、もっと安くなるしもっといい方法も開発されるかもしれないし。
ワタシでも、特許があったほうはNAGさんの資産になるんじゃ・・・
仙人殿特許を取るってことは、ノウハウをすべてさらけ出すってことだよ。それに特許は使用されないとお金も入らないしね。
大体、単純なバルブなんだから買ってバラせば構造は判るんだし。
ホンダ時代には、よく他メーカーの製品を分解して、特許に抵触しない方法を研究してたよ。
だからNAGがヘタに特許を取ってしまったために、ほかのメーカーがヘンテコな製品を出してしまい、内圧コントロールバルブという市場までもが疑われるよりも、
希望するところに広く情報を公開して市場が広がった方がNAGにとっても良いでしょ?


う〜ん、特許を取るとこがユーザーにも企業にも利益にならない場合もあるのか。

奥が深い・・・。
 
Posted by harabow@管理人 at 22:01  |Comments(8)TrackBack(0) | 内圧コントロール , NAG SED , バイク

2009年01月12日

やんちゃさん、登場!

土曜日にNAGさんの所に行ったところ、keiさんが浜松のオグショーへ行った帰りにNAGさんとこに寄ると連絡があったそうな。これは迎撃せねばならんでしょう!
明けて日曜日、NAGさんのところにお邪魔した時にはすでにkei氏&goma氏が到着してました。
gomaさんはXR100モタード+FCR28Φをセッティング中。

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加速中に息継ぎの症状が出るため、仙人殿のアドバイスでメインジェットを#92から#98に変更。
仙人殿かなり濃い状態だけど、ミニ系はすぐに全開にするから、コレ位にしないとマトモに走らないよね。
でも、もっとメイン系を効かせるためには、アクセル開度75%のところでニードルに印をつけて、そこから先を削った方がベター。いくらMJを大きくしてもニードルで規制されては意味が無いからね。
goma氏によると、以前の仕様ではMJを大きくしても薄い症状が全然改善されないことがあったそうです。
勉強になります!

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一方、kei氏は永冶さんのオーダーで製品化したSIMPLE製のハイエース用RAMエアダクトを装着中。
しかしながらkei号(通称癌エース)はPIAA製HIDを装着済みなので、そのままではバラストが邪魔をして取り付けられません。
やんちゃ殿と仙人殿が何度もバンパー着脱を繰り返し、ステーの形状を検討します。

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とりあえず装着完了しましたが、バラストを留めているボルトの頭がバンパーと干渉してしまいました。

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結局、更にステーを切断・再溶接して完成!
さぁ、ここまで来たらもうひとつの岐阜ファクトリーをご案内するしかないでしょう!

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で、こうなる。と(笑)
ターボ号はまだセッティングが不安定で、エンスト後なかなかエンジンが掛からず往生したようですが、サスガkei氏。
渋滞する幹線路を4速まで入れてかなりアクセル開けていただいたおかげで(笑)、優秀なデータが採れました。

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続いて青いKM号にも乗ってもらいます。
kei氏アクセル開けよったら、いきなりリアタイアが滑ったけぇ、ビックリしたわ!これは良う走るわ。
どうやらタイヤも路面も冷え切っていたので、フロントが上がる前にリアがブレークしてしまったようです(笑)
kei氏黄色のヤツもコレくらいになったら取りに来るけぇ!
んじゃ、そろそろ泥舟号のオフシーズンも開幕しましょうか・・・。
 
Posted by harabow@管理人 at 09:49  |Comments(3)TrackBack(0) | NAG SED , KMさん , 内圧コントロール

2008年01月01日

隠者の蒼(Hermit Blue)号 その4

明けましておめでとうございます。
ウダウダやっているうちに年が明けちゃいました。

ではRAM圧コントローラーの作動について。
このデバイスの概要についてはモトメンテナンス73号64ページに詳しい
(連載の”今さらキャブ?今からキャブ!!”は、永冶さんが協力監修しており、非常にタメになります!)
のですが、具体的な作動原理がフォローされていません。

s-DSCN4508.jpg
RAM圧コントローラーの接続はこのように、RAMボックスとタンクのブリーザー、そしてタンクの燃料パイプとキャブレターの間に割り込ませ、作動用にインテークマニホールドの負圧取出しに割り込ませ接続する。
RAMエアシステムは、ターボやスーパーチャージャーと違い、過給がエンジン回転数に伴わず車速に比例して高まるため、過給圧をコントロールしないとキャブレターの作動に悪影響を及ぼす。
このデバイスは2つのダイヤフラムのついたバルブで、エアベント通路とガソリン通路を制御する仕組みとなっている。

s-normal.jpg
通常走行状態では両方の通路は通じており、キャブレターとタンクは等圧となっている。

s-pilotoutlet.jpg
高速走行状態からスロットルオフすると、エンジンによるエアボックス内の空気消費が途絶え、ブローオフバルブによって適正なボックス圧が保たれている状況でも、急激にボックス圧が上昇し、クランクケース内圧コントロールバルブがクランクケースへの空気流入も遮断するため、行き場を失った空気はキャブレターのブリーザーパイプを介して油面を押し下げることとなり、パイロットアウトレットから水鉄砲のようにガソリンが噴出する状況が発生する。

s-breaking.jpg
RAM圧コントローラーはスロットルオフ時に急激に上昇するインテークマニホールド内の負圧(スロットルバルブが閉じているのにエンジンは回転しているため、吸入負圧が高まる)を利用してエアベント通路とガソリン通路を遮断するため、最小限の空気、燃料しか供給されない。

s-accelation.jpg
そして加速状態に移るとき、コントローラーが無い場合はRAM過給状態のままのタンク内圧が、燃料供給圧を高めてしまい、キャブレターのオーバーフローによるボコつきが発生してしまう。
ラム圧コントローラーはタンク内圧がキャブレター内圧より高くなった瞬間、バルブが開いて等圧となる。しかし、ガソリン通路のバルブは通路に溜まったガソリンが抵抗となりゆっくり開く。
これにより、減速からの再加速時のオーバーフローが解消されるのである。
このようにRAM圧コントローラーは電気的な制御系を持たず、物理法則のみで作動するため構造は非常にシンプルである。
この機構を発明した永冶さんはまさに、仙人と呼ぶにふさわしいですね!
 
Posted by harabow@管理人 at 14:05  |Comments(9)TrackBack(0) | NAG SED , SRX400 , 内圧コントロール

2007年12月07日

隠者の蒼(Hermit Blue)号 その3

そしてエアボックスはRAM圧仕様に改造。

s-DSCN4013.jpgs-CIMG0863.jpg

s-CIMG0862.jpgノーマルの吸気口は塞ぎ、エアボックスの右側にTHE SIMPLE製のエアダクトを装着。
(右が初期型と左がその改良型。現在はさらに吸気口を拡大したものをテスト。非常に効果があるとのことです。SIMPLEさんのブログを参照ください。)

s-CIMG0768.jpgs-CIMG0770.jpg
エアボックスには過剰圧力を逃がすブローオフバルブを装着し、さらにRAMエアボックスとガソリンタンク、キャブレターのフロートチャンバー内圧を適正に保つためのRAM圧コントローラーを装着。
また、エア系統をRAMボックスと等圧にするための削り出しエアファンネルまで装着。

s-DSCN4409.jpgs-CIMG0924.jpg
RAM圧の積極利用は吸気抵抗を減らし充填効率を上げることが出来るが、キャブレター仕様の場合には変動する内圧が様々な不具合を引き起こすこともあり、現在では電磁ポンプで強制的に燃料を送り込むインジェクション仕様が当たり前となっている。
このRAM圧コントローラーは、まだキャブレター仕様の2stレーサーにRAMエア吸気システムが装着されはじめた98年頃に永冶さんが開発したもので、高速からの減速時に起こる不具合(エンジンで消費されないRAMエアボックス内の過剰圧力によるフロートチャンバー加圧とパイロットアウトレットからの燃料噴き出し、燃料タンク内の残圧によるオーバーフロー等)を解消するものである。
(つづく)
 
Posted by harabow@管理人 at 02:21  |Comments(5)TrackBack(0) | NAG SED , SRX400 , 内圧コントロール

2007年04月18日

IPCVメンテ。(6Nポロの場合)

久々に内圧コントロールネタです。
Oh!磯さんのHPでもIPCV特集
http://ex-n.sakura.ne.jp/report/ipcv01.html
がアップされて久しいし、makotoさんのHPの”ニキトーノマルチ”コンテンツがお休みになったりしてるんで、こちらでもできるだけフォローしようと考えてます。
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ワタシの通勤用6NポロGTIにもIPCV(内圧コントロールバルブ)を装着しているが、過去のエントリ
http://blogs.dion.ne.jp/harabow/archives/3517642.html
でも判るとおり、このエンジンはブローバイガスが多い。
(というか、ブローバイガスに多量にオイルが混じっている。

エアクリーナー自体も汚れていました。もちろん新品を発注。またスロットルバタフライ部分は、あいにくフライバイワイヤのため手動で動かせない!とりあえず見える面だけ拭いてみました。オイル分がシリンダーヘッドの上にあるエアクリーナーエレメントまで達しているところを見ると、結構な圧力で吹き上がっているようである。
最近、気温が上がりエアコンを入れる回数が増えたが、どうもコンプレッサーが動くとパワーダウンが顕著で、場合によってはエンストしそうになってしまう。
このところIPCVを付けっぱなしで全然メンテしていなかったので、久しぶりにチェックしてみた。

20Φバルブを比較。左のモトグッチ用は全長が長いためホースに固定しやすい。ちなみにボディにアルマイトがしてないのは、バルブにドゥカティ用IPCVと同じ新素材樹脂を用いた試作品のため。下のフタはポロには不要なようです。オイル分がフタの穴を塞いでしまってました。ポロのブローバイガスに含まれるオイル量は想像以上です。

オイル分はバルブを通り越し、エアクリーナー部まで達しています。昨年よりレース用20Φに換え、下部にオイルミスト防御用の隔壁が付いたモトグッチ用20Φを装着していたが、多量のオイル分が付着し、表面張力で底部の穴を塞いでしまっていた。
羽根の部分にもオイル分が付着し作動性が相当落ちていたようである。
これではクランクケースの内圧コントロールが期待できないだけでなく、かえって内圧を高めていた可能性さえある。
もちろん、パーツクリーナーで清掃したあと、低速のスムーズさが蘇ったのは言うまでもない。
このブログを読んでポロ、もしくはルポなどに装着された人柱の方々、バルブ清掃はこまめに行ないましょう!
 
Posted by harabow@管理人 at 23:44  |Comments(3)TrackBack(0) | クルマ , 内圧コントロール , NAG SED